ブギウギ

2024年1月期 2023年10月期
総合評価: 3.92 / 5.0 (回答者数62人) 296 位 / 1088件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79%) 344/1088件中
キャスト 4.3 /5.0(85.4%) 321/1088件中
演出 3.9 /5.0(78.6%) 335/1087件中
音楽 4.1 /5.0(82.6%) 146/1088件中
感動 3.9 /5.0(78.6%) 116/1083件中
笑い 3.2 /5.0(63%) 379/1083件中
スリル・興奮 3.6 /5.0(71.2%) 332/1080件中
245コメント
196 | 2024-02-19 14:37:30

せっかく再会したタイ子が大阪に戻ってしまうのは、スズ子にとってもちょっと寂しいですね。今で言うママ友に近い存在になれそうだったしね。案の定、愛子は地味にやんちゃだけど、子どもがちょろちょろするのは仕方がない。小さな怪我も当たり前のこと。スズ子はちょっと神経質になりすぎかもしれません。でも女ひとりの子育てだからそうなってしまいがちなのもやむを得ないかな。だからこそせめてお手伝いの人を雇えばいいと思うんだけど、責任感がそれを許さないんだろう。頑なさが少しだけでも和らぐ誰かがいればいいんだけど。

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195 | 2024-02-16 16:58:24

スズ子はタイ子の今現在誇れるところがあることを示して、立ち直るきっかけを作ったのはさすがだ。幼い時の支え合ってきた言葉や思い出がきちんと今に生きている。笑うことのできるようになったタイ子にはスズ子の歌の力が届くはずだ。ガード下の夜の女たちもスズ子に夢中だという。あんなに分け隔てなく話せるのだから当然と言えば当然かも。羽鳥先生も新曲のアイデアが降ってきてジャングルブギーがあっという間に。歌い踊るスズ子には引き込まれたし、カッコよかった。羽鳥先生も叫んでましたね。

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194 | | 2024-02-16 13:31:21

タイ子は脚気でしたか。治る病気で良かったですね。何かが劇的に良くなるわけじゃないけど、困った時に助けてくれる人がいるという支えがあるだけで、気持ちはだいぶ違うでしょう。そして「ジャングルブギ」。スズ子というよりも趣里さんが、お母さんの伊藤蘭さんみたいに見えました。やっぱり母娘なんですね。まるでキャンディーズみたいな衣装が、とてもよくお似合いでした。キャンディーズ世代としては、良いものを見せてもらったなと、ひとしきり感動しました。本当に格好良かったです。

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193 | | 2024-02-15 16:43:16

どれだけたくさんの人の力になる曲でも自分にとっては辛いということはあるだろう。ボロボロなタイ子にとってスズ子の活躍はまぶしいもので、余計に自分の陰の部分が濃く見えてしまう。スズ子の歌が流行れば流行るほどどこにいても聞こえ、追いかけられて追い詰められているような気分だったのだろう。スズ子が強引にでも家に入って思い出を話し、心をほどく以外にタイ子の心をほぐす方法は思いつかない。あれだけ仲の良かった二人だからちょっと強引な方法で傷がついたとしても元の関係に戻れるとどこかで信じている。

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192 | 2024-02-15 14:24:44

おミネさんが啖呵を切る姿はなかなかヤバいですね。達彦に対して施すのではなく、仕事を与えるというスズ子のやり方は正しいし、タイ子も生活は苦しいのに、息子が悪いことで稼いだのならば怒ろうとする姿勢は正しい。他人の隙を突き、うまいこと出し抜いて稼ぐのを褒める人がいつの時代にもいるけど、大人はこういう正しさを子ども伝えなくてはいけない。それが出来るタイ子は貧しく、たとえスズ子に嫉妬したとしても、ちゃんとした母親だと思う。子どもの頃にスズ子を許したタイ子と何も変わらない正しさです。だからこそ二人はきっと和解できる筈です。

