オー！マイ・ボス！恋は別冊で

「恋はつづくよどこまでも」に並ぶ興奮が最終回にこそくるはず！いや来てくれ！！と祈りながら観ましたが、残念ながら来ませんでした…。玉森裕太さんが最後の最後までまったくかっこよくならなかったのはかなり痛い。ときめかなかったのか上白石さんも最後までかわいくならず、本当にキャストミスだったと思います。ちょっと前まで300万点のイケメンだった間宮祥太朗さんも、なんだかご都合主義な脚本で急にありがちな物分かりのいい着地をしてしまっていて、もったいなさすぎました。

ドラマの番宣でバラエティ番組に出ていた時は奈未役の上白石萌音さんも綺麗という言葉がとても似合っていた。
なのに田舎から出てきた子とはいえ、幼馴染みにプロポーズされるのではと期待してた子がなぜあんなにもっさくなるのか不思議だった。奈未というキャラが知識もないのに正義感で戦おうとしたり、言いたいことをオブラートに包むという発想がそもそも無さそうだったりと社会人としてのリアリティーがなさすぎて最後まで好きになれなかった。
そんな子が物凄く素敵な男性たちにモテるのがそもそも疑問だったけど、それよりもハッピーエンドにするために3年音信不通だった人と再会して、復縁して、同僚の前でキスするという展開はかなり引いた。
潤之介はカンボジアにいたのに少しも日に焼けてないのとか細かい演出をはしょりすぎだし、中沢さんの前で気も遣えないのかと突っ込みたかった。
中盤からノリに乗ってとても面白かっただけに、メインの恋愛面をもう少し上手く纏められなかったのかと残念に思いました。

イヤな人が出てこない、王道のラブストーリーだなと思いました。きっとこうなる…と想像できるけど、その王道さがすごく良かった。敵対する人もイヤな人も出てこなくて本当に平和。

今回は、プロポーズを受けたのも断ったのも本当にきちんと考えたの？他に方法あったんじゃない？と思うところからのスタートでした。奈未に対する潤之介の優しすぎる態度に、余計心が痛くなりました。この2人の関係が気になってしまい、元編集長宝来麗子とのくだりはさらーっと見る感じでした。

でも潤之介がカンボジアに旅立つのはビックリしました。えっ、なんでカンボジア？どこからそんな話が？奈未とは？と。
旅立ち前に、臆せず職場まで顔を出してくれた潤之介にはキュンときました。みんなの前で堂々と宣言してくれるのって嬉しい。ギュッとしてくれるのも嬉しい！麗子も微笑んでくれていて嬉しかったです。
けど、プロポーズの指輪を渡すシーンはなくて残念でした。２回目ってどんな表情なのかな～と思ったから。今度は曖昧な気持ちじゃなくて、心から喜んでいる幸せな２人が見たかったです。

その後の潤之介とのことは…えっ？３年も連絡取ってないの？大丈夫？って感じでした。20代の3年。けっこう大きいですよね。潤之介との再開場面、なんでこのタイミングでここに現れるの？って不思議すぎます。嬉しかったけど、キュンを望んでた私にはちょっと物足りなかったー。もうちょっと２人の感動的な再開と愛の確認が見たかったです。

うーん、なんでだろう。このドラマ見るんだけど気づくと別のことしながら見ちゃうんだよね。それでも全然筋が追えちゃうし惜しい！見逃した！ってところも少ない。想定内のことしか起きないからかなー。犬のコスプレはもう私たち世代だと木村拓哉のPちゃんにしか見えないし。子犬系男子っていうのはあの彼見てれば分かるんだからわざわざコスプレまでしなくてもよかったんじゃないかな？そんなとこに時間を使うなら、副社長と編集長の恋の方が見たかったな。

最終回、鈴木が宝来麗子を追いかけて仕事を辞めていたのが意外だったけれど、大体予想が出来る終わり方だったのが残念。中沢と泉がどうなったのか知りたい。宝来麗子は最後まで悪魔の異名を貫くスタイルを通していてカッコ良かった。途中までの盛り上がりから急なまとまり感や不自然な程のハッピーエンド演出にちょっと冷めた。
宝来製紙の今後や麗子と副社長の今後など、視聴者が期待していた部分が明確になっていない部分が多く、消化不良。

