『ハヤブサ消防団』での山本耕史 (中山田洋役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
山本耕史 (中山田洋役) は 「2023年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
アビゲイルの儀式を阻止しようと意気込む消防団メンバーに「警察に任せた方が良い」と意見するシーンが、自分たちで愛する故郷を守るんだというメンバーと、言い方は悪いけど余所者の熱量の差を感じさせました。事件について調べている時もそうだったけど、親身で協力的だけど何処か他人事っぽい距離感を感じさせる絶妙な「お客様」感がすごく上手くて、熱くなる当事者たちとは違う第三者視点を示してくれたところも面白かったです。
三馬の家で映子を見た時の絶叫シーン、最高でした。叫んだ後も早口で何か喚きながらずっと怯えてめっちゃ煩いし「静かに」と三馬に怒られるところまでセットですごく面白かったです。不穏で鬱々とした展開が続く中、コミカルな芝居と明るさで良い感じに緊張感を緩めて貰えました。ずっとハラハラ・ドキドキしっぱなしだと観ていて疲れちゃうし、中山田の存在が良いスパイスになっていると思います。
放火犯が捨てたかもしれないベンジンの容器を素手で触って指紋をつけてしまったり、ペットボトルを落とすのもわざとらしかったり、6話になって急に怪しさが増してきたのが気になります。仕事には関係ないのに色々と調べてくれるし、三馬を心配して何度もハヤブサに来てくれたり、その明るい人柄も相まってすごく頼もしくてホッとする存在なので、何らかの形で事件に関わってるとしたらショック過ぎます。
アビゲイル騎士団や彩の情報を細かく教えてくれるし、わざわざ東京から再訪したり、三馬のことが心配な気持ちは本当なんだろうけど、観光気分全開の服装や話の途中で徳田たちとゴルフに行ってしまうなど、何処か他人事っぽい距離感が「部外者」っぽくて良いですね。カラっと明るい都会人の中山田がいることでハヤブサで起きている不可解な事件がより閉鎖的に感じられて不穏さや不気味さが増すところも良いと思います。
中山田は本当にこのままのキャラなのでしょうか。仕事も出来るし、いい奴なんだけど、裏になにかありそうな気がしないでもない。もっともそれは中山田がというより、怪優ともいうべき山本耕二がキャスティングされているから。わざわざこのキャラに山本さんを使うかな、という疑いの気持ちを抱いてしまいます。それだけ山本さんという俳優のキャラが強く、視聴者に考えさせたり、誘導するような色があるということでしょう。何にしても、その個性がすごいし、良い役者さんだなと改め思います。
東京に戻ったあとも団員たちとメールのやりとりをしていたり、三馬よりもハヤブサに詳しくなっているところが中山田の順応性の高さやコミュ力の高さを感じさせて良かったです。消防団に影響されて救命講習に応募したり、気になったことはとことん調べたり行動力と探求心があるところも、色々と情報を集めて三馬に報告をするという展開に説得力を持たせていて良かったと思います。
田舎のノリに引き気味だったのに、酔っ払うとすぐに消防団メンバーたちと打ち解けて「中ちゃん」呼びまでされて盛り上がってる姿が、調子の良い中山田らしくて良かったです。三馬をめぐって勘介と言い合いになったり、ゴルフ中に三馬とちょっかい出し合ってわちゃわちゃ盛り上がってる姿など、たまに見せる子供みたいなところも親近感が湧いて魅力に感じました。
ハヤブサの不穏さとは無縁な軽妙なやりとりにホッとします。締め切り1時間しか伸ばしてくれないところも「執筆を最優先」ときっぱり言い切るところも、太郎との遠慮のない信頼関係が伝わってきて良かったです。会議中に地元民がやってきて慌てる太郎の姿と、一切心の籠っていない「良いですね、寺当番」っていう中山田の棒読み台詞のギャップも何だかシュールで笑えました。
太郎のスランプを気にする編集長に「次では傑作になる」と自信たっぷりに宣言したり、ハヤブサに引っ越す太郎に「作家辞めるなんてダメですよ」と釘を刺したり、担当だからというだけではなく、本気で太郎の才能を信じて期待しているのが伝わってくるところが良かったです。ハヤブサでのシーンが不穏なものばかりなので、ガラリと空気の変わる編集部のシーンや太郎とのテンポの良いやりとりが良い緩衝材になっていると思います。
