※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82%) | 246位 /1088件中 |
キャスト 4.4 /5.0(87.4%) | 260位 /1088件中 |
演出 4.1 /5.0(81%) | 247位 /1087件中 |
音楽 3.7 /5.0(74.4%) | 368位 /1088件中 |
感動 3.4 /5.0(68.2%) | 330位 /1083件中 |
笑い 3.3 /5.0(66%) | 313位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(58%) | 703位 /1080件中 |
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スリル・興奮 2.9 /5.0(58%) | 703位 /1080件中 |
常治はやっぱり喜美子が深野に付いて行くのが寂しいと感じていたんですね。
意地っ張りだから「先生についていくんやろ」なんて言ってましたが、喜美子が信楽に残ると分かった時の「もうちょっと寝よっかな~」の声に安堵感が現れていたと思います。
喜美子の火鉢が完成した時に、実際に使った事がないので、あのデザインが良いのか良く分からなくて・・
ただ、照子の大きなお腹と火鉢をお互いさすった時に「自分の子供の様に感じるんだな」と思いました。
夢を追いかけるフカ先生と、それを「すばらしい」という喜美子の気持ち。一方で、夢を追いかける余裕もなく、生活のためにつまらない仕事に汗を流す父親の姿。今まではどちらかというと喜美子の視点で物語を見ていましたが、父親の悲しい独白を聞き、心が揺さぶられてしまいました。そして父の話を聞いた喜美子が、目に涙を浮かべ、思考が止まったような表情で前を見つめる姿。話の展開だけでなく、役者の演技も引きこまれるものがあります。一方の価値観だけを押しつけるのではなく、別の観点からも物語の視点を与えてくれるのが、この「スカーレット」のいいところだと思いました。
いやーな実家の絵は極力少なく、ほんわかした深先生のチームでの出来事をもっとやってほしかった。どうして日常の些細な幸せな一コマってドラマの中ではすっ飛ばされてしまうのだろう。何にも話題にならないからなのかな。大阪での女中さん時代もそうだった、たまには女子トークで15分終わったって良かったではないか。朝からあんな飲んだくれの親父が俺も苦労して働いていると小言を言うのに付き合わされるのはまっぴらごめんなんだけどな。
父と娘の対話というか対立を、何分もかけてワンシーンにしていたのがとても良かったと思います。娘にやりたいことをさせてあげられない、父の悲しみが痛いほど伝わってきて、娘に怒っているけれど本当は自分の不甲斐なさに怒りをぶつけているんだよね、と慰めてあげたくなるほどでした。対する娘の目の表情にも、父の愛情が伝わっているけれど将来のこともあきらめたくないという意地が感じられて、胸に迫りました。世間とか仕事は甘くないと若いヒロインに伝わって、どういう決断をするのか見守りたい気持ちになりました。
ちょっとぉ~。喜美子と八郎っていい感じじゃない?と勝手に思ってしまいました。
深野先生の話をしているんですが、この二人の動向が気になってしまいます。共に丸熊陶業に残りそうですね。
深野先生はまさかの『弟子』になるとは思いもしなかったです。こんな選択肢があったなんで驚きましたね。
でも加山と敏春社長は喜美子を止めるのかと思ったら「君も長崎に行ってもいい」なんて・・。
仮にも奥さん(照子)の親友ですよ。よくそんな事が言えるな、ってちょっとイラっとしました。
絵付けが、若い者へと託される、時代の変化を感じさせられる回でした。
フカ先生が旅立ってしまうことはとても寂しいけれどあのお年で、新たな挑戦をし、さらに弟子入りなんて、なかなか決心できるものではありません。
フカ先生は、自分に天井を設けず、いつまでも探究心を持っている素晴らしい人なのだと、改めてわかりました。
喜美子にとって荒木荘の大久保さん、絵付けの師匠のフカ先生と出会えたことは、本当に幸運なことのように思います。
常治の伝家の宝刀「おなごに学問は必要ない」がまた出ましたねぇ。
とっても子供思いなんですが、まずは「金が無い」と「おなごに学問は必要ない」を言って反対するのがテッパンのパターンですね。
でもきっと百合子は、喜美子達が頑張って高校に行けるんじゃないかと思います。
喜美子は、直接深野から信楽を去る事を聞いていなかったんですね。
でも八郎とのシーンがまどろっこしかったです。もっと淡々と進んでいっても良かったと思います。
