『緊急取調室 第3シリーズ』でのでんでん (菱本進役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
でんでん (菱本進役) は 「2019年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
個人的にはすごく演技が上手いという印象はない方ですが、あの風貌や独特のまったりした話し方、声、全てが個性的で味があって、その場にいるだけで場面に動きが出るというか、こういうチームプレーがメインの作品にはなくてはならない存在感を見せていると思います。頑固な昔気質っぽさがあるけどキントリの誰とバディを組んでもしっくりきて良いコンビネーションを見せるところも、菱本の懐の大きさやベテラン刑事としての勘の良さ、駆け引きの上手さを感じさせます。
敵意剥き出しの藤井の父親に、さも「あなたの気持ちは分かっていますよ」というような寄り添うような態度や丁寧な口調で心を開かせてしっかり情報を喋らせる姿が、さすがベテラン刑事だなという手慣れた感じが出ていて良かったです。一見、ぶっきらぼうで取っ付きにくそうだけど、新入りの玉垣にも「玉ちゃんも俺達の仲間だよ」と優しく声をかけてあげるなど、チームワークを大切にする菱本の温かさが随所で感じられるところも素敵だなと思って観ています。
相変わらず、粗野で乱暴、メンバーに対し口が悪く、時には被疑者を恫喝するでんでん氏のいぶし銀で渋さのある立ち振る舞いは、このドラマに深みとある種の説得力をもたらしている。お笑いスター誕生日からスタートしたキャリアの賜物だ。
5話の翔太の取り調べシーンが良かったです。すぐに大声を出して激昂するけど、怒るというより翔太の様子を探るような眼差しをしていて、感情的になっているのではなく揺さぶりをかけて駆け引きしているんだなと伝わってきました。怒鳴りながらフッと小石川に目をやる仕草も、彼が止めに入ってくれると分かっている2人の阿吽の呼吸ぶりが感じられて、梶山が「さすが」と絶賛するのも納得のナイスコンビぶりを発揮していたと思います。
黙秘する樫村に苛立ち、掴みかかって怒鳴りつける姿はいかにも昔ながらの刑事という感じで、「昭和の取り調べ」と揶揄する磐城とキントリの対立関係を際立たせていたと思います。被害者の父親をよく知っているからこそ、何とかして無事に保護したいという強い思いや焦りが荒れっぷりに表れていたのが良かったです。
普段は同僚や容疑者に対して、ぶっきらぼうで口が悪く気が短いが、ここぞという所で見せる優しさやいたわりが、大きなギャップとなっており、いぶし銀の演技に深みを与えてくれる。きっと中高年からの支持が高いと思う。
親しげな口調だったり丁寧で穏やかだったり、厳しく乱暴な感じだったり、取り調べる相手によって巧みに変わる表情や話し方が長い刑事経験で培った鋭い勘の強さを感じさせます。自分でも「鬼に金棒」と言っていましたが本当にその通りで、サブについてモニターで見守っているだけでも存在感があって心強いですし、何か気がついてくれるんじゃないかと頼りにしたくなる雰囲気があります。
ヨレっとしたスーツ姿や鋭い眼差しにベテラン刑事らしさが滲み出ていて良いですね。若い監物たちと比べると歩き方が黙々とひたすら足を運んでいるというか、歩き慣れている感じが出ていて、足を使った地道な捜査をこなしてきた菱本の経験の豊富さを感じさせて頼もしいです。
脇役でこういう役者が出ていると、本当に味があるというか、アクセントになるなあと思います。取り調べのシーンでも、飄々としていたかと思うと、いきなり核心に迫るなど、意表を突く意外性が良かったです。実に個性的な刑事の役がはまっています。悪役ばかりでなく、刑事をやってもいい味を出す役者さんだと感心してしまいます。