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191 | | 2024-02-15 08:36:25

みんな幸せになりたいだけなんだよね。昔からのすぐそこにいて一緒に笑い合っていた友達と天と地ほどの差がついてしまった今。自分の境遇が悲しくて、友達が眩しすぎて、遠ざけてしまう気持ちはすごく分かる。しかもその差は自分ではどうにもできない戦争という出来事に翻弄された結果なら誰を恨んでいいか分からなくなってしまう。その気持ちの全部が鈴子に入ってしまったのだろう。こんなはずじゃなかったと思って生きてきた人がたくさんいた時代。いろんな人に焦点を当てていていいと思う。

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190 | 2024-02-14 14:11:41

パンパンの女性たちの言い分もわかるよね。戦争に関わった政治家は公職追放で数年政界を追われただけだし、教員なんて公職追放にもならなかったから失職せず「国のため」と戦地に送り出していた人が、その口で「民主主義は素晴らしい」とかほざいて給料がもらえた。でも多くの女性に救いの手は差し伸べられなかったからね。再会したタイ子も何があったのか苦しい生活をしているようだし、幼なじみで成功しているスズ子には複雑な思いがあって、会いたくない気持ちはわからなくもない。でも良い意味でお節介なスズ子が放っておくわけもないし、せめて再会を喜び合えるようになれると良いですね。

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189 | 2024-02-13 14:34:25

「東京ブギウギ」の発売は1947年ですか。売春防止法が1958年だから、赤線もあったし事実上売春が公認されていた時代なんだよね。でもパンパンは米兵相手が多かったから、戦争に負けたことがまだ引っかかっている連中が余計に彼女らを叩いた。戦争による貧困が根本的な原因だというのに、政府は米兵のはけ口として黙認し、男どもも赤線で女を買う癖に蔑む。その後の高度経済成長はこういう人たちの犠牲の上にあったともいえる。モデルになった笠置さんは実際にそういう女性たちのために更生施設作りに一役買っているし、そういう女性たちも笠置のファンとして彼女を支えた。どっちもなかなか出来ることじゃない。そんな女性たちの戦後も忘れてはいけない。

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188 | 2024-02-12 13:28:41

あの記者、適当に煽るようなことを書いたんだろうな。いつの時代も真実よりも面白さを重視する記者はいる。そしてパンパン。戦争で孤児になったり寡婦になったりした女性だけでなく、地方では戦争で働き手を失った農家が口減らしのために、女のコを売るなんてこともあったし、集団就職で向上などに務めても、方言をバカにされたりとかして嫌になって辞めても、帰る場所はないからパンパンになるしかない。そんな時代があった。そんな人たちからみればスズ子は恵まれたお嬢ちゃんで、「東京ブギウギ」に励まされる人だけでなく、そこに嫉妬や苦しみなどいろいろ感じる人がいるという光と闇を感じます。

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187 | | 2024-02-09 14:47:45

スズ子の思いに答えてくれたのは茨田でしたか。べたべたな友情というのではなく、戦友というべき相手による、まるで敵に塩を贈るみたいな感じだからこそ、スズ子も甘えることができたのだと思います。そしてついに「東京ブギウギ」のステージです。今でもCMに替え歌で登場するような歴史的な曲。晩年の笠置さんの歌唱はリアルタイムで聴いたことがあったけど、若い時代の溌剌とした姿を趣里さんを通して見た気がします。何にしても見事なステージでした。そういえば、このところ顔を出す靴磨きの少年は「東京キッド」のメタファーで、美空ひばりの登場を示唆しているのでしょうか?

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186 | 2024-02-08 21:39:56

ドキドキではなくてズキズキワクワク。ズキズキというと心の痛みも感じるし、充分にズキズキしたスズ子と日本のすべての人の復興ソングというのはわかる気がする。ズキズキの後にはワクワクがあると思えば頑張れることもある。この復興ソングをスズ子が歌うのは必然かもと思った。そして米兵の前で録音というのには驚いた。ノリノリの米兵たち。でもその時にスズ子の歌声が流れず、ちょっとお預け気分もたまには良いかも。いよいよ舞台練習が始まった。スズ子のこれまでを考えると愛子ちゃんをそばに置いておきたいのはわかるけれど、さすがに面倒見てくれる誰かを付けないとあの時代のおじさまたちでは無理が来るだろう。