あーあ、どこまでも貧乏で嫌だねー。その原因は不幸でもなく完全にお父さんのせいじゃん。うだつの上がらない仕事してるのに大社長のように飲み歩いたらそりゃ貧乏から抜け出せないよ。できのいい娘の才能を2人も潰してそれでも飲む酒は美味しいのだろうか?女に学問はいらない!って本気で思っているなら大バカだ。自分のできが悪いから頭のいい女が嫌いなだけだろう。ほんとに見ていて嫌になる。信楽で焼き物をやっていくならずっと実家にいるのかな。ずっとこの親の顔を見るのは辛いな。
照子の旦那が丸熊陶業の社長になり、これからはガスや電気の時代になり火鉢の需要は少なくなるからと、縮小する事を決めた事は時代の流れをきちんと読み、経営者社長として正しい判断をしたと思います。またそれを見極め信楽を去る決心をした深野先生の潔ぎ良さには大物ぶりを感じました。二人の男性弟子が喜美子に伝える事ができなかった事には共感します。照子がどんな母親になるのか、信作のお見合い相手は見つかるのかも気になります。
喜美子と照子のやりとり、フカ先生と若社長のやりとりが胸にジーンときました。喜美子と照子の会話では、喜美子が「ご愁傷さま」「おめでとう」、それに続いて「ちゃんと泣いた方がいい」と照子に言いますが、それに対して「泣くか!」と強がりながらも目に涙をにじませる大島優子さんの演技が目をひきました。アイドルのイメージの強かった大島優子さんでしたが、女優としての力量に驚かされました。また、「新しい風をふきこむ」と経営方針の転換を唱えていた若社長なので、てっきりフカ先生を辞めさせてしまうのかと思っていましたが、実は前代社長との話で、フカ先生が引退を考えていたというのが意外でした。「引き際は潔く」というフカ先生でしたが、喜美子とのやりとりが見られなくなってしまうかと思うと残念でなりません。
照子が妊娠したんですね。無くなる命があれば、生まれる命あり(生まれ変わり?)ですね。
照子のドンと構えて落ち着いた感じが、もうお母さんの様でした。もう社長夫人ですしね。
敏春さんが会社を大幅に変えるという事が、喜美子にとってどう影響があるのか気になります。
百合子はもっと勉強をしたそうですが、常治がまた何か言いそう。
学校の先生に下手な事を言わなければいいのですが・・。
でも、常治の難癖はどこか暖かいんですよね。娘を思って、が伝わってきます。
関西っぽい笑いをちょいちょい挟みつつも、しんみりするエピソードがはいってくるのがいい。戦争っていうのは影響が大きくて、みんなの心に影を落としているんだと実感する。八郎さんが売ってしまった深野先生の絵の話は特に悲しかった。八郎さんが家族で大事にしていた絵。深野先生が書きたかった幸せな絵。それを違った形で失ってしまった八郎さんと深野先生の会話が悲しくて、でもやさしくて、戦争さえなければと改めて思わされた。
丸熊陶業の社長が亡くなってしまってビックリです!フカ先生が「昨夜は社長と飲んでいた」という話をしていたので、信作のおばあちゃんみたいに「5分前まで元気だったのに」という状況だったのでしょうか。次期社長(照子の夫)は「深野先生はもう古いのでは」と話をしていたので、フカ先生の処遇が心配です。そんな深刻な状況ですが、今回は喜美子の父に、母、喜美子、百合子に続いてなぜか信作が「気いつけてな」というシーンで思わず笑ってしまいました。4人の口調や立ち姿がそろっていたのも、何となくシュールさを感じて良かったです。
八郎が深野に絵を捨てた話を聞いて、まさか喜美子が想像しながら絵を描いてあげるとは思ってもみませんでした。
(後で喜美子は絵を描くのが好きだった、と気が付きましたが)
でも深野がまた(簡単にですが)絵を描いて八郎に渡してたので「喜美子ぉ、タイミング悪いかも」と心配してしまいました。
でも八郎が喜美子の絵も喜んで受け取ってくれたので良かった、と一安心です。
・・と思っていたら突然社長が倒れて、しかもすぐに亡くなってしまうなんて。
ドラマのラスト数分での怒涛の展開についていけなかったです。
八郎が新聞を見て不機嫌だったので、喜美子に対する嫉妬かと思っていたら深野への感謝の為、だったんですね。
正直、話を聞くまで分かりにくかったです。
後、八郎が11歳の時に深野の絵を売って白いご飯と卵を食べられた、との事ですが「家族の誰かが病気」や「よっぽどお腹が空いて仕方がなく」等の説明が無かったので売った理由がイマイチはっきり分からなかったです。
でも絵を売られたからといっても決して怒らず「覚えていてくれてありがとう」と言える深野は素敵だな、と思いました。
新聞になるということで普段しないおしゃれをした喜美子がとっても可愛かったです。
やはり「女性初」となると、イメージ命というかアイドルのような扱いになってしまうのは、今でもそうですが、当時の方がより多そうです。
不本意ながらも丸熊陶業、お母さんのためにと奮闘する喜美子の新聞記事も素敵でした。
その記事を意味深に見つめる八郎が気になりました。
一目惚れをしちゃったのでしょうか?
