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| 脚本・ストーリー 2.7 /5.0(53.6%) | 1040位 /1275件中 |
| キャスト 3.0 /5.0(59.2%) | 1081位 /1275件中 |
| 演出 2.8 /5.0(55%) | 1031位 /1274件中 |
| 音楽 2.9 /5.0(58.6%) | 907位 /1275件中 |
| 感動 2.5 /5.0(49.2%) | 951位 /1270件中 |
| 笑い 2.2 /5.0(43.8%) | 944位 /1270件中 |
| スリル・興奮 2.5 /5.0(49.6%) | 1018位 /1268件中 |




こんな気の強いわがままな人たちが日本初のナイチンゲールになるなんて笑えるわ。勤勉さもなく志も低い。こんな人たちに看護されたくないよ。学舎で女子が学んでいるのは一緒なのにどうしてこんなにちがうのか、虎に翼との違いに悲しくなる。直美は自分も救えていないのに人を手当することなんてできないと思う。蔑まれすぎて今があるんだと思うけど不貞腐れているだけじゃどこにいっても勤まらないよ。見違えるほどの成長を見せるための助走だとしても不快感しかないよね。
りんが直美に放った言葉は的を射ってますね。髪を切るとか、服装を変えるとか、どんなことであれ行動をすれば、周囲から必ずそれに伴うリアクションが起こる。そんなの当たり前。その反応に毅然と対応できないのに、中途半端に行動だけするから言葉に詰まる。
何にせよ、別に誰かひとりがナースになる競争をしているわけではないし、そんなに対抗心を燃やさなくてもいいだろうに。ホント、人は無駄に争うのが好きだよねえ。そういうのがないと友情が生まれにくいのだとしたら幼いね。
ありがちな学園物の朝ドラになってきたな。
いろんな出自の人たちがいて、いろんな背景があって。
女学校からの編入?にはさすがに驚いたけれど、よっぽど女学校や家が合わなかったのだろうか。
まだ看護の先生は船の上。
参考書だけが先に着く。
これからの授業が英語だろうことは大山様の話でも少し出ていたような気もするのだけれど、覚悟無く入ってきた人もいたようで。
多江と直美のバトルがさっそく始まった。
教科書通りの英語も、会話英語もどちらも読み進めるには必要だろうな。
髪を切ることが御法度とは知らなかった。まぁそんな時代なら尼さんなのかと聞かれるのも不思議ではない。直美も聞かれるのが嫌なら髪なんて切らなきゃ良かったのに、わざわざ目立つことをしておいてめんどくさい女だね。教える方も捨松のゴリ押しで始まったみたいだし全然整っていないし前途多難。ただ自分の食い扶持のためよりも人のためにって心持ちの人が医者の娘しかいないのが残念。寄せ集め感満載の同期はナースになれるのかね?
早速、学生たちのマウンティング合戦開始ですね。直美はあの性格だから衝突するのは確実だろうけど、多江も向こうっ気が強いなあ。奥医師の娘と言ってたけど、きっと彼女の家もわけありなんだろう。大体、朝ドラでヒロインに突っかかる同性はそういうものだからねww。
まあ患者だけでなく、医者もいろいろいるし、多彩な顔ぶれに囲まれるというのは社会勉強のようなもの。良い意味でぶつかり合い、切磋琢磨するといいんですけど。
直美さんがバッサリ髪を切っていて驚いた。
先生は看護への意気込みは分かりましたと言っていたけれど、死んだつもりでとかそんな風に受け取ったのかな。
昔は髪はいのちの象徴みたいなところあったし、髪を切るとかおろすというのは仏門に入る時くらいだったから校長も気になっても仕方ないだろう。
学校はまだできたてで何も整ってない感じだ。
生徒たちも思いのほか少ないのは、やはり蔑まれる仕事と思われたからだろうか。
集まった生徒たちは出自も年齢も目的もまちまちで、個性も強そうだ。
今日は出てこなかったけれど、看護の先生はどんな人たちなのだろう。
物語のスピードが速いのとヒロインが2人いることで話が分散されてしまって未だりんにも直美にも感情移入できないでいる。そして2人のモデルがいるにも関わらず設定や看護学校へ行く理由などが全然違うことがとても問題だと思う。お二人の子孫がいるならば放送をとても楽しみにしていたと思うから今頃がっかりしていないか心配だ。時代背景が違うなら今とそぐわないこともあるけど、どうしてここまで改変してしまったのか理由を聞いてみたい。
