『おちょやん』での東野絢香 (岡田みつえ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
東野絢香 (岡田みつえ役) は 「2021年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
この方はすごいなあと思って見ています。千代ちゃんの姿を見つけて茫然と立っている、出かける千代ちゃんを追いかけて出ていってなんと声をかけようかと思案している、そういう姿がとても自然で素敵です。声にならないセリフの前の表情にとくに惹きつけられて。今日の「早よ、お帰り」はあたたかくて、とても懐かしい言葉でした。
すっかり肝っ玉母さん然としていて、千代ちゃんのことを本当に心配しながらも信じていて、ラジオドラマを毎回楽しみに聞いている様子がみつえちゃんらしいなと思う。千代ちゃんのいない劇団のことも心配していて、すっかり岡福うどん店は劇団員のたまり場になっていて、そのあたりもみつえちゃんの懐の深さを見るよう。なぜかみつえちゃんを見ると安心してしまいます。
みつえが千代の親友で良かった。母の顔、女の顔、親友の顔いろんな表情がくるくると変わって、表情を見るだけでどういう立場で話をしているのかよくわかる。千代のことを大切に思い、いつまでも一緒にほつれた座布団を繕うと言った時の表情も、千秋楽終わったら一緒に新しい座布団を買いに行くと言った時の小指を差し出した時の表情も、舞台の上の千代を見つめる表情もどれもあたたかくて、とても真剣だった。
福助君の戦死通知が来て以来、本当にどんどん弱って精神的に病んでいる感じで、それは終戦でも何一つ変わらないどころか余計にひどくなっている気がしていた。ご寮人さんに促されて芝居を見に来たみつえちゃんの顔はどんよりとしていて精気がなくて、ドラマなのに本当に心配してしまった。最後にすっかり元気になって炊き出ししている様子が出て、明るくてさらにたくましくなっていて嬉しかった。
戦争が終わったことを千代から伝えられても何も表情が変わらない。それは自分が生き残ったことよりも福助君が戦死したことでみつえちゃんの中で何かが終わってしまっていて、戦争が終わることに意味を見いだせられないからだと思う。一福君を守りきれた喜びが湧いてくるのはまだ先なのだろう。国の勝ち負けよりも大切な人を失うことの方が大きいと、精気のないみつえちゃんの顔を見ていて思った。
あの当時、連日空襲で実際にはあんな風に閉じこもったり寝込んだりはできなかったのだろうけれど、心情としては理解できるし、しっかりしなきゃと思っても体が動かなくなってしまったのだろう。苦しくて悲しくて辛くて、言いようのない感情がすごく伝わってきて泣いてしまった。
千代ちゃんに「今までよう頑張ってきた」みたいに言われて、一瞬みつえちゃんの表情が崩れて、それでもまた引き締めて「朝ごはん作ったる」が様々な困難を乗り越えてきて強くなったのがわかって。きっと強くならざるを得なかったんだろうなと。千代ちゃんの物語なんだけれど、このところみつえちゃんの成長物語としても楽しんでいます。
福助のトランペットを命がけで守ったのを見て福助への愛がこちらにも伝わってくる演技に好きだだの嫌いだの言ってる薄っぺらい恋愛よりも深い愛に涙が出た。いつもは減らず口ばかりたたいていてもほんとに福助さんが好きだったんだね。抱きしめたトランペットが悲しかった。
福助君の大切なトランペットを守るための決死の一芝居、芝居だとわかっていても引き込まれるものがありました。千代を守るためにシズさんが以前うったお芝居を思い出して、親子だなと。それを余すことなく演じきった絢香さんに凄みすら感じました。
お母ちゃんは強いなあ、みつえちゃん強くしっかりしたなあと。今の時代からは考えられないけれど、旦那が戦地へ行くということがわかっていてやつれてはいてもちゃんと動けている。わがままでぽやんとしていたお嬢さんだったのに、これまでの時間の経過、成長、時代、心情を感じられる演技ですごいなと思います。
みつえちゃん、演技は良いんだけどずっとカツラの乗っかってる感が気になってたんだけれど、ちょっとなじんできた気がする。ちょっとしたしぐさにも最初の初々しさが抜けて、ちゃんと結婚して子どももいる風で落ち着いた感じが出てきていて、とても良いです。
一平君の襲名口上で、一平君が千代ちゃんとの結婚報告をした時のみつえちゃんの嬉しそうな顔。本当に親友のようでとても良かったです。結婚してからもやっぱり一平君のファンなのが見ててわかるのが可笑しい。福助さんヤキモチ焼かないのかしらといらん心配してしまった。
