TWO WEEKS

逃亡するのは結城大地だけではないのがこのドラマの面白いところ。月島楓は正義と愛の組み合わせから国会議員の黒木瞳は現実から比嘉愛未は信じることからそれぞれ逃亡している。三浦貴大刑事とハナちゃんは逃げておらず、ハナちゃんは光の天の側、刑事は地に足の付く重力の地上の側を受け持っている。逃亡するそれぞれが光に導かれ地に脚をつけて最終回となるのは宗教的なテーマのこのドラマにふさわしく、罪と罰、許しと復活がとても良く表現されていた。中でも感慨深いのは月島楓の友人愛ちゃんで正義と憎しみを組み合わせていた月島楓の罪として死んだというキリスト的な性格を持っている点だろうと思う。芳根京子の月島楓が最後に正義と愛の組み合わせに着地した時にまた登場し新しい人生をプレゼントしてあげると言う事の最初とは違う意味に変わっているのは見事なもので、この先検事を続ける月島楓が道を間違えるときその罪を背負って死にかつ蘇る救い主として月島楓とともに生きるだろう暗示が素晴らしい。

つまらなかった。予定調和を覆さない退屈なドラマだった。あらすじとキャラクターの相関を見ただけでオチが予想できてしまった。最終回で久我の息子が死んでいたことが分かる展開は予想外だったが1年間も息子の死を認めないのは不気味だし、ストーリーの主旨から外れてしまう荒唐無稽な設定だと思った。その事実を突き付けられて早々にそれを認めて久我は自首することになるがその物分かりの良さにも違和感を感じた。全体を通して見て主人公を演じた三浦春馬のファンだけが楽しめるドラマだったと思う。

無事に柴崎も捕まり、娘のはなちゃんの手術も間に合い成功し、ブランクはあるものの家族として一歩踏み出すラストはこれまでハラハラしっぱなしだった展開を考えるとホッと一息つけるいい最終回だった。最後の最後までアクションが凄く、刺されてしまうのではないかというハラハラ感と健気な子役の演技とで見いってしまった。最後何年後とかにして家族が再び時間を刻みはじめるまでやるともっといいのにと思った。が、なんとなく視聴者の想像に任せる今回のラストもよかったかもしれない。

最後まで、ハラハラし通しだった。ええー、そんな人気のないところに逃げ込んだら、逆に危なくない？　とか、ツッコミどころも、そこそこありながらも、細かいことは置いて、見入ってしまうくらいスリルは十分以上。ギリギリの中での、結城・有馬・柴崎、三者三様の父としてのありかたの違いが印象的だった。実際はここまで極端にはならないだろうけど、どういう親を持つかで、子どもの将来って、全然変わるんだなーと、考えさせられた。

まさか、すみれとはなに本気で危害が及ぶとは思っていなかったのですが、柴崎の狂乱ぶりが迫真の演技だったので、ドキドキハラハラしました。
三浦春馬演じる大地の緊迫した表情の変化も、リアルでよかったです。
事件の結末で、楓検事が久我議員に優しく振る舞えていたのは、少しキレイ事すぎるかな、と思いましたが、大地が冤罪であると信じることができた優しい楓なら、久我を許すことも可能なのかなぁと考えました。
最後まではなちゃんの笑顔が可愛かったです！

結城のはなちゃんにメロメロさが伝わってきました。
3人家族を応援したい気持ちになりました。

月島は最後の方にかけて検事らしく、キリッとした顔つきになってきてカッコよかったです。

灰谷の謎がやっと解けました。
いつも葛藤の中にあった息子の演技が良かったです。

柴崎は根っからの悪い奴で結局誰もついてこない。
クズっぷりの芝居が表情に現れていて癖あっていい感じでした。
はなちゃんの笑顔が可愛いドラマでした。

いよいよ終盤、クライマックス感が高まってきてハラハラ感を楽しめた。正義が勝つと分かっていながら、善と悪の対立がはっきりしてきてその戦いや駆け引きが面白かった。主人公を演じる三浦春馬が本当に父親っぽくて、ドラマスタート時よりも父親役がしっくりきてます。月島や有馬がそれぞれ結城を手助けするシーンがとてもよかった。すみれの命か、はなの命か、究極の選択を迫る柴崎はとことん悪党で嫌な奴だけど、ドラマを盛り上げるキャラとしては面白い。

