獣になれない私たち

このドラマ、ほんとリアルでした。ピンポイントに視聴者のイメージが絞られていて、そこに焦点をあてて作られたドラマだと思いました。リアルすぎて辛かったくらい。あまりにも幸せになる光が見えなくて途中で脱落しそうになりました。登場人物みんながどこかかけてて、人間みんなそうだと思うんだけど、その欠けてる部分をえぐるようにストーリーが構成されています。最初ものすごく共感できないし好きじゃないなぁと思っていた登場人物にも、次の回には分かる部分がある！と思わされて、最後には私もそういう思いしたことあるーと泣きそうになったりしました。そんなストーリー展開でラスト主人公晶が素の自分を認めてくれて、人間としてずっと付き合って行きたいと思った恒星を選んだことは、人はひとりで歩けてそれではじめて誰かと歩けるんだよと言われたように感じました。恋愛することが正しいとか仕事することがえらいとか、そういう価値観だけでなく、違うベクトルが存在するから自分をがんじがらめにしないようにしたいなぁと思いました。

会社での仕事や人間関係は、思い通りにいかないことばかり。その現実を忘れるためにみんなドラマを見てるんじゃないかな。しかしこのドラマは、言いたい事も言えずに代わりは幾らでもいる無力な主人公達をひたすら見せられるという、苦痛に満ちたストーリーだった。脚本家さんは今まで無かったリアリティのあるドラマ、新しいとでも思って書いたのかな？今まで無かったのは、無いだけの理由があったんじゃないでしょうか。本当に最後まで何も起きない、ただの日常垂れ流しのドラマでした。俳優陣は魅力的な皆様だったので残念。

現代に実際ありそうな、設定がよかった。仕事をしていく中で、振り回す人、振り回される人を見てきたり、当事者になってしまうことは沢山あったと思う。そんな日常の様子をドラマにした作品は今まで、私は見たことがなかったので、フィクションの世界で見るのはとても面白かった。理想をいくわけでもなく、うまく生きられなくて、それでも変わろうと、自分の思う様に正直でいようと思う登場人物の姿に同感し、見ていて共感した作品だった。

色々と方面で酷評されているこのドラマですが、終わりもなんだかすっきりしない感じで残念です。
晶と恒星が無職になってビールを飲みながら笑顔で語るというのは、結局何が表現したかったのかが全然わかりませんでした。
本当に「もっとビールの消費量を増やしましょう」といった、ただのビールの宣伝だったのか？と思えてしまうレベルの作品でした。
最初から最後まで新垣結衣さんが出演していなかったら、本当に誰も見ないんじゃないかという酷い内容でした。

よくぞ、この終着点を見つけたって感じです。晶と恒星が、お互いに関係を一歩前進させるために何が必要だったのか、今までのイライラする展開も二人の物語には必要な要素だったんだなと思いました。でも、元カノをあれだけ面倒見てあげちゃう晶には、ちょっと引きました。まぁ、それも含めて獣になれないってことなんでしょうけど…。私にはまったく共感できなかったです。でも、主演二人が好きだからプチハッピーエンドで良かったです。

ふんわりとした終わり方なのが良かったです。散々周囲に決めつけられたり翻弄されたりした晶と恒星なので、2人の関係も無理に急がず、それでもつながっている、というのがいいと思います。しかし、5tapでありがたがっているビールが山のようにあったあの場所は何なのでしょうか？もう少し具体的に知りたいです。自分の予想では呉羽と恒星、晶と京谷はどちらも元のサヤにおさまると思っていたのですが、大いに外れて、かえって面白かったです。呉羽のハチャメチャぶりは本当に好きです。

出演者が魅力的だっただけにストーリーとしてはちょっと残念でした。煮え切切らない男女がテーマになっているとはいえ、いつまでたってもそして最後までスローペース。展開も何となく読めちゃった感がありました。続きが気になるという気持ちにさせられなかったです。もっと恋全開、そして恋も仕事も不器用ながらに頑張っている姿や「こうきたか！」という展開が見たかったです。でも、やっぱり出演者の豪華さは魅力でした。特にガッキーと田中圭の恋人関係は良い組み合わせだったなと思います。

