黄昏流星群

かなり期待して見始めたんですが、正直あんまり入り込めないまま終わった気がします。原因としてはヒロイン年取り過ぎてる事じゃないでしょうか。もうちょい若い女優さんの方が良かった。黒木さんはお綺麗なんですけどその綺麗さが地味で不幸そうな女性の役を邪魔します。あと中山美穂さんとジャニーズ系のカップルにも無理があるし、でも娘と高田純次のカップルは振り切りすぎて最高でした！高田純次が出てきた時は面白すぎて声出ました！本当にありえない！ありえない事を突っ込んで行くドラマとしては楽しかったです。ぶつぶつ言いながらも最後まで観られたのはそこだったと思います。

よくあんな非現実的な設定をドラマにするなあ、と呆れながら見続けた作品でした。主演の二人が素晴らしい演技でカバーされてましたけど、とにかく何もかも描写が中途半端でいい加減で、娯楽にもなりませんでした。完治とマリコの夫婦は全然夫婦らしさがなくヨソヨソしい空気が終始漂っていましたし、自分勝手な一人娘に対するあっさりしすぎな反応というか対応も、現実感が乏しくて感情移入できませんでした。あの家族はなんだか「レンタル家族」みたいでしたね。栞の、完治に迷惑をかけてはいけないと身を隠すほどの病気の内容が糖尿病というのも、「は？」という感じでしたし、とにかく低レベルなストーリー展開だったと思います。ただ、エンディングで流れる平井堅さんの唄がとっても良くて、それで毎回ごまかされた、という感じでしょうか。

大好きなミポリンが出るということで楽しみにしていたドラマ。
現実離れしすぎた展開に有り得ない…と思う反面、ある意味、次が気になり結局毎回観てしまいました。
主人公の男が浮気相手にせまるシーンがちょっと怖かった。あのギョロっとした目でガバッとこられると…とてもこわいものがある。
でも、いろいろドロドロとあったものの、最終的には、元の生活に戻ってハッピーエンドって終わりを期待していたので、この終わり方には少し残念。

私の今を考えると絶対ない状況ですが、出てくる女性みんなの気持ちに共感してしまいます。妻の中山美穂演じる真璃子のスッパリ自分から離婚を切り出す潔さ、黒木瞳演じる栞の好きな人のことを思い自分から離れていってもずっと遠くから愛し続ける、娘は周りから反対されながらも好きな人についていく気持ち。
最後それぞれが自分の気持ちを持ち続けて幸せになっていくところで終わっていくので見ていてスカッとしました。ただ栞さんの病気がかなり進行しているようだったのが、最後の場面ですごく元気そうになっていたのが、あれっと思いました。

最終回、どんな風に終わらせるのかなあと思ってましたが、とりあえずは皆がハッピーになれたようで良かったです。栞が、治療をすればいくらでも改善する可能性のある病気の治療もせずに、放置して悪化させながらわざわざ遠くの街に行ったりと、そのあたりは何とも「お粗末」というか、説得力ゼロな展開でしたけど。栞を探しに来た完治と再会したときの黒木さんの演技は、さすがだと思いました。あれだけで、栞がどれだけガマンして耐えていたのか、すべて語ってましたね。最後に、マリコは趣味のベーキングがお仕事に繋がってよかったね、という感じです。

ドラマ自体が全体的に暗かったので、自ら命を絶とうと非常階段から飛び降りた完治の友人で同期の井上が生きていた事で物語が真っ暗にならずにすんだと思った。
完治は井上に言われた言葉と栞がいない事で、帰ってきた妻の真璃子とやり直そうと考えるのはわかりやすい展開で、このまま終わるだろうと思ったら、まさかの真璃子からの三下り半を出すとは予想外で、更に好きな人がいると素直で優しい言葉使いでの告白は、裏切った完治への復讐に感じられ、妻の真璃子が上手だったと思った。

50歳を過ぎた大人たちが、今の若い世代の男女よりも、ずっとピュアで意外とストレートに感情を表現する姿はとても好感が持てます。特に、佐々木蔵之介さんが黒木瞳さんへの気持ちを言葉にするところが好きです。あの年代の男性でも、こんなに純粋な気持ちを持っているのだなと思います。逆に、中山美穂さんは娘の元婚約者とキスをしたり、挙句には末期がんの母親にも半ば認めさせるような形で家に堂々とあがるまでになり、同性として共感できません。

