ブギウギ

2024年1月期 2023年10月期
総合評価: 3.92 / 5.0 (回答者数62人) 286 位 / 1009件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.0 /5.0(79%) 336/1010件中
キャスト 4.3 /5.0(85.4%) 311/1010件中
演出 3.9 /5.0(78.6%) 326/1009件中
音楽 4.1 /5.0(82.6%) 141/1010件中
感動 3.9 /5.0(78.6%) 107/1005件中
笑い 3.2 /5.0(63%) 363/1005件中
スリル・興奮 3.6 /5.0(71.2%) 308/1002件中
245コメント
193 | | 2024-02-15 16:43:16

どれだけたくさんの人の力になる曲でも自分にとっては辛いということはあるだろう。ボロボロなタイ子にとってスズ子の活躍はまぶしいもので、余計に自分の陰の部分が濃く見えてしまう。スズ子の歌が流行れば流行るほどどこにいても聞こえ、追いかけられて追い詰められているような気分だったのだろう。スズ子が強引にでも家に入って思い出を話し、心をほどく以外にタイ子の心をほぐす方法は思いつかない。あれだけ仲の良かった二人だからちょっと強引な方法で傷がついたとしても元の関係に戻れるとどこかで信じている。

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106 | | 2023-12-13 00:40:07

小夜がドタバタし過ぎてうるさい。泥棒扱いもあんなにしつこくされたら誰だってイラつくし、それをちゃんと止めない鈴子にも悪影響が出る。何回も愛助と絡むようにと演出されているのだと思うけど朝から大きな声でギャーギャー言われると落ち着かないのでやめてほしい。あんなに探して見つからなかったお金が靴下から出てきたってどういうこと?昨日からお風呂も入らず履きっぱなしだったとか?今日履くとき気づかないとかあるかね?なんにしても勢いがありすぎて疲れるよ。

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226 | 2024-03-14 17:53:49

これぞ昭和!もう朝ドラがパロディ状態ですね。昭和の刑事ドラマの定番、取調室でのカツ丼。しかも最初に刑事が食べるって、ほとんどドリフのコントかという展開でした。笑うシーンではないのに、もう笑うしかない。誘拐というシビアな場面ですが、それはスズ子たちと犯人たち親子の姿を描き出すためのものなので、必要以上に深刻なものにしたくない演出家の意図でしょう。良い方法だと思います。ただ愛子の性格だけは相変わらず今っぽい。昭和の子どもたちは嫌でも速く大人になっていたから、我儘を言うにしてもこういうタイプのものじゃないんだよね。まあ現代と通じる要素を入れないと見てもらえないから仕方ないんだけど。

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230 | 2024-03-19 00:40:48

ここで因縁のライバル登場ってことですかね。モデルは美空ひばりさんだとか?その人物を美空さんにするのではなく大和さんの娘さんにしたところがすごいと思いました。ライバルを憎い存在だけにしないのがすごい。人情味が溢れる鈴子としては、あの子がこんなに大きくなって〜と感慨深いものもあるだろうし大和さんのすごさを身をもって知っているからこそ脅威になると言えるでしょう。嫌いと片付けられない相手にした行方を見守りたいです。

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14 | 2023-10-11 23:54:26

今宝塚もいろいろ揺れていますが、イジメではなくてもしごきはこういう世界には付きものでしょう。今の時代だしドラマだから怒鳴るくらいで済んでいますが体罰もあったでしょうから同期で揉めている場合じゃなかったかもしれません。同期で仲良くやりたい鈴子、でもデビューできるのは1人という厳しい世界では友情よりも競争の方が勝ってしまうよね。いつも仲をとりなしてくれる鈴子が倒れて2人は何を思うのか、正反対の性格の2人が仲良くなる日が来るのか、とても気になります。

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235 | 2024-03-22 07:31:39

愛子がかけっこが速い子が転校してきたから学校に行きたくないって言った時の鈴子の答えが今のドラマらしい答えでなんかむずむずしてしまった。昔のドラマならお母さんも頑張るからあなたも全力でぶつかってみろみたいなことをいいそうだけど、挑戦するのもいいし逃げてもいいという全方位に気を使った答えでなんだか笑ってしまった。ここまで気を使わないとドラマも作れなかくなったのかと愕然とした。優柔不断すぎてあんなアドバイスは困るだけだよね。

