同期のサクラ

「忖度なし」のサクラが最初は面白かったのですが、最終回ではちょっと黒川に取り込まれそうになっていて・・
「やばいのかな？」と思っていたら、ラスト前のわずかな時間で（同期の説得で）いつものサクラに戻ったのがちょっと単純と言うか簡単というか。
残念に思いました。

無表情いっぺんとうの演技がわざとらしく、ふゆかい

壊れていくサクラを演じているのをみて、やはりこの人の演技はすごいな、と思いました。難しいのによく演じてる。カホコ以上に変人だし、冷静に見えて感情の起伏が激しいし。こういうタイプの女優さんはこの年代他にはいないんじゃないかな。さすがです。

8話は、高畑充希の独壇場というぐらい、殺気せまる演技だった。あんなに前向きだったサクラが糸が切れたようになって見てられなかった。AIとの会話は、サクラの悲しさ、辛さが伝わり、泣けました。

自分も会社で思ったことを上司に言ってみたい、どれだけスッキリするのかな。でも現実社会では誰も言えない守らなければならない家族がいれば、絶対に無理。サクラがうらやましい。　

個性的な役柄ではありますが、どこか見る人が共感したり応援してしまうような部分もあって魅力的なキャラクターを作り上げているように感じます。台詞回しも一本調子にならずにうまく脈絡がついていて見ていて気持ち良いです。

過保護のカホコちゃんは今から考えるとゆるふわでかわいかったけど、サクラちゃんは役柄は合っているかもだけどスタイリングを間違ったのかな？なんかちんちくりんなんですけど？あれで同期の男の子が3人中2人が好意を寄せるって難しくない？もうちょいビジュアルも考えてあげなよ。

サクラちゃんを今まで全然自分とはかけ離れすぎて感情移入できなかったけど、今回は涙が溢れて仕方なかった。おじいちゃんを今まで心の支えにしてきたのに突然死んでしまったら壊れてしまうよね。あの号泣にサクラちゃんの本心を見た、やっぱり役者だねー。

高畑充希本来の可愛らしさがよく分かるキャラクター。化粧もしないしいつも同じスーツだし、方言丸出しのサクラがなぜか魅力的に見えてしまう。相手を想うあまり、キレて言いたいことを一気に言い、そのあと後悔したり反省しておじいちゃんにFAX送るサクラが好き。

「実際にこんな人いるよな」と思わせる演技が、さすがだなと思いました。
空気を読めず、間違っていることは、自分の状況が悪くなったとしても、正さないと気が済まない人は、日本社会だと損をするけど、必要な人なんだと思わされます。
淡々とした表情やしゃべり方はときにいらっとさせるけれど、高畑さんの演技の幅を感じさせます。

大好き！ 個性的で、彼女にしかできない演技って、たくさんあって、高畑充希が出るってなったら絶対見ちゃう(笑)
顔も可愛いし、あの独特の演技と、透明感のある声… もう癒しでしかない！ 細すぎず健康的な体っていうのも今人気の女優さんの中では好感が持てます♪

この役者さんは、バカ正直なほどまっすぐな役柄を演じさせたら、右に出る者はいませんね。観ているこちらは、イライラしてしまうほどですが、それはきっと彼女の罠に見事に引っ掛かっているのかもしれません。毎回ある彼女の夢を語るシーンも、最初は白けていましたが、今は水戸黄門の印籠のようにはまっています。

1話見た感じでは、そこまで面白くないのかな～、ありきたりな"会社がんばろうドラマ"かなと思いましたが、高畑充希の演技力、そして個人的に音楽とドラマの雰囲気がとても合ってるのもあり、見終わった後に、自然と涙が出てきちゃいました。高畑充希は過保護のカホコっぽくて、またこんな感じの役なのね、ちょっと不思議で人と離れてる感じなのね、と思いましたが、やっぱりサクラの役は高畑充希にしか出せない雰囲気が出てると思いました。決め台詞を言うときに瞬き１つせず直球に言葉を伝えてる演技、とても良かったです。見ているこっちが心動かされてしまいます。