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185 | 2024-02-08 15:18:29

仕事に関しては前例なんてと豪語するのに、子どもの世話をしながらという提案には前例がと弱腰になるシーンは、皮肉が効いていました。ドラマでは描かれていませんが、当時とすれば未婚の母は理由など構わず批判の対象になっていたからね。まあ少子化が叫ばれる今でさえシングルマザーに世間は厳しいのですが。今後、スズ子を蔑むようなシーンがあるのかないのかわかりませんが、なくてもそれはスズ子が周囲の人に恵まれていたということ。いずれにせよ大事なのは、そうやってスズ子がひとりの女性として自立しているということなのでしょう。

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184 | 2024-02-08 07:36:49

久しぶりのお父ちゃん登場!相変わらずの底抜けの明るさと、ちょっと間が悪かったり抜けていたりするのがホッとする。このところの息の詰まる展開が苦しかったから、やっと息ができたような気分だ。スズ子も好きなこと言えて、軽口でずいぶんと気分転換になったのではと思う。お風呂の後のスズ子のすっきりとした表情が印象的だった。孫よりも子どもの方がと言われて、きっと心が温かくなっただろうし明日からの力になるだろう。いよいよ羽鳥の新曲も降ってきて、スズ子の声で聴くのが楽しみだ。

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183 | 2024-02-08 00:09:54

久しぶりの梅吉さんの登場、鈴子が子供に戻る瞬間があってよかった。そう思いつつも親がいることの安心感とせわしないさがよく出ていました。誰かの手があって嬉しいと思いつつもペースを乱されるからストレスも溜まる。産後あるあるだなと思って懐かしくなりました。そしておでん屋のおっちゃんや大家さん夫婦の話題も出て懐かしかったです。ただあれからその3人とは一度も会えてないのですね。戦後はそんなことがたくさんあったのでしょう。いつか元気な姿を見れたらいいな。

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182 | 2024-02-07 15:22:48

騒がしい自由人の男二人がスズ子のために頑張ります。まず音沙汰のなかった梅吉ですが、元気に生きていたんですね。まあ電話も普通の家庭には無いし、当時の四国は遠い。たとえば1955年に松山と大阪間が最速10時間、大阪と東京間は特急で8時間。まさに知らせが無いのは元気な証拠と思うしかない時代です。騒々しかったけど親子写真はよかったですね。羽鳥もスズ子の生き方そのものを表したような曲を思いついたようです。いよいよ「東京ブギウギ」の誕生だ。

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181 | | 2024-02-06 15:03:30

麻里さんがそばにいてくれて良かったと本当に思う。愛助さんを失った悲しみと同時の待ったなしの初めての育児。どちらか片方でも大変なのに想像を絶する。トミさんも言っていたけれど、それでも向かっていく強さがたしかにスズ子にはある。未来を切り拓いていきそうな勢いも。周りはそれを壊さないように控えめに逃げ道を用意してあげているのはスズ子の裏表のない性格のたまものだろう。近所で子育ても助け合う時代だったとはいえ、有名人のスズ子が同じように…が難しいからこそ麻里さんの存在は大きいと思う。

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180 | 2024-02-06 14:54:20

スズ子からの熱烈なオファーは、羽鳥にとっても嬉しいことの筈だし、いろいろな経緯も含めて、彼女らしいみんなを元気にする歌が生まれそうですね。期待しましょう。それにしてもスズ子にとって、本当に麻里がいてくれて、良かったですよね。彼女が母に見えたという話はちょっと興味深くて、スズ子に関わる人物の中には生みの母、育ての母、義母、麻里、そして自分という5人の母が関わってきます。他に茨田も含めると実に多用な姿の母が登場します。このドラマはさまざまな母たちへのエールという要素もあるのかもしれません。

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179 | 2024-02-06 00:59:23

愛助を愛した2人が綺麗に涙を流して和解するのね、やっぱりきれいに描きすぎかな。美しければ、幸せならばいいのか?朝ドラですから朝からドロドロしたものは見たくないでしょうが人生ってこんなにうまくはいかないんですよ。自分だけで世界は回ってない。みんな自分のこと8割くらいで生きてますから、こんなに綺麗にはまとまらないんです。鈴子は最愛の人を亡くして乳飲み子を抱えて大変だけど一生守ると言ってくれるマネージャーがいて、義理のお母さんにも優しくされて。なんだか白けてきましたわ。

