民衆の敵 ～世の中、おかしくないですか!?～

議会のドンにしては迫力があまり感じられなかったです。人が良さそうな感じがしてすごみもなかったし、なんでこの人がそんなに恐れられて権力をもっているのかよくわかりませんでした。漁師の歌を歌い上げたり平気で土下座したりするところが嘘くさい政治家っぽかったです。

見たいなと思うドラマに古田新太さんが出ていると、ちょっと嬉しく感じます。
相変わらずの演技力で、コミカルなイメージもありますが、シリアスな役でも演じきってしまうところがすごいなと思います。
好きな俳優さんなのに、きちんと嫌な感じにも見えてしまうので、演技が上手なんだなと思いました。

古田さんの睨みというか独特の威圧感が、ドラマ内の役柄にぴったりだと感じました。
ただ怖いだけではなく、かといって威圧的なだけではない、ある意味わざとらしさすら感じる演技がいいアクセントになっていて見ていて面白いなと思います。

政治界でのドン。顔も悪そうですし役柄にピッタリですね。
最初は靴の賄賂を送りつけてきたりと、とても悪いやつなのかと思いました。
前回の話で、篠原涼子に対して市長になってほしいとお願いしていました。本当にわるいやつなのだろうか。何か裏のもくろみがあるのだろうかとてもきになる存在です

あの不思議な笑みが、いつもどんな笑みなんだろうと思わせてて、いいと思います。
一体何をしたいのか、市民の見方なのか、篠原涼子の見方のか気になります。
また怖いキャラクターなのに、タバコはアイコスを吸ってるところが少しチャーミング。

やっぱり癖のある役は、古田新太がよく似合うと思いました。市議会議員なのにヤクザっぽいところや、腹黒いところピッタリ似合ってました。
なのに吸ってる煙草が、アイコスだったのが怖い役だけど少し抜けてる感じで、笑いそうでした。

このドラマでも、ちょっと悪い役が似合っていて、はまっています。こういうブラックな感じが、古田さんっぽくて、今回もいい味出してます。癖のある、市議会議員いそうでいないような、篠原さんと敵対しそうで、うきうきします。