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147 | 2024-01-11 13:58:28

茨田に続き、スズ子も開放された力をエネルギーに変え、きらめくような見事なステージでした。心配だった羽鳥も登場し、彼女たちらしさの復活というだけでなく、戦後の音楽文化復活の一歩という感じでもありますね。ここからが本当の勝負といえます。小夜ですが、米兵さんと仲良くなる展開で、彼女にも春がやってくるのでしょうか?それよりは何となく、スズ子が進駐軍で歌うみたいな流れにつながりそうな気がします。ついでに小夜にも幸せが来ればいいのですが。それと気になるのはスズ子の父である梅吉。いまだに音沙汰なしですが、彼は大丈夫なのでしょうか?

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148 | 2024-01-12 13:47:49

そもそも戦争で背に腹は代えられなくて集まったメンバーだし、好きな音楽とか、やりたい音楽とか、そういうのはきっと違っている筈。せっかく自由な時代が来たんだから、何のしがらみもなく、好きな音を奏でるということで解散するのは、とても前向きな別れですね。心配なのは愛助が頑張りすぎなことと、唐突に辞めた小夜のこと。小夜はまさか本気で歌手を目指すんだろうか?それとも米兵のところへ?何にしても嵐のような娘だった。もっともこれで出番終了ってわけじゃないんだろうけど。

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238 | 2024-03-25 16:07:47

スズ子の歌手引退宣言ですが、羽鳥が絶縁だという気持ちもわかりますね。いかにカバーで上手く上手歌える人がいても、羽鳥は曲とスズ子を重ねて、スズ子のために書いたともいえます。だからスズ子と共にその曲は終わりだというのは、とても正直な気持ちなのだと思います。そもそも歌が好きで歌手になったんだから、引退なんて言わず、単に歌える機会があれば歌えばいいと思うんだけど、時代の申し子というべき人は、私のような凡人とは違うのかもしれない。でもそこは凡人なみの図々しさがあっていいと思うのだけど。

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207 | 2024-02-27 13:54:04

タナケンの言う通り、どんなスターであれ、代わりはいくらでもいる。まあ違う人だから完全な代わりというわけではなく、正確には穴を埋める人と言った方が良いのかもしれないけどね。それはどんな世界でも一緒。社会という視点ではそうなる。でもその人が家族や極めて親しい、あるいは大事に思う人だった場合は、決して代えのきかない唯一無二の存在になる。なのでマスコミが待っていようと、スズ子はとみの葬儀にはいかなければいけないのでしょう。愛子にとっては数少ない血のつながった存在だから。

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30 | 2023-10-25 13:57:10

大和と共にアオイも梅丸を去りましたか。アオイが桃色争議でひとり会社側に残ったのは、大和共に踊る舞台を守りたかったからなのでしょうし、その大和が辞めるならば梅丸に残る意味はなかったのでしょう。まあやむを得ない結果ですね。それでも大和が梅丸に残したラインダンスは見事でした。役者の皆さんもしっかりと一糸乱れず、高く強く足を上げ、かなり迫力のある踊りになっていました。素晴らしかったです。これだけでも見る価値がある回だったと思います。

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168 | 2024-01-26 13:55:00

「村山は家族」だというのは繰り返し聞く言葉だけど、それは裏を返せば「家族」以外にはひどく排他的だということが言えます。これは日本の伝統的な「家」思想と、戦後のアメリカからもたらされたファミリー幻想が結びついた家的個人主義ともいえる現象の一端かなと感じます。その「家」に入るためには儀礼として、一方的に大切なものを捨てさせる。トミの主張はそんな戦後日本の悪しき神話を再現したような感じがします。それが戦後の若者たちが「家」を捨て、核家族化していく一因だったと思いますけどね。いずれにせよ身重でもステージに立とうとするスズ子こそ、自由を体現者だなと感じます。