この間の初対面の時も、すでに意気投合していたし、すでに恋が始まっているのかとワクワクしました。
喜美子の努力が報われて目頭が熱くなってしまいました。
捨てる神あれば拾う神ありだなと思いました。
実際に現代でも決して古く感じないとっても素敵なデザインです。
また、最初は喜美子のコミュ力の高さで助けられてたけど、新人と信作が2人っきりになった途端に、無言になったのには笑いました。
結構身近にもあるあるな場面で、クスッとなりました。この時の信作は、喜美子に「出て行かないでくれ?!」と内心思っていそうです。
丸熊陶業に新しい3人の新入社員が来ましたが、予想では喜美子と誰かが恋に落ちるのかも、と思っています。
深野と八郎もなにかありそうで・・もしかしたら1度弟子になったのか、生き別れの親子だったりして、と色々想像してしまいます。
喜美子の火鉢用の絵付けのデザインが、バタバタとしている内に採用になりそうな展開で・・
婿の敏春と照子が、社長のお父さんに勧めていましたが、社長はほとんど見ていないのにこんなに簡単に決まってしまっていいのかな、と。
まぁ、深野のお墨付きだから大丈夫ですかね。
今日は、信作が「酔いつぶれた父親を初めて背負った」と語るところが良かったです。普通、こういった場面では「親が小さくなった」と自分を基準に語ることが多いですが、ここでは「親父は変わらない。自分が変わったんだ」と自分の変化を語っています。このように「自分だけを基準にしない」というスタンスが、「スカーレット」の登場人物の描き方に生かされているからこそ、登場人物一人ひとりが大切に描かれているのかな、と思いました。
また、新入社員の八郎さんが、控えめな人柄ながらも、何か過去を抱えている雰囲気なのも気になります。信楽焼きの話で喜美子と意気投合していましたが、今後の喜美子との関係から目が離せません。
昨日、百合子がもめ事を見ていたのは信作のお父さんとお母さんだっだんですね。スイカを沢山もらってどうするんでしょう・・?