虎太郎はかつてのお嬢様から少し成長したりんの姿を見て、彼女が正しい道を歩んでいると判断して、自分の想いを引っ込めたのでしょうね。昔のままの彼女だったら、彼はきっと告白していたように思います。
美津ですが、緞子の帯を隠して持っていたらしい。まあ嫁入りの際に持ってきたもののようだし、本当にいざという時に備えていたんでしょうね。私も明治生まれの祖母が亡くなった時、箪笥の隠し引き出しから帯が出てきた記憶がある。昔の女性は結構そうやって自分あるいは家族を助けるよすがにしていたのだと感じます。
りんは環のためと言いながら、環の未来に自分の未来を重ねている。
嫁ぎ先に人生を委ねる生き方ではなくて、自分の力で自分の人生を生きる。
とても大きな決断だ。
戦前に祖母が許嫁との結婚を嫌って看護学校へ逃げ込んだことを思い出した。
りんの選択はのちの世に女性が自ら選ぶことができる生きる道となるのだ。
母上はりんがどんな選択をしても大丈夫なように用意していた様に見える。
りんの選択を認めるわけではないけれど、その覚悟は認める。
この母上も浮世離れはしていても肝が据わっていてすごいなと思う。
随分乱暴に環を連れて行ったけど、りんが奥田家に戻って亀吉と話しあいができて良かったなと思う。感情論じゃなくて環をどう育てたいかちゃんと言えたりんはえらい。姑はもしかしたは火事の時嫁と娘を助け出さなかった息子に愛想が尽きていたのかもしれない。あとは母が引き取るとでも言うように嫁と孫を追い出した。2人が小魚を覚えていてくれただけで十分だったのかな。虎太郎は余計だったよね。どこに行ってもイケメンが助けてくれる世界は興醒めだ。
義母さんは、環ちゃんのこと可愛がっていたんだね。
だから、環の好物が小魚の煮たものだと知っていた。
くれてやればいい!という言葉も、環のことを思ってのことだろう。
旦那にしても、りんを連れ戻すために環をさらっただけで、環に関心があるわけじゃない。
手を尽くしてまで取り戻すくらいなら、最初からりんのことを大事にしたらよいのにと思うけれど、なんにせよ不器用な男だったんだろうな。
自分だって女だ、って義母さんの言葉が悲しいな。
きっと義母さんもたくさん我慢して今に至るんだろう。
息子の世話にならなきゃ生きていけないし、りんの覚悟みたら少し羨ましくなったのかも。
姑さんも奥田家の女で、りんの言葉に頷いてしまう思いがあったんだろうね。孫である環は可愛いけれど、あえて突き放した。まあ古い因習を守るしかなく、今のようになってしまった姑さんのせめてもの抵抗だったのだと思う。亀吉の方は相変わらずだけど。
虎太郎は昔からりんに惚れていたんだろうし、このタイミング以外に気持ちを伝えるのは難しいだろう。ナースになると心に決めたりんを留めることは出来ないだろうけど、思いのたけを伝えられるといいね。
直美は欺かれたと怒っている相手からいい詐欺師になると言われてしまった、自分がしていたことが詐欺だという現実を突きつけられショックだったろうね。ただ幸せになりたいだけなのにというやるせなさが滲んで共感できた。一方のりんは昼間っから若い男とランデブーですか?お母さんや妹がいるからっていうのもあるけど子供連れてない時が多いよね。必死で一家背負って娘を育ててるって感じがしないところが共感できないのよね。
やはり小日向は詐欺師か。おかしいと思った。散々、小日向を罵倒した直美だけど、その言葉はすべてそのままブーメランのように自分に返ってくる。ただ彼らを一概に責められないのは、二人とも親がおらず、今のようにちゃんと教育を受けられる環境ではない時代に、社会的に正しいことは学べない。貧民は生き抜くことが知恵であり正義だからね。
りんにとって島田は良き相談相手になりそう。島田には知識がある。いつの時代だって結局のところ知識は人を助けるものだし。
あれは紙飛行機ではなくてトンビだったのか。
少し引っかかっていたから、これで気にせずに済みそうだ。
母が言ったからではなくて、自分の中に偏見があるからだというシマケンの言葉は重い。
そして、病人にとっての看護者の手がどれほど救いになるかということも語っていた。
医療の進んでいない時代だからこそ、病人本人の気力がより重要だっただろうし、そういう意味では看護師の負担も大きかったのだろうな。
直美は小日向が詐欺師だと知って涙を流していた。
自分がどれだけ着飾っても、中身が伴っていないことを嫌というほど感じたのだろう。
