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脚本・ストーリー 3.4 /5.0(67.6%) | 671位 /1087件中 |
キャスト 4.2 /5.0(83.8%) | 382位 /1087件中 |
演出 3.8 /5.0(76.2%) | 421位 /1086件中 |
音楽 3.3 /5.0(65%) | 672位 /1087件中 |
感動 3.1 /5.0(62.6%) | 509位 /1082件中 |
笑い 3.6 /5.0(71.2%) | 226位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | 356位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.4 /5.0(67.6%) | 671位 /1087件中 |
キャスト 4.2 /5.0(83.8%) | 382位 /1087件中 |
演出 3.8 /5.0(76.2%) | 421位 /1086件中 |
音楽 3.3 /5.0(65%) | 672位 /1087件中 |
感動 3.1 /5.0(62.6%) | 509位 /1082件中 |
笑い 3.6 /5.0(71.2%) | 226位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.5 /5.0(70%) | 356位 /1079件中 |
東日本大震災の時、ライフラインはすべてダメで、電気は3日、水道は1週間、都市ガスなんて1ヶ月も復旧にかかった。電気が復旧してもテレビはキー局のある東京の情報ばかりで役に立たなかった。約一週間、情報源は地元のラジオかSNSだけ。でもSNSもデマとか、あてにならない情報も多く混じってた。だから確かだったのは地元ラジオだった。震災当日の夜は、馴染みの場所にご遺体が百体以上浮いているとか、心が重くなる話も多かったけど、自らも被災しながら話し続けるラジオパーソナリティの声にほっとしたのは確か。震災レベルならまずは情報が一番だけど、一夜の停電くらいなら、ミナレのような元気な声に安心する人も間違いなくたくさんいる。ラジオは斜陽業界だけど、その存在はミナレのように異質で、でも身近なものだと改めて感じました。蛇足だけど麻藤が追っている芸人、ミナレの父親の関係者かもね。面白いドラマだったし、続編があってもいいかな。
地震というイレギュラーが発生してみんなが不安な夜、誰よりも明るくパワフルなミナレさんがぶっ倒れるまでラジオの生放送をする。最初は自分の不幸話を聞いて欲しいだけで見ず知らずだった麻藤さんに話しかけていたけど、今は違う。聞いてくれている人に届くように必要な情報はもちろん勇気づけ明るい気持ちになるように一生懸命マイクに向かっている。成長したなーとも思うけど、これは元々ミナレが持っていた力なんじゃないかとも思う。大変な夜、一生懸命頑張って応援してくれる人がいる。素敵な最終回だと思いました。
瑞穂もいい感じに毒されてきたというか、壊れてきたというか、ラジオのプロフェッショナルになってきたというところでしょうか。ミナレの「白黒つけるのではなく、状況を壊す」力というのは、毒にもなるし薬にもなる。それを薬にするため麻藤や瑞穂がいるということでしょうか。さてひきこもり男ですが、最後まで優越感で物事を判断するところはクズですが、それでも社会との接点が出来たことは間違いなく一歩です。どんなに歪んでいようと生きて行かなければならないし、きっかけや動機はそれぞれ。まあ本当のクズは義母だしね。妹のコスプレは、ミナレと瑞穂のセーラー服姿と共に眼福でしたww。
引きこもりVSミナレって構図が面白いと思ったけど、引きこもりって言ってもライトな奴で波よ聞いてくれにはちょうどいいかなと思いました。この種の人にはいろんな要因があってテンプレがないのでこんな解決法は当てにはならないと思うけど、人生を変えるきっかけというのはいつどこに転がっているのか分からないってことですよね。引きこもりくんのおかげでミナレとみずほのセーラー服姿まで見れちゃって笑えました。みずほ、めっちゃかわいかったなー。
炎上対策防止講習の応酬は面白かった。女4人の構図と、ぽつんと離れた麻藤という演出も良かった。ヒロとナツみたいに「論破」的な屁理屈を言う人って昔より増えたよね。まあ問題をすり替えて相手を困惑させているだけで、実際は何も論じてないんだけど。そもそも過激と無秩序は別物だし、批判と批評も別物です。確かにミナレの「バカだけど他人をバカにしない」のは大事。それは他人にやられて嫌なことはしないというシンプルな答えと同じだと思う。ヒロとナツはアンチと一蹴したけど、その人たちにあれこれ言われて自分たちは嫌だったのに、自分たちの言葉だけは受け入れろというのは、傲慢だし、お前らは神様にでもなったつもりかと言いたくなる。ミナレは格好良かったし、大祝の対応も正解だったと思う。
いやーどこの世界にも上には上がいるってもんでカップルインフルエンサーの学生の悪ノリみたいな炎上をミナレが一刀両断したかと思えば奥から出てきた編成局長がまたすごかった!こういう人が見守ってくれているからミナレも好き勝手できるのだろう。羨ましい環境だ。自由に泳がせてもらって気持ちよさそうに感じてきた、なんもかんも粗削りだが芯の通ったまっすぐな心がリスナーや職場の人に受けているのだろう。若手をのびのび育てて上の者が責任を持つ。当たり前なんだけどなかなかないんだよなー。