とにかくメインキャストのガッキーと松田龍平さんがお似合い過ぎなのですが、今まで2人の関係が恋になるのかならないのか期待しては肩透かしをくらい、その繰り返しで…。
ですがついに進展があり、今回のラストで大興奮！
2人とも仕事でつらい状況に追い込まれ、勇気を出して戦ってみたけど打開することができなかった場面は見ていてとても辛かったです。慰め合うように寄り添った2人が切なくて、ドキドキしました。
やっと恋愛関係が始まるのかな？と思いきや、最後にガッキーの「間違えた？」のセリフで終わり、なんだかリアルで笑ってしまいました。
いつもベタベタな展開にならないところがこのドラマの面白い所です。
ここからガッキー＆龍平はどうするのか、最後まで目が離せません！

ついにガッキーが松田龍平と関係を持ってしまいましたね･･･。
田中圭は確かに優しすぎるし対応が中途半端で、元カノと同棲とかずっと待たされていたガッキーを思うととてもイライラさせられたけど、やっぱり憎めない。結局は田中圭と幸せになれるのかなと思っていたので、残念というかがっかりというか、私の理想とは違いました。
私はこの期に及んでまだ田中圭を応援しているので、頑張ってガッキーの気持ちを掴み取ってほしい！
けど無理かな。

朱里がパワハラで精神的にやられてしまったり、晶が九十九にブチギレたが逆に首を言い渡されてしまったりと、ただただ哀しいシーンが多いストーリーだったと思います。
晶は九十九に謝ったりせずに、隠している辞表を叩きつけて欲しかったです。
せっかく前回辺りから、やっと明るい雰囲気になり新垣結衣さんと黒木華さんの面白い感じの絡みが見れると思っていたので、とても残念です。
恒星も晶に感化されてブラックな仕事を断りましたが、相手から嫌がらせを受けるかも知れないので、晶と恒星の未来も心配になりました。

パワハラをし続ける九十九の態度と何の知識も経験も無い朱里に秘書という仕事を押し付けた上に無能と大きな声でしゃべる姿に、堪忍袋の緒が切れた晶が批判を展開し、同じ頃に恒星も企業決算の不正から手を引くために行動を始めたので、やっと変わるのかと期待していたが、すぐに引き下がる展開は肩透かしが過ぎた感じがして、タイトルの通り獣のように吠えたとしても世の中は変わらないという希望の無い終わり方になる気がしてきて残念な思いしかしなかった。

いよいよ言えたか…ってなりましたね。千春さんのこと守ったあとにお別れするあたりあきらの性格のよさを感じました。京谷が追いかけていくのを待ってましたが、まさかあのタイミングで千春さんが出てくるとは思いませんでした。京谷が千春さんに愛ってなんだ？って聞いたあとやっぱりあきらを追いかけて行ってほしかったのが本音ではあります。あそこでなお追いかけてこそかなと思ってましまので、テレビの前で追いかけて！って叫んでました。

ガッキーが好きなので見ていますが、ストーリーがだらだらとしていて正直面白くありません。主演がガッキーでなかったらとっくに見るのをやめていると思います。主人公のキャラクターにもイライラするし、共感できるようなキャラクターがひとりもいないのが残念です。色々な社会問題をストーリーに取り入れているのはわかるのですが、それもうまく活用されていないような気がします。でもラストがどうなるのかは気になるので、最後まで見ようと思っています。

ようやく橘カイジの正体や恒星の過去に何があったかが細かく明かされましたが･･･カイジはこれまででてきたキャラクターの誰かなのかなと思っていたので、まったく関係のない人物だったことには衝撃を受けました。ここまでひっぱったのだからカイジがずんの飯尾さんという展開は弱かったのではないか？？と思いましたね。恒星の兄や晶の会社で一緒に働く佐久間、5tapの店長タクラマカン齋藤あたりであってほしかったなと思っていたので残念。

恒星は今までは人の心が欠けてるような、誰に対しても興味がなく冷たい人かと思ってましたが、お兄さんと初めて面と向かって喧嘩をしたことで感情が大きく動き、取り壊された実家の写真を見て泣いたり、元恋人の呉羽さんのことが好きだったんだと気づいたり、少しずつ普通の人になってきたなと感じて、なんだか涙が出ちゃいました（笑）。
晶も自分を出し始めたり、敵視してたはずの元恋人の元彼女とも同じ職場で少しずつ仲良くなったり、自分を解放できてるんじゃないかと思えて嬉しくなりました。