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31 | 2023-10-25 19:50:10

スズ子は今何歳の設定なのかな?お友達が女学校を出て舞子修業していたはずだから、16~17歳くらいなのかな?大和さんと橘さんが責任をとって辞めるということがわかった時の悲しみ方が子どものようで。自分を守っていらないから大和さんをというのはわかるけれど、元々解雇された人や賃金削減されて辞めざるを得なかった人たちに戻ってもらえるようにするための争議だっただったわけで。悔しいのも分かるし泣きたいのもわかるけれど、言っていることがさすがに幼過ぎるような気がした。

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61 | 2023-11-16 13:40:55

収まるところに収まったという感じでしょうか。スズ子も秋山もひとつ恋をして、大人になったというところかな。恋愛は自分を見つめ直す良い機会でもあるからね。中山はどうかなと首を傾げるところもあったけど、松永は案外誠実で悪い奴ではなかったし、これはこれで良い出会いだったと思います。秋山が見られなくなるのはちょっと残念ですが。屋台のおじさんの餞別はクジラのコロ。クジラ肉は高度経済成長期頃までは庶民の味で、普通に給食にも出ていたし、とても懐かしいです。今も食べられなくはないけど、当時とは違って高いからね。

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81 | | 2023-11-28 00:43:14

お父ちゃんの気持ちは分かるけどイライラしてしまった。そうやっていつまでも悲しんでお酒に逃げて現実逃避してられるってある意味幸せなのよ。飲み屋で転んで倒れても誰かが助けてくれて娘が迎えにきてくれるんだもの。娘だって悲しいのに毎日を一生懸命自分の足で立って生きてるじゃない。六郎なんかもっともっと辛いところで頑張ってるのにいつまで甘えてるんだか。こういう人を見ると嫌になる。憎めないクズとかそういうのはいらないな。

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239 | | 2024-03-26 14:17:34

羽鳥先生とスズ子の関係はやっぱり特別だったんだなと。思い返せば、初めて会った頃の「僕のやりたい音楽」というものを表現してくれた人ということなのじゃないのだろうか。スズ子がいて初めてスイング・ブギは世の中に出て認められた。りつ子の言うように音楽の一部ということもできるのだろう。周りの人を勇気づけ元気づけてきた音楽だけれど、表現するのにもパワーがものすごくいる音楽だとも感じる。これまでの感謝を伝える場として会見を開こうと提案したタケシを少し見直した。りつ子との関係も麻里との関係も素敵で。スズ子の裏表のない性格がそうさせるのだろうなと思う。明日の会見しかと見届けます。

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62 | 2023-11-16 21:27:09

中山さんも豪快に振られましたね。自信満々な彼が膝から崩れ落ちるところが面白かったです。公私共に自分のパートナーになればもっと君は輝けるって本気で思っていたんですかね?きっと亭主関白だし仕事させてくれても家事育児は秋山さんの仕事でしょう。輝けるわけがない。男役としての仕事を取り上げて自分色の女役にしようとしていたところで察しです。まぁ時代が時代ですから仕方ないですが、秋山さんの飛躍を願っていたのでお別れして良かったです。

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208 | 2024-02-28 16:01:40

山下さんの気持ちもよくわかります。人間、本当にプツンと気力が切れてしまう瞬間があって、その後はいくら気持ちを奮い立たせようとしてもダメなことはある。年齢もあるかもしれないけど、そうなるともうダメなんだよね。また新しい人たちとやるべきという意見も一理ある。表現者は新しいものを恐れてはダメ。山下さんの安心感がなくなるのは残念だし、スズ子にとっては愛助とつながる人間が身近からいなくなるのは悲しいものがあるとは思う。でも恩返しだと思ってここは離れるしかないでしょう。