常治は喜美子が帰って来た事に露骨に喜んでいるし、いつも直子に怒ってばかりいるので、てっきり直子に手を焼いていて「もしかして嫌いなのかな」とまで思っていました。
でも直子が東京に就職するのに「一緒に付いて行く」と。
やっぱりなんだかんだ言ってもお父さんなんだなぁ、と温かい気持ちになりました。
お父ちゃんと直子は意地っ張りのところがよく似ていると思います。喜美子も言っていましたが、直子が自分をみつめ、楽しもうとしない限り、どこに行っても仕事は続かないです。だからその事を心から理解して、東京で頑張ってほしいです。照子の旦那さんが先見の明がある人なので、喜美子のデザインを認めてくれて嬉しいです。ただ心配なのは、旦那さんと照子の両親とはうまくいかなさそうな気がします。照子が板挟みで苦しむようにならない事を願うばかりです。
信作の両親のケンカの原因が、喜美子の母のへそくりだったなんて、ビックリです!喜美子の母が急いで謝りに行っていましたが、きちんと仲直りできたのか、ちょっと心配です。また、直子が東京に行くときに父が「俺もいく!」と言った場面は、胸にジーンときました。顔を合わせれば悪態をついてばかりで、稼ぎが少ないのに大酒のみの父親ですが、直子のことを大事に思っていることが伝わってきました。直子が実際に東京に向かうときに、少し離れて歩いていたのも、二人の関係性が良く表れていてよかったです。
直子が明日、東京に行ってしまうという最後の夜の姉妹のだんらんがよかったし、もしかしたらもうこんなシーンは見られないのかと思ったらちょっと寂しさもあった。お父ちゃんの愛情の印、自分の手ぬぐいを直子にも持たせようとしたのに、喜美子と違って直子は断固拒否したのはおかしかった。
何かにつけてお父ちゃんはちゃぶ台をひっくり返そうとし、それを必死に止める喜美子達のコンビネーションが面白い。お父ちゃん以外はみんな女性の家族だから、これまでけっこう平和にやっていけてたんだなって思った。唯一、反抗してた直子がいなくなってお父ちゃん寂しいだろうな。
母のへそくりがこのような形で伏線回収されるとは思っていませんでした。見事です!あと、ケンカの最中のセリフで財前直見さん演じる奥さんの人柄が良くわかるのも良かったですし、マギーさん演じる旦那さんの「よろめきか?」という台詞が時代を良く表しているのも良かったです。(「不倫」という言葉はなかったはずですし。)直子の旅立ち前夜、父親がやはり臭い手拭いを荷物に忍ばせようとするも直子に見つかって嫌がられ投げられるシーンも喜美子の時との対比になっていて良かったですし、直子と父親の関係を良く表していたと思います。父親が直子にも愛情がちゃんとあること(しかし不器用すぎる)が良くわかるエピソードでした。姉妹三人の縁側シーンも良かったです。
喜美子、照子、信作のはしゃぎっぷりがとても可愛かったです。
子どもの頃以上に、童心に帰っている(?)感じがしました。
また、喜美子は書いた絵付けを見てもらえなかった時に、「今年がダメだったら来年、来年がダメだったら再来年」と言っているところが響きました。
絵付けに楽しさを感じているのはもちろんですが、絵付け師として生きていく確固たる覚悟がうかがえました。
とても芯が強いところ、負けないところは見習いたいほどです。
深野のひょうひょうとして掴みどころの無い所がいいですね。喜美子にしてみたら「どっちやねん!」と突っ込みたくなるのも分かりますが。
あと、おさななじみがドンドンと変わっていて楽しそうにしているのを見て、自分はどうだろう・・って言う喜美子の気持ちは誰でも共感できるんじゃないかと思います。
照子の婿の敏春さんが喜美子の絵付けのデザインを見ていたので、これからこの人が丸熊陶業と喜美子の運命を変えていきそうな気がします。
信楽焼の絵付けって、自分好みでは駄目で、老若男女万人受けする絵柄を考えるんですね。知らなかったです。
喜美子は絵が上手いから、と思っていたら兄弟子達の優秀さに驚きました!
でも個人的にはフカ先生が、火鉢のようにま~るくて温かい雰囲気で好きです。
絵の勉強の為にあちこちに落ちている焼き物を持って帰る喜美子・・昔って山にそんなに信楽焼って落ちてたんでしょうか?