全体的に印象の薄い回でした。序盤からほのめかすようにして登場していた恒星とその兄との関係性について、案外あっさりと明らかになったという印象です。あっさりしたことで言うと、橘カイジの登場も長らく姿が隠されていた割には人物の意外性は別として、登場があっさりしていたなと感じました。5tapでの2人の会話は最終回に向けた何かの伏線なのだろうか、と深読みしてしまうほどです。次回からおそらくクライマックスに向かっていくと思いますが、恒星の仕事の闇の部分や晶の会社での立ち位置や京谷との関係など中核となる部分が明らかになっていく手前の助走の1話として見るのがちょうどよいと思いました。

野木さんの脚本だし主演はガッキーだし…と今期一番楽しみにしていたドラマなのですが、思っていたより内容がヘビーで観ていて精神的に疲れてしまいます。ドラマとはいえ九十九のパワハラシーンはイライラするし、追い詰められていっぱいいっぱいの朱里の痛々しい姿は週半ばの水曜夜に見るにはキツイです。観終わったあとズーンと気持ちが重くなって翌日仕事に行きたくなくなります。

このドラマの賛否は分かれると思いますが、働く女性は晶に共感する方が多いと思います。色んな人に気を使ってしまい、良い人を演じてしまうが故に自分の本当に言いたいことまで言えなくなってしまう心境は胸が痛くなってしまいます。新垣さんが「幸せなら手をたたこう」をボーッと歌っているの見た時には、本当に病んでしまっていると思いました。そしてついに朱里が晶の会社で働くようになってしまいましたが、意外と晶と朱里が仲良くやっていっているようで安心しました。二人の共通点は京谷だったので、それにギャフンと言わせることができたので、見ていて清々しい気持ちになりました。
そして、恒星と彼の兄との確執が取れた直後に、晶と距離が縮まったので、この二人の関係が最も興味深いです。晶のことを真の意味で理解している恒星に晶のパートナーになってほしいと願ってしまいます。しかし、まだ京谷がドラマに登場しているのが気になります。恒星の呉羽への気持ちも気になってしまいす。これから新しい展開を見せるのか、それともこのままのカップリングのまま続くのか、そして晶の負担は軽減されていくのか、色々注目すべき点が多くなってきていると思います。
それにしても、橘カイジ役の飯尾和樹は酷いです。序盤から名前だけは出ていたのに姿を見せないカイジがようやく終盤から登場したのに、あの飯尾のキャラクターがカイジのイメージを台無しにしてしまいました。カイジのキャラクターはずっと楽しみにしていただけに残念でした。

根元のお兄さんと晶がラーメン屋さんで話し合うシーンにとてもほっこりしました。性格の似ている2人だからこそ分かり合える部分もあって、晶だからこそ引き出せたお兄さんの本音だっと思います。頼まれたら断れない性格にはネガティブな一面の裏にとても優しくて温かい一面があって、ただただ悪いことばかりじゃないと思えました。お兄さんが家族のもとへ帰ったとき、もう愛想を尽かしたのかと思っていた奥さんが泣いて抱きついていたシーンにもグッときました。

橘カイジ・・・私も想像していたイメージと違いすぎて笑ってしまいました。恒星はどう思ったんでしょうね？？でも良い人そうだしこの人が呉羽の鐘を鳴らしたと思うとすごい人な気がしてきました。
そして、朱里が晶の会社に採用が決まる展開が面白かったです。そこに京谷もやって来くるし、京谷の驚いた顔が可笑しかったです。
恒星がお兄さんのことを嫉妬しても好きなんだって気持ちがよく分かりました。恒星とお兄さんが小さい頃にしていたボードゲームが面白そうでしたね。ググったら本当にあるゲームなんですね。

橘カイジがやっと出てきた！と思ったら、想像と全然違う感じでめっちゃ笑いました。ゲームクリエイターとは思えないほのぼの加減と、意外と自分を持っているとこが呉羽とお似合いで面白かったです（笑）そして朱里ちゃん、やっと働く気になったと思ったらまさか晶と同じ職場！何とかしてくれると思うって、なかなか他力本願...面倒見のいい晶なので、会社に馴染めたらいいな。京谷と会社で会ったあと、2人で笑いあってる姿がとっても可愛くて癒されました。