いきなり大声で被疑者を怒鳴ったり、タチの悪い相手にも余裕で手慣れた対応をしたり、昔気質っぽい、いかにもこういう刑事さんいそうという雰囲気がよく出ていると思います。でんでんさん独特のもったり気味の口調のおかげで、真壁をおばさん呼ばわりしてもセクハラちっくだったり嫌味な感じがしないところも良いですね。
個人的にはすごく演技が上手いという印象はない方ですが、あの風貌や独特のまったりした話し方、声、全てが個性的で味があって、その場にいるだけで場面に動きが出るというか、こういうチームプレーがメインの作品にはなくてはならない存在感を見せていると思います。頑固な昔気質っぽさがあるけどキントリの誰とバディを組んでもしっくりきて良いコンビネーションを見せるところも、菱本の懐の大きさやベテラン刑事としての勘の良さ、駆け引きの上手さを感じさせます。
敵意剥き出しの藤井の父親に、さも「あなたの気持ちは分かっていますよ」というような寄り添うような態度や丁寧な口調で心を開かせてしっかり情報を喋らせる姿が、さすがベテラン刑事だなという手慣れた感じが出ていて良かったです。一見、ぶっきらぼうで取っ付きにくそうだけど、新入りの玉垣にも「玉ちゃんも俺達の仲間だよ」と優しく声をかけてあげるなど、チームワークを大切にする菱本の温かさが随所で感じられるところも素敵だなと思って観ています。
相変わらず、粗野で乱暴、メンバーに対し口が悪く、時には被疑者を恫喝するでんでん氏のいぶし銀で渋さのある立ち振る舞いは、このドラマに深みとある種の説得力をもたらしている。お笑いスター誕生日からスタートしたキャリアの賜物だ。
5話の翔太の取り調べシーンが良かったです。すぐに大声を出して激昂するけど、怒るというより翔太の様子を探るような眼差しをしていて、感情的になっているのではなく揺さぶりをかけて駆け引きしているんだなと伝わってきました。怒鳴りながらフッと小石川に目をやる仕草も、彼が止めに入ってくれると分かっている2人の阿吽の呼吸ぶりが感じられて、梶山が「さすが」と絶賛するのも納得のナイスコンビぶりを発揮していたと思います。
黙秘する樫村に苛立ち、掴みかかって怒鳴りつける姿はいかにも昔ながらの刑事という感じで、「昭和の取り調べ」と揶揄する磐城とキントリの対立関係を際立たせていたと思います。被害者の父親をよく知っているからこそ、何とかして無事に保護したいという強い思いや焦りが荒れっぷりに表れていたのが良かったです。
普段は同僚や容疑者に対して、ぶっきらぼうで口が悪く気が短いが、ここぞという所で見せる優しさやいたわりが、大きなギャップとなっており、いぶし銀の演技に深みを与えてくれる。きっと中高年からの支持が高いと思う。
親しげな口調だったり丁寧で穏やかだったり、厳しく乱暴な感じだったり、取り調べる相手によって巧みに変わる表情や話し方が長い刑事経験で培った鋭い勘の強さを感じさせます。自分でも「鬼に金棒」と言っていましたが本当にその通りで、サブについてモニターで見守っているだけでも存在感があって心強いですし、何か気がついてくれるんじゃないかと頼りにしたくなる雰囲気があります。
ヨレっとしたスーツ姿や鋭い眼差しにベテラン刑事らしさが滲み出ていて良いですね。若い監物たちと比べると歩き方が黙々とひたすら足を運んでいるというか、歩き慣れている感じが出ていて、足を使った地道な捜査をこなしてきた菱本の経験の豊富さを感じさせて頼もしいです。
脇役でこういう役者が出ていると、本当に味があるというか、アクセントになるなあと思います。取り調べのシーンでも、飄々としていたかと思うと、いきなり核心に迫るなど、意表を突く意外性が良かったです。実に個性的な刑事の役がはまっています。悪役ばかりでなく、刑事をやってもいい味を出す役者さんだと感心してしまいます。
いきなり大声で被疑者を怒鳴ったり、タチの悪い相手にも余裕で手慣れた対応をしたり、昔気質っぽい、いかにもこういう刑事さんいそうという雰囲気がよく出ていると思います。でんでんさん独特のもったり気味の口調のおかげで、真壁をおばさん呼ばわりしてもセクハラちっくだったり嫌味な感じがしないところも良いですね。