ラストで、絵付けのデザインの為に大好きな大久保さん達が回想で出てきて嬉しかったぁ~
3年たってもお父ちゃんは相変わらず酔いつぶれてて、あらあらしょうがないなあって感じ。でもお母ちゃんが元気そうでよかったし、百合子が成長してて頼もしくなってた。みんな仲良くてお母ちゃんと四姉妹みたい。
ふか先生や兄弟子たちが喜美子に優しいのが見ていてホッとする。
喜美子が万人受けするデザインを一生懸命考えてる時、大阪時代の下宿の懐かしいメンバーを思い浮かべてたのは、ちょっとジーンときた。見ているこっちまで懐かしさを感じた。
深先生の大ファンです。なんと可愛らしいおじいさんなのか!あんな先生の下で働けたらのびのびできるよね。最初の先生ならきっと下働きさえさせてもらえなかったかもしれないから人との出会いって大事だよね。深先生の絵は渋くてそこはちょっとだけ不満なのできみちゃんの若いアイデアがどんなものなのか楽しみにしています。今日久しぶりに大阪で出会った方々の回想シーンがありました。修行中のきみちゃんが大阪に行くことはないかもだけどまたみんなと会えるチャンスがあるといいな。
喜美子が兄弟子二人に対して「小学生の時、県の絵画展で賞をもらったんです」と得意気に話す場面では、「あれ?喜美子が天狗になってる?」とちょっと心配しましたが、直後に兄弟子から遠慮がちに「自分は大臣賞をもらった」「美術学校を首席で卒業した」と更なる武勇伝を聞いて気まずそうにしている喜美子を見て、少しホッとしました。自分の仕事に情熱を持ちながらも、周りの人に対しては謙虚な姿勢を忘れない喜美子が好きなので、喜美子らしさを改めて実感させてくれたこの場面はなんとなく印象に残っています。
喜美子、夢に向かう為に良かったね!と言ってあげたいです。
深野はちょっと変わっていますが、絵付けの才能と情熱は誰にも負けなそうだし、前の親方よりも親切そうですし、なにより喜美子と合いそうだと思いました。
それにしても常治が単純なお父さんで良かったですね。変に説得するよりも娘の事を少し悪く言われただけで「根性無しちゃう!」って、あっさり弟子入りを認めて。
しかし、深野には既に8人も弟子がいたのにびっくりでした(喜美子は9番目でキューちゃん)。
前向きで明るいいい子、朝ドラ定番のヒロインで安心する。ただ親がダメすぎるから暗くなるなー。あの頃はそれがベーシックな父親だと言われてもなかなか受け入れられないだろうな。お父さんはいつも酔っ払っているしお母さんはなんの力もなく家事も苦手。妹もお姉ちゃんに頼りっきり。こんな家にいたら自分が潰れてしまわないのかな。自分を犠牲にしているっていう意識が抜けているからできるのだろうか?孝行娘も大概にしないと見ていて苦しくなってしまう。
直子の反抗的な態度が和らいだのがよかった。喜美子が家のために自分のやりたいことをあきらめたのを知ったからだと思うし、しっかりものの姉が号泣した姿を見たのが、妹としたらとても衝撃だったと思う。以前みたいに素直になって兄弟仲良くなったのが嬉しい。喜美子は自分が本当にやりたいことを見極める力がとても鋭い。頭がよくて賢いのがよく分かる。絵付けの先生がとてもユーモアがあって魅力的、人間力もあるからついていきたいと思う喜美子の気持ちがよく分かる。喜美子は人を見る目もある!
喜美子が絵付師になりたいとの意志が固まったターニングポイントとなる回だったと思います。戦時中は、自分が楽しんだり、誰かが喜んでくれる絵ではなく、戦争のむごい絵ばかり描かされていたのに今は笑いながら描いて楽しさを取り戻した深野さんの表情がなんとも良かったです。
喜美子が真似していたシーンも、心がほんわかと温まりました。
こうやって、喜美子は絵付、というより「深野さん自身」とに感銘を受けたのだなあ、というのがよく伝わってきました。
こんな人生の師匠になるような人との出会いがうらやましいです。
「お金がないから絵付けができない」「自分には無理や」と悩んでいた喜美子でしたが、「深野先生の弟子になる」と決意を固めたことで、物語が動き出す予感がしました。母や妹たちも、今まで喜美子に頼ってばかりでしたが、喜美子が泣きながら自分の気持ちを吐きだしたことで、喜美子の夢を応援しようという雰囲気になってきた気がします。思いこんだらとことん突き詰めるタイプの喜美子なので、深野先生とどのような師弟バトルを繰り広げるのか、今からワクワクします。困難ばかりの喜美子ですが、それを他人が手助けしてくれるのではなく、自分の頭できちんと考え、自分の力で乗り越えようとする姿に、とても勇気づけられます。
絵付け師の深野ってとっても気になります。集中している時は皆を追い出しまさに「産みの苦しみ」。かと思えばくしゃみしたり(アドリブ?)。
それにしても陽子さんは優しくて面倒見が良くていいですね。ご近所に1人欲しいです。息子にヤキモキするのもリアルで良いです。
常治って喜美子が大阪から帰ってきて露骨に喜んでいるのに、急にお見合い相手を連れてきて「どっちなの?何で嫁に出すの?」と思いましたが、もしかして婿を取ろうとしたのかな、と。そうしたらずっと喜美子がいてくれるし。でも断られたけど(笑)。
ラストで喜美子が決意した事、気になります!!