出演者全員が個性的で見ていて飽きない。前回まで田中圭扮する京谷まじクソだと思っていた。でも田中圭が演じているとなんか憎めなくて、好きな自分がいることに気づく。ガッキー扮する深海晶と黒木華扮する朱里のやり取りが複雑で面白い。何故朱里が深海晶にこんなに関わってくるのかよくわからないが、お互いがお互いの理想ってことなのかな。そんなことよりもっと恋愛をガンガン進めてほしい。松田翔太の行く末が気になる。誰と恋愛するのやら。しかし何よりこのドラマのいい所は主要キャストよりも山内圭哉、伊藤沙莉、岡持三郎の強烈なキャラクターが出てくるシーンが最高！とにかくいっぱい出て欲しい！回を重ねるごとに人間味でてきて面白い。このドラマを支えてるのはこの人たちだと思う。

朱里と晶が直接ゆっくり話するシーンは今まであまりなかったので、とてもハラハラしながら見ていました。真逆だと思っていた2人が、実は似た者同士...というところにグッときました！これから朱里と晶がいい関係になったら面白いなと思います。京谷と別れてしまったのは本当に残念なんですが、晶には仕事もプライベートもこれからは自分の思うように生きていってほしい、そしてまた5tapで恒星さんに向かって毒を吐いている晶を見れる事を楽しみにしています（笑）

ようやく自分の人生を歩き始める決意をした晶をただただ応援したくなりました。良回でした。京谷との別れは切ないですが、正直京谷は晶にとって彼でなければならない人ではないように思います。部長に幸せを聞かれた時の「そういうもんでしょう」という答えがちょっとぞっとしました。テンプレートに合わせることが彼の生き方なんだなと。晶のことも本当に好きだったのでしょうか。今回は晶と呉羽が仲良くなったり晶が部下たちの気持ちを知って成長させようとしたり、その辺りの変化も前向きで楽しく見られました。

晶が恒星との会話で意見を言えるようになったまでは良いものの、会社でのダメ社員の伊藤と上野のやる気を出させるために行動する姿は、闇に落ちていた時の晶と同じ状況に見えてしまい、また全てを背負った闇に落ちないか心配になるような状態に見えて前に進めているようには感じませんでした。
また朱里の行動が意味不明で、晶だと語り受け取った宅配便を戻しに行ったのが気持ち悪く、金がないのを不憫に思ってしまったお人好しの晶の家に泊まった翌朝に、朱里が何も盗みませんは絶対に嘘だと感じて、京谷がいなくなったために今度は晶に寄生するような感じがして、晶がどう影響されるのか心配です。

晶が今までの笑顔で、優しくて、気遣いが出来て…そんな周囲が作り上げた理想の自分ではなく、本当の深海晶として歩みだすことを予感させる印象的な回でした。
個人的には田中圭推しのため、最終的には京谷と戻ってほしい、なんて淡い期待がありますが、京谷に別れを切り出した晶の「やっと言えた」という一言と清々しい笑顔から察するにもうその可能性はないのかと思いますが。朱里のぶっとびは恐怖だし、悲劇のヒロインぶっている役どころはイライラしかしないけれど、きっと朱里みたいな女の嫌な部分を自分も持っているんじゃないか、と不安になったり…。毎回思いますが働くOLが一回はもがき苦しんだであろうリアルをえぐってくるドラマだなぁとつくづく感じます。

キャストの演技力は間違いないのですが、あまりにもイラっとしてしまいます。どっと疲れが出ます。「おかしい」と思っていたら、ちゃんと自分の意見を言うなり、逃避するなり、仕事変えるなり、相手にたてつくなりしたほうがいいとアドバイスしたくなります。元カノに家を出ていけって言えないのも、宅配便を勝手に開けられてオークションに出されているなんて犯罪なので警察に言うべきことだと思います。そういう犯罪を、あまりにも野放しにしているので、社会的にどうかと思ってしまいます。

呉羽の謝罪のハグが良かったなと思います。普通なら許したくないことでも呉羽なら許してしまうような不思議な魅力がある女性だなと思います。染み込んだ大根のような橘カイジが一体どんな人なのか気になってしまいました。
晶は前から京谷と別れることを決めていたけれど、手放すのが怖くて今まで言えなかったのかなと思うとそれも晶の優しさなのかなと思いました。
朱里のマンションを出たことを言えずじまいの京谷にとっては未練が残る結果になってしまった様な気がして大丈夫かなと心配になります。