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178 | 2024-02-05 14:19:29

最愛の人を失い、言葉と気持ちがどこかちぐはぐだったスズ子も、義母トミとの腹を割った話し合いは、しっかりと前を向くきっかけになったようですね。娘を自分で育てると自分の口からはっきり言えたことが、自分の思いを確認することになったのかもしれません。形は違うけど、どちらも真剣に愛助を愛した同士だから、一粒種もいることだし、少々距離はあってもこれから良い関係に収まることでしょう。山下は変わらずにスズ子を支えてくれるようだし、きっと坂口も何かあれば手を貸してくれるだろうし、歌うことでスズ子の心も安定し、力を得ていくのではないでしょうか。

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177 | | 2024-02-02 14:19:00

まさに言葉を失う、そんな感じでした。あまりの衝撃って、本当に言葉が出てこないし、すぐには感情がついてこないもの。本当の哀しみは時間と共に色あせず、逆に深まっていく。だからこそスズ子は歌い続け、表現して、吐き出さないといけない。愛助を演じる水上さんの鬼気迫る今週の演技は素晴らしかった。愛助から受け取った手紙で泣き笑いするスズ子演じる趣里さんの芝居も良かった。悲しい別れだけど、互いに愛し合うことの愛おしさや思い合う優しさ、周囲の人たちの気遣いや思いなど、伝わるものがたくさんありました。そして「ラッパと娘」がこんなに悲しく響くとは・・・。

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176 | | 2024-02-01 21:15:51

鈴子は妊娠期間中一度も会えず出産を迎えるのはすごく不安だっただろう。愛助もそばで支えることができなくてどれだけ寂しかっただろう。そして2人が望んだ新しい命が生まれた日が愛助の命日になるなんて明日知ることになると思うと胸が痛い。雨の大阪、晴れの東京。坂口から告げられる浮かれきった誕生の知らせとうなだれる矢崎から告げられる愛助の臨終。対比が素晴らしくドラマチックに仕上げてある。明日鈴子が悲しむのかと思うと辛い。

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175 | 2024-02-01 13:55:46

生と死が交錯する日になってしまいました。スズ子の方は坂口の親バカ風のボケもありつつ、元気に娘が生まれましたが、愛助の方は病魔には勝てずでした。まあ予想通りというか、予定通りというか、事実に従えば順当な流れとはいえ、せめて愛助に娘の顔を見せてあげたかったですね。最期までスズ子に手紙を書こうとする彼の執念は、愛する人と生きようとする姿であり、ある意味でその潔くない姿が美しかったと思います。愛とはかくも強しということなのでしょうね。それを見せつけられたトミは母として、女として、スズ子にどんな言葉をかけるのでしょうか。

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174 | 2024-01-31 19:31:01

スズ子はものすごい不安だろうな。茨田さんのシングルマザーになる覚悟というのとはまた違って、愛助さんの病状に対する不安と初めての出産に対する不安とで。いろんなことが不確定で不安定で押しつぶされてもおかしくないと思ってしまう。それでも周りの人たちの温かさが救いだ。ちゃんと愛助さんの気持ちを推し量ってスズ子にアドバイスをし支えている。ドラマの中だけでよいから奇跡を起こしてあげて欲しいと思うほどに、みんなが優しい。

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173 | 2024-01-31 14:15:11

いろいろな不安を抱えている時、麻里さんのような存在はありがたいですね。スズ子にとってまさに姉のような感じがします。実の家族は誰もそばにいないけど、彼女のような人がいることで孤独から救われるし、安心できる。その意味では人に恵まれていると言えるけど、つくづく家族の縁が薄いですね、スズ子って。時代もあるし、いろいろ事情があるにせよ、その中でよく元気に頑張っていると改めて思います。愛助の病状は悪化する一方だし、子どもの顔を見ないままの別れになりそうな雰囲気です。