奈未と潤之介が元サヤに戻るのも、麗子が現場復帰するのも、潤之介が最終的にカメラの道を選ぶのも全部予想通りで、王道と言えば聞こえは良いけどありきたりで新鮮味のない最終回でした。夢を見つけた奈未、夢を諦めて責任を取ろうとする麗子、夢に蓋をした潤之介、夢を叶えるために目の前の仕事に一生懸命向き合う和泉と中沢…と色んな夢との向き合い方を描いていたところは良かったです。が、全話通して「こういう胸キュンを撮りたい」ということを最優先しているように見え、そのせいで登場人物の行動に筋が通っていなかったり、ストーリー展開が陳腐に感じてしまうところが勿体なかったです。

奈未ちゃんと潤之介さんのハッピーエンドで終わって安心しました。潤之介さんが会社を継がず、再度カメラマンとなるというのはお父さんとしては少し残念かもしれませんね。MIYAVIの編集長はやはり麗子さんがお似合いだと思いますが、麗子さんもすぐにやめてしまったので、コロコロ変わりすぎなのが心配です。副編集長の編集長就任も面白いと思いましたが、やはり彼は副くらいが似合いますね。中沢さんが最後までかっこよかったです。個人的には完全に中沢さん派でした。雑誌の表紙の画像を誰が流出したのかわからずじまいだったのですが、誰がやったんでしょうかね。

潤之介を振ったのは奈未の方だと思ったけど、失恋のショックで仕事中に誰を見ても子犬系男子の潤之介に見えてしまう重症さ。ここで中沢ドS先輩が張り切って奈未に近づいてたけど、和泉はどっしり構えてて「先輩ってドMですよね、わかってて報われない方ばっかりに行って」とチクリ。でもこのアプローチで中沢は奈未を諦めて方向転換して、潤之介の恋と仕事を後押ししたんだから、奈未は和泉に感謝した方がいいかも。あと強敵の理緒が潤之介と一緒に金沢に行く、と言い出さなくて良かった。本当はどこまで狙っていたのか気になる。宝来姉弟が父に縛られず、やりたいことができる未来でよかった！

こういうタイミングって大事だよね。仕事が乗ってる時その全てを捨てての結婚は難しい。彼氏がいる時にモテても意味がない（笑）なみちゃんと子犬くんとの恋は誰がどうみても結婚まではいかないって思ってたよね。なんなら子犬くんだって思っていたはず。そこまでは疑いもなくまあそうなるだろうなと思っていたけど、別れてすぐのあの先輩は反則だよ。2人の別れにまぁ残念だけど仕方ないよねって同情してたのに間髪空けずイケメン先輩が待ってるって‥醒めたわー。なーんだ、なみちゃんはどっちみち幸せじゃんって醒めたわー。

潤之介ってプロポーズする前から奈未が仕事に面白さを感じていることに気が付いていたのに、何故このタイミングで結婚を申し込んだんだろう。会社を継ぐにしても、学ぶことが沢山あって今は結婚どころじゃないと思うし、遠距離にして互いに仕事が落ち着いたら結婚という運びにすれば良かったのに、どうしてわざわざ自ら波乱を引き起こすのか謎過ぎました。奈未も「よく考えて」って潤之介が時間をくれようとしてるのに即答するし、でも迷いは態度に出まくっていて、結局破局って…と呆れてしまい、泣きながら別れるシーンも冷めてしまって全く感動出来ませんでした。

こういう展開になるんだろうなとは思っていました。奈未は今の仕事を諦めきれないで、続ける選択をするだろうと。ただ、仕事を続ける＝潤之介と別れるという展開は極端すぎて衝撃を受けました。好き同士なのに相手を想って別れるという展開はいいと思うんですが、その理由が浅く拍子抜けした感じでした。結婚は先延ばしにしたとしても別れなくてもいいんじゃないかと思いました。一方で、回を追うごとに中沢先輩の良さが増していて、今回のラストのセリフもかっこよかったです。

