半分、青い。

困ったときの表現力がとても上手だと思いました。眉間にしわを寄せ、常に家族のことを考えている所が、とてもわかりやすく伝わってきました。声が綺麗なので、とても聞き取りやすくナレーション向きだと思いました。怒る演技も、迫力がありよかったです。

見た目がずっと同じ。老けない。せめて、白髪をまぜるとかすればいいのに。周りだけ変化して不自然。お母さんに見えなくなってきた。

鈴愛を出産するシーンのリアリティのなさにガッカリ。難産だったような内容になっていましたが、本気で出産を演じる気がないように思えた。あの回は、全体的にシラけてた気分になった。

松雪泰子上手い！見直しました。 鈴愛との母娘の会話にはホロリとさせられます。

岐阜弁も自然だし、温かく懐の大きいお母ちゃんを丁寧に演じていて演技は素晴らしいと思うのですが、いつまでたっても見た目が老けないところに違和感があります。宇太郎は髪型が変わったり少し白髪が交ざったりしているのに、晴だけ鈴愛が子役の頃から全く外見が変わらず、髪の毛も黒くツヤツヤのままで顔を疲れた感やシワもないのはどうかと思います。

お母さん役がすごくハマっていて、方言の違和感も全くなく本当に素晴らしい女優さんだと思いました。
見てみて感動してしまいます。スズメとの感動のシーンは自然と涙がでてきて感情移入してしまうくらいです。

娘役である主人公・すずめの気持ちをとてもよく心得ていて、時に厳しく接し、ときに本人よりも敏感に察知してフォローしているところが、とても好感が持てます。いかにも昭和のお母ちゃんという性格ですが、それがこんな美人のお母さんだったら言うことなしだなぁと思わせる役柄です。

さすが、ベテランの女優さんだけあって、岐阜弁でのセリフが自然でみていてまったく違和感無し。庶民的な立ち振舞や、忙しく働き立ち回る演技がセリフにマッチしていて気持ち良いです。ただ寝るときのシーンも朝早いシーンも一切髪の乱れの演出がないので思わずテレビにむかってツッコミ入れちゃいます。

鈴愛が上京してから10年近く経っているのに、見た目も話し方も昔と全然変わらないのが気になります。年月の流れが演技から全く感じられないから、28歳の鈴愛がいまだに高校生くらいの子供に見えてしまいます。演技で表現出来ないならせめて白髪やしわを作るなど、見た目だけでも工夫が欲しいものです。

田舎の母親に全く見えない。巻き髪で化粧バッチリで、話し方も全く肝っ玉母ちゃんに見えない。もっとちゃんと役作りしてほしい、毎回気になる！ガッカリです。

自分のことを「おばちゃん」と呼ぶには見た目が若いし綺麗すぎますが、ボクテや裕子が晴の優しさに家族のぬくもりを感じるのも納得の、ホッと安心出来るような温かさと包容力が感じられるところが良いですね。喋り方や仕草が…というより松雪さんが醸し出す雰囲気に母性やぬくもりを感じます。

ハンバーグを頬張る鈴愛を嬉しそうに見つめる表情が良かったです。宇太郎たちの「母はいつまでも母」という言葉に説得力を持たせる温かい笑顔でした。子供が独立すると一緒にご飯を食べたり他愛もない会話を交わしたりといった、今まで当たり前だった日常が特別な喜びに変わるんだなと、晴の笑顔をみて改めて感じました。

秋風のオフィスを案内してもらっている時の度肝を抜かれている感が可愛かったです。目をまん丸に見開いて口をポカンと開けた表情が鈴愛が初めてオフィスを訪れた時とそっくりで、やっぱり親子なんだなと見ていて温かい気持ちになれました。生き生きと楽しそうな表情が印象的で、久しぶりに鈴愛の世話が焼けるのが嬉しくて仕方ないという晴の喜びが伝わってきたのが良かったです。

松雪さんの演技が…というより脚本や演出のせいだと思うのですが、秋風が五平餅食べながら泣いてたと和子に軽々しく電話で喋るシーンがどうかなと思いました。娘がお世話になっている著名な先生がプライベートで訪れているのにペラペラと喋るデリカシーのなさも晴らしくないし、様子がおかしい秋風を心配しているというより好奇心が勝っている感じで噂話を楽しむような表情をしていたのが気になりました。晴ってそんなに無神経な人でしたっけ？

