火花

派手ではないが、これが芸人の世界なんだろうなぁと思えてくる。実際に売れるのは一握りで、多くは火花のように散っていくんだろうなぁ。独特の世界観に引き込まれる。

原作を読んだ時から徳永は又吉さんだと思ってましたが、もねまねでなく又吉さんが透けて見え、さらに徳永という実在の人物のように感じさせてくれた林遣都さんはお見事という他言葉がない

原作が好きで何度も読んだあとドラマを観ました。
原作を読むたび徳永は又吉さんだと感じていました。
林遣都さんの演技は見事としか言いようがなく
かつ魅力的で素晴らしかった
林遣都さんが演じてくれて本当に良かったです

徳永でしかない。
林遣都というより又吉にしか見えなくなった。
漫才に生きる若手芸人にしか見えなかった。

林くんはいつも頑張ってるのに、なぜスポットが当たらないのか、疑問に思います。
役柄的に変に熱い役が多いのかな。
今回の役も、漫才師で空回りばかりしてる役だったから一生懸命やってるのは凄く伝わったけど、なぜか同情してしまう演技だったと思います。

ルックスや今までの役柄のせいか、どちらかというと「陰」のイメージがあったのですが、こういう役も出来るんだと感心しました。目の演技が特に良くて、将来を夢見る様子や挫折したときの絶望などの表現が素晴らしかったです。そして相方役の波岡さんとの漫才がすっごく上手でびっくりしました。テンポも間も良くて、本物の芸人さんみたいでした。

林遣都さんは関西出身ということもあり、関西弁のセリフ回しが非常に違和感なく安心して聞いていることができました。劇場で相方とネタを披露するときも互いの間とか空気感を計算して演技されていると視聴者の視点からは感じられたので、これからも注目して拝見していきたいと思っています。

久しぶりに出演したドラマを見ました。最初は配役がイマイチかなーなんて思っていましたが、終盤にはすっかり芸人さんのようなリアルな演技をされていました。とくに印象に残っているのは酔っ払いながら文房具屋さんに行くシーン。原作を読んでいなかったのであらすじだけさらっと見てみるつもりがつい気になって最後まで見てしまいました。