またもや父親の毒親っぷりが炸裂した回でした。今回は未遂でしたが、ちゃぶ台返しも定番になっています。
いつもお母さんは姉妹を見守っているようで、なかなか父親に物申せず、もやもやしていました。
両親が子どもたちにとって足かせになっている部分も多いのに、楽しそうな家庭に見えるのは喜美子の明るさあってな気がします。
お母さんと三姉妹でおはぎを分けっこするときに、直子も「素直」に加わって食べていたけれど、喜美子も色んな葛藤を抱えてることを分かってきたのだと思いました。
ちや子さん登場!ずっと喜美子と逢っていなかったので嬉しいです。
あの時代に新聞記者から婦人雑誌の記者なんて、信じられないくらい逞しい女性です。
反対に火鉢の絵付けが出来なくて号泣する喜美子が切ない・・と思ったら(大久保さんが持たせてくれた)お茶を飲んでまた泣いた時には笑っていまいました。
大久保さんを思い出してしまったんでしょうね。
それにしても常治の動きが怪しい・・何か企んでますね。
照子って喜美子に対して「かまちょ」で愛らしくなってきました。
ちや子さんがやってきて大久保さんからのお茶を頂いて懐かしくなって、大阪にいた頃の末っ子きみちゃんが顔を出したね。号泣できてよかったじゃん!妹たちもどれだけきみちゃんに寄りかかっていたか思い知ったんじゃないだろうか。でも肝心なお父ちゃんには届いてないのが残念。米屋の三男と結婚して一生米には困らない生活を考えているようだけどきみちゃんの幸せ考えてるのかね?ちゃぶ台返したぐらいで次女が心を入れ替える訳無かろう。どこまでも浅はかなヤツめ。
せっかくやりたい仕事が見つかってそれが目の前で繰り広げられているのに諦めなければならないなんて、と真っ暗な気持ちになっていたときにちや子さんが登場したので「地獄に仏だ!」と思いました。荒木荘の頃から喜美子が本音を出せるのはちや子さんだけだったので、ちや子さんの話を聞いて喜美子が感情を押さえきれなくなる描写は良かったと思います。家族には隠さなければならないと気を張っていたのも良くわかりました。それによって直子に変化が現れつつあるのも嬉しいです。親父はクズだし母親はフニャフニャだしゆり子はまだ子供だし、鍵を握るのは直子だと期待しています。お酒の瓶に水を入れるエピソードも姉妹二人が共犯となる父親への小さな逆襲で、これからの未来を暗示するものであれば良いなと思います。
胸の内を語ることができた喜美子の涙に、思わずもらい泣きをしてしまいました。川原家では「良き姉」「しっかりものの娘」というポジションですが、荒木荘では大久保さんから学んだり、ちや子に励まされたりしていた喜美子。喜美子は荒木荘では女中としてみんなの生活を支えていましたが、精神的には喜美子が支えてもらう場面も多かったのだということを、ちや子の存在と大久保さんのお茶が教えてくれました。そして、そんな姿に変化を見せたのが直子ではありますが、父や母も少しは喜美子を支える立場になってくれることを祈らずにはいられませんでした。
喜美子が信楽に帰ってきて両親はまた喜美子に頼りっきりになるのも分かるけど、帰ってきたとたん長女中心の生活になって面白くない直子の気持ちもよく分かる。直子はちょうど反抗期で、出来過ぎる姉に嫉妬したり、だらしない父親にイラつく気持ちが爆発しちゃうのもしかたないと思った。お母ちゃんはそんな家族の混乱を優しく見守り、喜美子も長女として直子とちゃんと向き合っているのは本当に偉いなあ。
喜美子の絵付け師への挑戦はトーンダウンしたけど、こんなことではへこたれない彼女だし、いろんなことに興味を持ち即行動する彼女がとても好き。
お父ちゃんが、相変わらず大暴走して家族が微妙な空気になってしまいました。
今でさえ、女性が家事と仕事を両立するのは大変なことなのに、この時代は比にならないほどハードルの高いものだと痛感しました。
しかも、職人は仕事と家事の合間にやるのは厳しいし、喜美子はどうやってこのピンチを打破するのか気になりました。
