やんごとなき一族

深山家を出てから出番がかなり減ったけど、大介のチャラい明るさや健太や佐都とのテンポの良い仲良さげなやりとりが胸糞展開でモヤモヤする気持ちをホッとさせてくれました。どこか面白がって他人事っぽくしてるけど2人のピンチにサラっと手を貸してくれるところも頼もしかったです。最終回でリツコと楽しそうに話をしてる姿が見られてのも良かったです。

名家の放蕩息子感が良く出てる。イカレポンチ！って感じ。

佐都と健太の味方が少ない中、大介が明るく登場してくれるとホッとします。佐都のお見舞いに行ったり、健太のオフィスにも気軽に顔を出したりと、深山家とは縁を切っても兄弟の絆はちゃんと続いているのが嬉しいです。佐都と泉の修羅場について「佐都さんも全然負けてない」とちょっと誇らしげに報告する姿も、佐都を慕っている気持ちが伝わってきてほっこりしました。佐都が出産したら今度は叔父さんとしての大介の姿も見てみたいです。

離婚したら自由度が増してますます気ままな弟感が出てますよね。ふらっと立ち寄ってかき回して帰るとか。臆病な長男、堅実な次男、奔放な三男、みんなそれぞれ個性的で魅力的。あんなカッコいい弟なら甘くなっちゃうだろうな。

佐都・健太夫婦との距離感が良い。勝手に家に入ってきても普通に出迎えてもらって、お金貸してって気楽に言えて断られてもわだかまりなく帰って行く。ナチュラルで気負いのない口調や態度が「家族」って感じがして、色々あったけど2人を慕って頼ってるんだなって伝わってきてほっこりしました。綺麗な顔立ちでスタイルも良いので、マダムキリコに気に入られているという設定に説得力があるところも良かったです。

浮気がバレたのを佐都のせいにするわ、健太に八つ当たりするわ、良い年して反抗期ですか？ってくらいの荒れ様だったけど、最後、圭一たちの前で独立宣言するシーンは格好良かったです。父親に支配されているという苦悩や葛藤を乗り越えた迷いのないスッキリした顔をしていて、自立する強い覚悟が感じられました。深山家を出たけど、次回の予告に登場していたし、これからは佐都・健太の味方になってくれるのかなって期待しています。

女性陣が取っ組み合って揉めてても仲裁もせず笑ってるだけだし、庶民の佐都が深山家に入ることも問題視せずに面白がって賭けのネタにしてるし、一族に関わること全てに対して他人事っぽいところが何の責任もない三男坊っぽくて良かったです。チャラそうなキャラも兄2人との違いが出ていて面白い。3兄弟とも個性がバラバラで会話が全く噛み合わなそうで、逆に3人の普段の日常会話を聞いてみたくなります。

後継の重圧もなく自由に伸び伸びと育った三男って感じがよく出ている。スタイリッシュな洋服もさすがモデルさんって感じでよく着こなしてるし、お肌もツルッツルお金持ちだから当然よね。自由に絡んできそうな感じがいい。