再び東京に向かう鈴愛を見送るシーンが良かったです。寂しそうな、でも「頑張れ」と背中を押しているような切なげな笑顔が印象的でした。夢を語る鈴愛をまぶしそうに見つめる眼差しが本当に温かくて、鈴愛への深い愛情が感じられたのも良かったです。

空の巣症候群の和子を優しく慰める姿が良かったです。労わるような優しい眼差しから和子の感じている寂しさに共感して、同じ思いを抱える者同士理解しあっていることが伝わり、新生活に胸躍る鈴愛や律と対照的な姿が印象的でした。心にぽっかり大きな穴が開いてしまったかのような2人のしんみりとした姿から子供たちへの愛情の深さが感じられたのも良かったです。

鈴愛の分までお箸を用意してしまって「あ、そうか」と力なく笑ってお箸を片付ける姿が印象的でした。何気ない日常の中で鈴愛の不在を実感して寂しさを募らせている背中が弱々しくて、お箸をギュッと握りしめる姿が見ていて切なかったです。

松雪さんのお母さんは、元気と優しさがあって、楡野家の中では一番いいですね。
片耳の聞こえない鈴愛を優しく諭す姿は、娘の良き理解者としての存在感を感じます。
そして、片田舎の食堂で働いている少し疲れた雰囲気も良い味を出しています。

29話で東京行きを躊躇う鈴愛を諭すシーンが印象的でした。前回とは違うすっきりと穏やかな表情から、鈴愛を東京に送り出すんだという晴の迷いのない覚悟が感じられたのが良かったです。母は強しですね。弱気になる鈴愛を優しく諭す姿に母の愛情と包み込むような温かさが感じられ、見た目は若いですがちゃんと18歳の娘の母親に見えるのがさすがだなと思います。

鈴愛の東京行きを猛反対し、和子や宇太郎とのやりとりや鈴愛の強さを目の当たりにして思い直し、東京行きを認めるけどやっぱり心配で寂しくて泣いてしまう晴の葛藤を繊細な演技で丁寧に表現していたと思います。特に東京行きを喜ぶ鈴愛を見て「あんたは楽しそうでええね、お母ちゃんは寂しくてたまらん」と泣く姿が印象的で、鈴愛を信じて夢を応援したいけど手放すのが不安で寂しくて仕方ないという複雑な親心が伝わってきて、切なくて胸が痛くなりました。

家族の中で一人だけ鈴愛の失恋に気が付いていないとか、名前を考えている時に雀を見かけたから「鈴愛」と名付けてしまうとか、晴のちょっと空気が読めないというかズレた一面をチャーミングに演じていると思います。「こばやんに借りたの？」とか普通に聞いてしまうトボケ具合が最高ですし、鈴愛と親子だなあという説得力があります。

いくつになっても相変わらずの美貌ですが、その美貌を活かしつつ、片田舎の食堂の女将を見事に演じていると思います。ぼさぼさのパーマの髪型も、昔、こんな髪型のおばちゃん、沢山いたよなー、とノスタルジーを感じます。こういう格好もちゃんとやってくれるんですね。感心しました。

18話で鈴愛のデート服を一緒に選んでいるシーンが良かったです。ウキウキとまるで自分のことのように嬉しそうに鏡の前でファッションショーをする姿が可愛くて、何でも話せる子どもと距離が近いお母さんという感じがしました。鈴愛の失聴を知った時の涙が印象的だったので、普通の女の子として成長した娘の姿を喜ぶ親心も伝わってきて胸が熱くなりました。

この方は軽い方なのか落ち着いた方なのかわからないくらい、うまく演じられています。バラエティ番組等でゲスト出演された時の言動と「半分、青い」の演技にギャップがありすぎて、演じ分けが「凄い！」と思って感心しています。喜怒哀楽を自然な形で無理なく表現されていて、いいお母さん役を演じられています。素晴らしいと思って毎日見ています。