第６話は結構重い内容でした。呉羽にそんな隠し事があったなんて…。本当に恒星は呉羽の事が好きなんだし大事だと思ってるんだから、その辺りの心のすれ違いは何度も話し合って理解し合う努力をして欲しいなと思いました。お互い不器用そうだから本当に難しいとは思うけど。恒星って普段は「何も感じてませ～ん」みたいに装ってるけど、意外とピュアな気持ちがあるって分かって嬉しかったです。それにしても５tapは最高のバーですね。あんな所行って見たいな～。

悪い意味で日テレらしいドラマ。
逃げ恥脚本家×ガッキーのコンビに今人気の田中圭。
松田龍平みたいな男子、最近多くない？こういう人よくいるよね？
みたいな、世の中の流れ分かってます的なキャスティング。
ラブ「かもしれない」ストーリーのキャッチコピー通り、まあ話が進まない。
そこも「リアルだと、みんなこんな感じでしょ？」っていう日テレ感。
リアルすぎて、伸展がなさすぎなのと、ガッキーの職場での待遇がつらすぎて疲れる。
あとは、どの登場人物にも感情移入できない、ある意味レアなドラマです。
菊池凜子、黒木華含め演技派揃いなのに、もったいないことこの上ない。
TBSだったらどう作ってたかなーと思わせるムダ感。

京谷からマンションをもらい税金も払ってもらうという状況のクズの極めたような朱里の出番は終わったと思ったものの、今度は犯罪に走るような京谷の忘れていった年賀状から晶の自宅まで行ってしまうのを面白く描いていたが、怖すぎてストーカーに見えてしまった。
また、晶の会社の社長の九十九は防犯カメラで社員監視を始める暴挙を堂々と始めたのも怖く、ハラスメントの塊にしか思えず、九十九の会社はドンドンブラックになっていき、このドラマ自体が何処に向かうのか良くわからない気持ちでいっぱいだ。

まさかあんな場所で京谷と晶が一緒になるなんてビックリでした！2人ともしっかりしてるなあ、お似合いだよなあ...と思いつつ、やっぱりちゃんと話し合いもできなくて悲しかったです。朱里を追い出したことも晶はまだ気づいてないですし、やっぱり2人はダメになるのかもしれませんね。一方で、恒星もクールな感じかと思いきや呉羽の事かこんなにも好きだったのか！と驚きました。橘カイジの事も気になりますが、呉羽が大きな悩みを抱えていることにも複雑な気持ちになりました。女性としては悲しい手術ですが、大切な人に言えないなんて悲しい...これから恒星は獣になって呉羽を取り返すのか、気になります！

主人公たちが「堂々巡り」という言葉を使っているだけあって、話にあまり進展がなくダラダラしている印象があります。
主人公の生い立ちや取り巻く環境が過酷すぎて、見るのさえ辛くなるときがあります。
ただ、「逃げ恥」の印象が抜け切れていなくて単調に感じていた新垣結衣の演技ですが、今回に限っては怖さを感じるほどの無感情な演技や、その後の感情に揺さぶられるような演技に引き込まれました。
京谷がとうとう行動を起こしたので、やっと少し話が進展するのかと思いますが、ここまで引っ張ったので相当スカッとするような展開がないと、視聴者は納得できずに脱落してしまうかもしれないですね。

いろいろな人間関係(恋愛関係)がだんだん増えてきて絡み合って、複雑になってきましたが、それが面白くなってきたと思います。中でも特に最近は黒木華さん演じる朱里がいい味を出していると思います。こんな人が本当にいるのか？少し非現実的ではありますが、見ていて腹が立って不快になってくるのは演技力だと思います。これから先、もっとずっとヒロインの邪魔をするのか、いさぎよく身を引いていい人になるのか、気になるところです。

京谷は住み着いている元交際相手の朱里と別れ決意したまでは良いと思いましたが、朱里にマンションを譲るという暴挙としか思えない行動に、残りのローンも払い続ける上に掛かる税金も負担する厚待遇に、朱里が京谷の妻だったと勘違いしそうになり、京谷の考え方がよくわからず不思議な人間だなと思いました。
一方の晶も恒星が気持ち悪く感じた不気味な笑顔を再び始めて、仕事も自ら多く働き出してしまう情けない行動が、弱い人間だなと思いました。