潤之介からプロポーズされてそのまま金沢にすんなり行くかと思いましたが、やはり最終回前に波乱がありましたね。最初は結婚までの腰掛けのつもりだった奈未の仕事への意識が変わったことを感じましたが、別に別れる必要はない気が･･･。
編集長が商品管理部に移動になったのがびっくりでした。会社をやめたものだと思っていたのに…。地味な制服も着こなしている菜々緒さんに驚きでした。

奈未ちゃん、あんな子犬系男子にあそこまで尽くされちゃって幸せの絶頂だよね。だけど何者でもなかった自分に夢や目標ができて走り出したばかりの時にプロポーズ。しかもそれを受けるには自分の生活をガラッと変えなければいけない。あーなんて酷なんだ！こないだまでの奈未ちゃんなら飛びついていた話でも今は違うもんね。あんな刺激的な仕事があっては簡単には手放せない。どうする？奈未ちゃん！ここは仕事を取るに1票！また新しい出会いもあるさ！

廃刊の危機を頑張って乗り越えようって皆真剣に会議してるのに、一人彼氏のことを考えてニヤけている奈未に呆れました。そんな仕事ナメた態度なのに「このチームが…」とか「編集長の元で…」とかやたら仕事への熱意と仲間意識を主張されても説得力ゼロだし、パワハラ疑惑を晴らすためにわざと麗子に喧嘩吹っ掛けて2人で言い合いをするという醜態を磯辺社長に見せるっていう展開も、独りよがりな解決方法で先方にすごく失礼な気がするんですが…。胸キュンシーンは撮影角度とか、かなり拘って撮っているように見えるんですが、それ以外のお仕事シーンの脚本や演出が毎回薄っぺらいのが残念です。

MIYAVIが創刊したばかりで廃刊かも、という展開はなんとも切なかったです。出版業界の厳しさから見れば吸収合併という事態もありうる話でなかなかリアリティがありました。
編集長のパワハラ問題を週刊誌に売ったのは絶対に副編集長だと思っていましたが、それに対してはみんなスルーだったのでモヤモヤしました。
潤之介が奈未ちゃんの「彼氏ができたらやりたい10のこと」を実践するところはかわいかったですね。中学生レベルのことを大人がふたりやるのはほほえましかったです。

潤之介と奈未が付き合う前までのストーリーが好きでした。純粋な二人のやりとりが微笑ましく、毎回癒されていました。幼なじみの理緒の登場や中沢先輩の告白で関係がぎくしゃくしてきたあたりから、なんとなくつまらなくなってきた気がします。付き合ってからも二人の可愛らしいシーンはたくさん描かれているんですが、前半ほどキュンキュンしないです。二人のそういったシーンは減った印象ですが、そのあたりから中沢先輩のかっこよさがぐんと上がりました。前半は子犬系の潤之介、後半はツンデレ系の中沢先輩を楽しみに観ています。

ヨガのシーンだったり、場違い感の否めないハイヒールを田舎でもはいて自分のスタイルを崩さない麗子のカッコよさはいつも通りでとてもよかった。でもだからこそ仕事面では中途半端さを感じて仕方なかった。廃刊の危機なのにかなり焦っているという様子もなく、ただ奈未に無茶ぶりして約束の時間を守らなかったので、社会人としてかなり引いた。ハイブランドと契約してきたからいいですよねという廃刊の危機と言われている雑誌の編集長なのに上からすぎて唖然。これはカッコよさではない。仕事できる設定なのに奈未に意味不明な形で頼る必要あるのかな？

潤之介の純粋な人懐っこさが、見ていてキュンとするし、娘の彼氏としてお世話になるならこんな人が最高って思った！でもやっぱり大人でクールな中沢さんが実は奈未ちゃんのことが大好きで、常に奈未ちゃんの気付かないところで奈未ちゃんのことを考えた行動をしてくれてる状況にギャップと優しさを感じて、すごくキュンキュンするので、中沢さんに頑張ってほしい！奈未ちゃんが、今までの中沢さんの奈未ちゃんのためにした行動を知ったらどう気持ちが動くんだろうと思った。