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209 | | 2024-02-28 16:57:32

トミさんが亡くなって、スズ子もショックだっただろうけれど山下さんの受けたショックは物凄かったのだろう。描かれてはいなかったけれど、マネージャーとしての素養をつけたのはトミ社長の下だったみたいだし、厳しくても愛情込めて育ててもらったという思いもあるだろう。一人息子を預けられていたくらいだから、元々信頼度も厚かったのだろうし。スズ子を支えてきた山下さんだけれど、ここで世代交代は仕方がないのかな。あの物腰の柔らかさとあたたかい語り口が好きだったから、これからもちょこっとで良いので出てきてくれるといいな。

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221 | 2024-03-11 14:33:59

茨田さんとスズ子の東京ブギウギでのダンス競演とは、とても貴重なものを見ました。文句を言いつつ、茨田もしっかり足が上がっていたし、なかなか素敵なダンスでした。スズ子を演じる趣里さんはもちろんですが、茨田を演じる菊地凛子さんも、女優として日頃から肉体訓練をしているのがわかります。さすがプロですね。羽鳥はいつもより更に浮かれ度合が激しかったです。めでたい席でもあるし、楽しそうでよかったと言うべきかな。三人のバランスが良くて、ずっと見ていたくなる楽しいシーンでした。

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240 | 2024-03-26 17:02:13

スズ子と羽鳥に対する茨田の独特の距離感が、彼女らしくて良いですね。基本的にはマイペースだけど、言葉に嘘がない。それは羽鳥の奥さんも同じです。二人ともじれったい想いを抱きつつ、見守る姿勢も似ています。それにしてもスズ子もわざわざ歌を引退するなんて会見しなくてもいいのに。他者に求められる仕事をするのもプロ。歌を求められたらば歌えばいいし、オファーがなければそれはそれ。終わり時を自分で決めるのは潔いのかもしれないけど、本当にそれでいいのかな。

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124 | 2023-12-22 16:22:53

女帝の忠告を受け入れなかったスズ子と愛助ですが、そもそも理屈とか利益とか考えていたら恋愛なんて出来ないですよね。たった一度の人生、バカだと言われようが、貫くべきところは貫くのが正解です。それにしても指三本は笑いましたww。NHKも変わりましたよねえ。かつてはキスシーンすらなかった放送局なのに。これはこれで良かったと思います。そして愛助が血を吐きました。どうやら肺結核のようです。かつては不治の病だし、死病ともいわれた病気。特効薬ストレプトマイシンが出来るのは1944年らしいから、ちょうどこのドラマの頃。戦争中だし入手は難しい。愛助が心配です。

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180 | 2024-02-06 14:54:20

スズ子からの熱烈なオファーは、羽鳥にとっても嬉しいことの筈だし、いろいろな経緯も含めて、彼女らしいみんなを元気にする歌が生まれそうですね。期待しましょう。それにしてもスズ子にとって、本当に麻里がいてくれて、良かったですよね。彼女が母に見えたという話はちょっと興味深くて、スズ子に関わる人物の中には生みの母、育ての母、義母、麻里、そして自分という5人の母が関わってきます。他に茨田も含めると実に多用な姿の母が登場します。このドラマはさまざまな母たちへのエールという要素もあるのかもしれません。

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181 | | 2024-02-06 15:03:30

麻里さんがそばにいてくれて良かったと本当に思う。愛助さんを失った悲しみと同時の待ったなしの初めての育児。どちらか片方でも大変なのに想像を絶する。トミさんも言っていたけれど、それでも向かっていく強さがたしかにスズ子にはある。未来を切り拓いていきそうな勢いも。周りはそれを壊さないように控えめに逃げ道を用意してあげているのはスズ子の裏表のない性格のたまものだろう。近所で子育ても助け合う時代だったとはいえ、有名人のスズ子が同じように…が難しいからこそ麻里さんの存在は大きいと思う。

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43 | | 2023-11-05 11:17:28

大和さん亡くなったのかー。一度も舞台を見にきてくれなかった両親が葬儀の席で大和さんと一緒に踊っていた鈴子たちと会うのはなんとも皮肉だね。そこまで許せない理由ってあるのかと思ってしまう。親としてもいつかは許そうと思っていたのかもしれないけどそのいつかはもう来ない。鈴子としても今のチャンスを逃せばもうないだろう。つやにとって鈴子は特別に大切な人。つやは血のつながりを気にしているようだけど、十分愛情を注いだんだから親子の絆は切れないと思うけどね。