晶と恒星の恋愛が全然進まなくて、話も毎回代わりばえしなくて、脚本に物足りなさを感じています。田中圭が元カノとの関係をやっと清算できたのはスッキリしたけど、色々と遅すぎる。もっと早く行動すれば良かったのに、優柔不断の優男すぎてイライラ。あんな彼氏絶対嫌だ。
キャストは豪華だし、映像も綺麗でドラマ自体は面白そうな感じなのに、話進まなーい！晶と恒星のキュンキュンするようなシーンもっと見たいです。呉羽の旦那さんも謎に包まれるけど、そろそろ分かる感じです。

朱里に対して、やっと晶も京谷も動き出したので、ハラハラしながら見ていました。晶は冷静を保ちながら話しているのに、朱里は感情むき出して話していて、真逆の2人だなと対比が面白かったです。京谷はせっかくマンションから出て行ったけど、もう晶とは戻れなさそうで悲しいです。晶も許してしまいそうになるからと、恒星とのキスを見せ受けて追い返すシーンはキュンとしましたが（笑）最後には呉羽にも見られてしまったので、これからどうなるか楽しみです。

キャストが抜群に良いと思う。特に主役の晶(新垣結衣)と呉羽(菊地凛子)の対照的な性格が、この二人でしか出せないものだと思う。
また、晶の事なかれ主義で表面上は何でも上手くこなしているようだが、実はとてつもないストレスを感じている所が、個人的に女性として共感できる。
しかし、その性格ゆえに自由奔放な呉羽と彼氏の京谷(田中圭)が関係を持ったことを知っても、知らない振りをして自分が目をつぶれば何もなかったことになるのでは…。と一瞬思おうとするところが切なすぎる。目には目をではないが、恒星(松田龍平)と関係を持ってもいいと思った。

一話から誰も進歩してないし進展もしてないなぁとモヤモヤしながら見てました。唯一晶が京谷へ自分の気持ちをぶつけるようになったことに関しては褒めてあげたいです。でも淡々と怒っているだけなので、私が同じ立場なら怒り狂って修羅場になるなと思いました。恒星が京谷に晶への気持ちを試した場面では「いいぞもっとやれ」と思いました。恒星は晶のことが本当に好きなんだろうけど、元カノへ甘かったり呉羽と体の関係を持ったことに関してはそこまで晶のことを考えてないんじゃないかと思いイライラします。

呉羽が京谷を送って行ったと聞いた時点から勘付いて「呉羽が」を連発する恒星もいつものクールな雰囲気と違って良かったです。そのあとに晶に言われ電話した時のひとりでソワソワしてるさまが恒星らしくなくて面白かったです。
「イライラする」って言葉は前回の「兄貴と似てる」感覚とは違って、これから感じるであろう晶の悲しさを感じての言葉なのかと思いました。
呉羽がサラッと言った京谷との関係に「狂言」も無理過ぎる言い訳に思えてしまいました。
そんな京谷も「呉羽が持ってた」と言われただけで正直過ぎるし、斎藤と恒星の話からも男女の違いってあるんだなと改めて感じた場面でした。
九十九からのメールにオフにする恒星は好きでした。
好きだったけど次の九十九の出番が怖い気もします。
佐久間のつぶやきは本当になったらちょっと寂しい気もします。
朱里の脱力感のある就活風景も好きでした。同僚に対する不幸の手紙が怖いじゃなくて気持ち悪いが良かったとこです。
「5tap」での京谷を逆撫でる恒星の言動は多少の晶への優しさも感じてしまいましたが、京谷はもの凄い瞬発力でのパンチでしたね。

どこかで話の盛り上がりがあるのと思いきや、特に無く話全体に波が無くイマイチでした。どうして、呉羽がいきなり晶の彼氏を誘惑して浮気したのかもイマイチなぞで、それに対しての晶の態度も見ていてもどかしくイライラしました。いったい何を伝えたいのか、ドラマの趣旨がわかりません。いつもビールばかり飲んでいるシーンばかりで盛り上がりに欠けます。出演者は豪華ですが、全てが淡々とした流れで正直面白くなかったです。

京谷が晶とのこれからをうやむやにしすぎて、とってもイライラします。口では愛してるとか言うし、本気で悩んでいるのもわかるのですが、締め出してでも元カノを追い出して欲しい...。このドラマでは呉羽のサバサバ感にいつも助けられます。晶も傷ついてる癖に京谷のことを庇ったりするので、京谷が甘えてるんじゃないかなあと。そんなサバサバ呉羽ですが、まさか一線超えそうでハラハラしています。タクシーの後どうなったのか、とっても気になります...！