喜美子は、家にお金を入れなきゃいけないという大前提はあるけど、絵付けをさせてもらうのは、なかなか巡り会えないチャンスということもあり、難しいジレンマだと思いました。
喜美子があっけなく絵付けをやらせてもらえたのは、仕事ではなく遊びに来ただけだと思われていたと知り、がっかりしました。この時代、女性はその程度の扱いなんだなと改めて切なくなりました。川原家は女性4人もいるのに、喜美子が遅くなったぐらいで、たちゆかなくなるのが疑問です。喜美子は働いてお金を家に入れているのだから、夜ぐらいは家事から解放させて、絵付けをさせてほしいです。ちや子さんが登場してくれたので、今の状況の解決のヒントが出てくると期待しています。
今までの絵付師さんと違って、新しい絵付師さんや弟子達がいい人そうで安心しました!トントン拍子で絵付けの仕事に関わらせてもらうことができた喜美子ですが、丸熊陶業の新しい絵付師さんが何でもかんでも「ええよ」「ええよ」と言うのが気になります。イッセー尾形さん演じる絵付師は、今のところとぼけたキャラクターとして描かれていますが、「日本画の有名な先生」という設定なので、キラリと光る職人技のようなものが今後見られるのでしょうか?喜美子との本気のやり取りも見られるといいなと思います。
最近のお父さんは酔っ払ってばかりで見ていて嫌になる。どうしてそんなにお酒を飲みたいのかねー?自分の父親もそんなだったから朝からフラッシュバック。俺が酒を飲めなくなる時は死ぬ時だって豪語していてその通りに死んだ。家族に対する愛が深いからまだ見られてるけど、今度は大人しーい婿さん探してくる気だよ。このままじゃ学校どころか信楽に縛り付けられちゃうよ。なんだか見ていて不憫だな。もう少し希望を持てるドラマになってほしいな。
喜美子が深野に受け入れられて、よかったです。喜美子が絵付けに夢中になる姿を見て、やっと夢が始動したなと思いました。今まで何考えているか分からなかったお母ちゃんも、喜美子に悪いと思っていたのが分かり、安心しました。お母ちゃんが学費を貯めてあげようと、貯金箱を大野さんに預けるシーンは、やっと母親らしいところが見れて嬉しかったです。もっと早くにそうして欲しがったです。お父ちゃんはこれ以上、喜美子の邪魔をしないでもらいたいです。
親の不甲斐なさを一手に引き受ける長女。まー現実にもゴマンといるとは思う。だけどそれを朝から見てさぁ今日も一日頑張ろう!と思えるだろうか。戸田恵梨香さんの笑顔がよくてなんとか見ているがこれ以上親が足を引っ張るなら見たくなくなるかもしれない。こんなのを見せるから若者はお酒を飲まなくなると思う。お母さんも頼りにならなすぎるよねー。あんな好き勝手にやってるお父ちゃんに一言も言えず家族に無理を強いるってお母さんも大概だわ。
喜美子がうっとりしていた絵付け。今まで忙しかった荒木荘から比べると丸熊での仕事が暇で、心の隙間に絵付けがびびっと来たんでしょうね。
せっかく3姉妹で川の字で寝てたのに直子が「空襲の夢を見た。お姉ちゃんが帰ってきたせいや」と(怒)。トラウマとは言えどこまで性格が歪んでるんだ!
でも姉は優しくて明るく返す・・姉の鑑です。
照子が喜美子に会った時の嬉しそうな事!全身で表してましたね。しかし信作ってどうしてあんな性格に?3年の間に何があったのでしょうか・・。
怖そうな親方が辞めてしまったので、もしかしたら喜美子の出番が来るかもです!
喜美子が父親の不首尾に振り回されて滋賀に帰ることになったのには本当に可哀そうに感じました。時代錯誤だなあと思い、もしちや子がいたら止めただろうにと思うと悔しかったのですが、新しい職場で夢を見つけることができて、本当に良かったです。それでもどうやら新しい絵師が来て、簡単には絵の道に入れない様子、波乱万丈の18歳にエールを送りたい気持ちです。
それにしても演技達者の林遣都が、腰の座らない信作役を上手く演じていて、そのフラフラした感じには笑えました。