ツバキ文具店～鎌倉代書屋物語～

久しぶりに女優の片瀬那奈を観たドラマだった。
彼女の最近のイメージは「お局OL」が真っ先にくるが、明るく表情豊かな女性は片瀬那奈にぴったりで観ていて気持ちがいい。
最初の登場回のおしとやかな女性のイメージとその後の明るいキャラに多少のギャップを感じたが、むしろ彼女らしさが出ていた。
主人公に「次はポッポちゃんの番ね！」「大丈夫、大丈夫」と声をかけ多少強引に引っ張っていく様子は頼りがいのあるお姉さんとしての片瀬那奈が活かされていたように感じた。
全体的に真面目な登場人物が多いドラマの中で、はつらつとした様子のパンティーさんは重くなりがちな空気を明るくしてくれていた。

MCとしても活躍されていますね。小学校の先生で、パン作りが上手だから、パーティーと呼ばれているのは、面白く印象にハッキリと残ります。ハキハキした感じが、イメージ通りで、男爵とのテンポの良い会話シーンは、男爵役のベテラン奥田瑛二さんに負けず劣らず、とても上手かったです

クールできりっとしたイメージがあったので、今回明るくて三枚目っぽい役を演じているのが意外でした。
すっごくきれいな方なので見ているだけでも飽きないのですが、滑舌が悪くて舌足らずなしゃべりかたが気になります。

騒がしくて、いつも無駄にオーバーアクションな役が、実際の片瀬那奈さんとかぶって、よく演じられていると思います。普通にいたら、面倒なヤツですが、不思議と憎めないという人が、よくいるんだよね…と思ってしまいます。