とにかく三浦春馬がカッコいい！それだけで見入っちゃいます。緊迫した雰囲気が多いなか、今回は父親の優しい顔が見れて、つかの間私まで、ほんわかしちゃいました。それにしても子役はなちゃん、上手すぎる。芳根京子ちゃんも、新米検事役うまくハマってる。
黒木瞳が悪役なのが分かり過ぎてて、毎回それが残念に思ってしまう…。もう少し引っ張って欲しかった！皆上手すぎるから、ドラマの回数を長くして欲しかったな。そしたら黒幕も引っ張れただろうし、カッコいい三浦春馬を、もっと長く見れるのに。

春馬くんの女装をもっと見たかった！まさかの展開に緊張がほぐれました。

政治は、黒いものなしでは行えないものなのかと思ってしまいます。黒木瞳が自分を守る姿勢が怖い。

結城、楓、有馬のチームワークが面白かったです。
でも切ないのは有馬。ジンと来ます。

高嶋政伸の悪役が濃くていい。パーマ頭も人格濃さの強調のようで似合っています。

毎回結城の作戦がカッコよく、見て見ぬフリをして逃した有馬もカッコいい。
ラストで流れる春馬くんの歌声が、余韻を誘います。

結城の反撃が開始されたとする今回は、有馬も味方に加わることが明確になりましたね。
結城と楓、すみれと有馬、それぞれの関係性がどうなっていくのかも目が離せません。

韓国のドラマのリメイクであるためか、警察や検察の様子・描写については丁寧でないというか、ぼかした感じがします(日本の警察・検察とは異なる印象)。楓(芳根京子)の行動は自由過ぎるし、検事の捜査権としてはありえないでしょう。
内容が充実していれば楽しめますが、同じ時期に他局の「サイン―法医学者柚木貴志の事件―」も韓国のドラマのリメイクですし、日本のオリジナルでは面白いドラマを作れなくなっているのかと、気にはなりますね。

今後、柴崎と久我(黒木瞳)との結託・悪だくみが明らかになるでしょうが、前職が弁護士、現在国会議員の久我がリスクを冒してまで行ったことについては、丁寧に描いてほしいです。

はなの主治医が、実は柴崎たちと繋がっているのでは？と見ながら、思うが実際はどうなのだろうか？

ただただ謎の殺し屋の狙いだけ気になります｡

やっぱり…黒幕、いたなぁ、そして、その黒幕、予想通り！という感じでしたが、黒幕がどのように動いていくのかとか、動機はなんなのか、とか、これからがますます楽しみになりました。

愛さんのデジカメが、柴崎の手に、どうか渡らないでほしい！と願うばかりのハラハラな時間が、スリルありすぎて、たまりません！
そのデジカメがなんとか、結城の手に渡ったときは、本当に、ほっとしましたが、同時に、柴崎一味が嗅ぎつけて、結城やすみれさんや、はなちゃんに危害が加わるんじゃないかという不安も同時に襲ってきました。
とにかく、怖い！！

絶体絶命で海に落ちた結城大地が、昔の因縁の人物に救われるなどという偶然には「少しズルいな」と思いましたが、最後に月島楓検事が大地を救出するまでずっとスリル満点で、息を飲んで集中してしまいました。
大地を演じる三浦春馬の、追い詰められたときの表情の変化がリアルで良かったです。
また、はなが絵で作ったお話が、青柳すみれと大地と有馬刑事の関係を上手く比喩していて、子供ながらいろいろ考えることがあるんだなぁと感動しました。

娘の「はな」がとにかく良い子。
大地が「なんとか助けたい」「逃げ切りたい」と思う気持ちにとても共感できたし、文句なしに「頑張れ！」と応援できます。

逆に、すみれになかなか共感できません。
婚約者の有馬に大地のことを話すのを躊躇うシーンが多いですが、本当に娘のことが大切ならば、逆に早く話すべきでは？と思ってしまいます。有馬に何を思われたとしても、真実は変わらないし捜査も早まる方が結果的にはよいのではと、もやもやしながら見ていました。

結城に助けてもらえたことが嬉しかったからと、春川が結城の逃亡潜伏を助けようとするシーンが印象的でした。三浦春馬さん演じる結城の緊張してこわばった顔の中に、春川が示してくれた好意に対する、ふっと緩んだ感謝の気持ちが表れた瞬間の表情がとても良かったです。なのに春川があんな奴だったなんてサイテー。なんでも録画してメディアに売り飛ばしてお金にしたがる今時の一部の若い子たちがこんなところにも登場していたことに、救いようのない不快さを感じました。