16話で宇太郎と夜の商店街を歩くシーンが良かったです。宇太郎に寄り添う笑顔が本当に幸せそうで、高校生の娘がいる夫婦とは思えない仲の良さが滲み出ていました。ベタベタしてあからさまにラブラブな雰囲気を出すわけではないのに、お互いへの愛情や思いやりがしっかり伝わってくる、自然体なツーショットが素敵だなと思いました。

イケメンのお客さんに「綺麗ですね」と言われた時の戸惑いと嬉しさが入り混じったような表情が良かったです。その後もチラチラ彼の様子をのぞき見したり、鍋のふたを鏡代わりにして髪形を直したり、高校生の女の子みたいな仕草が普段の「お母ちゃん」らしさとギャップがあって可愛かったです。

若くて綺麗で高校生のお母さんには見えないですが、お金のやりくりで頭を抱えたりお煎餅を食べながら漫画を読んでケラケラ笑ったり、ごく普通の主婦の日常を飾らない笑顔と明るさで魅力的に演じていると思います。

松雪泰子さんというと「白鳥麗子でございます」のイメージが強いですが、「半分、青い」では、美しさはそのままなに、母の役がぴったりくる女優さんになったと感じます。泣き虫のお母ちゃん役ですが、毎回その涙につられ、見ているこちらも泣いてしまいます。子供を思う母の気持ちを上手に表現できる女優さんだと思います。

細い体で見事におおらかで愛情たっぷりなお母ちゃん役を演じてます。ヒロインの子供時代を演じている子役や、夫役の俳優さんとの息もぴったりで本当の家族のように見えます。特にヒロインの子役をおんぶして夜の商店街を歩くシーンの演技には胸にくるものがありました。

鈴愛の耳を心配するあまり和子に当たってしまったり、自分は嫌な女だと落ち込んで反省したり、なかなか心の整理がつかず現実と葛藤する晴の心情が辛そうで苦しそうな表情から痛いほど伝わってきます。鈴愛にまで「お母ちゃんは泣き虫だから…」と気を使わせてしまうような晴の少し弱い部分やダメな一面も、美貌の松雪さんが演じると人間味があって親近感が沸き、晴の魅力に感じられます。

11話で鈴愛の耳を変わってあげたいと涙するシーンにもらい泣きをしてしまいました。母親なら誰だってそう願いますよね。何であの子がこんな目に…という憤りや親として何もしてやれない苛立ち、鈴愛への強くて深い愛情が暗闇で表情があまり見えないのにしっかりと伝わってきたのが良かったです。

優しい表情や せつない表情に、 とっても癒されます。
子供を叱る表情の中にも、沢山の愛情が感じられます。
母親の心情が いっぱい伝わってきて、感情移入しながら観ています。美人で ほっそりしていて‥ 目の保養にも なっています。

久しぶりに松雪泰子さんの演技を毎日たっぷりと楽しめています。昭和っぽい嫁と母親役がとてもハマっていて、さすがです。おっとりとしていながら、下町っぽい雰囲気もあって、とても松雪泰子さんにお似合いな役だと思いました。年齢を感じさせないお華麗さは健在で見るたび羨ましいです。

10話で主治医から鈴愛の耳について説明を受けるシーンが印象的でした。最初は呆然としていましたが、徐々に表情に悲しみが滲んでいくのが分かり、「よその人はどうでも良い、うちの子は一人なんです」と涙を流しながら感情的になる姿が晴のショックの大きさを感じさ、何で気がついてやれなかったんだろうという悲しみや後悔が痛いほど伝わってきたのが良かったです。

9話で眠ってしまった鈴愛をおんぶして商店街を歩くシーンが良かったです。鈴愛のぬくもりを背中に感じてホッとしているような優しげな笑顔を浮かべていて、母親らしい深い愛情が伝わってきました。「お母ちゃん」と呼ばれるには松雪さんの容姿は綺麗過ぎる気もしますが、明るくてちょっとズレているチャーミングな母親役を好演していると思います。

松雪さんの母親役と言えば、ドラマではmotherでの母性に溢れた女性が思い浮かびますが、今回は全く違った、一生懸命で面白くて優しい、少しずれたお母さんをとても素敵に演じられているなと思います。出産や子育ての描写の中で、視聴者を共感させる何かが感じられます。特に、娘と同じ布団の中で語り合う姿に、なんとも言えない郷愁の念を抱きました。こうした視聴者はたくさんいるのではないでしょうか。朝ドラのヒロインの母親の理想を体現したような演技だと思います。