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172 | 2024-01-30 14:14:49

口にはしなかった羽鳥の茨田評がとても気になりますね。以前、特攻隊の若者たちに涙した茨田でしたが、そこには母親としての視点も含まれていたのかもしれません。問題の愛助の病状ですが、今のSNS時代の人にはピンとこないかもしれないけど、まだ恋文が普通だった頃、それまで封書だったものがハガキになったら、何かあったと思うのは女ごころというより、時代感覚みたいなものかな。このまま悪い知らせが間近に迫っているのでしょうか。

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171 | | 2024-01-29 19:04:15

愛助さんのいない正月でもさみしくないように山下さん訪ねてきてくれているのが優しい。マネジャーだから気を使うのが仕事とはいえ、きっと心丈夫だったのではと思う。スズ子の様子と愛助さんの様子が交互に映し出され、妊娠にも順調なスズ子と顔色悪い愛助が余計に対照的に見えて。トミさんも後悔することになるのに…と史実を知っているだけに思ってしまうけれど、やはり譲れないところもあるのはわかるし、大事な息子を取られるみたいな気持ちもあるのだろう。順番とか家とか暗黙の決まりごとが多かった時代だからこその辛さを思うと悲しくなる。

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170 | 2024-01-29 14:15:09

「ジャズカルメン」、なかなか良いですね。まあ、言うほどジャジーじゃないのは、昭和時代には「ブルース」とタイトルがついていても、ちっともブルースじゃない曲もあったし、ご愛敬というところでしょう。一方では愛助がトミにはっきりと厳しい口調で自分の主張をしました。親子だからこそ、もっと早くにしっかりと話し合っていれば良かったんだけど。とにかく自分の家族観を子どもに押し付けるのはダメ。家族の在り方なんていつの時代だって、常に大きく変化しているのだし。ともかく一番の問題は愛助の体調ですね。

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169 | 2024-01-28 11:17:39

あのさ鈴子も愛助もいい大人なんだよね?しかも同棲何年目よ?することしてるんだから子供くらいできるでしょ。もしそうなったらの話し合いをしてなかったのかね?今更心配してるのがおかしく感じる。愛助の一生懸命な愛に気づかないふりをしていたけど、もっと早くから結婚したいって言うべきだったし動くべきだった。それが無理な相手と一緒にいられるだけでいいと思っていたならててなし子覚悟で産むしかないだろう。今のドタバタはお母さんが怖いからなんて先延ばしした結果にしか思えない。

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168 | 2024-01-26 13:55:00

「村山は家族」だというのは繰り返し聞く言葉だけど、それは裏を返せば「家族」以外にはひどく排他的だということが言えます。これは日本の伝統的な「家」思想と、戦後のアメリカからもたらされたファミリー幻想が結びついた家的個人主義ともいえる現象の一端かなと感じます。その「家」に入るためには儀礼として、一方的に大切なものを捨てさせる。トミの主張はそんな戦後日本の悪しき神話を再現したような感じがします。それが戦後の若者たちが「家」を捨て、核家族化していく一因だったと思いますけどね。いずれにせよ身重でもステージに立とうとするスズ子こそ、自由を体現者だなと感じます。

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167 | | 2024-01-26 00:30:33

愛助と鈴子も史実をなぞるならば悲劇になることが確定なので結婚騒ぎも妊娠も複雑です。その先を知らなきゃよかったと後悔します。箱根でのイチャイチャもこれが2人の恋のクライマックスかと思うと寂しいですね。離れたくないという思いが溢れていて切なかったです。どんな時代になってもすることをすれば妊娠はする。まぁこの時点ではちゃんと目の前にある問題を片付けて結婚してからと思うのが親心なので怒って当然でしょうね。

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166 | 2024-01-25 14:36:40

スズ子がおめでたです。それにしても山下も坂口もそんなに驚くようなことかな。間違いなく頭抱えることではあるけどねww。いつの時代であれ、若い男女が惚れ合って同じ屋根の下で暮らしているんだから、当然、そういう可能性はある。というか、むしろ可能性は通常よりも高いに決まっています。坂口によればトミも怒髪天という話だけど、自分の最愛の息子がしでかしたことなわけで、それに対して大人な対応を取ることが、母親としての責務だと思うけどね。多くの人に祝福されていいのに、トミのせいで疎まれて生まれる子どもになったなったら、孫として抱けなくなるよと言いたい。

