『グレイトギフト』での津田健次郎 (郡司博光役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
津田健次郎 (郡司博光役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
琴葉のオペが終わるまで白鳥の暗殺を待って欲しいと本坊に頼んだり、最終的に白鳥を裏切り藤巻の殺害を阻止したり、医者としての使命感や人間らしい良心や罪悪感が感じられたのが良かった。琴葉のオペを無事に終えた白鳥に「お見事です」と告げるシーンも、表情や口調から感嘆と尊敬の念が感じられて、医師として白鳥をリスペクトしているのが伝わってきたのも良かったです。
津田さん、本当に良い声ですよね。「ACCA13区監察課」のニーノの声で聞いて以来、ずっと憧れる最高の低音ボイスです。声優の認識でしたが、そもそも俳優だったんですね。むしろ遅咲きだったからこそ、これだけ味のある芝居が出来るのだと思います。さて郡司は愛人、本妻を殺され、もうひとりの愛人も危険だった。だからこそ白鳥を裏切る一番手候補だった。結果的に藤巻と組みますが、どうやら動機は白鳥に対する恐怖でした。それで最後は一緒に手術するのは首を傾げます。でも津田さんの芝居自体はとても良かったです。
今回のイケオジ総出演の中でセクシー担当の郡司先生。渋い顔と甘い声がなんともセクシーで愛人が何人いても不思議ではないですよね。そして鶴下さんにも真帆にも2人きりの時は本気の表情をする。同時に真剣に愛せるタイプなのでしょう。なんかそこが憎めないのです。
麻帆を巻き込もうとする白鳥に必死に食い下がったり、久留米にギフトを注射する時も「麻帆さんが見ていないところでやってくれ」と神林に頼んだり、麻帆を気遣う姿が何度も見られ、彼女への想いが本物だと感じられたのが良かったです。麻帆が大切だし巻き込みたくないけど、出世もしたいから離婚しないし白鳥からも離れられないっていう、あれもこれも大事っていう欲深いところも人間臭さがあって良いと思います。
神林の娘の意識が戻った時のにこやかな笑顔や「もう安心ですよ」と優しく語り掛ける姿が、表面的ではなく心からのものだと感じられるところが良かった。冷酷でやってることクズだけど、医師としての志や理想、良心はちゃんと持っているんだなって伝わってきてちょっと安心しました。奥さんから電話があった時の声も出ないような驚きっぷりと追い詰められた表情も、めちゃくちゃ緊迫したシリアスモード醸し出してたけど、結局自業自得だし、奥さんの方が何枚も上手だし、何だか情けなく見えて新鮮でした。
白鳥から鶴下の最期の様子を聞いた時の、何とも言えない寂しげな笑みが、彼女への確かな愛を感じさせて切なかったです。大切な人を失った辛さはあるけど、白鳥への憎しみには繋がらずギフトに関わり続けるところも、権力への異様な執着と歪んだ倫理観を感じさせて良かったです。
鶴下に蘇生を試みる時の必死な表情、亡くなった時の絶叫や打ちひしがれた姿、言葉は無くても彼女への想いが本気だったと伝わってくるところが切なくて良かったです。医師とは思えないとんでもないクズだけど、ちゃんと人間らしい心も持ち合わせてるんだなってほんの少しだけどホッとしました。愛する人を殺されても白鳥の支配下に留まるところも、郡司の凄まじい上昇志向の強さを感じさせて良かったと思います。
あの響く低い声が余計に怖いんですよ。医師なのに平然と人を殺し、笑みさえ浮かべ、権力に対する強い執着を持ち。怖い要素が盛りだくさんで誰よりも恐ろしい。ただ、いろんな女の人に手を出してるみたいだし、そこから足をすくわれそうな気もする。
君島との交渉で見せた、サラっと自分のペースに持っていくコミュニケーション能力の高さや、殺害までのスムーズな流れが、郡司の賢さと狡猾さを感じさせました。絶対に上に立ってやるという執念じみた強い出世欲が滲み出ているところも良かったし、ここまではっきり自分の意志や欲に忠実だといっそ清々しい。やってること最低なんだけど、キャラクターとしては優柔不断ですぐ流される藤巻よりよっぽど魅力に感じます。
ギフトを使って大泉を殺害するシーン、いくら相手がクズだっていっても全く躊躇も怯えもなく、笑みさえ浮かべている姿がめちゃくちゃ怖かったです。その後の蘇生も形だけで全然やる気がなかったり、死亡時刻の確認もダルそうだったり、その命を救う医師とは思えない行動と何の罪悪感も抱いていない平然とした態度が郡司の異様な権力への執着や、出世のためなら何でもやるという道徳心や倫理観の欠如を感じさせたのも良かったと思います。
藤巻が教授に選ばれた時の表情が良かったです。悔しさや忌々しさなど負の感情全部ぶち込んだみたいな厳しく険しい顔をしていて、ほんの一瞬のシーンだったけど藤巻への対抗意識や郡司の上昇志向の強さがしっかり感じ取れたのも良かった。愛人に麻帆の話を振られた時の少し動揺が走ったような表情も、元カノへの未練が滲んでいるように見えて印象に残りました。
嫌味な口調やため息混じりの小馬鹿にしたような態度など、あからさまに藤巻を見下していると分かるところが感じ悪くて良かった。短い出番でも藤巻との関係性や郡司の人柄がちゃんと伝わってきて、病院内での藤巻の居場所の無さや立場がより鮮明になっていたのも良かったです。主治医にしては近い麻帆との距離感も、元カレ設定に説得力を持たせていて良かったと思います。
