オー！マイ・ボス！恋は別冊で

気取った良い女風の演技が意外と似合わないんだなって思いました。こういう役をやり慣れてる菜々緒さんと比較するのは酷だけど、麗子との駆け引きのような洒落た台詞が板についていなくて、見ているこちらが気恥ずかしくなってしまいました。派手めな衣装やメイクも着こなしているというよりただケバいだけに見えてしまい、一流ファッション誌の編集長で麗子のライバルという設定に違和感があります。

濃い！！いくらファッション誌の編集長ったって、濃すぎるだろうよ。顔がもともと濃い顔立ちしてるんだからもうちょいスタイリッシュにいかないとくどくて見てられないじゃん。喋り方もあんまり上品ではないし美人なのに残念なんだよね。

菜々緒さんに負けず劣らずすごくきれいでオーラを感じました。やはり顔が華やかだからメイクや派手な衣装もお似合いだなと思いました。ちょっと嫌味っぽいところを感じますが、編集長としての仕事はできる人なんでしょうね。

ファッション紙編集者でキャリアウーマンという役には無理が合ったと思う。ハーフというイメージでモデルっぽいけど実は特段美人でも無いし、相手の菜々緒さんが顔が小さすぎるのかもしれないけど、高橋さんすごいスタイル悪く見えて残念でした。コメディ系のOL役の時などはおもしろくて好きなのですが、綺麗とかモデルっぽさで売る程ではないと思う。

綺麗でやり手で、敵なしのはずなのに、いつも麗子にしてやられて悔しがる、という漫画みたいな役柄。前半では、ときどき奈未にファッション界の人物や過去のエピソードを説明する役割も担い、仕草もべたに漫画っぽくて、副編集長とともに、出てくると笑っちゃう嬉しくなる存在。でも！この人の魅力はもっと深いはず！他の登場人物との関わりも薄く、個々のシーンも流れ上必要最低限で短くて、もっとこの人物を深く描いてほしかった。

等身大の会社員の子みたいな役なら良いけど、こういう余裕を持った役だと台詞の棒読みと表情のワンパターンさが目立ってしまってイマイチです。ちょっとぽっちゃりしたのか、菜々緒さんが細すぎるのか、パーティーなどで対峙するシーンも見た目もオーラも完全に負けていてライバルには到底見えないです。

美人で華があって見た目的には似合う役柄だと思いますが、モデル上がりでどうしても演技力不足が際立ちしまいます。これまでも演技経験は数々あるのに、変に高慢で居ようとする演技プランでもあるのか、役に入り込めていないのか、わざとらしくどうしても馴染みません。

世話好きな主人公の親友役などは、高橋さんの明るさや気さくさが活きて似合うと思うんですが、今回のような役はちょっと無理してる感があります。スタイル・美貌・貫録ともに麗子が上過ぎるのでライバル役にも先輩にも全然見えないです。パーティーでマウント取るところも、嫌味ったらしさがわざとらし過ぎて、コミカルを通り越してコントみたいでした。