仮面同窓会

ちょっとミステリアスな役柄で、喜怒哀楽の表現が流石だなと思いました。圧巻は、殺気、狂気と恋愛感情が入り乱れる最後のシーンで、結果的にこのドラマの殆どが瀧本美織さんの存在感で成り立っていたように感じました。

演技にすっかり騙されました。清純なOLさん役がよく似合うな、かわいいなと思って見ていたのですが、最後にあんな役になるとは、という感じでした。
人の多面的な所、怖い所をうまく演じられているなあ、という感じでした。出演者に男性が多く、紅一点的な役割も良かったなと思います。

一見悲劇のヒロインのようですが、最終的には全く逆の立場で洋輔を騙し続けていたしたたかさがかなり恐ろしかったです。きっとその本性は女性には見抜かれていて、典型的な同性に嫌われるタイプだから、学生時代はいじめのターゲットにされたのかなと感じるほど、嫌な女というオーラが出ていたと思います。

顔がとにかく膨張しすぎ。
いつからこんなに顔がパンパンに膨らんでしまったのか。
こんな顔になってしまっても、なぜだかまだ透明感がある。
それが凄い。

「鬼気迫る怖さ」を演じる演技が下手であり、本当に怖そうで怯えているようには見えなかったです。通常時のセリフの演技も一辺倒の棒読みのようであり、男が見れば気にならないかもしれませんが、女から見ると何故かもう見たくないようなイラつく演技です。