コウノドリ 第2シリーズ

悔しいですと泣くシーン、本当によかったです。ある程度仕事ができるようになってから自分の力を過信するということはどんな仕事にもあることです。変化がとてもよく伝わりました。

コウノドリで新生児科の医師役でしたが、徐々に鼻が高くなるというか、俺の考えが絶対!といった時がありましたが、そのシーンはとても良かったです。
私ならこんな医師に子供を診て貰いたくない!と思ってしまう程、自信過剰で砕けるシーンが良かったです。

中堅のポジションにいて、上の人間関係に勝手にドキドキして挙動不審になっていたところが可愛らしかったです。でも視聴者がキッチリ締めてほしいと思いながら見ている場面では、こちら側が言ってほしかったセリフを言ってくれ、成長したなという場面に感動しました。

研修医より知識はあるけど、ベテラン医師と比べると医療の知識や技術が不足していて、そこにはがゆさや焦りが感じている様子がすごく伝わりました。
出生したばかりの赤ちゃんに自分が下した疾病診断を治療開始しても改善しなかった時には、それでも自分の診断が正しいと思い込み周囲の看護師やベテラン医師への相談、報告を怠り、結果誤診だった時には、自分の失敗に怖くて正面から向き合えなかったり、最後は赤ちゃんを守っているつもりが自分の身勝手な行動のせいで赤ちゃんを危険にさらしていたことに気が付き反省と悔しさを感じていた様子がすごく伝わり、私も胸が苦しくなりました。尊敬するベテラン医師や、連携している産科医、そして、同期との会話を見ていると、「仕事に一生懸命なんだな」と思います。一方で、赤ちゃんを見ているときの表情を見ると、「赤ちゃんがすきなんだな」と彼の暖かさを感じます。

前シリーズから見ているのですが、今シリーズでは小児科医としての貫禄も出てきて、この２年の成長を感じさせる演技はすごいと思います。医師としての自信も画面から伝わってきて、それが原因でミスをしたこともありましたが、前に進む姿は見ていて共感できました。

この人を単なるイケメン俳優としか見ていなかったが、なかなかどうして演技も上手い。患者の心に寄り添って思い悩み、心の底から自然に優しさを表現できる演技はすばらしい。悪いが星野源の胸糞の悪い表情がたまらなく嫌いで、このドラマの傷とさえ思える中、坂口健太郎の存在がそれを埋め合わせて余りあるものになっているように感じる。

初回のシリーズから見ていますが、最初は新人ドクターということから、若々しいぎこちない演技が良かったのかなと思っていましたが、第2シリーズではもう独り立ちしたドクターとして成長した様子なのですが、演技がぎこちないのでなんだかガッカリしました。ほかのキャストが素晴らしい演技なので、特にぎこちない感じが目立ってしまい、もう少し力を抜いた方が良いんじゃないかと思いました。

前回シリーズに比べて共感できるセリフが多いせいか、先生としての役柄、演技がとても好印象です。若い医者ならではのまっすぐな考えが、役者を通してよく伝わります。こんな医者に寄り添ってほしいと強く思います。

第１シリーズに比べて　研修医から医者になり余裕ができたよ感が分かりやすかったです。
でも四宮先生と謎の女性とのお茶しているシーンを勝手に密会だと勘違いすし、あたふたする行動がとても良かった。画面を見ていたこちらまで　なんだろうなんだろうと思わせてくれました。

懸命に新生児と向き合う感じがとても上手で、演技に引き込まれてしまいます。時折見せる強めの喧嘩口調も親近感が湧きますし、爽やかな笑顔に癒されます。こんな素敵なお医者さんが近くに本当にいるといいなと思います。

第1シリーズよりも演技が上手くなっている気がする。坂口健太郎の優しい雰囲気が新生児科医と合っていると思う。NICUに入院中の新生児の母親に対して指摘をするシーンは、真剣な思いが伝わってきて、共感できた。

前回は新人の新生児科医でしたが、今回は一人前にしっかりと成長していると思います。前回からの月日をちゃんと感じられます。赤ちゃんやお母さんとの接し方は本当に先生のようです。実際に起こっているであろうことなので、自然な演技はより現実的なものになっていると思います。

第1シーズンの時と比べて、以前にも増して落ち着いた雰囲気が感じられ、ドラマ上での時の流れを上手く表現していると思った。坂口健太郎の爽やかな雰囲気が、演じる役によく合っていると思う。自然な表情の演技で、見ていてすっと役の感情に共感できる。

ドラマ内では下屋先生と同じ立場ですが、松岡茉優さんの演技力が高いので彼女に比べると正直少し見劣りする印象はあります。でも男女の違いもありますし、下屋先生ほどの情熱を保てなくて悩みつつも、自分なりに頑張って前進しようと努力する姿は応援したくなります。赤ちゃんに対峙する時の真剣なまなざしは、キャストの中の誰よりも力強さを感じました。

前作では研修医という少し未熟で、失言で星野源演じる産婦人科医・四宮も怒らせてしまう役柄でしたが、2年経ち役者として少し成熟した今作での、一人前の新生児科の医師としての活躍を楽しみにしています。同じ若手で、産婦人科医・下屋（松岡茉優）との肩の力を抜いた掛け合いも見どころの一つだと思います。

1シリーズの時は少し自信なさげな演技だったが今は堂々と役のイメージ通り赤ちゃんと優しく接していて好印象でこれからが楽しみ。
あまり目立たない役だがいなくてはいけなくてずっと見ていたくなる存在。笑顔が素敵です。

他の作品で初めて彼を観たとき、どこか怖くとっつきづらいイメージがあり、人気の理由がわからなかった。しかし「コウノドリ」で改めて彼を観て、そのイメージはがらっと変わった。新生児科の医師として、温かみのある優しい人物を演じ、くしゃっとした笑顔が本当に魅力的。役によって声、表情、纏う空気を変え、どんな人にもなれる。俳優としての魅力があふれた方だと思った。