『となりのナースエイド』での水野美紀 (片岡晴美役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
水野美紀 (片岡晴美役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
恋人が出来る、出来ないってしょうもない言い合いをする夏芽と相馬を窘めたり、澪を励ます夏芽を嬉しそうに見つめていたり、何があったか聞かないけどそっと澪の心に寄り添って背中を押してあげたり、温かくて愛情深い姿がナースエイドたち皆のお母さんって感じでとても良かったです。説教臭さや押しつけがましさがなく、サラっとしてるのも素敵。大河のオペの助手を務めるシーンも、ぎこちない器械出しや慎重過ぎてまごつく手つき、言われた指示を何度も口に出して繰り返す姿など、不慣れさや極度の緊張感がリアルに伝わる演技がとても良かったです。
ナースエイドを辞めるかどうか悩む澪に「好きにすれば?」って何てことないように口にするところが晴美らしくて良かったです。言葉だけ聞くと冷たく感じるけど、突き放す感じではなくて「あなたなら大丈夫でしょ」っていう信頼が込められているというか、澪が自分でちゃんと決めて行動出来る子だって分かっているからこその一言だと伝わってくる温かみが感じられるのが良かった。短い台詞でも相手との関係性や思いがしっかり伝わってくる演技がさすがだなと思います。
相馬と夏芽の言い合いを仲裁する姿が上司っていうよりお母さんっぽいところが良かったな。説教臭さがなくて、手のかかる子供を宥めるみたいな口調で、双方にちゃんとフォローを忘れないところも気配りが出来て大らかな晴美らしくて良かった。いつもこんなに頼もしいのに、猿田に脅されてる時や火神教授に呼び出された時に誰よりも身を縮こまらせてビクビクしているちょっと小心者な一面もギャップがあって可愛らしいです。
澪に秘密がバレてしまった時の涙ぐむ姿や、謝罪に来た時の辛そうな表情や必死に頭を下げ続ける姿が、澪を裏切った後悔の強さを感じさせました。澪を仲間として大切に思う気持ちは本物で、監視してるのがずっと心苦しくて辛かったんだろうなと伝わってきたのも良かったです。前回のラストに見せた表情が意味深で怖かったけど、脅されて仕方なく…っていう罪悪感がちゃんと感じられてホッとしました。
乙女で照希の本音を聞くシーン、鼻を赤くして泣いている姿や、メイクの崩れなんてお構いなしにゴシゴシと乱暴に頬を伝う涙を拭う仕草がリアルで良かった。瞬きもせず真っすぐ照希を見つめて息をつめたように話を聞く姿も、照希の表情や言葉をひとつも見逃さないように、聞き逃さないように全部受け止めたいという晴美の深い愛情が伝わってきてとても良かったです。
息子との2ショット写真を待ち受けにしていたり、心配過ぎてGPSをつけようとしたり、家出した時も取り乱して様子がおかしかったり、大学生の息子相手とは思えない過干渉・過保護っぷりが、普段のしっかりしていて頼もしい片岡とは別人のようで印象に残りました。いくら家出して心配とはいえ、外で職場の部下の前なのに号泣してしまうっていう情緒の不安定さも、ただの親子喧嘩や家庭不和だけではない根深い問題を感じさせ、6話への良い伏線になったと思います。
他人の色恋沙汰の噂で盛り上がる夏芽たちに「そのへんにしときなさい」と珍しく厳しい口調で注意する姿が印象的でした。表情も口調もかなりキツめだったし、その後のフォローもないし、何やら思い悩むような表情も浮かべていたし、普段と違い過ぎる様子に胸がザワザワしちゃいました。家庭が上手くいっていないって夏芽が話していたけど、単にそれだけではないような、もっと深い事情がありそうな重く深刻そうな空気を醸し出していたのも、決して大袈裟ではないんだけど、次回への伏線のような程よいインパクトがあって良かったです。
内藤の本当の気持ちを伊織に伝えようとする相馬を諭すシーンが良かった。人の気持ちは複雑で、内藤が伊織についた嘘もそれはそれで本心だとちゃんと気付いているところが人生の先輩としての経験値の差を感じさせ、それを説教臭くならずに友人を気遣う相馬の気持ちも慮って伝える姿も片岡の人柄の良さが伝わってきてとても良かったと思います。
高梨のことで悩む桜庭に声をかけるシーン、先輩らしくアドバイスをしてあげるのかと思いきや「よく分からない」と特に具体的な助言をしないところが片岡らしくて良かった。無責任に何となくそれらしいことを言って励ますこともなく「患者さんも色々いるし自分にも分からない」と素直に言えるところが素敵。なしもえやライブ配信のことなど、全然理解出来ずに何度も同じことを質問しちゃうおばちゃん丸出しな姿もチャーミングで面白かったです。
優しくて何があってもドンと構えて受け止める逞しさもあって、初めての現場でこんな先輩がいてくれたら心強いだろうなって思いました。たびたびやらかす桜庭にお説教もちゃんとするけど、言い方に棘や陰湿さがないから聞いていて嫌な気持ちにならないし、叱るだけじゃなくて相手の気持ちに共感して寄り添うところも、様々なタイプの患者と接して鍛えられた片岡のコミュニケーション能力の高さを感じさせました。