完治と真璃子の娘の美咲が戸浪教授を追って姿を消してから、完治、真璃子、栞、春樹のバランスが崩れて、展開が早すぎると思います。
特に真璃子の動きが早い。家を出てから春樹との仲が急速すぎるし、母親がいる春樹の家でラブシーン。罪滅ぼしに母親の介護の手伝いに来たはずが、ありえないなと思いました。春樹の母親が可哀想過ぎる。
逆に、完治と栞の方が我慢して身を引いて離れてしまい、上手くいってほしいと思ってしまいます。

目黒栞は糖尿病だとわかり遠くへ逃げるのはわかるがあまりにも勝手すぎる。せめて結果はどうあれ病気のことを伝えるべきだったと思う。にしても病気になる展開はあまりにも卑怯だと思った。
瀧沢真璃子も完治の銀行に戻る話を聞いて、娘も駆け落ちで自分勝手に生きてるし、それきっかけで家を飛び出した。その道中たまたま日野春輝に出逢う。春樹の母も病気が進行して看病する春樹自身にも影響が出ていたので真璃子が家事を引き受け面倒をみるがこれがきっかけとなり２人の距離が縮まった。ここもあまりにも偶然すぎるし出来すぎた話だと思った。
完治も銀行には戻ったが、真璃子には居なくなられるは目黒栞は見当もつかない状況、しかも銀行内でもトラブル発生との嫌な心境だ。
あまりにも現実味がない話だが見ている側としては楽しく見れる話だ

ドラマとはいえありえなさ過ぎの展開が、逆に気になって見てしまった。瀧沢家が家族でいる意味が分からないと思っていたけど、ついに真璃子が下した決断が、当たり前の行動だったのでちょっと安心した。と思ったら、次の行動がまたありえなさ過ぎて、面白いとしか言えない。ロマンチックでも何でもないし、漫画なら読める大人の恋愛でもドラマにすると無理があるなあって、つくづく思った。結局誰も幸せにならない、負の連鎖を見せられているよう。

ただの不倫ドラマではないなと思えるような展開になりやっと感情を持ってみることが出来ました。これまではただ寂しい気持ちを紛らわせたいだけなんじゃないの？と思ってきた中で、夫婦のあり方だったり、結婚ってなんなんだろう？と思ったり。主婦として「つまらなくなっちゃった」「いくらでも我慢できる」など本音が見えてきたのも良かったです。誰と誰がくっつくとかではなくて、それぞれ折り返し地点の人生どんな選択をするのかを見ていきたいです。

行き付けの居酒屋で完治が銀行の同期の井上が爆笑しながら飲んでいる暖かい雰囲気が、嫌な人物が多く登場するドラマの中で光っていてホッとしたものの、銀行に戻った完治が陣頭指揮をとって調べる不正に関わっている状況に一気に進んで飛び降りる展開があまりにも早すぎて、もう少し時間をかけて描いた方が井上の心の変化と銀行内部の腐敗状況と幹部たちの怪しい思惑もはっきりとして堪能できた気がして、最後の方に詰め込み過ぎていたのが気になった。

テレビをつけていた時にたまたま流れていたのを切っ掛けに見始めたドラマだけど、最初の感想は「胸糞悪い」の一言。登場人物全員が胸糞悪い。それでもこの人たちの結末が気になって見続けてて来週には終わりを迎えてしまう。ちょっと寂しい。前回で前向きな展開になったのにここでズドーンと落としてくる。やっぱり悪い事をしていると天罰が下るんだなぁ…よくやった！と思わざるを得ない展開。私はこの天罰が下されるのが見たかった！でもこの話の悲しいところは天罰が下されるときに傷つく人間がいる事。不倫なんて本当に誰も幸せにならない。でも全てが収まる所に収まったら全員ハッピーエンドになる可能性があるから最後まで見届ける。

始めは熟年夫婦の家族愛の話かと思っていましたが、全く違うものでした。
成人した娘が不倫の末に逃避行するのに止めないことにびっくりだし、もっと取り乱したりするはずなのに・・。
父親も子供に何も言えないことをしていて、夫婦間の不信がたまるなか若い子のアプローチを受け入れてしまう母親。
長年家族としてすごしても違う思いを持つとあっと言う間に家族が壊れてしまう事がちょっと悲しいです。
これから先お互いのために別々の道を歩んで上手くいくのか興味を持ちました。実際にはありえないとは思っていますが、若い子からのアプローチ・・・自分の事のように見ちゃってます。