なんかすごくおもしろい！あるあるとそこにいくかーって言うのが交互にくる面白味、いい意味で期待を裏切られる展開が面白い。ヒロインとそこに片想い中の男子がアクシデントで終電を逃す、そしてホテルの部屋が一部屋しか取れないってあるあるだなーと思っていたら、まさかの片想い中の男子が俺が彼氏なら他のやつと一緒に泊まってほしくないって野宿（笑）やだー！カッコ良すぎでしょ。そして彼氏がヒロインを心配して夜中バイクで駆けつけた途中でバイク事故‥ベタだなーと思ってたら無傷で犬を助けて登場（笑）おいおいスーパーマンかよ（笑）で、さらっと元カノとの約束を破る。今カノが大事ってことだよね。あ、そこはそういくんだって展開に目が離せない。

中沢さんの献身的な姿が切なくて、奈未には勿体なさ過ぎる素敵な人だなって思いました。彼氏に電話してる場合じゃないよ、まったく。中沢さんが自ら残ってくれたとはいえ、自分の失くし物がそもそもの原因なんだから「お部屋見つかりましたか？」ってちゃんと中沢さんに確認するぐらいしないと。あと、コーチとのコラボの交渉が長引くというのは麗子たちの勝手な都合なので、どうして遅刻するのか、待たせている間にきちんと先方に説明をするのがマナーだし、帰る時もお待たせしたことを再度謝罪するのが社会人としての礼儀だと思うんですが…。麗子の超上から目線の無礼な態度に違和感を覚えました。「お仕事＆ラブコメディ」と銘打ってるわりに仕事面の描写が雑なのが毎回気になります。

すれちがってしまった二人の気持ちですが、なにもレスを返さない奈未も結構ひどいなと思いました。気持ちはわからないでもないですが…。
終電を逃した理由がブレスレットをなくしたから、というのもなんともいえません。あんなに一生懸命中沢先輩もさがしてくれて健気すぎてきゅんとしました。
どうも奈未と潤之介のカップルがまだしっくりきてないです…。

大切な商談の場に会社の事情もファッションのことも何も分かってないアシスタントがのこのこやって来てちゃっかり同席するのもどうかと思うし、さらに口出しするなんてあり得ない…。ホント毎回イライラさせてくれるヒロインだなあ。そもそも奈未と麗子の間に信頼関係や絆が全然感じられないから、麗子が奈未の言葉に心を動かされる展開に説得力がないし、見せ場であろうお礼を言うシーンも唐突に見えてストーリー全体がいつも以上に薄っぺらく感じてしまいました。

奈未ちゃんのどうしたらいいのか分からなくなってる、相手を信じられなくなってる涙。ジーンときたなー。そうそう、恋愛ってもうほんとにこの世の終わりだ！ぐらい落ち込む日もあるんだよね。あの涙が溢れそうなのに精一杯我慢してる奈未ちゃんを同僚の子が話聞いてあげるシーンがすごく良かったなー。
なんか急に昔の自分の恋愛を思い出して懐かしくも切なくなった。

潤之介がみんなの前で奈未ちゃんを俺の彼女、と宣言してくれたのはかっこいいなと思いました。潤之介もあんなにいい部屋があるのになにも奈未ちゃんの狭い部屋に転がり込まなくても…と思います。元カノであるりおさんがバイオリン弾けなくなって落ち込んで、潤之介がなぐさめてそれを奈未がみてしまう、という展開はまさにベタな恋愛ドラマだなと思いました。中沢さんの宣戦布告にも胸キュンでした。編集長と副社長のデートは大人のふたりなのになんだか初々しくて良かったです。出版社がどうなるかも気になりますね。

麗子がいい！なんだろう視聴者には隙があって、本当に応援したくなる存在です。あの表情とルックスなのに、枯れたおじさん、副社長のことが気になって気になってしょうがないのが駄々洩れ。2人の恋の行方が今一番気になる。いろいろ駆け引きせずに、思わず「私とですか（水族館）！？」と口に出たのが好機となり、お互い1歩歩み寄った印象で、見ているこっちもニヤニヤ。「ありえなくない存在です」＝「副社長のこと、男として見ています」って、半分思いを打ち明けたのと同じ。次回の水族館シーンが2人の恋の行方を一気に左右しそうです。