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82 | 2023-11-28 12:48:55

いつの世も正義だと思った人は止められない。戦時下のこういう圧力は過去の狂った歴史だと以前は思っていたが、それはコロナ禍で繰り返された。人々が楽しく幸せそうにしていたら戦地に送られる兵隊さんは辛いだろうからってことの予定調和。思いやりや正義という名の押し付け、日本人が好きなやつ。平和じゃなくなるとエンタメはすぐに押しつぶされる。六郎の手紙が唯一のほっこりポイントだったけど、その陰にはたくさん書けないことがあるのだろうと想像すると悲しくなった。

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83 | 2023-11-28 14:04:40

まだ警察の指導のうちはいいけど、憲兵や特高がらみ案件になったらヤバいしね。まあ茨田のモデルになった淡谷さんは後に憲兵に楽譜を押収されたみたいだけど。茨田に食いかかるご婦人方の姿は、大正デモクラシー時代からみても民主化とか自由な思想が後退している。そういう傾向が強い時代は危険だと、現代人は再認識した方がいい。そしてスズ子に弟子入り希望者ですか。戦時下であれ、自分の根っこというか、初心を忘れないためにも、素直な弟子の視線は自分を見つめ直す良い鏡になってくれるかもしれません。

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63 | | 2023-11-17 14:24:22

何だかんだいっても給与は大事。他に示す対価がない以上、給与はその仕事とその人への評価に直結するといえます。だから今、日本の給与が低いのは、企業がちゃんと人を評価していないという面もある。皆、もう少し怒った方がいいよ。さて秋山との別れですが、離れたとしても互いに通じ合ったような、スズ子の歌と秋山のタップのコラボは素晴らしかったです。本当に拍手ものですね。同期のふたりとはまた違う絆が生まれたし、是非とも秋山にはこの後も時々登場して欲しいです。

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241 | 2024-03-27 22:17:38

鈴子の記者会見は昔は普通だったけど、今見るとヒリヒリしてるなと思いました。ああいうやりとりは昭和だからできたのかな。良くも悪くもコミュニケーションが密であけすけな時代。芸能人にプライバシーなんて無かったし、記者が意地悪なのもそれが仕事だと割り切って付き合っている感じもあったもんね。歌手を辞めるのは相当な決意がいっただろう。これからは役者でっていうのはちょっと役者の方を下に見ている気がして引っかかったけど鈴子の判断は悪くないと思った。

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17 | 2023-10-16 14:57:19

エンターテイメントにおいて「飽きられる」という怖さは、常について回る心配と課題でしょう。だからこそ、新たな取り組みを目指す大和は和を乱すかもしれない発言でも、レベルの高い要求をする秋山をあえて批判しなかったのだと思います。一方、自分の売りは何か悩む鈴子ですが、それも大和の言う通り、やり続けるうちに定着し、理解されることだろうと思います。「私、こういう人だから」みたいな願望とか押し付けに近いものとは違う本物の個性とは、研鑚の先にある。そういうものだろうと思います。

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210 | 2024-02-29 12:55:56

これは山下さんが悪い。いきなり後継者を連れてきたからってすぐ引退はないでしょ。しかも甥っ子はズブの素人でヤル気だけあっても仕方ない。手取り足取り自分につかせてマネージャー業を叩き込まなきゃ鈴子に迷惑かけるでしょ。今じゃ鈴子がマネージャーの面倒を見ているよう。病気で動けないとかじゃないんだから一生面倒見ますって言った気概はどうした?って感じ。無責任に映ります。買い物ブギがもうすぐ完成。ショーが楽しみだわ。

