40までにしたい10のこと

そうかこの2人はまだ好きだとも言ってないし付き合ってとも言ってないんだ。なんで言わないのかね。まぁこれがむずキュンポイントなんだろうけどさ。食器を2人分買うとかもうカップルじゃん。でも恋って始まってるのかまだなのか分からない時が1番ドキドキするし楽しいんだけどね。2人が寄り添いベンチで休んでいるところはとても幸せそうで、このささやかな恋がずっと続きますようにと思ってしまう。後輩くんが余計なことに気づきませんように。

同性同士特に男性同士の恋愛ドラマが苦手ですが、なんでかこれは拒否反応が出ない。それは2人とも男性が恋愛対象だということを隠してはいるものの、だから人目を避けなきゃいけないとかすることをかわいそうと自分たちに酔うこともなく大袈裟に悲恋にしないからだと思う。この2人はごく普通に隣にいて、普通に恋した人が同性だったという軽やかさがある。こういうのが多様性なんだろうなと思う。幸せそうな2人を見ているのは楽しい。

恋から随分遠ざかっていた雀、おしゃれしたって誰に見せるわけでもないしって服装が無難になっていくって分かるなーと思った。清潔感があれば人の目的にはよし、着心地が良ければ自分的によし！だもんね。恋をして色づく世界がある。雀が服を選ぶってだけの画にクセ強な慶司の双子の姉が入っていい感じになった。休日のパパの格好も悪くないけれど、釣り合う人になりたいと頑張ってくれる雀がかわいい。2人のささやかな幸せが続きますように。

やりたいことはやればいいって誰だって思うけど、雀がドリンクのカスタムひとつできなちのは勇気がないんじゃなくていろいろ自制してきた結果なんだろうな。少しでも男性という枠からはみ出しそうなことはできるだけしないようにしてきたんじゃないかな。だからこれからもすずこと家という限られた空間で自分なりの幸せを感じながら過ごしていけばいいと思ってた。そこに現れた慶司は刺激的だよね。雀の手を引っ張って見たことない景色まで連れて行ってくれそうでワクワクする。

今までなら1週間嵐のように仕事に振り回されたら週末は泥のように眠るだけだったかもしれない。それはそれで幸せだったけど、週末には輝かしい予定がある！それだけで仕事も頑張れちゃうから不思議だよね。永らくパートナーがいなかった雀が来ていく洋服がなくて困るのも共感できたし、初デートも雀が嬉しそうでこちらまで嬉しくなる。そして要所要所きちっと押さえてくる慶司のツンデレがたまらない。そしてキス、しないやつ笑。あの間は罪だわ。

あんなことがあったのに1週間も放置って無理〜！あれはなんだったの？って絶対聞いちゃうよ。それでいて急に待ち伏せしてたこ焼き器を買いに行きましょうなんて慶司が何枚も上手で困るね。待たされてそわそわしたり振り回されて困っている雀がかわいいからわざとなんじゃないかとすら思う。だけど急に家に来るのはちょっと嫌かも。ずっとパートナーがいなかった雀の日常が慌ただしくなる。おじさんなのにかわいい雀を傷つけないでほしいな。

男性✖️男性のドラマってなんか独りよがりであんまり好きではないけれど風間さんのかわいさと庄司さんのかっこよさに惹かれました。また40という年齢を前にしたこのままでいいのかといった焦りや、なにかしたい！という気持ちは誰にでもあるものなので広く共感できるかなと思います。こじんまりとなんにもないけれど居心地のいい生活ができている雀、でもそれだけでいいのか？と疼く時庄司と出会えるなんて最高じゃん！いい恋愛できるといいね。