前回のキスから実際付き合うのか、と思いきや潤之介はふわふわしていて確かにちょっと不安になるなと思いました。奈未ちゃんが潤之介を思った以上に好きなんだなというのが伝わってきました。かにおにぎり持ってきた時のハグはやばいですね！付き合ってないのにあんなことしないと思うのですが…。中沢さんが奈未ちゃんに差し入れを買ってきたところはキュンとしてしまいました。いつもクールなのに優しいので好きになってしまいそうです。潤之介も奈未ちゃんのことを本当に好きなのかな、と思っていましたが、なんだかんだで気になっていることがわかり、ひと安心しましたが、りおさんとの再会でまた波乱が起こりそうですね。

なんでも百戦錬磨の編集長の恋した顔がかわいらしくてそのギャップにキュンとする。案外恋愛経験は少ないのかもって思わせるところもいい。もちろん奈未ちゃんの恋も応援してるけど、編集長と社長の大人の恋も見てみたいな。それにしても元妻が高岡早紀さんで、恋人が菜々緒さんになるってユースケさん役得だね。なんかあのふんわりとしたできる男っていいよね、なんか余裕もあってさ。お得意のブラックなユースケさんが出てこないことを祈っている（笑）

仕事と恋愛を両立できるなんて偉そうなこと言っておいて、仕事前にこれから会うスタイリストの名前や性別すら確認せずに浮かれてLINEしてて、結局早とちりして大切なドレスを間違えて渡すなんて、本当にあり得ない…。胸キュン云々以前にヒロインが仕事なめ過ぎてて毎回イラっとします。何でこんな無責任で迷惑ばかり掛けてる態度だけは一人前の子がクビにもならず、周りのスタッフにも何だかんだ助けられて、2人の男性に好意を寄せられるのか、魅力が全く感じられないので説得力がないです。

やっと雑用をこなせるようになってきたところなのに、発売された雑誌を見て"私も皆さんみたいにクリエイティブな仕事がしたいです～"と言った奈未に唖然とした。
元々雑用係として採用されただけなのに立場をわかっていないことに嗤ってしまったし、その発言を同僚たちが諌めるどころかレセプションパーティーに同行させてあげてて、そんな優しい世界この世にあるの？と突っ込みたくなった。最終的にすごいすごいと持ち上げていたジンコがアシスタントを簡単にクビにし、麗子まで否定され、怒った奈未が凄い人に物言っているという緊張感を欠片も感じさせずに麗子を8割くらい貶した上でちょっとだけ誉めていたので、すごく上から物を言っている状況にハラハラしました。
その後颯爽と現れた麗子が上手いこと引き継いでくれたのでかなりホッとしたし、麗子にはジンコに対する尊敬がしっかりとあって見ていて心地よかったです。
潤之介と奈未の関係は何なのよくわからない。
潤之介からのキスシーンはとても美しかった。けど良く考えると幼馴染みが帰ってくることをわかった上ではっきり言葉にせずに奈未にキスだけする潤之介も、軽い気持ちで奈未を誘ったケンちゃんと変わらない気がしました。

ファッションセンスゼロで知識もなく、本業の仕事もろくに出来ないのに業界トップのジンコの手伝いまでかけ持つなんて非現実的。ストーリーが毎回無理やりだし、雨の中ずぶ濡れでうずくまってヒロインを待ち続けるとか、ピンチの時にはイケメンが必ず助けにきてくれるとか、ドラマ設定はプラダを着た悪魔、胸キュンシーンは花より男子を彷彿とさせてオリジナリティを感じず、どこかで見たことあるものをツギハギしてる印象を受けます。口と態度だけはベテランみたいに達者な奈未のキャラにもイラっとします。

ケンちゃんが軽い男だと思わずショックでした。潤之介くんの思わせ振りな態度もよくわからないですね。
奈未が編集長のアシスタントをしながらジンコさんのアシスタントをするというのは現実的にどうかな、と思いました。仕事めちゃくちゃ忙しいはずなのに。
ラストのキスシーンは唐突すぎてびっくりしました。そんな大胆な子だったでしょうか？？

