偽装不倫

鐘子のことを好きだと言ってくれたワイナリーの藤堂さんじゃ、やっぱりダメなんですねえ。客観的にトータルで、長い目でみても藤堂さんとのほうが鐘子は幸せになれると思うのに。見た目や立場の良さだけじゃなくて、鐘子のことをちゃんと見てくれてますよね。
丈の記憶喪失は偽装っぽい展開ですけど、丈はハンサムだけに冷たい表情をすると本当に冷酷に見えるから、あんな目で見られたら鐘子じゃなくてもショック。
でも葉子の「もう一度最初から始めればいい」というアドバイスはなかなか秀逸でしたね。不倫をして恋愛経験積んでるだけのことはある感じ。

丈と鐘子はなんで偽装不倫なんかになってしまったのか、飛行機の中での偶然が招いた残念すぎる出会い。

今回も言い出せない鐘子に二人は好き合ってるよ頑張れ鐘子！とヤキモキが止まらず。
早くお互いの秘密を打ち明けなさい、お願いだ丈と鐘子よ！！

その一方で幸せが音を立てて崩れていきそうな前兆ありの姉の葉子夫婦。
旦那の賢治の笑顔が怖い。気づいているのに気づかないふり。
私だったら耐えられない質問や探りの数々に男性の怖さを感じちゃうのは私だけ？

気持ちがもう少しで通いそうな二人と壊れそうな二人のこれからの行方が楽しみです。

結婚記念日当日に、葉子が不倫相手の風太に会いに行くことが信じられず、葉子にイライラ。
が、鐘子と風太が病院で一緒にいるシーンでは、風太の良さが全面的に出ていて、見ているこっちが惚れてしまいそうになった。笑
賢治とは違う種類の優しさが風太にはあると鐘子が言っていたが、本当にその通りだなと思ってしまった。
鐘子が鏡の中の自分と自問自答のやり取りをするシーンが毎回あるけど、面白くて大好き。

なんか無理矢理終わらせた感があるけど、無事に鐘子も葉子も本当の幸せを見つけられたから良かった。
葉子と風太が抱き合うシーンは綺麗過ぎて、あれ主人公この2人だっけと思った。
二世帯住宅はまたリフォームするの？風太と付き合って結婚するの？両親は納得したの？丈の後遺症はどうなるの？カメラマンは？と疑問に思うところがあるから、数年後の話もあったらもうちょっとスッキリしたかな。
でも、相変わらず丈がカッコよくて空港のキスシーンはリアリティがあってめっちゃ良かった！

出演者は演技を含め最高だったけど、同じことを繰り返している話の展開にモヤモヤしっぱなしでした。鐘子の次は丈が本当のことを言えないとか最後まで引っ張らないで欲しかったな。一話のデートみたいにキュンキュンさせられるようなシーンが最後も見たかったです。でも、全部上手くおさまったっていう感じはするし、中途半端な演技をする人がいなかったのはよかったかな。最後のいいシーンで毎回流れるmiwaの歌はドラマにぴったり、歌って大事。

姉の方、ピンク頭くんとの不倫がバレて顔がひきつるぐらい怒られてとうとう別れの電話すると思いきや言った言葉が少しの間会うのやめよう‥って。背筋が凍りました。別れようじゃないのね？？まだほとぼり冷めたら会うつもりなのね？？ちょー怖くないですか？
妹の方、彼氏よそりゃあんまりだろう。自分は明日をも知れない命だから、死んで悲しまれるのが嫌だからって言うけどさ。よくあんな告白聞いて嘘つけたよね。あれじゃ結局のところ貴方には魅力がなかった、ただ不倫ってものをしてみたかったって言ったようなもんじゃないか？？かわいそうだったなー、鐘子ちゃん。

結婚記念日に妻に嘘をつかれ、二人の思い出のレストランに一人置いていかれる賢治が切ない…。また不倫相手の風太が憎めない可愛さで、葉子が既婚者だということを知らせておらず非がないから尚更。この3人の関係がどうなっていくのか今後楽しみ。その反面、主人公の鐘子の恋は盛り上がりに欠ける気がする。鐘子自体はリアリティがあるけど、鐘子と丈の関係は出会いからあまりにも非現実的すぎて何だこれという感じ。俳優さんの演技力のせいか、丈の不自然さにもモヤモヤする。

不思議なドラマタイトルで、不倫を偽装するって何かと思って見て見たら意外に面白かった。結婚指輪を自分のものととっさにウソつく心理、分からなくもなかった。結婚をあきらめて一人で旅行するのも、よく分かる。結局一人が一番楽っていう主人公にかなり共感できた。
旅先で出会う運命の相手役の宮沢氷魚くんが素敵すぎる。全然チャラくないし、さわやかでソフトなイメージなのに、あんなにぐいぐいアタックしてこられたら、絶対ついていくと思う。ドラマのスタートとして十分面白かったし、楽しめた。

謎のイケメンに対して、とっさに杏さん演じる鐘子が既婚者であるかのように振る舞ってしまったところ、その後も偽り続けたところには、思わず「どうしてだよ！」とツッコミながら観ていました。
どんどん、自分と謎のイケメンとの妄想が膨らんでいく様子が面白かったです。
こんな偶然の出会いなんてあるのかな、ホイホイついて行っていいのかなと思いながらも、私もドキドキしてしまいました。
姉夫婦も幸せそうに見えて、あんなできる夫が居ながら、姉は不倫しているという裏の顔があるし、平凡そうに見えて、波乱万丈だなと思いました。