主人公の母親役として、優しく子どもを見守る母親を好演しているように思えます。仕事をしながらも、主人公の家族全員に気配りをしている。それが嫌みにならない感じがいいです。今回の朝ドラでの母親役は彼女にあっていると思います。

7話の知子とのやりとりが印象的でした。最初はお金持ちできちんとしている知子に対して気おくれしているような雰囲気でしたが、彼女から律の話を聞くにつれて少しずつ表情が変わって緊張感が抜けていき、子供のことを心配して悩んだり喜んだりする自分と同じ普通の母親なんだと知子に親近感を抱いているのが感じられたのが良かったです。

6話の鈴愛とのお布団でのやりとりが良かったです。鈴愛のみた怖い夢の話を聞く時の優しい表情や相槌はお母さんそのもので、難産を思い出して「こんなに大きくなって」と涙する姿からは無事に生まれてくれて本当に良かった、元気に育ってくれて良かったという鈴愛への深い愛情が感じられました。クールな役柄のイメージが強かったので、お母さんぶりが意外としっくりハマっているところが嬉しい発見でした。

5話で鈴愛の答案用紙を見つけた時の「３つ足しても100点にならない」という台詞のニュアンスや落書きを見つけた時の表情が、「まったくあの子は」と呆れているというよりも「仕方ないな、まあいっか」とあんまり深刻に受け止めていない雰囲気を醸し出していて、晴の細かいことは気にしない大らかなお母さんぶりが伝わってきたのが良かったです。

松雪さんご自身は美人で都会的でクールな雰囲気なのに、ドラマ内ではちゃんと明るくてチャキっとした食堂の女将さんに見えます。お転婆な鈴愛を「やれやれ」という表情で笑って見送ったり、草太に向ける優しい笑顔や「いいよ」というたった一言の台詞でもお母さんらしい温かさが感じられるところも良いですね。

出産を控えて入院した病院先でのベッド上での女医さんとの楽しく面白いやり取りには本当に笑わせて貰い、もっとこのやり取りが見たいと思えるほどでしたので、
出産のシーンも終えたのでこの先はもう見られないと思うと非常に残念です。
今までクールな役が多かった松雪さんがこういう面白い人物の役をするのは新鮮ですし、結構似合っているとも思いました。

クールビューティーなイメージを持っていたのですが、役ではちょっとお茶目なコミカルな演技をされて、つい笑ってしまうような演技をするので、ギャップが面白いです。大人の女性がくだけた表情をすると、なんだか可愛らしいです。

出産シーンなのに、メイクバッチリで違和感を感じていたら、なかなか生まれなくて帝王切開になるかも…という展開で、「お腹切ったらビキニが着られない」とぼやいていて、そういう役なのかと納得しました。きれいで明るいキャラが役柄にぴったりでいいと思います。

帝王切開かもと言われて「傷が残ったらビキニ着れない」と心配したり、鈴愛を見た大一声が「猿みたい」だったり、普通の女性とは一味違う晴の感性を自然且つチャーミングに表現していると思います。愛おしそうに鈴愛を見つめてほっぺたや鼻に触れる姿が本当に幸せそうで、優しい笑顔に母性を感じられたのも良かったです。

今日始まったばかりで、松雪泰子がまだ若いときの設定の内容だから仕方ないかもしれないけど、この若い時の役作りは不十分で、その年齢には到底みえませんでした。そのためなのか、ドラマにあまり引き込まれず、少し残念でした。演技でなんとかできる問題ではなくて、演技ではどうしようもない年齢なのかもしれませんが、もう少し、その年齢に見えるような役作りをしていただきたかったです。

都会的なキャリアウーマンのイメージがあるんですが、こういう普通というか、素朴な女性役も似合うんですね。方言もナチュラルで上手いですし、明るくてチャーミングでサバサバとした、北川作品らしい女性を魅力的に演じていると思います。マイペースな鈴愛に振り回される陣痛のシーンも、痛がっているのにどこかコミカルさがあって面白かったです。