真璃子が見てしまった完治と栞の二人だけでお弁当を食べながら仲良く話をしている所から始まって胸が苦しくなるような感じでした。浮気を疑っていたのが、確信になった瞬間でドラマなのにリアルで自分だったらと考えてしまいました。
真璃子は自分の生き甲斐だった娘の本当の気持ちを知らず、仕事ばかりの完治の方が娘の気持ちを知っていた所は専業主婦の真璃子にはショックだったと思います。真璃子は真璃子で娘の婚約者に好きと言われキスまでされる所は専業主婦の私にとってドキドキでした。あり得ないけど、自分だったらと考えてしまいます。
完治と栞がお互い好きなのに、距離をおこうとするのがじれったいです。

いやいやびっくり。婚約者のいる娘が家庭のある40も年上の変な癖？があるかもしれない先生と海外に駆け落ちしようというのに、それをあっさり許してしまう親！しかも真璃子に至っては「あなたが幸せなら」と涙まで浮かべ、電話だけで了承。春輝も偽装結婚的であったとは言え、一応迷惑はかけるのだから春輝さんに謝れと言うべきなのでは？そしてそれに触発されて？美咲に責められなくなって？完治は栞との関係を修復してしまうし、最後のシーンでは真璃子も春輝を受け入れてしまうし、みんな策略とか嫉妬とかで渦巻いてなきゃ許されてしまうのか？！ラストへ向けてそれぞれの、今後の恋の行方が気になる…。それから、せっかく川本と打ち解けたというのに、また本社に呼び戻された完治もどうなっていくのかが気になる。

大人の恋には責任がつきまとうものなんだなぁと実感しながら観てます。いけない恋の行方に暗雲が立ちこめてきましたね。
美咲は自分の気持ちに正直に行動してしまいます。それは若いからかもしれません。若いからこそ突っ走る勢いがあったのでしょう。もしかしたら完治や真璃子は羨ましい気持ちもあるのでは。でもどうせなら結納前にすればよかったなんて思ってしまいます。
完治と栞はどうなってしまうんでしょう。栞の身体の異変が気になります。こういった要素も黄昏世代の恋にはつきまとうものなんですね。
それぞれの恋の正念場がやってきたな、と感じています。

お葬式の日についに2人が一線を超えてしまうなんて、かなり非現実的で驚きました。男の人の浮気はやっぱり女の勘とかで分かってしまうのか、浮気した男の人の嘘が下手すぎてバレるのか、浮気するならもっとうまくやってよ、と言いたくなってしまいます。あんなにカッコよくて、収入もよくて優しい婚約者がいるのに、美咲の浮気相手の大学教授の部屋が汚すぎて、しかもかなりのおじさんで、惹かれる理由が理解できません。春輝の母親とは誰がお嫁さんに来ても、嫁姑の関係がうまくいきそうもないなと思いました。

誰の立場に立ったとしてもみんな辛いなと思いました。回を重ねるごとに、不倫はいけないけれど、普通に不倫模様が描かれているのを見て最初よりかは目黒さんと純愛を貫いてほしいとか、娘の婚約者という面ではダメだけど、歳は関係ないとか応援してしまう感じが不思議です。
娘に対する完治の怒りも当たり前の事だし、父親としたら許せない事だと思いました。今までみてきて誰よりもやはり母親が一番辛い立場だろうなと感じています。

初回放送時から、まったく家族・親子感が感じられないなと思ってましたが、回を追うごとにそれが強まってきて、本当にしらじらしいストーリー展開。春輝の家に挨拶に行った帰りに３人そろって歩いてても、親子という雰囲気は微塵も感じられず、まるで「レンタル家族」で急ごしらえしたようです。一方で、春輝とその母親は、二人静かに上品な暮らしを送っている親子という空気がよく出ていたように思いました。でも最新話で何よりも失笑モノだったのは、マリコが娘の婚約者である春輝と親密になり、キスしたところ。どうしてもそれを描きたいなら、視聴者が嫌でも納得してしまうくらいの美貌と魅力と演技力を兼ね備えた女優を母親役にもってきてほしかったです。

やっと美咲の不倫相手である先生の人物像が明らかになったが、「不倫」という言葉には似つかわしくない程純粋な人物だったのが意外。決して美咲を弄ぼうとしたわけではなく、最初から別れを覚悟しての「軌道が重なっただけ」の関係で、寂しさがひしひしと伝わって来た。美咲もそんな先生だから好きになったんだろうなと思った。また春輝の方もなにか問題ありとは思っていたが、ただのマザコンなだけかと思いきや、お母さんが重病で先が短い(かもしれない)為だったとは予想外で、また結婚自体お母さんの為だったとは思わなかった。美咲は先生を想いながら割り切って生きて行くのだろうけど、春輝は一時、お母さんの為だけに結婚するのだから真璃子がだめでもこの先きっと美咲の他に好きな人が出来て離婚することになるであろう…。