主演の三浦春馬の走りっぷりがたまらなくいいです。元々彼のファンなので見始めましたが、回を追うごとに緊迫感が増してどんどん引き込まれています。
少しずつ事件の真相が紐解かれていくと同時に登場人物も増えてきたので頭の中が混乱しないように脳内人物相関図を整理しながら観ています。シリアスなシーンや逃げるシーン等ハラハラ要素が多めですが、今回もはなちゃんの屈託のない笑顔や手のサインに癒されました。有馬刑事の今後の動向も気になります。

今期1番好きなドラマです。特に一話は引き込まれたー！！

夫婦で毎週楽しみに観ています。今期は韓国ドラマのリメイクが目につきますが、その中では「two weeks」が一番面白いですね。ツッコミどころはちょこちょこありますが、展開が素早く、グッと引き寄せられます。
三浦春馬と磯村勇斗の格闘から始まりましたが、どちらも好きな俳優さんで嬉しいですね。アクション、とってもかっこよかったです。怪我をした主人公が、倍賞美津子さんを縛って家に押し入りましたが、お二人のシーンは、どちらもどこか優しい人柄を感じさせる暖かみがあってよかったです。ラストまで飽きさせない、あっという間の1時間でした。
白血病の娘さんをどうか助けられるように、毎回「ガンバレ」と主人公を応援しながら観ています。

主人公を助けた人物が協力者だと思っていたのに違って、予想外の展開だといっそう面白く興味がわいてくる。倍賞美津子がとても味のある演技で素敵だった。主人公の無実を信じて勇気づけるシーンはちょっと感動だった。月島楓の父親の事件もはっきり分かり、結城が本当に無実ということも分かって安心。だったら逃げなくてもいいのにと思いつつ、この手のドラマは結局逃げ切って最後には娘の手術に間に合うんだろうと予想しながら見てる。

慌ただしくスピード感のある逃走劇に対し、大地や楓、それに悪者の柴崎などのキャラクターの性格や背景が随所に丁寧に描かれているのが良かったです。
すみれと大地の幸せな過去を壊したのが、柴崎による恐喝だったとはっきりしたのは腑に落ちましたが、ゾクリと怖かったです。
逃亡中の大地に、はなの幻が見えたのは少しやりすぎな気がしましたが、はなが実父のことに気がついているのに黙っている様子を見ると、これくらいの演出もアリかな、と感じました。

ドラマは1週間ごとに放送されているけど、設定は2週間の話なのでもっとスピード感が感じられるとより入り込んで見られそう。
敵と味方が一見はっきりしてそうだけど、主人公と同じ施設出身の同居人がもしかしたら裏切るかもとか、ハラハラドキドキ。
謎の人物が現れたけど彼は結城の味方なのか、面白くなってきた。
月島楓がなんで、結城のことを知っていたのかも分かり、過去の因縁も判明してドラマが分かりやすくなった。
国会議員の久我もなんか怪しい気がして、注目の人物だ。

逃亡劇かー、ドキドキしちゃって苦手なんだよねー。三浦春馬が美しすぎるし、爽やかな格好で病院に来た姿なんかは全然チンピラには見えずちょっとチグハグな感じ。もうちょいアウトローに見える俳優さんの方が良かったのでは？しかも娘が白血病でドナー検査も受けてその上適合して手術も決まっているのに、それでも収監されるの？一般の病院が無理なら警察病院でもなんでもいいからドナーになるくらいできないのか？なんかいろいろ腑に落ちなかった。

三浦春馬さんがチンピラ役でしかも父親という意外性のある設定に興味を持って観ました。
美青年なので、全然チンピラではないですけど、別れた元恋人との間に娘がいて、その子が白血病で骨髄移植が必要といきなりの事実を突きつけられて戸惑ってしまうけど、検査を受けて、娘と話してしまうと父性に目覚め始めます。身分を隠しながらも可愛い娘と話すシーンは微笑ましいものがありました。
でも、型も一致して骨髄移植の準備に入った矢先に、はめられて殺人犯に仕立て上げられてしまい逮捕される。タイミングの良過ぎる事件は何の企みなのか、単なる身代わりにされただけなのか、気になります。
護送中に事故で車が横転して、逃走しますが、この事故も誰かが仕組んだものだし、展開も早く、スリルがあるので、この先どうなるか早く次が観たいです。