僕はまだ君を愛さないことができる

陽に向けるとき、まきちゃんに向けるとき、竜星と向かい合うとき、それぞれの表情の使い分けが素晴らしかったです。
陽ちゃんはどうして気づかなかったのかな。勘違い、と思い込んでたのかな。

白洲迅さんが石田蓮にハマりすぎてて、石田蓮は白洲迅しかいないと思わせてくれました。切ない表情や自然な演技が素晴らしくて、リアルでとても感情移入させられました。とても繊細な演技が上手い俳優さんだなと思いました。

今まで、ほかのドラマでも見かけていたけれど、主役ってほどじゃないのにと思ったし、最初はあまり興味がなかったが、ドラマを見ているうちに、蓮と重なり、優しい雰囲気がナチュラルで、ドラマに引き込まれていった。

時間が遅いしやっていない時もあるのであまり期待していなかったドラマだったけど、見ていくうちに【れん】にハマっていきました。好きなのに幼なじみだからと線を引いて身も引いて、感情に左右されず相手の気持ち優先で、かっこよすぎます。毎回キュンキュンせずにはいられないです。

役柄的に見た目が少し若すぎるかなと思いましたが、その点を演技力でカバーしていたと思います。どんなときでも陽の味方でいてあげる、彼女に対する寛大な心をとても表現できていました。もし恋人でなくても、あんな風に自分を想ってくれる人がいたらそれだけで幸せに過ごせると思います。

陽を誰よりも大切に思っていることが、言動からとても伝わってくる。特に麻希が陽に男を紹介すると言われた時に、いつもは言葉遣いが丁寧な蓮がその男たちを「そんな奴陽には合わない」とスッパリと言い切っている所から伝わってきた。

陽といる時の笑顔が最高にいいし、恋愛において不器用なんだろうなぁというところの出し方も上手い。これからもずっと傍にいたい相手ということがよく伝わってくる演技を見せてくれるから、二人が結ばれてくれることを応援したくなっちゃう。

脇役が多かったけど、今回は準主役で嬉しい。イケメンで、しかも性格も良くて本来なら、もっとモテモテのはずだけど、普通のちょっとカッコいいサラリーマンに成りきっている。あんないい青年めったにいないのに、友達のままでいる陽ちゃんの気が知れない。

このドラマで白洲迅さんを初めて知り、演技も初めて見ましたが、やさしい感じのハニーフェイスなので優しい役がぴったりだなと感じました。
見た感じ、新人俳優さんのようですが、演技もうまく、とても良い俳優さんだと思いました。

親切で良い人の役がとても似合う。
V6のイノッチのっちの上位互換みたいな外見で、男前ではあるけど、どこか田舎臭さもあるので、「良い人止まり」「男友達止まり」になっちゃってる今回の役柄にはとても合っている。