それでも直美の英語はあの時代には貴重だっただろうし、まるっきり何もないわけではない。
誰かの養子にでもなれれば良かったのに、教会の伝手でなんともならなかったのだろうかと思ってしまう。
鹿鳴館を去ってどうやって生きていくのだろうか。
りんの母もばけばけのタエ様も武士の世を引き摺るお嬢様なんだよね。そして目に見えない格を大事にしている。りんは環の今後を見据えて自分の力で逞しく生きようとしているのに、母は許さない。お金がなくては始まらないのにこの期に及んでかすみでも食べて生きるつもりなのか。本当に世話がやける。ただ職業差別とは恐ろしいもので需要があるから成り立つ職業も蔑まれたりする。よりによってナースを選んだ娘を古い頭で理解するにはどうしたらいいのだろう。
気になるのは小日向が鹿鳴館の通行証が見つからなくて直美の手引きで入館したこと。考えてみると小日向はいつも入口付近にいてちょっと言動が怪しい。アメリカ帰りの海軍中尉というが、軍務で上官に会うなら軍服に階級のわかる襟章とか肩章を付けているんじゃないかな。何となく類は友を呼ぶじゃないけど、直美と同類、同じような目論みがある気がする。
りんの方はやっぱり父親の死が心に残っているんだろうね。りんはいつもおっとりして見えるけど、自分が何もできないことに苦悩している様子が見える。その悩みを解決するのに捨松の提案は願ってもないもの。でもね、娘と家族がいるからね。
りんがナースの道に進むのは、やはり父との最期が影響するんだろうな。
あんな風にひとりで逝かせてしまったことは、目の前だからこそ心に大きな傷を残すだろうし、後悔もたくさんあるだろう。
あの時のりんにはそれしか道がなかった。
でも、トレインドナースならどうだった?というのは当然の疑問だろう。
娘の高熱も見守ることしかできない。
それだって、トレインドナースになったら何か違うのかもしれない。
女性が生きていく確かな道だとしたら、動機としては十分すぎるくらい十分だ。
一方の直美は危ういな。
初めて言い寄られて舞い上がっているようにも見える。
結婚がゴールだと思っているあたりも、りんの半歩後ろを歩いている感じに見える。
捨松は那須で一回しか会っていないりんを覚えていた!ということは直美と出会ったことももしかして覚えてる??この子には光るものがある!って思ったから出会いの嘘も見逃したのかな。そんな先見の明のある捨松に見染められた2人。ただ今までの看病人の地位の低さを知っていたら踏み出せないよね。宿舎には子供は連れていけないだろうしモチベーションがない2人にはハードルが高すぎる。これからどうやって説得されるのか興味あるな。
いよいよ捨松が二人にトレインドナースにならないかとの話になりました。まあ玉の輿ねらいの直美が断るのは当然か。りんの方はそれどころではなく、旦那の追手の影が見える。まずはなんとかして離婚するのが先だな。
捨松の想いはわかる。それまでの日本は経験に頼る医療や看護であり、質的にも量的にもまったく足りていない。いくら明治政府や鹿鳴館のように形だけ西洋の真似をしても、ソフト面での遅れは隠せない。そこに目を向けた捨松はすごいよね。
直美の嘘がバレたのは小日向の家の方で探りを入れたからなのかな?この時代に直美の嘘はどこまで通用するのだろう。始まったばかりではあるけれど一応戸籍もあるしすぐにバレそうだけどね。それにしても親がいない子供に当たる風があれほど酷いものだとは知らなかった。子供は被害者なのにどうしてこうも差別されるのか、メアリーたちも分かっていたはずなのにあれだけ乗せといてアメリカに連れていかないって酷いな。りんはお母さんたちが来て活気が出たね。来週は亀吉さんが来ちゃうのか?心配だな。
りんの母上はやはり世間知らずのお嬢さまなんだろうな。
簡単に他者を信じて疑うことを知らない気がする。
奥田の家がりん達を諦めたというのも男二人がうろついている感じだと方便だろう。
さすがにりんを頼って東京へ出てくるのが早すぎる。
直美の方は。
近づいてきた海軍さんはたぶん偽物なんだろうな。
次男坊ということで、たしかに囚われるものは少ないかもしれないけれど、この時代の婚姻は家同士のこと。
本人同士でお付き合い云々はさすがに物を知らなさすぎる。
今の80代でも就職や結婚で身元を確かめるという習慣が残っていたと聞くのに。
そういうのと無縁な生活を送ってきた二人なのだろう。
直美の身元の不確かさは捨松には見破られていた。
当然だろう。
