ルパンの娘 第2シリーズ

この『ルパンの娘』で初めて見ました。3枚目的な役どころは、とても合っていてますが、特に秀逸だったのがやはり今作のエピソードの中の深田恭子さん演じる孫の華と、心と体が入れ替わってしまった時。深田さんの雰囲気がどんぐりさんの演技から醸しでていたのにとてもびっくりしました。いつものどんぐりさんじゃない！深キョンだ！と思って、女優さんというのはすごいなと、どんぐりさんの演技を見て感心しました。

このドラマに欠かすことのできないキャラクターとして、思う存分個性を発揮し、際立っていました。稀に見るコメディの女王だと思います。何とも言えない間の取り方と自然な演技が笑いを誘います。一挙一動が視聴者を楽しませてくれて、心地よかったです。

尊と悦子のバカップル夫婦にいつもくっついて、見事な合いの手をかますマツさん！このひと言があってこそ面白いなぁと思います。いつも体にぴっちりした、明るい黄色のコスチュームに、どうしても目がいってしまいます。存在全体が可笑しい。

深キョンと入れ替わってからの芝居が、深キョンにしか見えなくてとても芸達者だなと感じます。お茶の子さいさいやでと言いながら鍵を開けてしまう可愛さや、コルセットしているときがおばあちゃんらしさがあって面白かったです。

どんぐりさん、ごめんなさい！
今までずっと、ただ関西弁でにやにやしながら喋る、あの演技しか出来ないと思ってました。
でも、今回深田恭子さんと役が入れ替わったら、ちゃんと娘らしい演技をしてました。
勝手に「怪女優」かと思っていましたが、「女優さん」ですね！

どんぐりさん今までにない個性的で面白いキャラクターですね。実年齢が全く分かりません。おかげで86歳というのもなんだかアリなのでは？と思ってきた（笑）っていうかそういうの通り越してガイコツみたいに見える時あるよ。ちょっと怖い。