春輝の母、冴との顔合わせに結納、結婚式の日取りとペースを掴まれているシーンに張り詰めた空気感が凄かったです。初対面でも真璃子に対し事務方を頼むシーンに完治と真璃子の戸惑いの雰囲気もヒシヒシと伝わってくるようでした。
美咲を思い相手の戸浪と対峙覚悟で会いに行った完治だったんでしょうが戸浪の人柄に部下口調になっていた完治が可笑しくもありました。決して遊びではない真剣な思いの戸浪を自分と重ねてしまっていた完治の気持ちに娘は守りたいけど、同じ身分に弱みも感じてしまうところが何とも微妙に思ってしまいます。
若葉銀行に融資を頼みに行った時に同期の井上が最初に知らんぷりをしたのは「接待ゴルフ」を途中で頓挫してしまったことで怒ってるのかと思いました。井上自身完治のことを思い参加したゴルフで自分の昇進に罪悪感に似たものを感じている優しさが見えたシーンだったと思いますが、銀行職員の完治を見る目が見ていても痛かったです。増田さんとの再共演良かったです。
春輝の「真璃子さん」呼びが最初から妙に耳についてしまった感じでした。真璃子にカミングアウトした結婚の真実。2人が納得しての結婚条件ならいいとは思いますが、そこまで？とも感じてしまいます。
怪我をして心配かけまいとする完治のあっけらかんとした態度と真璃子のやり取りはやっぱり夫婦らしくて好きでした。

今回は、それぞれの本音や心情がむき出しになっていたように思いました。みんな大人だからそれなりに世間体を気にしながら生活しているのだけど、気持ちはそう簡単にいかないというか。不倫は良くないと思うけど、しおりさんの健気でピュアな気持ちは応援したくなります。女性の幸せは、結婚とか出産だけではないとは思うけど、母のために自分の人生のほとんどの時間を費やしてきて、ふとこれからの人生を考えた時に孤独を感じるししんどいだろうなと思います。やはり寄り添える誰かがそばにいてくれるのは当たり前のことのようだけど、とても幸せなこたなんだと思います。

禁断の関係性を描いたドラマって結構今までにもあってみてきたので微妙な感じです｡キャストは豪華なんだけど私的には新鮮さが感じられなくて少しパンチが足りません｡娘が出てくるんですけどその娘の立場になって考えると､自分の婚約者とお母さんがそういう関係になってるって本当あり得ないし最低だなと思います(笑)だけど思ってる事を言えなかったりする娘なので､みててモヤモヤします(笑)禁断の関係性を描いたドラマあるあるな感じが続いてるので何か一味違った展開があればなと思います｡そうじゃないと展開が読めすぎてやっぱりねって感じで楽しめません(笑)

栞との山登りが楽しみすぎてわかりやすくウキウキしすぎている完治の姿が面白かったです。が、嫁の知らないところで旦那が楽しそうにしているのは、子育て家事頑張ってる嫁からしたら本当に腹ただしくもあります。まだほんとうの一線は超えていませんが、心の浮気の方がダメージはキツイだろうなと思いました。
真璃子も、美咲の首にキスマークが付いているのを見て、「彼が付けたのかな？」と気にしていて、完全に娘の婚約者に心を奪われているなぁと思いました。映画館の場面でも、ドキドキが伝わってきました。
いけないことなのはわかるけど、人を好きになるって止められないんだなと思いましたね。
ドラマの終わりがけに、ホテルのエレベーターで完治が美咲と会ってしまうという衝撃的な展開になったので、美咲とは一体どんな関係なのか？？？とか、色んな意味で今後どうなるのか1週間待てないし勝手に妄想してしまいます。
美咲のことを責めたくても自分は不倫しているしで父親としてこれからどう向き合っていくんだろうと考えてしまいます。
婚約者の春輝も美咲には他に好きな人がいるって知りながら結婚を進めるているのはなんでなんだろう？？単に、お母さんが早く結婚してほしいと望んでいるからですかね？？
このドラマはハッピーエンドでは終わらないんだろうなぁ…と思っています。