家族と見ていて「サクラって過保護のカホコ」に似てるよね、と。
確かに最初は無表情で「私には夢があります！」が新鮮でしたが、回を重ねるうちに「周りを気にせず自分らしく」なところがカホコに似ているかも、と思うようになってきました。
高畑充希さんの「新境地」かと思ったんですが・・・あまり変わらないかも。

自分が入社した会社の社長に「話が長すぎる」って言えるサクラは、空気がよめないのか、素直なのか、怖いもの知らずなのか、謎過ぎます。
現代は空気読めないと生きていけないところがあって、正直疲れたり、自分が嫌になったりしますが、サクラの言動を見ていると、なんだか心がすっきりします。
しかも、サクラの笑顔が可愛すぎて、役とのギャップがありすぎて、癒されます。

サクラちゃんは決してかわいくはないんだけどすごく個性的。立ち方走り方、猫背でものを書く姿勢、じいちゃんにだけ出る方言。すごーく作り込まれているよね。それを維持してサクラちゃんになりきる日々は疲れそうだけど充希ちゃんならできる！と思っている。

今回も相変わらず信念を通し、忖度も妥協も無し！でしたね。
1年間、何も変わっていなかった事に返ってホッとしたのは私だけでしょうか。
菊雄の「尻を叩いてくれ」は「喝を入れて」って事だと思ったけれどさすがはサクラ、真っすぐな闘魂注入でお尻を蹴ってあげました（笑）
でもお陰で菊雄が上司にハッキリと言えたので『終わり良ければ総て良し！』です。

ドラマの中の充希ちゃんと、合間のCMに出てくる充希ちゃんが全く別人に見える。それだけでも、十分評価に値するとおもいます。歩き方や服のサイズ感、リュックなどの小物からも、ストーリーを感じさせる。余計な説明や回想シーンなど無くても、サクラがどんな人生を歩み、どんな性格であるのかが分かる。充希ちゃんだからこそ成せる技だと思います。非常に良いです。

高畑さんは近年評価の高い女優さんですが、今作の演技は少しやりすぎな様な気がします。コメディー要素も含まれている作品なので、演技は難しいのかもしれませんが、表情を作りすぎだと思いました。西田敏行さんや中井貴一さんのように、コメディーであっても、小手先の表情だけで勝負しない、内面の面白さのようなものを、もっと見せて欲しいです。

はじまったときから基本的に感情がなく、まわりに興味のないような目をしていたのですが、自分が理想としていた橋の模型が出来上がって目のあたりにした時のイキイキとした目がとても印象的でした。大袈裟な演技でなく、目がパーと喜ぶ(目が覚める)感じがすごく伝わりました。

自分の意見やこだわりを押し通す性格に、かなりイラッとしながら見ていました。チーム作業の場面では、仲間に憧れていたのはわかりますが、仲間をなんだと思ってるんだろう。と思いました。たしかに、真っ直ぐでまじめに仕事に取り組む姿勢は真似すべき姿でもありますが、程度があるでしょ？意見したくなりました。

始まり方がいきなり意識不明シーンだったのでびっくりしました。
10年前に戻ってサクラが元気な所から始まったのですが、無表情だし言葉は棒読み。でも手先は不器用で絵心も無い。何より笑顔が可愛い。
見ていると憎めなくて、頑張っている姿を応援したくなります。高畑充希さん（サクラ）が言う「私には夢があります！」言い切る所が最高です！！

過保護のカホコちゃんのイメージが強すぎてまだ新しいサクラちゃんに慣れません。笑顔が少ないキャラなのは笑うとまんま過保護のカホコちゃんになってしまうからではないかな？こういう異端児のキャラがついてしまうのはいいのか悪いのか？これからが勝負だね。