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脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82%) | 247位 /1119件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82%) | 449位 /1119件中 |
演出 4.1 /5.0(82%) | 224位 /1118件中 |
音楽 3.8 /5.0(76%) | 315位 /1119件中 |
感動 3.6 /5.0(72%) | 237位 /1114件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 444位 /1114件中 |
スリル・興奮 4.1 /5.0(82%) | 130位 /1111件中 |
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82%) | 247位 /1119件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82%) | 449位 /1119件中 |
演出 4.1 /5.0(82%) | 224位 /1118件中 |
音楽 3.8 /5.0(76%) | 315位 /1119件中 |
感動 3.6 /5.0(72%) | 237位 /1114件中 |
笑い 3.0 /5.0(60%) | 444位 /1114件中 |
スリル・興奮 4.1 /5.0(82%) | 130位 /1111件中 |
あの学園ドラマといえばの金八先生の功罪をバッサリと言ったのもハッとしたが、今回は原爆のことを持ち出してきたことにとても驚いた。これによってアメリカではどんな風に教えられているのかも分かったし、日本で今どう思うかについて話せたのはすごい。学校の近代史って前の時代が押してるとどうしても駆け足になってしまうし、いろんな思想が絡んでくるから積極的に議論がされないんだよね。すごく踏み込んでいて新鮮だ。教科書検定は‥一言で言えば必要じゃない?全国の子どもたちが均一的に学ぶには必要だと思う。
御上先生のお兄さんの事件、試験会場での殺人事件、それに加えて学園の裏口入学が絡んでくるのだろうか。
FAXを即座にシュレッダーにかけるところを見ると、溝端先生には思い当たることがあるのか。
見るからに胡散臭いし。
御上先生と槙野は裏で通じてるとかないのだろうか。
病室らしきところの窓から下を見るシーンや墓参りのシーンを見ていると、御上先生のお兄さんと知り合いだった可能性もありそう。
2人で何かを暴こうとしている?
試験会場での事件は、元々爆破の予定だったのか。
だとしたら、犯人は自分の命もかけていたのだ。
犯人にわざわざ会いに行き、あの事件では何も変わらないと犯人を煽る。
御上先生は何をしようとしているのだろう。
神崎の質問に今は答えられないと言っていた。
兄の事件とも関係あるのだろうか。
神崎の新聞が父親のもとにも伝わったが、ごっことは手厳しい。
ここから生徒たちがどう動くのか。
それが御上先生の狙ったことなのか気になる。
子どもたちが自分たちの周りで起こっていることの根本について考えるのはいいこと。視聴者はこの子どもたちのように更にこの先まで踏み込んで欲しいね。
たとえば日本人の本音と建前の話があったけど、その根本も疑った方がいい。実際にはどの国や文化にだって本音と建前はある。ただ本音を言うのが強いタブーなだけ。宗教差別や人種差別とつながるものが多いからね。でもそんな本音をトランプみたいな奴が噴出させている。
たとえば独自教材。中学は義務であり、公教育だからね。学校差や教員差を無くすために一定の基準が必要なのは仕方がない。でも教員の中には副教材には何を使ってもいいという抜け穴を使って、ほとんど教科書は使わない授業をしても、「これに関しては教科書の〇ページから×ページにあります」と付け加えて、教科書に準じていることにしていたりする。そんな方法も事実として黙認されている。だから馬鹿正直に正面から向き合うのも結構だけど、わざわざ意固地になるより、もっと柔軟にやればよかったという面もある。
真山の事件もそうだし、サリンを撒かれても、9.11が起こっても、何も変わらないこともある。でもカタストロフィは小さい点が積み重なった先で突然に起こる。それもまた歴史が証明している。
御上の電話の相手が気になるね。「平川門」はどういう意味なんだろう?いわゆる「不浄門」だしね。
今までの学園ものとちょっと違うなと思います。進学校ならではというかすごくリベラルでみんなが意見を言い合い教え合うことができる。授業の質が高いのだろうと容易に推測できる作りになっている。さすが上級国民予備軍と呼ばれるだけあるなと思う。御上も生徒の悩みを時に突き放しながらもっと考えてと促す。たった一人を殺したところで世界は1ミリも変わらないと言いつつ、御上は世界を変えたいと思っているのだろう。今そのタネを蒔いている最中なのだろう。
