『青天を衝け』での小林薫 (渋沢市郎右衛門役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
小林薫 (渋沢市郎右衛門役) は 「2021年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
この方がいなければ、本当にクズなドラマでした。
演技の旨さでは男優の中でもずば抜けている。
日本経済の父と呼ばれた息子を育てた父は偉大でした。跡取り息子がもっと大きなことをしたいと家を飛び出す時にはそっとお金を渡し、出世した息子には一歩引いて敬語を使う。最後の「俺は渋沢栄一の父だ」って胸を張ったのがすごく良かったです。
不穏な時代の雰囲気を感じながら、息子の好奇心や野心に気を揉みながらも自分の若い頃を重ねている姿が遠くからでもよく分かります。親の心配って尽きないんですよねー。母親みたいに付かず離れずではなくて遠くから見守るお父さん、カッコいいです。
お代官様に無理を言われ、刈り取らなきゃダメになる植物を相手に昼夜問わず働きクタクタになったところに栄一が獅子を踊って見せた。その時の一本取られたなって顔がすごく良かった。なかなか褒めてやることよりも厳しくすることの方が多い時代。大っぴらに褒めたいけれどできないでも息子のやったことを心底喜んで感動している顔がすごくよかった。
さすがいい味出してるという感じ。ベテランらしくて人間味を感じられる俳優さんだと思う。しぶくて農家の人になりきってたけど、違和感がない。 この人が出てるとなんか安心するから、すごいと思う。最初だけでなく、この先の展開も、ところどころ見ていたくなる。
厳しさもありつつ、栄一に対する優しさや愛が溢れているようでした。手がかかる栄一にきちんとしつけをしながら、あたたかく見守る雰囲気がとても素敵でした。職人でもあり、商才があるスマートな役がとても合っていると思います。
この方がいなければ、本当にクズなドラマでした。
演技の旨さでは男優の中でもずば抜けている。
日本経済の父と呼ばれた息子を育てた父は偉大でした。跡取り息子がもっと大きなことをしたいと家を飛び出す時にはそっとお金を渡し、出世した息子には一歩引いて敬語を使う。最後の「俺は渋沢栄一の父だ」って胸を張ったのがすごく良かったです。
不穏な時代の雰囲気を感じながら、息子の好奇心や野心に気を揉みながらも自分の若い頃を重ねている姿が遠くからでもよく分かります。親の心配って尽きないんですよねー。母親みたいに付かず離れずではなくて遠くから見守るお父さん、カッコいいです。
お代官様に無理を言われ、刈り取らなきゃダメになる植物を相手に昼夜問わず働きクタクタになったところに栄一が獅子を踊って見せた。その時の一本取られたなって顔がすごく良かった。なかなか褒めてやることよりも厳しくすることの方が多い時代。大っぴらに褒めたいけれどできないでも息子のやったことを心底喜んで感動している顔がすごくよかった。
さすがいい味出してるという感じ。ベテランらしくて人間味を感じられる俳優さんだと思う。しぶくて農家の人になりきってたけど、違和感がない。
この人が出てるとなんか安心するから、すごいと思う。最初だけでなく、この先の展開も、ところどころ見ていたくなる。
厳しさもありつつ、栄一に対する優しさや愛が溢れているようでした。手がかかる栄一にきちんとしつけをしながら、あたたかく見守る雰囲気がとても素敵でした。職人でもあり、商才があるスマートな役がとても合っていると思います。