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18 | | 2023-10-16 21:35:10

華やかな世界の話だからついつい忘れていたけれど、時代は大恐慌でここから下り坂なんじゃなかったっけ。風呂屋もいつも通りに見えるけれど、会話から不景気が透けて見える。華やかな世界に飛び込むこと、合格することも大変だけれど、そこで人気者になるのはもっと大変。そしてその人気を維持していくのはもっともっと大変で。不景気だと劇場の収入も減るんじゃないのかな。劇団員の中もギクシャクしているのが見えて、大和さんと橘さんの会話も気になるし和希さんの暗い感じもなんだか心配。

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32 | 2023-10-26 13:44:19

どう考えても鈴子の方が実子ではないフラグが立っていますね。まあ昔は普通の養子はもちろん、出生届を出す時点で養子だけど実子として届け出るなんてこともあった。違法だけど昭和40年代までは病院の斡旋なんかもあったしね。まあそれで子どもが幸せになるなら、無理して実の親が育てて、虐待なんか起こすよりずっと良いと思うんだけど。何にせよ姉弟の珍道中になりそうです。そして鈴子にどんな出生の秘密があるのか気になるところではあります。

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211 | 2024-02-29 16:05:07

タケシは山下さんの代わりにはならないだろうな。山下さんにも当然それはわかっているだろう。音楽のことも羽鳥先生のことも、もしかしたら芸能のことも本当はまるっきり知らないのではないか。でも上手く調子を合わせて話をはぐらかしている。知らないどころか興味もなさそうに見えるのはちょっとまずい。山下さんがそうそう変な人を紹介するとも思えないのだけれど。スズ子といると元気が出るという話を山下さんが大野さんとしていたけれど、何かあってもどん底でも立ち上がってケロッと前を向いて歩いて行けるのがスズ子の良い所。スズ子の影響力でタケシが化けていくのかもと少し期待。

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103 | | 2023-12-11 14:09:29

いよいよスズ子の恋バナスタートで、暗いご時世でもしばらくは浮ついた感じで見れるのかなと楽しみにしたのだが、お金が無くなるなど不穏な空気が大きすぎる。五木さんも胡散臭いけれど、小夜ちゃんも何というか酷く見える。学とか教養とかが無いのはわかるのだけれど、厚かましい図々しいが過ぎる。今回は近づいてもいない学生に濡れ衣着せて開いた口が塞がらない。スズ子は学生さんの中に六郎の面影を見たのだろう。はにかんだ感じとか分かる気がする。年齢を聞いて、思わず若い!と言ってしまう頃まで、スズ子は走って来たんだなと少し感慨深かった。

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149 | 2024-01-14 22:47:07

戦時中まで音楽を続けていけた人は一握りだっただろうから戦後に引っ張りだこになるのは致し方ないと思う。ここで別れて個々に頑張りましょうって別れるのはかっこいいけどさすがにちょっと綺麗に書きすぎたかなとも思った。小夜ちゃんが突然アメリカ人と恋に走ったのはこの先パンパンと呼ばれるお姉さん方と仲良くしていたと言われる事実をアレンジしたものになるのだろうか。綺麗事ばかりじゃなかった戦後を綺麗事ばかりにしていくのはちょっと違うと思う。

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222 | 2024-03-12 13:55:55

今の感覚で見ても過保護だなと思うんだから、当時の感じだったら相当に過保護でしょうね。時代といえば子どもの営利誘拐も非常に多い時代だった。実際に芸能人や有名人の子どもも狙われたケースがあったし、時には最悪の事態になることもあった。愛子の誘拐騒動のきっかけは、間違いなく鮫島の記事だろう。それを読んだ奴が考えたのに違いない。だからプライベートな記事は制限されるべきという方向になったんだけど、今の人はそれを知らないからネットで平気で晒すんだよね。とにかくまず愛子の無事だけど、すべてが済んだら鮫島をとっちめて欲しい。

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64 | | 2023-11-18 01:09:05

真夜中のせっせっせに泣かされました。文字にするとハタチも過ぎたのに真夜中にすることか?とも思いますが、今まで一緒に頑張ってきた同志が別の道を歩む。明日から1人だなーという寂しさもあるだろうし、今までありがとうの気持ち、これから頑張れよ!のエールもあるでしょう。そういうのを一切言葉にしないで泣き笑いしながらせっせっせをやるってすごいなと思いました。鈴子の歌と秋山のタップがシンクロするシーンもすごく良かったです。