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165 | 2024-01-24 14:04:34

母親としてのトミの気持ちもわからないではない。それでも苦しい時期の愛助を献身的に支えたのはスズ子であって、トミではない。後から文句などいくらでも言えるわけで、その時に力を尽くしてくれた人をないがしろにする態度は、どんな大会社を作り上げた人であれ尊敬はできない。かつて坂口は「村山興業は家族」と愛助に言ったけど、やっぱりその中にスズ子は入っていないというのが残念。歌手に結核がうつったら致命的なのに、人生をかけたスズ子に対して挨拶もなし。母親とかどうとか以前に、人として礼儀知らずだなと思います。

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164 | 2024-01-24 08:37:13

この時代、結核はまだまだ死の病で、周りもだけれどトミの心配は相当なものだっただろう。取り乱してスズ子や坂口に当たるのも少しはわかる。どうして無理させた、どうして気づかなかった。トミが言うまでもなく当人たちも後悔しているだろう。ただ、トミの与えたストレスだって関係していると思うのだけれど、ストレスが万病のもとみたいに言うのは近年の話だし。思わぬ形で愛助が大阪へ行くことになってしまってスズ子は不安でたまらないだろうなと思う。治すことよりも説得の方がと愛助が言っていたことも嫌な予感。

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163 | 2024-01-24 07:34:47

舞台人としてのスズ子のファン代表みたいな愛助と、スズ子の力を最大限理解している羽鳥のどっちが一番のやり取りには大いに笑った。スズ子が愛助の看病をしていた戦中ですらスズ子を内に閉じ込めておくことを心苦しく思っていたフシがあるから、引退を前提とした結婚など受け入れられないだろう。坂口が不在の間は仕事量が倍だと言っていたし、結婚のことで精神的なストレスも相当あっただろう。せっかく自分で母親を説得するという希望が見えてきたというのに結核の再燃。史実と初回の状況から愛助の行く先はわかってはいるのだけれど、どうにかならないのかな。まだ薬がないから厳しいんだろうな。

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162 | 2024-01-23 18:32:45

スズ子の気持ちも愛助の気持ちもわかるし、羽鳥の思いもわかります。こうなれば山下の言う通り、トミを説得するほかにない。その結論は正しいと思うし、さすが山下です。けれどそんなすべてをぶち壊すように再び愛助の喀血。戦後になって栄養事情も良くなりこれからって時なのにね。まだ特効薬のストレプトマイシンは手に入りづらい時期。彼のモデルとなった方はなくなっているわけだけど、そう知ってはいても幸せそうなスズ子を見ていると頑張ってほしいなと思ってしまいます。

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161 | 2024-01-21 11:46:46

欲を言えばもう少し舞台をじっくり見たかったというのはあるのだが、今の新喜劇を彷彿とさせる部分があったり、スズ子らしさも生きていて泥臭く華やかというのが原点でもある梅丸を思い出す。タナケンの真面目さもしっかり出ていて、本気で舞台を作っていた気概みたいなのまで感じられて。短いながらも内容の濃い時間だった。愛助のはしゃぎようが世の空気感まで伝わってくるようで楽しい。本当に小夜が幸せになれるかは微妙な気もするけれど、それでもその存在は確かにスズ子に影響を与えただろうし、そういう描写もあった。社長からの提案、当然愛助は反発するだろうけれど、スズ子はどう受け取るのだろう。時代を考えると社長からの要求は当然のものだとは思うのだけれど。

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160 | | 2024-01-20 12:06:31

何かすごくうるさくて下品な言葉遣いのドラマ。主人公の鈴子はいつもやたらめたら大声でうるさいし、わてとか(女の人が)オレとか、、、ドラマの内容がどうこう以前に、話言葉があまりにも汚らしくてそれで疲れます。勿論時代背景や実際の言葉遣いなどを正確に描写しようとしているのでしょうから仕方がないとは思うのですが。とにかくうるさくて汚い。