御上は周りにいる人に目覚めてほしいんだろうなと思います。それは生徒たちであり是枝であり溝端なのだろう。一人一人に少しの違和感を残して目覚めるの待ちをしているように感じる。自分一人では世界は変えられないけど、他の人に気付きを与えることで御上もまたバタフライエフェクトをしかけているのではないかと思う。それが民間に降りた御上の戦い方なのだろう。ここからバージョンアップではないリビルドが始まると思うとワクワクする。
神崎が暴いた不倫の先生の娘が、国家公務員試験での事件の犯人だったのか。
先生はコップの水が溢れそうになっていたところにトドメの一滴になっただけだと言っていた。
いったい何が原因で溢れそうになっていたのだろう。
たしかに不倫記事はただ単にゴシップだなと思う。
ただ、その裏にあるものまで暴いたら、それは意味のある記事になるだろう。
舞台は高校だけれど、そこはあまり関係なくて、あるとしたらまだ吸収力のある若者という点だけだろうか。
いろいろ考えさせられる話が次々と展開されていて、なかなかに頭が忙しい作品だと思う。
問題作と呼ばれるようになる可能性があるドラマですね。教育の問題以上に、社会正義とは何かを問うている感じです。
カーターの「ハゲワシと少女」だけでなく、沢田教一の「安全への逃避」とか、浅沼稲次郎の刺殺とか、ジャーナリストが撮影よりも救助を優先すべきだという議論は多々あります。それは助けないのは「悪」という「善悪」を基準にしている。でもジャーナリズムは「社会正義」を体現するもの。「正義」の対義語は「不義」。神崎は「善悪」よりも取材対象者である冴島への「不義」を嫌がった。カーターの写真で「社会正義」を心に刻んだ神崎に、御上がたかが不倫を暴いたくらいで「正義」ぶるなと教え、やっと本当の「正義」が芽生えたということだね。
そして冴島の娘が語る「テロ」とか「革命」って言葉。きっと「造反有理」だといいたいのだろう。ある面でそれは御上の言う「バージョンアップでなくリビルド」という発言に近い。でも似て非なるものだよね。御上がどう思っているのかはわからないけど。
それとアクティブリコール。受験生とかその親は、これが良いってすぐに飛びついちゃダメ。それだと御上の言うスーパー熱血教師への狂信と変わらないことになる。まったく同じ親、まったく同じ環境、まったく同じ教育、まったく同じ体験を積んだ数百人を、最低でも2グループに分けて実験しないと、どんな因果関係があるのかわからない。つまり証明する実験は不可能。アクティブリコールはこういう方法が有効な人も結構いるから、やってみたら?という程度の話だと思った方がいい。まあそもそも頭の良い奴には材料さえ与えれば勝手に消化する。出来る人はすでにその方法論を理解しているからね。そこをはき違えないように。
主役と脚本家が「新聞記者」だからね。
安倍政権の闇を叩いてアカデミー賞を獲った。
今回は教育問題にメスを入れる。
日本がここまで落ちぶれたのは教育に問題があるのではないか。
真のエリート教育を怠ったせいだ。
エリートの責務は弱者救済にある。
そんなことを考えてるエリートが今の日本にいるか?
今だけ、金だけ、自分だけ。
アベノミクスによって日本の貧困化が急速に進んだ。
大企業と富裕層だけが良い思いをしている。
格差のない一億総中流の平等な日本はどこへ行ったのか。
ラストでテロだ革命だと言っていたが、狙う標的が違うだろ。
東大生を狙っところで世の中は変わらない。
山上は安倍を狙って統一教会に致命傷を与えた。
自分の人生を犠牲にして狙うなら意味のある選択をしないと。
学園ものは今までもたくさんあって、いろいろ見たから軽く流す感じで見るつもりがどんどん引き込まれた。
教室の感じは今までのものと大きく違わない気がするのだけれど、この何とも言えない不穏な感じが通奏低音のようにずっと響いているのが今までのものと決定的に違う気がする。
最後にバタフライエフェクトという言葉と、不倫記事を書いたことと国家公務員試験会場での事件が関わってくるのだろうか。
叩くのは簡単だけれど、その背景まで考えたのかという問いは誰でも発信できる今の時代だからこそ頭に置いておかないといけないことかも。
御上先生が見る生徒はかつての自分か、それとも親友か。
また学園ものかーと思って見始めたけどこれが結構面白い。ジャーナリストを気取って先生の不倫を暴いたところでそれが誰の役に立ったのか、先生は職を追われ家族にも捨てられ惨めな生活を送っている。不倫なんかするから悪いとぐうの音も出ない正論で叩き潰して面白いのか。ドラマでは掲示板だったけど今はSNSで誰でもこの生徒と同じことができる時代なんだよね。バタフライエフェクトの話はとても興味深い、でも人は影響し合って生きている以上避けられない問題なんじゃないかと思った。