ガッキーが攻撃的な服になってグイグイいくのかと思いきや、周りの人があまりにも変わらず意気消沈のような場面がよくわかるなぁと思いました。
パワハラ社長、動かない同僚、いい人キャラ他部署の人あるあるーと思いながらみてしまいます。「みていてストレスたまる。」などの意見もありますが、逆にそう簡単に周りが変わったり、自分が変われたりする方が非現実的でストレスたまると思いました。話が進むにつれて色々な人の過去が挿入されており、「なるほどー」と思っていたら最後の呉羽の行動で「えぇー！」となって次の回が待ち遠しいです。

自分と同棲すると言う約束をしたにもかかわらず朱里と関わっている京谷に本当に腹が立ちます。自分が他の所に引っ越すとかそれなりに、晶に意思を表示しないと大切にされていないと思ってしまうものです。不安になる晶に寄り添う恒星はとても魅力的だし2人がいい感じになるのがとてもハラハラします。

「獣になれない私たち」という名前は言いえて妙だな、と思いました。しかし晶にとやかく言っている恒星も、兄の件で煮え切らない事情を抱えています。結局「兄に似ていたから声をかけた」というのは嘘で、本当は恒星自身に似ていたからこそ晶が気になったのではないかな、と感じました。「今は嫌いじゃない」というのこそ、本音だと思います。呉羽の行動は突飛なようですが、事態打開のためには役立つと思うし、彼女なりの直感的な理由があるのでしょう。

朱里が人の物を勝手にオークションで売って、そのお金でうさきを飼い始めるという驚きの展開に猛烈に腹が立ってしまいました。そんな朱里を追い出せない京谷にもガッカリです。
晶が愛されていない気がすると言ったのも、4年もの間元カノと一緒に暮らしているなんて元カノとどっちが大事なんだって気持ちになるのは当たり前ですよ。
ラストではなぜか呉羽が京谷にキスしてしまうし、何でこうなってしまったのか。
イライラしつつも、このあとどんな展開になるのかドキドキします。

第２話もとても面白かったです。短かかったですが、晶と京谷の恋の始まり部分にはキュンとしてしまいました。だからこそ現在の「他の人好きになりたい」っていう晶ちゃんの心の叫びは辛かったです。そして恒星は一体何者なんでしょうか。粉飾の依頼を断った時は立派な会計士さん…て思いましたが、なんだかブラックな裏の顔があるようですね。このドラマは何ジャンル？って感じで視聴者を裏切っていく感じが面白いです。九十九社長、前回は最悪で大嫌い！って思いましたが、晶ちゃんの気迫に押されてタジタジしたり、今回はちょっと可愛かったです。

新垣結衣さんはコメディセンスのある女優として開花してきたなと思わせます。そのせいでドタバタになり過ぎず、ちょっと笑える雰囲気が保たれています。そこに松田龍平さんが微妙な緊張感を与えてくれています。主演二人のバランスがいいので、ドラマとして安定感が感じられます。新垣さんが演じる何かと煮え切らないＯＬ像から「獣になれない」というニュアンスはわかりますが、松田さんの方はまだ曖昧でキャラクターが出切っていない感じですが、なかなか面白いドラマだと思います。

正直、面白いんだけど本当にイライラするドラマ！と思って観ています。でもなぜか観るのをやめられない。1話を観た時点では本当に救いようがないくらいクズばかり出てきて、歯ぎしりしながら観ていました。強くなろうとする晶を心から応援しながら観ています。今のところ私は京谷には全く共感ができずにいるので、早くあんな男と別れて新しい恋するべきだよ！と思っています。主題歌が明るい曲調なのが救いで、これからの晶の明るい未来を予感させるようで好きです。

とにかく晶がもどかしかったです。
せっかく勇気をもって不満をぶちまけたのに「グレた」で済まされてしまうような社内環境もイラっとしました。
最初は新しい職場で気を使っているのかと思っていましたが、過去の回想で晶がもともとそういうふうに使われてしまうタイプなのだと分かってなんだかやり場ない気持ちに叫びたいような気分になりました。
晶の彼氏も優しいけど厳しくなれないタイプの優しい人なのかと思うと苛立ってしまいます。
こうなったらマンションは売ってしまうしかないんじゃないでしょうか。