琴葉のオペが終わるまで白鳥の暗殺を待って欲しいと本坊に頼んだり、最終的に白鳥を裏切り藤巻の殺害を阻止したり、医者としての使命感や人間らしい良心や罪悪感が感じられたのが良かった。琴葉のオペを無事に終えた白鳥に「お見事です」と告げるシーンも、表情や口調から感嘆と尊敬の念が感じられて、医師として白鳥をリスペクトしているのが伝わってきたのも良かったです。
津田さん、本当に良い声ですよね。「ACCA13区監察課」のニーノの声で聞いて以来、ずっと憧れる最高の低音ボイスです。声優の認識でしたが、そもそも俳優だったんですね。むしろ遅咲きだったからこそ、これだけ味のある芝居が出来るのだと思います。さて郡司は愛人、本妻を殺され、もうひとりの愛人も危険だった。だからこそ白鳥を裏切る一番手候補だった。結果的に藤巻と組みますが、どうやら動機は白鳥に対する恐怖でした。それで最後は一緒に手術するのは首を傾げます。でも津田さんの芝居自体はとても良かったです。
今回のイケオジ総出演の中でセクシー担当の郡司先生。渋い顔と甘い声がなんともセクシーで愛人が何人いても不思議ではないですよね。そして鶴下さんにも真帆にも2人きりの時は本気の表情をする。同時に真剣に愛せるタイプなのでしょう。なんかそこが憎めないのです。
麻帆を巻き込もうとする白鳥に必死に食い下がったり、久留米にギフトを注射する時も「麻帆さんが見ていないところでやってくれ」と神林に頼んだり、麻帆を気遣う姿が何度も見られ、彼女への想いが本物だと感じられたのが良かったです。麻帆が大切だし巻き込みたくないけど、出世もしたいから離婚しないし白鳥からも離れられないっていう、あれもこれも大事っていう欲深いところも人間臭さがあって良いと思います。
神林の娘の意識が戻った時のにこやかな笑顔や「もう安心ですよ」と優しく語り掛ける姿が、表面的ではなく心からのものだと感じられるところが良かった。冷酷でやってることクズだけど、医師としての志や理想、良心はちゃんと持っているんだなって伝わってきてちょっと安心しました。奥さんから電話があった時の声も出ないような驚きっぷりと追い詰められた表情も、めちゃくちゃ緊迫したシリアスモード醸し出してたけど、結局自業自得だし、奥さんの方が何枚も上手だし、何だか情けなく見えて新鮮でした。
白鳥から鶴下の最期の様子を聞いた時の、何とも言えない寂しげな笑みが、彼女への確かな愛を感じさせて切なかったです。大切な人を失った辛さはあるけど、白鳥への憎しみには繋がらずギフトに関わり続けるところも、権力への異様な執着と歪んだ倫理観を感じさせて良かったです。
鶴下に蘇生を試みる時の必死な表情、亡くなった時の絶叫や打ちひしがれた姿、言葉は無くても彼女への想いが本気だったと伝わってくるところが切なくて良かったです。医師とは思えないとんでもないクズだけど、ちゃんと人間らしい心も持ち合わせてるんだなってほんの少しだけどホッとしました。愛する人を殺されても白鳥の支配下に留まるところも、郡司の凄まじい上昇志向の強さを感じさせて良かったと思います。
あの響く低い声が余計に怖いんですよ。医師なのに平然と人を殺し、笑みさえ浮かべ、権力に対する強い執着を持ち。怖い要素が盛りだくさんで誰よりも恐ろしい。ただ、いろんな女の人に手を出してるみたいだし、そこから足をすくわれそうな気もする。
君島との交渉で見せた、サラっと自分のペースに持っていくコミュニケーション能力の高さや、殺害までのスムーズな流れが、郡司の賢さと狡猾さを感じさせました。絶対に上に立ってやるという執念じみた強い出世欲が滲み出ているところも良かったし、ここまではっきり自分の意志や欲に忠実だといっそ清々しい。やってること最低なんだけど、キャラクターとしては優柔不断ですぐ流される藤巻よりよっぽど魅力に感じます。
ギフトを使って大泉を殺害するシーン、いくら相手がクズだっていっても全く躊躇も怯えもなく、笑みさえ浮かべている姿がめちゃくちゃ怖かったです。その後の蘇生も形だけで全然やる気がなかったり、死亡時刻の確認もダルそうだったり、その命を救う医師とは思えない行動と何の罪悪感も抱いていない平然とした態度が郡司の異様な権力への執着や、出世のためなら何でもやるという道徳心や倫理観の欠如を感じさせたのも良かったと思います。
藤巻が教授に選ばれた時の表情が良かったです。悔しさや忌々しさなど負の感情全部ぶち込んだみたいな厳しく険しい顔をしていて、ほんの一瞬のシーンだったけど藤巻への対抗意識や郡司の上昇志向の強さがしっかり感じ取れたのも良かった。愛人に麻帆の話を振られた時の少し動揺が走ったような表情も、元カノへの未練が滲んでいるように見えて印象に残りました。
嫌味な口調やため息混じりの小馬鹿にしたような態度など、あからさまに藤巻を見下していると分かるところが感じ悪くて良かった。短い出番でも藤巻との関係性や郡司の人柄がちゃんと伝わってきて、病院内での藤巻の居場所の無さや立場がより鮮明になっていたのも良かったです。主治医にしては近い麻帆との距離感も、元カレ設定に説得力を持たせていて良かったと思います。