それでも何か思うところがあっての鹿鳴館への推薦だったのか。
二度目のりんとの出会いはどう働くのだろう。
捨松はすでに直美の嘘に気づいていたけど、切り捨てはしなかったんだね。まあ今と違って経歴や肩書ではなく、まず人を見るという人が多くいた時代だし、捨松としては何かあっても責任なら自分がとればいいと考えても不思議はないかな。
りんの母親はさすがだ。でもやはり旦那が諦めていない気配がするね。とはいえ娘だから旦那が親権を欲しがるとは思えないけど。いずれにせよ、ちゃんと離婚しないといろいろと問題が残る。
直美の嘘がエスカレートしているね。捨松についた最初の嘘には同情の余地がある。でも良い気になって嘘を重ねると、ただの虚言癖や詐欺になるだけだし、何もかも失うリスクが生まれる。人は同じ嘘でもそういうふうに考える。
りんの方だけど、お母さん、ちょろいね。そのちょろさで心配なのはりんの旦那。本当に諦めたのかな?そう言って油断させて、りんの行く先を探っているような気がする。
奥田家がりん達がいなくなった後も一ノ瀬家に援助を行っていたのは意外だった。
りんのことを諦める代わりに援助を打ち切るというのは当然のことだ。
援助を打ち切られたらいずれ生活は成り立たなくなる。
りんの後を追って東京へ出てくるのは当然の成り行きだろう。
一方の直美。
身元を偽って鹿鳴館で働くまではできても、誰かに嫁ぐとなれば当然身元を探られる。
あんなに元々の生活圏に近い場所で身元を偽ってもすぐにバレるだろう。
それに、あの時代だからこそ育ちは如実に立ち居振舞いに出る。
直美に近づいてきた男はアメリカ帰りだと言ってはいたが、それにしても女性に慣れ過ぎているようにも見える。
悪い男でないと良いのだけれど。
直美はどうにか鹿鳴館に勤めることができたけど賢い捨松がちゃんと身分も改めずにすぐに口をきいて働けるようにするのはありえない。直美が身分を偽ったまま鹿鳴館で出会った誰かと結婚することになって身分がバレたら大騒ぎになるし捨松だって責任を逃れられない。もうちょっと考えて話を作ってほしいもんだ。環はほんとに大人しくていい子だけど高価な物がたくさん置いてあるお店の中で自由にさせてるのはちょっと違和感がある。おんぶとかしないんだね。
華やかなイメージの鹿鳴館だけど、外国人からは猿真似として陰で笑われていたというのは有名な話。
優秀な捨松がそんな悪評に気付かないはずはなく、あくまでも女性教育とか様々な思いがあり、笑われてもドレスを纏って踊っていたのは間違いない。本当にすごい女性だよね。
直美はしたたかで自分がリアリストだと思っているのだろうけど、どれだけうまく着飾り、英語がしゃべれたくらいで、何を得られるというのかわかっていない。捨松を前にしては教養の違い以上に人間としての格の違いがわかる。それに自分で気付いて欲しいですね。
なんか無難な線をいきすぎるんだよね。主題歌もミセスに歌わせとけばハズレはないしその通り爽やかで無難、そして定期的にイケメンを投入。こちらの機嫌を取っている場合じゃないと思う。りんはまだ人妻だし娘を抱えて1人で立つのを頑張っている最中だからイケメンが手を差し伸べるのは早い。みなしごの直美がアメリカ行きを断られたけど、自分の都合でなったわけじゃない境遇から逃げて何が悪い?って思ってしまう。展開が早いのもヒロインに感情が動かない原因だと思う。
直美はなかなか肝が据わったしたたかな策士だね。嘘つきといえば嘘つきだけど、バレたところで損をするのは本人だし、捨松ほどの人ならそれ以上に能力と人柄を見るでしょう。本当のハイソサエティの人は、それくらいの度量が欲しいよね。問題はマナーも知らず、直美は鹿鳴館でやっていけるのか。
まあそもそも鹿鳴館に集う日本人のほとんどが付け焼刃程度なんだけど。
謎の島田氏だけど、「社会」とか「何者か」とか問うていたけど、現代の人たちも問うべき問題だったり、問われて困る問題だったりする。なかなか面白い人物です。
清水卯三郎っていう人は実在する人物で、なかな開明的な人だったみたいですね。はじめて知りましたが、偉そうな政治家以上にそういうあまり知られていない市井の偉人が、この国を支えてきたんだろうなと改めて思います。さらりと勝海舟が登場するのにも驚きました。鶴太郎さんはますます偉人が似合うようになりました。
それにしても卯三郎の店、いいなあ。あんな店、用がなくても入りたくなる。まああんなに商品を勧められると困るけど。
最後に現れたのは何者だろう?