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159 | 2024-01-19 14:27:34

さすが喜劇王タナケン。スズ子のまくしたてる大阪弁をうまく受けています。羽鳥の「コペカチータ」も、彼の意気込みが感じられる曲だし、スズ子の歌も最高です。小夜とサムの門出としてはもちろん、戦後日本エンターテイメントの門出という感じさえしますね。戦後の苦しさの中に笑顔をもたらすエンタメの力です。さて愛助の母からの伝言ですが、スズ子に歌をやめろというのは横暴かな。じゃあトミは村山興業を辞められますか、というのと重みは同じ筈。愛助も納得しないでしょうね。

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158 | 2024-01-18 23:24:46

憧れていた鈴子さんの付き人になって自分も特別になったような気でいたけど何にもなれていなかった。これからは自分の人生を歩むって清々しい別れですね。小夜ちゃんが不幸にならないように守りつつも別れることが寂しいという本音を漏らした鈴子の気持ちもよく分かります。異国に渡っても小夜ちゃんは小夜ちゃんで逞しくやれる気もしますよね。サムが悪い人じゃなくて良かったです。鈴子も鈴子らしくタナケンにぶつかることにしました。明日は舞台シーンが多いと嬉しいな。

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157 | 2024-01-18 17:42:39

タナケンは羽鳥先生と同じで、スズ子が自分で何かを見つけるのを待ってたと言うことなのか。羽鳥先生から見たら同類で面白いと映ったのだろう。スズ子の覚醒の後押しをしたのは小夜の言葉で、元をたどれば小夜にかけたスズ子の言葉だ。言葉は巡っていく。相手を思って発した言葉は力があるし、自分に戻ってくることもある。小夜は米兵と海を渡る決心をしたが、思い切りの良さと思い込みの強さが小夜の特徴だ。トラブルもあるかもしれないけれど、意外と信じたものは信じ続ける強さもありそうで幸せになって欲しい。そして、いよいよ舞台の幕が上がる。ワクワクが止まらない。

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156 | 2024-01-18 14:03:17

小夜はとりあえず良かったですね。モデルとなる人物はいないと思われる小夜ですが、人騒がせでよくわからない役回りのキャラでした。タナケンは格好良かったですね。実に懐が広い。これぞ喜劇王としての自信と矜持です。自分がうまくやれないのを他人のせいにする奴とは違います。王様はこれくらいじゃないとね。いよいよタナケンとスズ子の舞台が楽しみです。羽鳥の新曲もどう歌われるのか興味津々です。戦後のスズ子の本当の再スタートが開幕します。

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155 | 2024-01-17 14:16:10

どうやら米兵サムは本気で小夜と結婚するつもりらしいですね。まあ遊びじゃなかったのは良かったとしても、アメリカ本土で日系人は戦争中に強制収容所に入れられた経緯もある上、人種差別も激しい国。小夜は何でもはっきり口にするタイプだから、アメリカでも負けずにやれそうな気はするけど、スズ子の寂しさとは別に心配にはなります。そしてスズ子の芝居の方だけど、どれだけ技術のある芝居をしても、観客が喜び、感動しない限り、それは上手い芝居であって良い芝居とは言えません。タナケンもスズ子には良い芝居の方を期待しているから、何も言わないのかもしれません。

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154 | | 2024-01-16 20:16:34

小夜ちゃんって結局なんで鈴子のところからいなくなったの?サムに歌手を目指してるんでしょ?って言われて、ハッとしたような顔をしていたからその目的を忘れて甘んじていたのを恥じて出ていったのかと思ってた。それで心機一転歌手を目指して努力してるとかなら応援したかったけど、サムとの恋愛に走っていただなんてどこまでも自分に甘くてがっかりよ。あの無言の圧の強いタナケンさんにでも会わせて性根を入れ替えてほしいわ。

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153 | 2024-01-16 14:13:23

秋山が再登場です。歌劇団のみんなの消息が知れて良かったですね。不幸もあったようだけど、あの時代としては幸運だった方でしょう。日本の喜劇王との共演もすごいですが、いつかまた秋山とも共演できるといいですね。問題は小夜です。パンパンなんて言葉、何十年かぶりに聞きました。昔は派手な格好をした女性がいると、戦後すぐを知っている世代の人が「パンパンみたいな格好して」と苦い顔をしていたものです。小夜はそういう派手な洋装ではなかったし、良くて本当の恋愛、悪くて現地妻という感じかな。何にせよちょっとスズ子に対して不義理が過ぎるよね。話くらいはすべきです。