春輝は決して裕福な家庭にて育てられたわけではないと思った。学費は父の残した遺産、生活費は母が稼いでくれたお金で過ごしてきたからこそ春輝は親に感謝しているという気持ちが伝わってきた。歳が随分離れているにも関わらず、春輝は真璃子とそれなりにコミュニケーションを取ることができるというのは、春輝は日頃から春輝の母とコミュニケーションを取れているからではないかと思った。真璃子は未だと精神不安定だという状況になっているので、春輝が良き理解者になってあげるというのは良いことだと感じた。

登山に向かう準備をしている時の完治の姿は栞との関係に生きる楽しみを感じていて凄く良いものの、ただの不倫という行動であるのに全く気付いていない所が面白くて興味深い人間性も含めていると思いました。
完治の妻の真璃子も影響されるように娘の婚約者の春樹に惹かれていく弱い女性となっているのも面白く、ダメな夫婦の間で娘の美咲だけがまともかと思っていたら、父親よりも年上に見える男性と不倫しているとは、どうしようもない家族に感じて崩壊という言葉よりも、粉砕という表現の家族なのかなと思っています。

違和感だらけの内容が逆に気になり毎週見ています。キャストが豪華で、年齢層の高い俳優さんばかりですが、演技力の高い方ばかりだからか、内容は違和感がありながらも見られるドラマに仕上がっています。不倫ドラマが多い中でも少し新種というか、不倫に対してのドキドキはなく、「なんでこうなるの？？」の繰り返し。楽しみというより、どんな終わりにしていくのだろうという結末が気になり観てしまいます。

前回まではただのW不倫ドラマ、年齢差恋愛ドラマかなとしか思っていなかったけど、今回からは旦那の出向を知らされずショックを受ける真璃子、出向先でうまく馴染めない完治、親の介護ばかりしてきたという栞、三人三様の孤独感が表れて来ていて、話に深みを増して来たと思う。サラリーマンの世界って、やっぱああやってうまくご機嫌取れた人が出世していくのかなぁ？とか、ドラマと同じように親の介護漬けで婚期を逃して独身のまま過ごしている人もたくさんいるんだろうなとか、今回はとても考えさせられた。中でも真璃子が春輝に「専業主婦だから何が出来るわけでもないし」と言った時には、同じ専業主婦として共感した。だから春輝が「そんな事はない、貴方の代わりは利かない」と言ったシーンは旦那に見せてやりたかった！(笑)

既婚者たちの恋愛模様を描くドラマと聞いて、これは見なければ！と思って見始めました。
ただし、1話の終わり際にあり得ない、非現実的なことが起こり何だか少しガッカリ。
でも、まぁ既婚者の夫婦の心の動きや葛藤、迷いなどが面白そうなので続けて見ることにしました。
主人公の夫婦の妻は、夫に気持ちなんか無い様に見えるのに、どうして浮気や不倫をされているかも、とあんなに不安になってビクビクしているのかぁ…。
離婚も考えているみたいだけど、それは経済的な理由で躊躇しているだけなのに。
そこに愛がある様には思えないのに、浮気に怯え過ぎ。意味不明。
あと、娘の婚約者の現れ方や言動があり得ない！
もっと自然な流れと展開だったら興醒めしないのにな、と思います。

放送３回目でいよいよ具体的にストーリーが動き出した感じですね。完治と栞の二人は、どちらも素直すぎる感情表現が可愛らしくて、見ていて何だか微笑ましいような、応援したくなるような感じです。一方で、完治の妻真璃子には反感しか覚えないのは、それを演じる女優が好きじゃないという個人的嗜好も入ってるかもしれませんが、ぬくぬくと専業主婦で守られてきたのに、家庭や夫婦生活に想定外の些細な出来事が起こっただけで一方的に夫を責める姿勢や、娘の婚約者に対し、母親という立場以前に女として接し近づいていく態度ゆえかもしれません。次回からの展開がますます楽しみです。