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150 | 2024-01-14 23:12:34

もう場所も選ばず好きな時に好きな曲を演奏することができる。うちらは自由だとスズ子は言ったけれど、やっと娯楽や音楽を公に楽しめる時代になったのだ。楽団員もたくさんの場所で演奏することができるならば、無理にパッケージで動く必要はないということだろう。好きな音楽をして稼げる幸せ。少し分かる気がする。それにしても小夜は付き人をやめてどうするのだろう。嫌な予感しかしない。あれだけスズ子の恋愛に横から口出しをしていたのにサムに夢中なのだろう。米兵と恋をして、その後上手くいった人いるのだろうか?知る限りかなり苦労された方が多い印象なのだが。

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84 | 2023-11-29 07:34:14

六郎からの手紙、お父ちゃんと姉やんと亀に向けたもので。ツヤさんが亡くなったこと六郎に伝えたんだと驚くと共に悲しくなった。敵をたくさんやっつけるから頑張ってとお母ちゃんに言っていた六郎。軍隊にいて自分の心を支えるものが無くなったのじゃないかと心配にすらなる。当然、手紙は検閲もあるはずで、差し障りのない亀のことしか書けなかったのか、亀を思い出すことで自分を支えていたのか。命のやり取りがないだけスズ子たちは良いけれど、上からの抑えつけも横からの同調圧力の暴走もあって生きにくい時代だ。

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242 | 2024-03-28 14:04:18

スズ子と羽鳥の静かだけれど、本音のぶつかり合いでした。羽鳥の嫉妬はわからなくもないですね。プレーヤーであるスズ子は歓声などを直接受けるからダイレクトにいろいろ伝わるけど、裏方の羽鳥には間接的にしか伝わってこない。だから歌がスズ子のものになっていくのに思うところもあるだろう。でもスズ子の人形でいいというのは正直なところよくわからない。まあそこは人それぞれの感性の問題だし、わからないからといって否定はできない。ただ想像するに純粋な歌い手というものはそういう部分もあるのかなと思う。最後の二人のステージが楽しみです。

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223 | | 2024-03-12 19:55:10

地域の中で育ったスズ子にとって、今置かれている愛子の状況に想いが至らないのだろう。自分で自分のことを特別だとは思っていなさそうだけれど、周りとは大きな壁があることに気づいていない。自然と人が寄ってくる場所にいたスズ子と、呼ばないと人が集まらない場所にいる愛子。スズ子の心配はわかるけれど、もう少し時間をかけて愛子なりの歩みを陰から支えるくらいで良いと思う。砂糖漬けにしたいのは良くわかるけれど。かかってきた電話はとても不穏で。愛子に危害が加えられないことを祈ります。

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104 | 2023-12-11 18:21:52

羽鳥の餞別の曲はまたちょっと違った魅力がありますね。戦争と関係なく、そもそも地方は娯楽が少ないから、当然だけど大歓迎されます。しかし何もかも芋っていうのは辛い。目端の利く農家は米をすべて供出せず、一部を隠してみたいだけどね。それにしても小夜だけど、うっかりは仕方ないけど、知らない人を疑って、なすりつけようというのはいただけない。ちょっと東北人らしくないキャラ。さて謎の学生さんだけど、これはスズ子と恋のフラグが立ったようです。史実としてはあの吉本興業創業者の息子。ここからひとりの女性として、スズ子の物語が更に深くなっていくのだと期待します。

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212 | 2024-02-29 18:01:20

山下さんの後任は彼の甥ですか。山下さんが引退するのは仕方ないし、若い後釜を育てるのも正解だと思うけど、即戦力ではない以上、しばらくは間違いなくスズ子の負担になります。愛助に強い思い入れがある山下さんが、愛助が命がけで愛したスズ子に紹介するにしては杜撰すぎるかな。せめて半年くらいは山下さんの下で働かせてみて、いろいろ学ばせてから引き継ぐのが、昭和の正しい社会人のやり方だと思います。これなら、このネタではなくタナケンとか羽鳥とか、違う絡みの方が良かったのでは?この展開で良かったと思わせてくれる今後に期待します。