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152 | | 2024-01-15 21:12:05

小夜ちゃんはあのまま出て行っちゃって音信不通は少し心配。マネジャーの山下さん。今までやり手だとは言われていたけれど、なるほどスズ子を上手くのせるあたりとか本当にやり手だったのだと感心する。タナケンとの共演は羽鳥先生推薦の話で、誰も良いも悪いも言えない感じが羽鳥先生の当時の影響力を物語っているようで。その様子もコミカルに描かれていて、これからスズ子の喜劇が始まるのだ、どんな曲が聞けるのだろうかとワクワクしてしまう。

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151 | 2024-01-15 18:06:44

タナケンのモデルは間違いなく、エノケンこと「日本の喜劇王」榎本健一でしょう。戦争で喜劇も忌避されてきたし、戦後の笑いの復活に、この人の存在は欠かせない。日本の芸能史の上でも、榎本健一と笠置シヅ子の共演は特筆すべきことのひとつだと思います。まあ性格はタナケンみたいな奇矯な人だったかはわかりませんが、ここからひと癖ある重鎮のタナケンと、スズ子の快進撃が楽しみです。小夜の行方も気になりますが、まあ十中八九、あの米兵と一緒でしょうねえ。彼女なりに何か得るものがあればいいんだけど。

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150 | 2024-01-14 23:12:34

もう場所も選ばず好きな時に好きな曲を演奏することができる。うちらは自由だとスズ子は言ったけれど、やっと娯楽や音楽を公に楽しめる時代になったのだ。楽団員もたくさんの場所で演奏することができるならば、無理にパッケージで動く必要はないということだろう。好きな音楽をして稼げる幸せ。少し分かる気がする。それにしても小夜は付き人をやめてどうするのだろう。嫌な予感しかしない。あれだけスズ子の恋愛に横から口出しをしていたのにサムに夢中なのだろう。米兵と恋をして、その後上手くいった人いるのだろうか?知る限りかなり苦労された方が多い印象なのだが。

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149 | 2024-01-14 22:47:07

戦時中まで音楽を続けていけた人は一握りだっただろうから戦後に引っ張りだこになるのは致し方ないと思う。ここで別れて個々に頑張りましょうって別れるのはかっこいいけどさすがにちょっと綺麗に書きすぎたかなとも思った。小夜ちゃんが突然アメリカ人と恋に走ったのはこの先パンパンと呼ばれるお姉さん方と仲良くしていたと言われる事実をアレンジしたものになるのだろうか。綺麗事ばかりじゃなかった戦後を綺麗事ばかりにしていくのはちょっと違うと思う。

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148 | 2024-01-12 13:47:49

そもそも戦争で背に腹は代えられなくて集まったメンバーだし、好きな音楽とか、やりたい音楽とか、そういうのはきっと違っている筈。せっかく自由な時代が来たんだから、何のしがらみもなく、好きな音を奏でるということで解散するのは、とても前向きな別れですね。心配なのは愛助が頑張りすぎなことと、唐突に辞めた小夜のこと。小夜はまさか本気で歌手を目指すんだろうか?それとも米兵のところへ?何にしても嵐のような娘だった。もっともこれで出番終了ってわけじゃないんだろうけど。

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147 | 2024-01-11 13:58:28

茨田に続き、スズ子も開放された力をエネルギーに変え、きらめくような見事なステージでした。心配だった羽鳥も登場し、彼女たちらしさの復活というだけでなく、戦後の音楽文化復活の一歩という感じでもありますね。ここからが本当の勝負といえます。小夜ですが、米兵さんと仲良くなる展開で、彼女にも春がやってくるのでしょうか?それよりは何となく、スズ子が進駐軍で歌うみたいな流れにつながりそうな気がします。ついでに小夜にも幸せが来ればいいのですが。それと気になるのはスズ子の父である梅吉。いまだに音沙汰なしですが、彼は大丈夫なのでしょうか?

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