みつえって最初は好きじゃなかったんですよ。 でも、福助と結婚するあたりから可愛くなって、今では愛らしい若奥様になりましたね。 何かあるとすぐに実家に帰って、お父さん相手に愚痴をこぼすのも面白い(シズさんだと怖いから笑) ずっとこのまま『お嬢様感』を持ってて欲しいです。
この方はすごいなあと思って見ています。千代ちゃんの姿を見つけて茫然と立っている、出かける千代ちゃんを追いかけて出ていってなんと声をかけようかと思案している、そういう姿がとても自然で素敵です。声にならないセリフの前の表情にとくに惹きつけられて。今日の「早よ、お帰り」はあたたかくて、とても懐かしい言葉でした。
すっかり肝っ玉母さん然としていて、千代ちゃんのことを本当に心配しながらも信じていて、ラジオドラマを毎回楽しみに聞いている様子がみつえちゃんらしいなと思う。千代ちゃんのいない劇団のことも心配していて、すっかり岡福うどん店は劇団員のたまり場になっていて、そのあたりもみつえちゃんの懐の深さを見るよう。なぜかみつえちゃんを見ると安心してしまいます。
みつえが千代の親友で良かった。母の顔、女の顔、親友の顔いろんな表情がくるくると変わって、表情を見るだけでどういう立場で話をしているのかよくわかる。千代のことを大切に思い、いつまでも一緒にほつれた座布団を繕うと言った時の表情も、千秋楽終わったら一緒に新しい座布団を買いに行くと言った時の小指を差し出した時の表情も、舞台の上の千代を見つめる表情もどれもあたたかくて、とても真剣だった。
福助君の戦死通知が来て以来、本当にどんどん弱って精神的に病んでいる感じで、それは終戦でも何一つ変わらないどころか余計にひどくなっている気がしていた。ご寮人さんに促されて芝居を見に来たみつえちゃんの顔はどんよりとしていて精気がなくて、ドラマなのに本当に心配してしまった。最後にすっかり元気になって炊き出ししている様子が出て、明るくてさらにたくましくなっていて嬉しかった。
戦争が終わったことを千代から伝えられても何も表情が変わらない。それは自分が生き残ったことよりも福助君が戦死したことでみつえちゃんの中で何かが終わってしまっていて、戦争が終わることに意味を見いだせられないからだと思う。一福君を守りきれた喜びが湧いてくるのはまだ先なのだろう。国の勝ち負けよりも大切な人を失うことの方が大きいと、精気のないみつえちゃんの顔を見ていて思った。
あの当時、連日空襲で実際にはあんな風に閉じこもったり寝込んだりはできなかったのだろうけれど、心情としては理解できるし、しっかりしなきゃと思っても体が動かなくなってしまったのだろう。苦しくて悲しくて辛くて、言いようのない感情がすごく伝わってきて泣いてしまった。
千代ちゃんに「今までよう頑張ってきた」みたいに言われて、一瞬みつえちゃんの表情が崩れて、それでもまた引き締めて「朝ごはん作ったる」が様々な困難を乗り越えてきて強くなったのがわかって。きっと強くならざるを得なかったんだろうなと。千代ちゃんの物語なんだけれど、このところみつえちゃんの成長物語としても楽しんでいます。
福助のトランペットを命がけで守ったのを見て福助への愛がこちらにも伝わってくる演技に好きだだの嫌いだの言ってる薄っぺらい恋愛よりも深い愛に涙が出た。いつもは減らず口ばかりたたいていてもほんとに福助さんが好きだったんだね。抱きしめたトランペットが悲しかった。
福助君の大切なトランペットを守るための決死の一芝居、芝居だとわかっていても引き込まれるものがありました。千代を守るためにシズさんが以前うったお芝居を思い出して、親子だなと。それを余すことなく演じきった絢香さんに凄みすら感じました。
お母ちゃんは強いなあ、みつえちゃん強くしっかりしたなあと。今の時代からは考えられないけれど、旦那が戦地へ行くということがわかっていてやつれてはいてもちゃんと動けている。わがままでぽやんとしていたお嬢さんだったのに、これまでの時間の経過、成長、時代、心情を感じられる演技ですごいなと思います。
みつえちゃん、演技は良いんだけどずっとカツラの乗っかってる感が気になってたんだけれど、ちょっとなじんできた気がする。ちょっとしたしぐさにも最初の初々しさが抜けて、ちゃんと結婚して子どももいる風で落ち着いた感じが出てきていて、とても良いです。
一平君の襲名口上で、一平君が千代ちゃんとの結婚報告をした時のみつえちゃんの嬉しそうな顔。本当に親友のようでとても良かったです。結婚してからもやっぱり一平君のファンなのが見ててわかるのが可笑しい。福助さんヤキモチ焼かないのかしらといらん心配してしまった。
みつえって最初は好きじゃなかったんですよ。
でも、福助と結婚するあたりから可愛くなって、今では愛らしい若奥様になりましたね。
何かあるとすぐに実家に帰って、お父さん相手に愚痴をこぼすのも面白い(シズさんだと怖いから笑)
ずっとこのまま『お嬢様感』を持ってて欲しいです。