両親がどんな状況で亡くなったのか分からないけど、なんかトラウマになることでもあったのだろうか。そうじゃないと妹を何年も閉じ込めるなんてことにならないだろう。しかも幸せになってほしいって意味不明。何年も引きこもらせておいて条件のいい相手と結婚なんて男性側からしてリスクが高すぎるし無理だろう。その辺の謎が明かされることなく進むところは消化不良。だけど自分が会ったことないタイプのミナレさんに憧れ、優しくしてもらった中原さんに惹かれるのは至極当然。勢い余ってミナレの脅威になる日も近いかもしれない。
城華さん、キャラはともかく放送作家としてのセンスはありそう。受刑者の作った家具だけで生活し、それぞれに意味があるミステリーって本当に面白そうだし、尻から黄金をひねり出す女神の名前っていうのも面白かった。鈍感というか、ミナレにしか興味がない中原はなかなか振り向いてはくれないだろうけど、電動のこぎりを使わなくても、扉は突破できたのではないでしょうか。それにしてもミナレの、女が情緒不安定になるのは執着している時、というのは名言かもしれませんね。カバディのネタはつまんないけど。
久連木の作ったラップがまさか逆再生で流すと居場所が分かるなんて!すごいトリック!ミステリー小説を読んでいるような感覚ですごく面白かった。ただラジオやテレビが面白くないから自分たちがジャックして面白いものを作ってるってやや強引な動機だったかな。今や配信することは個人でもできる時代、人の土俵で相撲を取って勝ったと言ってもたかが知れているだろう。ミナレたちがなだれ込まないと動かない警察も前時代的、そこもアップデートしていってほしいと思った。
面白いテレビラジオの復権のために構成作家を拉致監禁って、あり得ないシチュエーションだけど面白かった。深刻そうな話をしているのに、いちいち茶々を入れるミナレは見事だし、「名刀政宗」とか「ルパンかよ、畜生」とかワードセンスも良かった。深夜ラジオ世代からすると、ラジオは確かに自由で、テレビやネット配信にはない面白さがありますね。久連木の拉致監禁だけど、ラジオの構成作家らしい逆再生ヒント、犯人の主張をぶった切る、的確なミナレのツッコみ、どれも良かった。こういうドラマが作れるんだから、テレビの力は侮れない。
ストーカーにプロポーズさせると引っ張り出してきてからの公開説教はスカッとしました。普段の生活の中で嫌がらせみたいなことがあっても、怖くて声を上げられなかったりすることって多いですもんね。夢から醒めて身ぐるみ剥がされるようにボロボロにされたストーカーはすごすごと帰って行ったけど、実際には逆上して襲ってくる人もいるからそれは注意が必要よね。でもこんなにすっきりするラジオ番組なら聞いてみたい。ありだなと思う。
夜の公園に呼び出しって、中学生の喧嘩じゃないんだけどねww。まどかですが、ミナレの言う通り、他愛のない人間はカップ酒をあんな風に飲まないし、人気パーソナリティーにもなれないと思います。公開プロポーズでばっさりと切り捨てたのは、相手の男だけでなく、まどかの仮面のひとつでもあったのでしょうね。それにしてもストーカーの理屈は理解できないし、気持ち悪いとしか言いようがないです。気になるのはミナレの名前の由来です。父親はいい加減なことを話していましたが、釧路の出身だし、おそらく麻藤の推測通りアイヌ語の「笑わせる」なのでしょう。父親の落ちぶれ方も、麻藤の回想で出て来た女性も、どちらも気になります。
えーー結局ミナレが悪いんじゃん。最初のマトンの話が最後につながって綺麗に終わるストーリーはまるで落語のよう。それにしたって深夜に酔っ払ったミナレは突撃してくるわ、天井から血が垂れてくるわ、殺人犯にされてしまうわって沖さんの災難っぷりたらありゃしない。あれだけのことをしたら訴えないにしても損害賠償はもらいたいところです。あれだけ腐って死臭がするならミナレの部屋も相当臭かったはずなのにそれがなかったのは変でした。
まあ上階に住んでいるのがミナレで、しかもマトン肉のフリがあったから、ほとんどの人が予想していた結果ですよね。しかしミナレの部屋だって床下収納のあたりから、相当な腐臭がないとおかしいんだけど、まあそれを言うと成り立たないので、突っ込まないでおきましょう。中原がマキエに家に来ないかと誘ったのも、きっと中原の家はお金持ちで、部屋が空いているとかいうオチなのかな。小芝さん演じるミナレのマシンガンのような勢いは凄いけど、眉間に皺ばかり寄せている感じなので、勢いは殺さないまでももう少し強弱はあってもいいかな。
ミナレちゃん、技の切れは素晴らしいけど迷惑な奴だね、特に2階の住人にとってはww。確かに酒に飲まれる破滅型の女は嫌いだけど、ミナレというキャラ、というか小芝風花さんがいい感じで演じているから、嫌いになれないどころか可愛いとさえ思えます。とにかくぶっ飛んでいるけど魅力的な人に見せるのはさすがですね。スウェーデン推しも妙に面白かった。個人的にラジオ好きなので、テレビではやれないラジオ独特のノリが消えていってるのが残念だったけど、これでラジオが見直されるといいなとも思います。いやはや小芝風花のパワーはすごい。
半分眠たくなってきた時間でぼーっと見てたらどんどん目が覚めてきちゃって終わる頃にはバッチリ覚醒してしまったよ。小芝さんの圧倒的な喋りにびっくり。こりゃ落語家にでもなれそうだ。どんどん話に引き込まれて彼氏を刺したってところでびっくり。ほんとに刺したのかと勘違いするほどの臨場感があり眠気が覚めた。そしたらラジオの話だったのね。あんなに弁が立つならどうしてあんなダメ男につかまるのかね?でも人生ってそんなものかもしれないなと思った。