恋人が出来る、出来ないってしょうもない言い合いをする夏芽と相馬を窘めたり、澪を励ます夏芽を嬉しそうに見つめていたり、何があったか聞かないけどそっと澪の心に寄り添って背中を押してあげたり、温かくて愛情深い姿がナースエイドたち皆のお母さんって感じでとても良かったです。説教臭さや押しつけがましさがなく、サラっとしてるのも素敵。大河のオペの助手を務めるシーンも、ぎこちない器械出しや慎重過ぎてまごつく手つき、言われた指示を何度も口に出して繰り返す姿など、不慣れさや極度の緊張感がリアルに伝わる演技がとても良かったです。
ナースエイドを辞めるかどうか悩む澪に「好きにすれば?」って何てことないように口にするところが晴美らしくて良かったです。言葉だけ聞くと冷たく感じるけど、突き放す感じではなくて「あなたなら大丈夫でしょ」っていう信頼が込められているというか、澪が自分でちゃんと決めて行動出来る子だって分かっているからこその一言だと伝わってくる温かみが感じられるのが良かった。短い台詞でも相手との関係性や思いがしっかり伝わってくる演技がさすがだなと思います。
相馬と夏芽の言い合いを仲裁する姿が上司っていうよりお母さんっぽいところが良かったな。説教臭さがなくて、手のかかる子供を宥めるみたいな口調で、双方にちゃんとフォローを忘れないところも気配りが出来て大らかな晴美らしくて良かった。いつもこんなに頼もしいのに、猿田に脅されてる時や火神教授に呼び出された時に誰よりも身を縮こまらせてビクビクしているちょっと小心者な一面もギャップがあって可愛らしいです。
澪に秘密がバレてしまった時の涙ぐむ姿や、謝罪に来た時の辛そうな表情や必死に頭を下げ続ける姿が、澪を裏切った後悔の強さを感じさせました。澪を仲間として大切に思う気持ちは本物で、監視してるのがずっと心苦しくて辛かったんだろうなと伝わってきたのも良かったです。前回のラストに見せた表情が意味深で怖かったけど、脅されて仕方なく…っていう罪悪感がちゃんと感じられてホッとしました。
乙女で照希の本音を聞くシーン、鼻を赤くして泣いている姿や、メイクの崩れなんてお構いなしにゴシゴシと乱暴に頬を伝う涙を拭う仕草がリアルで良かった。瞬きもせず真っすぐ照希を見つめて息をつめたように話を聞く姿も、照希の表情や言葉をひとつも見逃さないように、聞き逃さないように全部受け止めたいという晴美の深い愛情が伝わってきてとても良かったです。
息子との2ショット写真を待ち受けにしていたり、心配過ぎてGPSをつけようとしたり、家出した時も取り乱して様子がおかしかったり、大学生の息子相手とは思えない過干渉・過保護っぷりが、普段のしっかりしていて頼もしい片岡とは別人のようで印象に残りました。いくら家出して心配とはいえ、外で職場の部下の前なのに号泣してしまうっていう情緒の不安定さも、ただの親子喧嘩や家庭不和だけではない根深い問題を感じさせ、6話への良い伏線になったと思います。
他人の色恋沙汰の噂で盛り上がる夏芽たちに「そのへんにしときなさい」と珍しく厳しい口調で注意する姿が印象的でした。表情も口調もかなりキツめだったし、その後のフォローもないし、何やら思い悩むような表情も浮かべていたし、普段と違い過ぎる様子に胸がザワザワしちゃいました。家庭が上手くいっていないって夏芽が話していたけど、単にそれだけではないような、もっと深い事情がありそうな重く深刻そうな空気を醸し出していたのも、決して大袈裟ではないんだけど、次回への伏線のような程よいインパクトがあって良かったです。
内藤の本当の気持ちを伊織に伝えようとする相馬を諭すシーンが良かった。人の気持ちは複雑で、内藤が伊織についた嘘もそれはそれで本心だとちゃんと気付いているところが人生の先輩としての経験値の差を感じさせ、それを説教臭くならずに友人を気遣う相馬の気持ちも慮って伝える姿も片岡の人柄の良さが伝わってきてとても良かったと思います。
高梨のことで悩む桜庭に声をかけるシーン、先輩らしくアドバイスをしてあげるのかと思いきや「よく分からない」と特に具体的な助言をしないところが片岡らしくて良かった。無責任に何となくそれらしいことを言って励ますこともなく「患者さんも色々いるし自分にも分からない」と素直に言えるところが素敵。なしもえやライブ配信のことなど、全然理解出来ずに何度も同じことを質問しちゃうおばちゃん丸出しな姿もチャーミングで面白かったです。
優しくて何があってもドンと構えて受け止める逞しさもあって、初めての現場でこんな先輩がいてくれたら心強いだろうなって思いました。たびたびやらかす桜庭にお説教もちゃんとするけど、言い方に棘や陰湿さがないから聞いていて嫌な気持ちにならないし、叱るだけじゃなくて相手の気持ちに共感して寄り添うところも、様々なタイプの患者と接して鍛えられた片岡のコミュニケーション能力の高さを感じさせました。