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243 | 2024-03-28 16:11:37

スズ子は羽鳥先生の音楽の一部でいることが大好きだったんだな。羽鳥先生はブギを自分のものにして表現するスズ子のことを最初はきっと嬉しかっただろうのに、表に出て称賛されるスズ子に少し嫉妬するようになっていたからこそのあの反応だったんだな。お互いにとって特別な関係。素直に気持ちを話し合う姿はちょっと恋人のそれに似ていて。会見だけでは足りないと言って、もう一度二人で楽しむことに決めた舞台はどんなだろう。待ち遠しくて仕方がない。

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182 | 2024-02-07 15:22:48

騒がしい自由人の男二人がスズ子のために頑張ります。まず音沙汰のなかった梅吉ですが、元気に生きていたんですね。まあ電話も普通の家庭には無いし、当時の四国は遠い。たとえば1955年に松山と大阪間が最速10時間、大阪と東京間は特急で8時間。まさに知らせが無いのは元気な証拠と思うしかない時代です。騒々しかったけど親子写真はよかったですね。羽鳥もスズ子の生き方そのものを表したような曲を思いついたようです。いよいよ「東京ブギウギ」の誕生だ。

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85 | 2023-11-29 14:34:24

梅吉、これはいかん。本当にツヤが好きだったのなら、彼女が好きだったものを守らないと。だからこそスズ子に言って良いことと悪いことがある。仮にも父親ならば、しかもスズ子に関してはいろいろと因縁があるのだからこそ余計にそう思う。多少、酒に飲まれることがあっても、大事な者を自ら傷つける奴はただのバカ。それとスズ子への抗議文だけど、ただ世論に流されているヤツもいるだろうけど、厳しい時代だから本当に笑えない人だっている。それは梅吉と行動は逆だけど似た心理だと思う。本当の自由って両論ある中でそれを貫く、茨田が見せているような矜持のことなのだと思う。

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86 | 2023-11-29 15:26:36

ツヤさんが亡くなって悲しかったり、会いたかったりするのは梅吉さんだけじゃないのだけれど、何もかもツヤさん任せだったから気が回らないのだろうな。スズ子を連れ帰った時もすんなり受け入れた梅吉さんだからこそ、小夜ちゃんのことを受け入れて仲良くなってしまうのは当然なのだろう。警察からの取り締まり、一般の人たちの正義の暴走、その板挟みにあって辛島さんの辛そうだし。スズ子もお父ちゃんのことどころじゃないというのが本当のところだろう。今の状況を一番ツヤさんに相談したいのはスズ子だ。家主さんが優しく側にいてくれて本当に良かった。

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151 | 2024-01-15 18:06:44

タナケンのモデルは間違いなく、エノケンこと「日本の喜劇王」榎本健一でしょう。戦争で喜劇も忌避されてきたし、戦後の笑いの復活に、この人の存在は欠かせない。日本の芸能史の上でも、榎本健一と笠置シヅ子の共演は特筆すべきことのひとつだと思います。まあ性格はタナケンみたいな奇矯な人だったかはわかりませんが、ここからひと癖ある重鎮のタナケンと、スズ子の快進撃が楽しみです。小夜の行方も気になりますが、まあ十中八九、あの米兵と一緒でしょうねえ。彼女なりに何か得るものがあればいいんだけど。

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224 | | 2024-03-12 21:02:57

うわーマミーの愛が重すぎる。これは愛子がグレても仕方がないよ。愛情が偏りすぎて根腐れを起こしてるんだよ。自分で砂糖漬けって分かっていてあれだけ周囲の人にやめろと言われてもできないんだから鈴子の頑固にも呆れてしまう。愛子も可愛がるだけで困りごとを全く理解してくれない鈴子にイライラしてるのだろう。スターの子として色眼鏡で見られることをどうして分かってあげないのだろう。あれで子育てしてるつもりならどうかしてるわ。

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