PTAグランパ2！

ドラマも終盤を迎え、いろいろ出尽くしたかなと思いきや後から後から事件は起きてきますね～。またこのドラマは教育現場の縮図を見ているようで毎回ハラハラドキドキします。堂島先生こそやっと本領を発揮し始めましたが、武曾家と瀬古家はまだまだ波高しですね。孫の友理奈はやっとパパと打ち解けたようですが、お友達の瀬古美羽ちゃんは私立中学校こそ合格したみたいですが、ママのいない心の穴は埋まっていないようで。それに気づかないパパとパパに気を遣う美羽ちゃん、切なくて胸が締め付けられるようです。なんとか最終回までには立ち直ってほしいものです。

頑固で融通がきかないおじいさん役の松平健さんが小学校のPTA役員をやるという設定が最高です。毎回、PTAのお母さんたちやモンスターペアレント、学校の先生たちがさまざまな問題を持ち込んできますが、松平健さん演じる「武曽さん」が不器用で他人とぶつかりながらも他のPTA役員の方たちと協力して、最後には問題を立派に解決するところに毎回スカッとします。自分が普段仕事をしているとき、武曽さんの決め台詞「悩むな！迷うな！立ち止まるな！」を思い出して励まされることがあります。毎週日曜日に松平健さんを観るのが楽しみです。

松平健が眞島秀和さん演じるPTA副会長とトラブルになってしまいひやひやしてしまいます。その裏にはさまざまな事情があることがわかり納得する反面、そんなことでキレるかという思いもします。個人的には村岡希美さん演じるPTAのお局さんが気に入っています。とっても嫌な人かと思いきや、いろいろな場面で主人公を助けてくれる良い人という設定に意外性があって面白いです。

PTAの役員経験があるので、数々の問題や理不尽な怒りなど共感できる部分がすごく多いです。ストーリー自体はもちろんのこと、それぞれのキャストが本当にいい持ち味を出していて、思わず応援したくなります。上にたって大多数をまとめるってとても大変だと改めて痛感します。