食堂で働く栞に無視され、銀行でエリートとして働いていた完治が拗ねるように落ち込む姿が面白く、栞からのメールで心が踊り出し元気になっていく完治に笑ってしまいました。
この完治と栞の2人だけを見ていると、とても素敵な大人の恋愛模様と微笑ましく感じます。
ただ、妻と子どもがいる完治が同期からの銀行に戻るチャンスを聞き、家族のために接待ゴルフで走り回る姿は明るく元気に見せていた所にサラリーマンの悲しさが詰まっていて切なくなりました。
このまま進むのかと思っていたら完治をバカにするごますりの常務の金田たちの姿を見て、サラリーマンとしては失格かもしれませんが、見切りをつけ踵を返す時の完治が勇ましく感じました。
一方の栞は完治とのデートがなくなった事で落ち込む姿が夕日と相まって悲しく見えていた所へ、完治からの電話で一転して表情が変わり、今からデートをしたいとの誘いに嬉しい思いが溢れ駆け出す所が、完治と同じように見えて可愛らしく感じました。
完治の妻の真璃子は完全に離婚に向かって動き出すような雰囲気なので、泥沼化した物語へと進んでいくと思いました。

キャストは豪華だし、セリフまわしや演出なども無理がなく、見やすいドラマだと思いました。
でも、やっぱり不倫ものは心穏やかな気持ちでは見られないかなー。完治の左遷は確かに理不尽だし、そんなときに旅先で出会った美人にグラっとくるのも分からんことはないけど…それでも、出会ったその日に部屋に連れ込んでいきなりキスはないし、人妻だと思ってたなら尚更ありえない。
その後も、初々しい恋心にうわついちゃって、ゴルフのあとデートに誘うとか痛々しすぎて。
妻は妻で、娘の婚約者や昔の先輩にときめいたりして、これまたイタイ感じ…。
どちらも、心にちょっとすきま風が吹いたときに不倫の道に走っちゃう、みたいな境遇は、世の中ではあるあるで、これがリアルなのかなぁーと思いもしますが。
平井堅の主題歌は、このドラマにはもったいないなー(-_-)

ドラマが始まってから原作の存在を知って１巻だけ原作を読みました。
あの原作からどうドラマにするのかなと思いましたが、原作の男の人目線や下品な感じはなく、女性でも見やすいように思います。
前回の話より黒木瞳の気持ちが佐々木蔵之介に向いている、というかもう好きになり始めているなと思います。
佐々木蔵之介も出会った時から気持ちが弱っていたとはいえ一目惚れしてたので既婚者とはいえ今後の展開が楽しみです。
中山美穂と娘の婚約者も出会いがちょっとありえないと思いましたがあの時点ですでに好きになってるなと思ったので、今後娘の婚約者がどうアプローチしていくのか楽しみです。

出向先の荻野倉庫での完治は可哀想で見ていて胸がチクっとなりました。「何も仕事できないのに給料だけ高い」みたいに思われるんですかね。やるせない日常から抜け出すように栞と会う姿がどこか痛々しかったです。そして真璃子の方も娘の婚約者やパティシエの彼にドキドキしたりして痛々しかったですね。それにしても、娘の完治への態度があまりに子どもっぽくてイライラさせられました。もう少し「大人になりなさい」って母が言うべきでしょう。

瀧沢完治と目黒栞の出会いが　スイスということは意外でロマンチックでしたが、そのあとすぐに食堂で再会してしまうのが
ちょっと運命を狙いすぎてて、残念でした。もう少し時間が空いてからにしてほしかったです。
その頃妻の真瑠子も日野君と出会ってましたね。W不倫なんですかね。この前まで不倫がすごくたたかれていたのに時代の流れは早いと思いました。
それにしても、左遷を言い渡された完治の傷心はみていてとてもつらかったです。あんなに頑張っていたのになんて理不尽なと私もつらくなりました。

キャストが豪華だったので見ました。でも結局はダブル不倫の話なのかなと思って興ざめしてしまいました。佐々木蔵之介さんはラブストーリーをやるには疲れたおっさん感が出すぎているし、中年の銀行員で大きな子供がいる人がどんなにラブストーリーだと語っても不倫は不倫なのでどうしても感情移入できなくて次は見ないなと思ってしまいました。中山美穂さんも夫を疑いながらも健気な妻を演じていらっしゃいますがどうもご自身の離婚のゴタゴタが気になってしまいこちらも感情移入できず、玄関先でイケメンに声をかけられるとか‥なんかどうも好きになれなかったです。

銀行員の主人公が子会社に左遷されて酒に溺れて家族に嘘をついてと男性あるあるなのかなと思いました。
しかし、運命的に出会った黒木瞳さんとのキスが早すぎて、あの展開にはびっくりしました。
不倫を疑いながらも夫には言いたいことは言えずにモヤモヤしながら娘だけが良き理解者だという奥さんの気持ちには共感できました。
これから不倫に発展していきそうな雰囲気ですが、奥さんも娘さんの婚約者と一悶着ありそうなので展開が楽しみです。