『アバランチ』での千葉雄大 (牧原大志役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
千葉雄大 (牧原大志役) は 「2021年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
一番殺伐としたところから遠いところにいたけれど、ちゃんと仲間で、信頼関係が築けているのがわかる役どころをしっかりと表現されていてすごいなと思いました。
羽生と再会した時にハグしにいったり、美味しそうにご飯を食べながらリナと姉弟のように仲良く軽口を叩いたり、重苦しい展開が続く中でマッキーの無邪気さや笑顔が救いになってるなと感じました。たまにフッと遠くを見るような陰のある表情を浮かべるところも、不安や悲しみ、憤りなどを抱えて葛藤する繊細な一面を感じさせて良いと思います。
まず設定として情報収集担当のハッカーなわけですが、最近この手の役は便利に使われ過ぎて、簡単に都合よく重要情報をハッキングしてしまいます。それに比べるとこの牧原という役には、常に限界があります。それがこのドラマのリアリティと緊張感作りに役立っていると思います。牧原は斜に構えたお坊ちゃんという感じですが、それはアバランチメンバー構成要素をあえて男女ともに広い世代にすることで、ある一定の人たちの主張ではないという制作側のメッセージでしょう。千葉さんの芝居もそれに沿って、若者らしい甘さとクールさの中に激しさを秘めたかたちにしているのだと思います。なので脇役ですがしっかりと役作りができていると感じます。
ハードボイルドにボクちゃんは似合わない
ふわっとした印象から、姉の名前が出て動揺したり声を荒げたりする様子にギャップがあって、事件のことをとても重要視してるのが伝わってきました。最後の涙もやっと前へ進めるといった明るいもので良かったです。
姉の死の真相が絡んでいるためか、苛立って大声を出したり、駄々をこねるように騒いだり、感情的になって取り乱す姿が印象的でした。前回は犯罪行為やスリルを楽しんでいるように見えて、何かが少し欠落した青年という印象を受けましたが、感情的な姿から姉の無念を晴らすという強い意志や姉への深い愛情が伝わってきて、ちゃんと人の痛みや悲しみが分かる人なんだなと牧原の人間性が垣間見れたのが良かったと思います。
どちらかといえば非道なことなんて出来ませんみたいな顔なのに、"はいできたー"と軽く犯罪をやってのけ、誰でもできる簡単なお仕事ですよという表情をする。千葉さんのこういった役は始めてみるので、どんな過去があるのか、ハッカーとしての手際がもっと見たいと思いました。
やってることは犯罪なんだけど、無邪気にニコニコはしゃいでるし、西城に「何のためにこんなことを…」と訊かれた時もきょとんとしてるし、100%正義感のためではないような、どこかゲームのように楽しんでいる姿が印象的でした。こういう倫理観が欠落した子どもがそのまま大人になったような役、似合いますよね。派手なアクションがあるわけでもなく、ずっとパソコンに向き合ってるだけだけど、シリアスなドラマの雰囲気と牧原のキャラクターのミスマッチ感が逆に存在感を際立たせていて印象に残りました。
一番殺伐としたところから遠いところにいたけれど、ちゃんと仲間で、信頼関係が築けているのがわかる役どころをしっかりと表現されていてすごいなと思いました。
羽生と再会した時にハグしにいったり、美味しそうにご飯を食べながらリナと姉弟のように仲良く軽口を叩いたり、重苦しい展開が続く中でマッキーの無邪気さや笑顔が救いになってるなと感じました。たまにフッと遠くを見るような陰のある表情を浮かべるところも、不安や悲しみ、憤りなどを抱えて葛藤する繊細な一面を感じさせて良いと思います。
まず設定として情報収集担当のハッカーなわけですが、最近この手の役は便利に使われ過ぎて、簡単に都合よく重要情報をハッキングしてしまいます。それに比べるとこの牧原という役には、常に限界があります。それがこのドラマのリアリティと緊張感作りに役立っていると思います。牧原は斜に構えたお坊ちゃんという感じですが、それはアバランチメンバー構成要素をあえて男女ともに広い世代にすることで、ある一定の人たちの主張ではないという制作側のメッセージでしょう。千葉さんの芝居もそれに沿って、若者らしい甘さとクールさの中に激しさを秘めたかたちにしているのだと思います。なので脇役ですがしっかりと役作りができていると感じます。
ハードボイルドにボクちゃんは似合わない
ふわっとした印象から、姉の名前が出て動揺したり声を荒げたりする様子にギャップがあって、事件のことをとても重要視してるのが伝わってきました。最後の涙もやっと前へ進めるといった明るいもので良かったです。
姉の死の真相が絡んでいるためか、苛立って大声を出したり、駄々をこねるように騒いだり、感情的になって取り乱す姿が印象的でした。前回は犯罪行為やスリルを楽しんでいるように見えて、何かが少し欠落した青年という印象を受けましたが、感情的な姿から姉の無念を晴らすという強い意志や姉への深い愛情が伝わってきて、ちゃんと人の痛みや悲しみが分かる人なんだなと牧原の人間性が垣間見れたのが良かったと思います。
どちらかといえば非道なことなんて出来ませんみたいな顔なのに、"はいできたー"と軽く犯罪をやってのけ、誰でもできる簡単なお仕事ですよという表情をする。千葉さんのこういった役は始めてみるので、どんな過去があるのか、ハッカーとしての手際がもっと見たいと思いました。
やってることは犯罪なんだけど、無邪気にニコニコはしゃいでるし、西城に「何のためにこんなことを…」と訊かれた時もきょとんとしてるし、100%正義感のためではないような、どこかゲームのように楽しんでいる姿が印象的でした。こういう倫理観が欠落した子どもがそのまま大人になったような役、似合いますよね。派手なアクションがあるわけでもなく、ずっとパソコンに向き合ってるだけだけど、シリアスなドラマの雰囲気と牧原のキャラクターのミスマッチ感が逆に存在感を際立たせていて印象に残りました。