恋なんて、本気でやってどうするの？

もちろん恋に年齢は関係ないしなんなら恋愛適齢期だろうけど、公園の真ん中で愛を叫ぶほどの幼さはないだろうからちょっとチグハグな印象を持ちました。純って地に足がついたしっかり者のイメージだったから残念。あのシーンではキャストの方もテンションを上げるのは大変だったのでは？と同情しました。

なんでも自分で切り開けちゃう人ってすごいパワーを持っていてズンズン突き進んじゃうところがある。その強さがアリスちゃんにもあるから眩しくもあり時に無遠慮な印象も与える。純として良かれと思ったことも柊磨にとってはそうと思われないこともあるんだよね。

柊磨の両親が2人とも澱んだ空気を纏っているからこそ、純の持つ強さや明るさに柊磨は惹かれたのだろうなと思います。アリスちゃんの持つ強烈な健全そのものの光に圧倒されています。アリスちゃんが純ちゃんで良かったなと思います。

初めてのお泊まりの朝リラックスしながら彼を見つめる姿がかわいすぎた！その後の会社で何度も思い出してニヤけちゃうところも共感ありまくり。忘れていたけれどこんな表情が出るなら恋をするってほんとに素敵なことなんだなと思いました。

等身大のザ恋愛苦手女子！って感じが満載でリアリティがあって良かったです。根拠のないSNSを何度も見ては落ち込み、柊磨のお店を通っては胸がドキドキするのは恋の醍醐味ですよね。純は仕事もバリキャリだし、可愛いから恋を実らせて欲しいなと思って見ています。

今まで純に関してはいいとこなしって感じだったけど、お母さんと対峙する場面でアリスちゃんの持つ芯の強さや真っ直ぐさが最大限活かされた気がしてぴったりとハマったと思う。ただ名前入りのプレゼントを道端に投げ捨てるのはどうにも共感できなかった。

広瀬アリスはとてもいい役者だと思うし、シリアスな恋愛ドラマも向いてないこともないけど、キャラ設定が多少ぶれてるのか、演技が決まってないのか、いまひとつ乗れない。

高齢処女の設定なのに、バーの彼氏への行動がおかしいし、ガサツさが見え隠れしていて残念。
もう一つのドラマとの演じ分けができないのなら、二つ同時期に仕事受けるべきじゃないと思う。

食器を心から愛し、街でみかけて微笑む顔、仕事でより良い作品をつくるために奮闘し熱中する顔、女性としての誇りを感じます。恋は奥手ですが、ふとしたことがきっかけでときめく気持ち、さりげないことにもドキドキする気持ち、喜怒哀楽すべてが偽りなく、素直に表現されており、自然に感情移入してしまいます。

広瀬アリスさんのガチャガチャしてる感じがうっとおしくて邪魔してる。オフィスの雰囲気もレストランもスタイリッシュで素敵だけど、そこに一人おばちゃんが入っちゃったかのような違和感。後輩が泣いたら如実に嫌な顔‥。めっちゃ怖かった。