新しい週が始まった。
東京での新生活スタートなので、またまた人物紹介が中心になりそう。
ナレーションが多いと感じていたから、しばらくはその状態が続きそうで少し残念だ。
卯三郎のお店はなかなか個性的だ。
あの時代だから余計に目立っただろう。
りんは物おじしないし、言いたいことを言えてしまう性格だからあの店には向いているかもしれない。
ただ、少しおっちょこちょいだし鈍感でもあるからそのあたりがどう作用するか。
実家ではまだ奥田の家の人たちがりんを探している。
やっと手に入れた格だから簡単には手放さないのだろう。
うーん、あんまり面白くない。りんが軽薄な女性に見えてしまうからだ。嫁ぎ先は最悪ではあったけれど、そこで頭を働かせて最善を尽くした形跡はない。コンプレックスの塊の夫に仕えるならもう少し頭を使ったやり方があったはずだ。まぁ何をしても反りが合わないことはあるし、そもそも嫌いな相手の妻でいることが苦痛で仕方ないなら努力もしたくないけどね。そして直美、モデルになった方もりんと同じシングルマザーだったらしいね。モデルがいるなら寄せてあげなよ。ご家族が悲しむわ。
火事をこれ幸いと嫁ぎ先から逃げ出したりん。
だからと言って、負け戦が即勝ち戦になるわけではない。
いかに負けない戦にするか。
頼った先も倒産していて出ていかなくてはいけないし、子連れではなかなか働き口も見つからない。
ならば次の嫁ぎ先というのはさすがにどうなのだろう。
次こそは…なのか、次ならば…なのか。
ひもじく疲れた子どもを介して炊き出しをしている教会関係者と出会うのはとても自然だ。
ただ、ナオミが耶蘇と町の人から揶揄されていたように、この時代キリスト教が一般の人たちに受け入れられていたとは思えない。
りんがあんなに簡単にナオミを信用して環を預けていったことが少し気にかかる。
町で出会った男性のこともだ。
ナオミは環に自分のことを重ねていたのだろう。
わかるのだけれど、国を変えようが逃げているだけでは状況は変わらない。
豊かに見えるアメリカだってどこの国だって、最下層と呼ばれる人たちはいるのだから。
直美は結局、環の視線、つまり娘の視線なんだよね。それはメアリーにも指摘されたことにつながるんだけど、他人を拒絶しているわりに実は依存している。
一方、りんは母親の視線。確かに環を直美に任せて遅くまで帰らないのはどうなのかというのもあるけど、明日住む場所も、食べるものも無い状況で、信頼できそうだと判断した直美に環を預け、ぎりぎりまで仕事を探そうとするのは仕方がないと思う。少なくとも母子家庭の視線を持っている人なら、りんの気持ちもわかる。
それらを考えるとりんの頬を叩く直美は幼い。吉江神父のあの表情は直美の埋められない愛情に飢えた思いとその幼さに対する危惧でもあるのだろう。
主人公ふたりの邂逅です。
りんはいつまで逃げられるかわからないけど、とりあえず行動に移したことは正解だし、よかったと思う。一方、直美は口調は強く感じられるけど、考えているようで考えていないという点ではりんを批判できないよね。
でもふたりとも行き先も方法も見失ってはいるけど、前へと歩きだそうとしている。運は歩き出した人にしか向いてこないから。
10年生まれてくるのが遅かったら拓ける道があったのかもと思うと切ない。せめて娘にはその拓けた道を歩んでほしい、そんな願いもあの夫は叶えてくれないだろう。奥さまが上がりだった時代に辞めますの一言で結婚生活はやめられない。火事になったのを幸いと思って新しい人生を生きてほしい。りんの「また間違った」の口癖が気になる。「また」の部分がわからないからもやもやする。そしていつもその言葉は唐突に現れる。取ってつけたような口癖が邪魔だ。
