『おむすび』での北村有起哉 (米田聖人役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
北村有起哉 (米田聖人役) は 「2025年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
お父さん役が北村さんで良かった。 時々悲惨なシーンでも、北村さんの演技で救われていると思う。 女性たちに振り回されているシーンでも、商店街の面々とのシーンでも、ちゃんと一貫して聖人という人が成立していて生きているなと思わせてくれる。
あの表情のうつろな顔がいい笑。家の中に女の人が多いとああなるやつ。決定権は女性たちにあっていいも悪いも発言する前に決まっているしなんなら始まっている。置いてかれている感じに哀愁が漂う。身の置き場がないようなところは共感する人いるかもね。
なべさんと接する時距離の取り方が絶妙。いつも気にかけながらもなべさんのガードが破れず敗退、ずっとこんな感じだったんだろうなと想像できる。だからこそ二人で飲んで楽しそうにしているところは胸熱だった。嬉しそうな聖人によかったなと思った。
結婚させてくれと翔也が頭を下げられないようにおでこを抑えるお父さん、コントのようだったけど面白くて実家の風景としてはありだよね。そんなことしたって意味がないと思うところに一生懸命なのが結婚を切り出されてテンパってる感と相まって面白かったです。
聖人さんの酔っ払いながらも1人語り、とてもとても沁みました。1人で神戸の役にも立ちたいし家族のことも守りたい、だけど気持ちが空回りして子供達にうまく伝わらない。そんな気持ちがとてもよく伝わりました。歯痒くて涙したお父さんのことを子供達は忘れないでしょう。
いつもなにかに揺れてるんだよなー。娘たちの想定外の行動についてけていないのが情けないけど思春期の娘を持つ親なんてみんなあんなもんかもなと思います。自信満々で親をやれている方が少ないのかも、なんて勇気をもらっています。
男手が必要と言われれば出ていくしちゃんと体は動いているのに表情がずっとうつろのまま。頭が全然追いつかず思考停止しているのでしょう。未曾有の事態に混乱している様子がとてもよく分かります。大人にも深い傷をつけた震災の様子もよく分かります。
陽太が結と付き合ってると言うのを聞いて縁側で口をパクパクさせながら呆然としている姿に笑ってしまいました。怒るも何も通り越して思考停止したのですね。言いたいこともまとまらずただ呆然と膝を抱えて座る姿はお父さんたちの共感を得たと思います。
結に誰と会うのかどこに行くのか聞きたいけれど聞けずに言葉を飲み込む姿は思春期の娘を心配する親そのもの。押し付けばかりかと言えば同じように言葉を飲み込む結を心配そうに見たり、もう家族との時間も終わりを迎えていることを薄々気づいている様子が見て分かる。親目線だと共感できる。
まだ9年、もう9年。いつかは神戸に帰りたいとしっかりと言うところは被災されて故郷に帰りたいと思いながら別の地で生活をされている方の代弁のようで胸に沁みました。そんな心を知っているからこそお父さんの言葉にはいろんな感想が出るのだと思います。
口が悪いんだけど、この人の喋る関西弁が好きです。荒っぽいのが尚よし。関西弁が抜けないってことはほんとはまだまだあっちにいたかったってことだし、あの日からの日にちを数えているところに繋がるのだと思います。
お父さん役が北村さんで良かった。
時々悲惨なシーンでも、北村さんの演技で救われていると思う。
女性たちに振り回されているシーンでも、商店街の面々とのシーンでも、ちゃんと一貫して聖人という人が成立していて生きているなと思わせてくれる。
あの表情のうつろな顔がいい笑。家の中に女の人が多いとああなるやつ。決定権は女性たちにあっていいも悪いも発言する前に決まっているしなんなら始まっている。置いてかれている感じに哀愁が漂う。身の置き場がないようなところは共感する人いるかもね。
なべさんと接する時距離の取り方が絶妙。いつも気にかけながらもなべさんのガードが破れず敗退、ずっとこんな感じだったんだろうなと想像できる。だからこそ二人で飲んで楽しそうにしているところは胸熱だった。嬉しそうな聖人によかったなと思った。
結婚させてくれと翔也が頭を下げられないようにおでこを抑えるお父さん、コントのようだったけど面白くて実家の風景としてはありだよね。そんなことしたって意味がないと思うところに一生懸命なのが結婚を切り出されてテンパってる感と相まって面白かったです。
聖人さんの酔っ払いながらも1人語り、とてもとても沁みました。1人で神戸の役にも立ちたいし家族のことも守りたい、だけど気持ちが空回りして子供達にうまく伝わらない。そんな気持ちがとてもよく伝わりました。歯痒くて涙したお父さんのことを子供達は忘れないでしょう。
いつもなにかに揺れてるんだよなー。娘たちの想定外の行動についてけていないのが情けないけど思春期の娘を持つ親なんてみんなあんなもんかもなと思います。自信満々で親をやれている方が少ないのかも、なんて勇気をもらっています。
男手が必要と言われれば出ていくしちゃんと体は動いているのに表情がずっとうつろのまま。頭が全然追いつかず思考停止しているのでしょう。未曾有の事態に混乱している様子がとてもよく分かります。大人にも深い傷をつけた震災の様子もよく分かります。
陽太が結と付き合ってると言うのを聞いて縁側で口をパクパクさせながら呆然としている姿に笑ってしまいました。怒るも何も通り越して思考停止したのですね。言いたいこともまとまらずただ呆然と膝を抱えて座る姿はお父さんたちの共感を得たと思います。
結に誰と会うのかどこに行くのか聞きたいけれど聞けずに言葉を飲み込む姿は思春期の娘を心配する親そのもの。押し付けばかりかと言えば同じように言葉を飲み込む結を心配そうに見たり、もう家族との時間も終わりを迎えていることを薄々気づいている様子が見て分かる。親目線だと共感できる。
まだ9年、もう9年。いつかは神戸に帰りたいとしっかりと言うところは被災されて故郷に帰りたいと思いながら別の地で生活をされている方の代弁のようで胸に沁みました。そんな心を知っているからこそお父さんの言葉にはいろんな感想が出るのだと思います。
口が悪いんだけど、この人の喋る関西弁が好きです。荒っぽいのが尚よし。関西弁が抜けないってことはほんとはまだまだあっちにいたかったってことだし、あの日からの日にちを数えているところに繋がるのだと思います。