アビゲイルの儀式を阻止しようと意気込む消防団メンバーに「警察に任せた方が良い」と意見するシーンが、自分たちで愛する故郷を守るんだというメンバーと、言い方は悪いけど余所者の熱量の差を感じさせました。事件について調べている時もそうだったけど、親身で協力的だけど何処か他人事っぽい距離感を感じさせる絶妙な「お客様」感がすごく上手くて、熱くなる当事者たちとは違う第三者視点を示してくれたところも面白かったです。
三馬の家で映子を見た時の絶叫シーン、最高でした。叫んだ後も早口で何か喚きながらずっと怯えてめっちゃ煩いし「静かに」と三馬に怒られるところまでセットですごく面白かったです。不穏で鬱々とした展開が続く中、コミカルな芝居と明るさで良い感じに緊張感を緩めて貰えました。ずっとハラハラ・ドキドキしっぱなしだと観ていて疲れちゃうし、中山田の存在が良いスパイスになっていると思います。
放火犯が捨てたかもしれないベンジンの容器を素手で触って指紋をつけてしまったり、ペットボトルを落とすのもわざとらしかったり、6話になって急に怪しさが増してきたのが気になります。仕事には関係ないのに色々と調べてくれるし、三馬を心配して何度もハヤブサに来てくれたり、その明るい人柄も相まってすごく頼もしくてホッとする存在なので、何らかの形で事件に関わってるとしたらショック過ぎます。
アビゲイル騎士団や彩の情報を細かく教えてくれるし、わざわざ東京から再訪したり、三馬のことが心配な気持ちは本当なんだろうけど、観光気分全開の服装や話の途中で徳田たちとゴルフに行ってしまうなど、何処か他人事っぽい距離感が「部外者」っぽくて良いですね。カラっと明るい都会人の中山田がいることでハヤブサで起きている不可解な事件がより閉鎖的に感じられて不穏さや不気味さが増すところも良いと思います。
中山田は本当にこのままのキャラなのでしょうか。仕事も出来るし、いい奴なんだけど、裏になにかありそうな気がしないでもない。もっともそれは中山田がというより、怪優ともいうべき山本耕二がキャスティングされているから。わざわざこのキャラに山本さんを使うかな、という疑いの気持ちを抱いてしまいます。それだけ山本さんという俳優のキャラが強く、視聴者に考えさせたり、誘導するような色があるということでしょう。何にしても、その個性がすごいし、良い役者さんだなと改め思います。
東京に戻ったあとも団員たちとメールのやりとりをしていたり、三馬よりもハヤブサに詳しくなっているところが中山田の順応性の高さやコミュ力の高さを感じさせて良かったです。消防団に影響されて救命講習に応募したり、気になったことはとことん調べたり行動力と探求心があるところも、色々と情報を集めて三馬に報告をするという展開に説得力を持たせていて良かったと思います。
田舎のノリに引き気味だったのに、酔っ払うとすぐに消防団メンバーたちと打ち解けて「中ちゃん」呼びまでされて盛り上がってる姿が、調子の良い中山田らしくて良かったです。三馬をめぐって勘介と言い合いになったり、ゴルフ中に三馬とちょっかい出し合ってわちゃわちゃ盛り上がってる姿など、たまに見せる子供みたいなところも親近感が湧いて魅力に感じました。
ハヤブサの不穏さとは無縁な軽妙なやりとりにホッとします。締め切り1時間しか伸ばしてくれないところも「執筆を最優先」ときっぱり言い切るところも、太郎との遠慮のない信頼関係が伝わってきて良かったです。会議中に地元民がやってきて慌てる太郎の姿と、一切心の籠っていない「良いですね、寺当番」っていう中山田の棒読み台詞のギャップも何だかシュールで笑えました。
太郎のスランプを気にする編集長に「次では傑作になる」と自信たっぷりに宣言したり、ハヤブサに引っ越す太郎に「作家辞めるなんてダメですよ」と釘を刺したり、担当だからというだけではなく、本気で太郎の才能を信じて期待しているのが伝わってくるところが良かったです。ハヤブサでのシーンが不穏なものばかりなので、ガラリと空気の変わる編集部のシーンや太郎とのテンポの良いやりとりが良い緩衝材になっていると思います。