年齢差とか元の身分とか、そういうのを抜きにして亀吉と姑は人としてダメ。どれだけ財をなそうと心が貧しい。そういう人が本当の意味で貧しい人なんだと思う。明治時代になって江戸時代よりも妻側からの離婚が難しくなったからね。明治の近代化なんて言うけど、技術面ばかり進歩して、中身はむしろ保守的になった一面がある。
とにかく今は逃げればいい。自分を守るために逃げることはいつの世だって悪いことじゃない。
前回の朝ドラでも嫌というほど出てきた家の格。亀吉は十分才があるのに自己肯定感は低い、周りがよく見えちゃうから余計に虚勢を張るだいぶ難しい旦那様。りんが良かれと思ってやったことが余計で歯車はうまく噛み合わない。りんの生まれも育ちもそこから来る屈託のなさも眩しいのだろう。りんの口が出ちゃうタイプは嫌われるよーとヒヤヒヤしてみている。ただ出産してからの扱いは同じ女性としてとても悲しかった。里にも帰れず孤独な出産はこたえただろうね。
りんのお相手が18歳差のことだが、そうは見えない。
本当にそう見える相手にしなかったのは意図があってのことかな。
りんが父から言われていた、思ったことをすぐに口に出すということがここで悪い方に出ている。
格が欲しいということは、格に対して屈辱を感じてきたからに違いない。
その喉から出るほど欲しい格をお金に物を言わせて手に入れた相手に対して思ったことを言ったら相手は悪くとるに決まっている。
言われてもいないのに仕事に勝手に手を出したり、普通は旦那か義母にお伺いを立ててから行動するのがこの時代の普通だろう。
家老の家の出だから何をしても周りがフォローしてくれていたと言われても仕方がない行動だ。
あっという間に1年がたち女の子が生まれた。
格を備えていても女の子じゃガッカリされるのはあるあるだ。
それにしても名前も勝手につけたらとはさすがに寂しいかな。
そもそも明治時代でなくても、恋愛での結婚が普通になったのは戦後のことでまだ80年くらい。それまでは家同士の思惑やら見合いが普通。だから殊更りんが不幸というわけではない。でもこの年齢差はさすがにね。
でも年齢差を強調しておきながら、旦那はそう見えないキャラクターおよびキャスティングにしている。どんな意図があるのかわからないけど、普通に年齢差が感じられるくらいの方が身につまされる感じが伝わったのでは?そこを覆すだけの仕掛けに期待したいけどね。
前作の「ばけばけ」で外国人があれだけ稼ぎ、国策などで雇い入れている状況を理解していれば、そう遠くないうちに英語が使える者を囲っておけば、良いビジネスチャンスになるという目聡い人間がいたら、直美なんて金の卵に見えただろうにね。
まあ、もしアメリカに行っても、それはそれで差別されるし、直美の思う自由なんてないんだろうけど、自分で選んだ地獄なら、現状よりもマシなのかもしれません。
りんにせよ、直美にせよ、女性には本当に厳しい時代だったんだと改めて思います。
父親も亡くなった上、母親は働いたことがない。
妹の縁談もなくなった。
りんにとっては一番の底の時代なのかもしれない。
大山夫妻に出会って、年の離れた夫婦も悪くはないのかもと思えたのかも。
家の窮状を思えば玉の輿以外に方法はなかったともいえる。
同じ時代でも、みんなが少しずつでも働いていた前作の松野家の方がマシに見える。
やっぱり男手のいない家は侮られるし仕方ないのかな。
大山家みたいなのは珍しいだろう。
幼馴染への想いを振り切って嫁いだ先の苦労はどんなものだろうか。
りんは父親もいない妹の縁談も無くなった今、この家をどうにかするには玉の輿に乗るしかないと踏ん切りをつけたのだろう。幼馴染にはその力はないしね。バックハグにときめいたがそれがお別れなのはかなしいね。捨松に出会い、偶然18歳という歳の差夫婦の仲睦まじい様子を見て決心したのだろう。ただその道は茨の道‥なんだよね?次週は嫁ぎ先での苦労話かな。18も下の小娘をもらってなんの不満があるんだか??ゆっくり聞かせてもらおうじゃないか。
