鎌倉殿の13人
新納慎也 (阿野全成役) の演技はどうでしたか？
『鎌倉殿の13人』での新納慎也 (阿野全成役)の演技はどうでしたか？あえて2択で評価してみて下さい。
新納慎也 (阿野全成役) は 「2022年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 （→ 今、何位？）
合計: 260 票
実施期間: 2022年5月25日 ～
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関連レビュー
『鎌倉殿の13人』の感想 157コメント
『鎌倉殿の13人』のキャスト一覧
- 小栗旬（北条義時 役）の評価は？ 34コメント
- 新垣結衣（八重 役）の評価は？ 28コメント
- 坂東彌十郎（北条時政 役）の評価は？ 25コメント
- 宮沢りえ（りく 役）の評価は？ 22コメント
- 片岡愛之助（北条宗時 役）の評価は？ 7コメント
- 小池栄子（北条政子 役）の評価は？ 36コメント
- 大泉洋（源頼朝 役）の評価は？ 33コメント
- 菅田将暉（源義経 役）の評価は？ 31コメント
- 杉本哲太（源行家 役）の評価は？ 4コメント
- 江口のりこ（亀 役）の評価は？ 6コメント
- 青木崇高（木曽義仲 役）の評価は？ 5コメント
- 浅野和之（伊東祐親 役）の評価は？ 2コメント
- 佐藤二朗（比企能員 役）の評価は？ 6コメント
- 草笛光子（比企尼 役）の評価は？ 4コメント
- 中川大志（畠山重忠 役）の評価は？ 10コメント
- 中村獅童（梶原景時 役）の評価は？ 5コメント
- 佐藤B作（三浦義澄 役）の評価は？ 3コメント
- 山本耕史（三浦義村 役）の評価は？ 16コメント
- 國村隼（大庭景親 役）の評価は？ 4コメント
- 佐藤浩市（上総広常 役）の評価は？ 8コメント
- 西田敏行（後白河法皇 役）の評価は？ 3コメント
- 鈴木京香（丹後局 役）の評価は？ 6コメント
- 松平健（平清盛 役）の評価は？ 2コメント
- 小泉孝太郎（平宗盛 役）の評価は？ 8コメント
- 田中泯（藤原秀衡 役）の評価は？ 2コメント
- 市川猿之助（文覚 役）の評価は？ 3コメント
- 高岸宏行（仁田忠常 役）の評価は？ 7コメント
- 芹澤興人（江間次郎 役）の評価は？ 2コメント
- 市川染五郎（源義高 役）の評価は？ 3コメント
- 梶原善（善児 役）の評価は？ 16コメント
- 落井実結子（大姫 役）の評価は？ 2コメント
- 迫田孝也（源範頼 役）の評価は？ 6コメント
- 宮澤エマ（実衣 役）の評価は？ 14コメント
- 南沙良（大姫 役）の評価は？ 4コメント
- 瀬戸康史（北条時連 役）の評価は？ 7コメント
- 福田愛依（ちえ 役）の評価は？ 1コメント
- 新納慎也（阿野全成 役）の評価は？ 3コメント
- 相島一之（運慶 役）の評価は？ 5コメント
- 小林隆（三善康信 役）の評価は？ 1コメント
- 栗原英雄（大江広元 役）の評価は？ 3コメント
- 坪倉由幸（工藤祐経 役）の評価は？ 2コメント
- 横田栄司（和田義盛 (小太郎) 役）の評価は？ 10コメント
- 市原隼人（八田知家 役）の評価は？ 8コメント
- 大野泰広（足立遠元 役）の評価は？ 1コメント
- 堀内敬子（道 役）の評価は？ 3コメント
- 石橋静河（静御前 役）の評価は？ 6コメント
- 三浦透子（里 役）の評価は？ 2コメント
- 田中直樹（九条兼実 役）の評価は？ 1コメント
- 坂口健太郎（金剛 役）の評価は？ 9コメント
- 堀田真由（比奈 役）の評価は？ 5コメント
- 秋元才加（巴御前 役）の評価は？ 7コメント
- 金子大地（源頼家 役）の評価は？ 8コメント
- 山谷花純（せつ 役）の評価は？ 1コメント
- 山本千尋（トウ 役）の評価は？ 5コメント
- 菊地凛子（のえ 役）の評価は？ 18コメント
- 柿澤勇人（源実朝 役）の評価は？ 13コメント
- 磯山さやか（サツキ 役）の評価は？ 1コメント
- 加藤小夏（千世 役）の評価は？ 2コメント
- 寛一郎（公暁 役）の評価は？ 3コメント
- 生田斗真（源仲章 役）の評価は？ 4コメント
歴史的に見ると全成の死は大きな分岐点だといえます。それは坂東の源氏の正統ともいうべき源義朝の血を引くのは、源頼朝の血筋だけとなり、源氏の棟梁イコール頼朝の血統と定まったからです。新納さんは僧侶としては胡散臭く、武家としては弱々しい、けれどどこか愛すべきキャラとして全成を演じていました。最期のシーンで見せた法力は偶然の出来事だったとしても、全成の矜持を感じさせるし、源氏の未来を暗示しているかのようでした。とても印象に残るキャラだし、演技でした。
いつもの気弱な全成殿ではなく気迫に満ち溢れた嵐の中の最期は見応え充分。その鬼気迫る顔は本当に嵐を呼び寄せたかのようでした。戦いも好まず穏やかに実衣と暮らしていくことだけが望みだったはずなのに、どこで何を間違ったのか。こんなはずじゃなかったという戸惑いや怒り実衣への思いが溢れていました。
ずっと頼りなくて、ちょっとドジっぽくて、同じ源氏と思えない軽い人物みたいな描写だと思っていたけれど、それは最期を際立たせるためだったのだろうか。今までも念仏を唱えるシーンはたくさんあったと思うけれど、声も姿も迫力があって、あんなにも変わるものかと感心した。上総広常の最後にも匹敵するような最後だった気がする。