潤之介のストレートな言葉に動揺するのはわかるけど、奈未には学習能力というものはないのだろうか？
もうやめよう、もう諦めようと言いながら何もやめないし、諦めもついてない。等身大の女の子の悩みとは少し違うから共感しにくい。
それにずっと好きだった人に何とも思われてなかったことを受け入れてから次の恋が早すぎない？
本当にケンちゃんを好きだったのか、潤之介のことも本当に好きなのかと疑ってしまうし、潤之介が関係を断たないから繋がっているだけのような気がしてなりません。
奈未に共感できる部分がなく魅力を感じられないせいで、あんなに使えないと文句を言いながらもいつまで経っても解雇しない麗子や、想い人がいそうなのに奈未にキスした潤之介の行動が理解できなかった。
ただ潤之介をわんこだと妄想する演出は面白かったし、可愛かったし、似合いすぎてて笑っちゃいました。

奈未ちゃんが、やはり面白い！応援したくなります。ちんちくりんなんだけど、みんなに愛されていくヒロインがとても好印象。やっぱり萌音ちゃんの演技が光ります。恋模様と並行して、仕事場でみんながひとつになって変わっていく様子も面白いです。子犬系男子のジュンが、本当に犬になる妄想シーンも入っていて、さすがラブコメ。笑えました。
鬼編集長は、鬼だけど考察力が素晴らしいのも見モノになってるし、副社長の前でしおらしさを見せるのがまたいいです。
ドS先輩も絡みながらのラブストーリー、わくわくします。

あー、結婚なんて畏れ多いことは言わないから一度でいいからこんな子犬系男子と恋愛してみたかったなー（笑）でも女の子より繊細で女の子より美しくて、あーやっぱり眺めているだけでいいかも（笑）だって自分が惨めになっちゃいそうだし。しかもあんな姉がいるなんてほんと無理。なみちゃんならその壁も超えるのか？なみちゃんの一生懸命なところすごくコミカルで面白い。ぶっさいくな時もあれ？かわいいかもと思う時もあり目が離せないね。

編集長の完璧な仕事ぶりがすごいですね。インタビューの件など何もかも見透かしているところがさすがだなと思いました。
新しくきたおじいちゃん社員さんもかわいくて癒されました。徐々に奈未が成長していくのがよくわかります。潤之介の子犬シーンもたまらなくかわいかったです。リアルな潤之介は自分勝手で少しイライラしますが…。

クーデターが起こったかと思いきや、奈未がちょろっと動いたことがきっかけで皆があっさり戻ってきて一致団結し始める展開、都合が良すぎる。あと仕事も出来ないファッション誌ド素人の奈未が、言うことけ一人前で知った風な口を利くところもイラっとします。瀬尾選手への配慮といい、自身の父親との関係といい、鉄仮面かと思っていた麗子の意外な人間味を感じられたのは良かったです。

コメディ色が濃くなって1話よりは見やすくなったけど、奈未に対する麗子の振る舞いがやっぱり単なるパワハラにしか見えないのが致命的。嘘をついた奈未にも非はあるけど、嘘だと分かっている上で世界的漫画家の元に交渉未経験の奈未を行かせるとか、本人の能力以上の仕事をわざと任せて失敗させるのは教育でも何でもないし、見ていて気分が悪いです。突然のバックハグや、華やかなパーティーでの英語スピーチ、坂道で紙袋いっぱいのレモンを落とすなど、ストーリー云々というより「撮りたい絵になるシーン」を無理やり繋ぎ合わせてるようなまとまりの無さやわざとらしさもイマイチです。

奈未役の上白石さんとドSキャラの合わせがバズったからきっとこういったことになったんだろうけど、恋愛要素のない関係性でのドSはイジメにしか見えない。もちろん潤之介の彼女を演じたことやケンチャンの誤魔化し方が絶望的に下手で麗子相手に"嘘"を重ねてしまった奈未も悪いが、本気でする気があったのかはわからないけど"この仕事ができなきゃクビ"ってまだパワハラを続けるのかと、いくら麗子がドSキャラでも強迫ともとれるパワハラ行為は優秀さと距離があるように見えてしまって、演出でキャラを殺してる気がしました。
あと仕事を休んだのか休みだったのか、けん玉の特訓に加えて漫画を30冊以上読んだ奈未が勝手にアポを取って大人気漫画家の家に行った描写は意味がわからなかった。家に上がり込んで初心者レベルの技を何とかやって漫画の感想を半田よりちょっと熱く言っただけで仕事を受けてもらえた展開は都合がよすぎて何も面白くない。潤之介が連絡もとってないのに居場所を知ってたみたいに会いに来たり、落とす気満々の紙袋にレモンとか、突っ込みどころ満載の演出が多すぎて勿体ないなあと思いました。