大山捨松の登場です。「さすけねえ」は「八重の桜」で八重さんも使っていましたが会津弁で「大丈夫」みたいな意味ですね。実際に捨松は片言の会津弁で旦那の大山巌とは最初フランス語で話したそうです。ドラマでも二人の会話にはフランス語が使われているシーンがありました。そういった点はなかなか史実に基づいていて、最近の大河ドラマよりよほどリアルです。
さて、りんと直美はどういう出会いをするのか、楽しみです。
父の退場が早すぎる。明治維新という大きな転換を乗り越えたくさん学びもあったはず。これからの世の中をまだまだ見て欲しい人物だった。りんの看護への道のきっかけをくれた人なんだろうけど、生きてほしかったな。とはいえあのコレラである。感情的には分からなくはないが、りんが近寄りすぎるとヒヤヒヤしてしまう。どうやったら移るのか分かっていないとはいえあの状況で大きな声を出して近づくのはちょっと考えが足りないように見えた。
信右衛門はやはりコレラで亡くなってしまったか。日本では江戸時代まで天然痘や結核が死の病だったけど、幕末から明治にかけて外国人が持ち込んだ病だからコレラに対する知見が少なかった。それに江戸時代の医者は免許があったわけじゃなくあくまで自称だからね。藪医者も多かったので今みたいに信用はされなかった。それも避病院が文字通り避けられた理由のひとつでもあるんだろう。
それにしても信右衛門役の北村一輝さん、早くも退場ですか。「あんぱん」の加瀬亮さんと同じくらいですね。あとは回想シーンくらいか。良い芝居だったのでちょっと残念。
娘にうつしたくないという父の気持ちと、一人にしたくない娘の気持ちのせめぎ合いが悲しい。
コレラがコロリと言われていた時代。
今ほど医療が進んでいなくて原因も治療法もない時代だからこそ、余計に恐ろしかったに違いない。
たまたま東京に縁談のために出かけていた母娘は難を逃れたが、大切な人が倒れたと聞いても駆け付けられない。
東京で用意した拾円も届けることもできないし役に立たない。
りんは「また間違った」と言っていたけれど、あの時代としては父も娘も何も間違っていない。
ただ、心のやり場がない。
感染するコレラが流行っているのにあーあーお祭りなんか行ってって思ったり、りんが気分が悪そうな人に話しかける場面にヒヤヒヤしたりとかってコロナ禍を経験していなければ出なかった感情だなと思う。どうしてもあの頃と重ねてしまいますね。村八分は辛いけれどこの場合は病原菌を避けているようなこともあり人間の本能ってすごいなとも思う。りんの父がコレラだとしたらりんが動き回ったせい?と悔やんだりしないか心配。良い父は早く死に、悪い父はしぶとい、朝ドラ定番にハマらないでほしい。
コレラって死の病だったはずで。
りんが手を握れなかったと自分を責めていたけれど、当時の感覚だと隣に座るだけでも十分すぎるほどの勇気が必要だったんじゃないのかな。
隔離された人を尋ねようとする当たり、世間知らずのお嬢様なのが透けて見えるから、そのあたりもあまり考えなしだったのかもとも思ったり。
それにしてもダブル主演だそうで、人生が交わるまであちこち行ったり来たりしながら描かれるのかな?
目先がくるくる変わるみたいで少し落ち着かない。
ちょっと没頭しにくい構成だなと思う。
村八分は閉鎖社会の問題でもあるけど、この場合はこれらに対する無知というのがあるからね。今だって一定の病気に対する無知や偏見が残っているし、この時代にはやむを得ないところがある。
最後の展開からすると信右衛門もコレラに感染したのだろうか。そうだとしたら元家老家の一ノ瀬家も村八分になるのだろうか。婿取りの話も消える可能性がある。
直美の方は率直だけどね。過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉が浮かんできます。