潤之助に偽装彼女役を頼まれた時のアタフタしたした演技がめちゃくちゃ面白かったです。かわいくてやさしい潤之助の出番が多くてキュンキュンシーンが沢山あり、段々2人がお似合いに見えてきました。
またお仕事ドラマとしても面白いです。奈未の何があってもへこたれない精神で、大失敗しても努力で巻き返し「人並み」以上の仕事を成し遂げられた過程は感動しました。そして最後、宝来麗子の仕事っぷりに鳥肌が立ちました。

コメディ要素が2話から強くなり面白かったです。まさかけんちゃんをけん玉チャンピオンと言うとは思いませんでした。うっかり発言がまさか大きな騒動になるとは思いませんでしたね。嘘をついたのは自分なのに人のせいにする奈未のことは少しどうかと思いますが、少しずつ社会人の自覚を持ってまともに働いてきたと思います。編集長の豪腕ぶりも素晴らしくて毎回完璧で感動します。菜々緒さんがかっこよくてしびれます。潤之介くんもなんだかんだでけん玉の練習に付き合ってくれて優しいなと思いました。最後の坂道でレモン落とす演出はベタすぎて笑えました。今時そんなことするドラマありますかね？(笑)

あんだけお姉さんの前であたふたしたら全部バレてるよね。あのお姉さんの前では付け焼刃は諸刃の剣。隙のアリアリの弟とギッチギチの姉、2人の育った環境や親御さんを見てみたい。後継にするなら姉‥頑張れ弟（笑）けんちゃんってキーワードはダメだったのかなー。2人で幼なじみのけんちゃんのお誕生日をお祝いしましたで乗り切れたのに（笑）とっさに出たのがけん玉チャンピオンとは‥人生って何が起こるか分からないから面白い。

脚本家さんは｢プラダを着た悪魔｣が好きなんだろうなと思ってしまうレベルでそっくり。どう見てもファッションに興味のない新人への麗子の態度がただただパワハラでちょっと引きました。嫌がらせして奈未を辞めさせたい意図があるならともかく、麗子が"できる編集"なら尚更、解らないであろう単語を並べた電話をするよりメモを渡したりメッセージを送った方が早くて確実だと知っているはず。せっかく麗子役の菜々緒さんの外見が"超敏腕"に見えて、奈未に返した正論も格好よかったのに、それを台無しにしちゃう演出があってもったいないなと思いました。
それに潤之介のシーンが意外なほど多く、やる気のない奈未よりやる気はあるのに個人として評価されないことに悩む潤之介の方が主人公っぽく見えてしまった。ブラックカードを出すシーンはあったけど、麗子と兄弟という設定は想定外だったのでラストは思わず叫んでしまいました！

王道のラブストーリーという感じでだいたい先の展開も予想できる感じでした。主人公の考えが甘いところが最初はイライラします。編集長の無茶振りもやりすぎなところが多々ありますが…。今ではファッション雑誌は出版不況で厳しい環境だと思うのでやり手編集長が頑張ってるところはなかなか見ごたえがあります。菜々緒さんは悪魔なメイクも似合っています。モデルに冨永愛さんが出てきた時はほんものだー！と思いました。めちゃくちゃかっこよかったです！

キャスティングがはまったなー。そう、菜々緒さんにはこういう役が似合うのよ！！なだぎさんもいい髪型でハマってる。もねちゃんはやっぱりどこにでもいる普通の女の子がよく似合う！ちょっと鈍臭いのがなんか憎めなくて構いたくなるんだよね。バイクで海に行くシーンがすごく綺麗で良かったなー。そう！夢って持たなきゃだめかね？っていうやつ。分かる、分かる！夢を叶えるとか言うけどそもそもその夢とやらを見つけられる人ってどのくらいいるんだろうと思ってた。なくたっていいんだよね。なんか心が軽くなった。