偽装不倫する妹の話だけでは、早く言っちゃいなよ！もうめんどくさい！で終わってしまう。本当の不倫をしている姉の話だけでは、重すぎて引いてしまう。それが同時に進行しているからいいバランスだ。それにしても高給取りの旦那に尽くすわけでもなく、自分の親も妹も含めて半同居させていい息子をやらせておいて、そんなに愛してなさそうな姉にはどんな天罰が下るのだろうか。こうやって書き出すと恐ろしい程の待遇‥。これから旦那の逆襲が始まるのだろうか。ワクワクする。

キャスティングは好きでずっと観てたけど、なんか悲しい展開が多くて観ていてツライし、気が乗らない。杏さんは知的でステキだけど、今回の役はセリフが多くて、聞いているうちに、ついナレーターの杏さんとかぶってしまって、ドラマの内容が入ってこない。ほんとキャスティングはみんな好きなんだけどなー。東村アキコさんのドラマ化は「東京タラレバ娘」も「海月姫」好きで、録画して何度も観るほどだったのになんだか今回は拍子抜けした気分で残念。

やはり余命わずか設定か…。あとくされないから不倫を選んだのであれば旦那さんを見たとしても一緒にいけば良かったのに。と少し思った。
個人的には私も花巻は行きたかったから見てみたかったな。これからまた出てくると思うけどね。
ちなみにお弁当は朝ごはんに新幹線で食べる用だったのでしょうか…(笑)この暑いのにお昼はないよね。
そして葉子お姉ちゃんの不倫がばれそうでそのほうが気になる！お兄さんは出張は本当だったのね。嘘ついて葉子さんを尾行するのかと思ってた。いい人。

4話はとても切ない終わり方でしたね。鐘子のアタフタ芝居だけは今回も笑えましたが、それ以外は内容もヘビーだし、孤独に悩みを抱える丈が可哀想で見てられないほどでした。早く丈も鐘子も本当の事を打ち明け合って前に進んで欲しいと思います。それでも道は険しいのですが…。それにしても毎回気になるのですが、鐘子の母ってなんであんなに軽いんでしょうね。普通、娘が旅行に行かずに帰ってきたり、救急病院に行ったらもっと心配しませんかね？葉子の方が母っぽいなと思います。

第7話は衝撃的な事実が明らかになりましたね。途中から葉子夫婦に目が離せなくなっちゃいました。ずっと葉子って勝手な女だなとばかり思っていましたが、賢治さんてかなりヤバイ人ですね。笑顔が張り付いたロボットみたいな男で、ちょっとホラーな感じもあり、これでは葉子があまりにも可哀想です。家族の前では普通の良き夫というのもまた怖い…。そして丈君は切なかったな。一人で孤独に悩んでて可哀想でした。お姉さんが泣きそうになりながら病院を出てきたのも辛かった…。せめて、鐘子と本当の気持ちをぶつけ合って欲しいですね。

有名漫画原作のドラマなので、最初はどうかな～？という疑いの気持ちで見続けてきましたが、話が進むにつれ面白くなってきたように思います。
主人公の杏ちゃんのしつこい演技や、独身に見えない風貌に違和感を持っていましたが、見慣れてくれば段々と気にならなくなってきて（というか気にしないように努めて）、主人公のお姉ちゃんの不倫の理由に自然に共感し、今後どうなるんだろうと楽しみにしています。
ただ、主人公が偽装不倫相手に本当のことを言う・言わないのくだりが毎回あり、一向に何も進まないのはもやもやしています。

原作漫画が好きなので、ドラマも気になって観ました。やはり原作とはだいぶ設定が違うのだなと思いました。日本と韓国という国を超えた設定だから良かったのになと少し残念です。でもこの辺りはもしかして、国際的な事情で設定を変えざるを得なかったのかもしれないですね。あと、たんこぶのキャラクターはさすがに出なかったですね。そういうちょっとした変な非現実的なキャラクターが出てくるところも原作のいいところだったので、残念ですね。同じ原作者の「東京タラレバ娘」には白子のキャラクターが出ていたのに。
キャスティングはかなりぴったりだと思います。特にヒロインの義兄役が谷原章介さんというのが、かなりなるほど！としっくりきました。

なかなか進展しないストーリーにイライラしていましたが、ついつい気になって毎回みてしまうドラマでした。
せっかく手術も成功して鐘子が会いに来たのに丈が記憶喪失でエッッと思ったのも束の間、記憶喪失は嘘らしいと聞いてさらにエッッ?!?!と立て続けに衝撃を受けました。考察力がある人は何か分かるのかもしれませんが、全くもって考察センスのない私はあの状況で丈が嘘をつく意味がさっぱり分かりません。ここまできてやっとリアル不倫だった姉夫婦より面白くなってきたなと感じます。

丈がいなくなってからしばらく時間が経っているのにまず驚きましたが、まさ子に「あんな酷い男忘れた方がいい」と結構な言い方をされていたのが衝撃的でした。鐘子が言うならともかく、たいして丈のことを知らないまさ子がそれを言うか？と正直思いました。
鐘子も丈の事情を知らないとはいえ丈のことを悪いように考えていて、自分のことを棚に上げてそれはないだろうと思いました。
しかも戻ってきた丈は鐘子のことを忘れていて、こう言っちゃなんですが、自業自得だろうと思ってしまいました。

鐘子がいきなりモテて、御曹司に告白されてびっくりした。やっぱり恋すると女は綺麗になるもんね。確かに前より素直になって自分に正直に可愛くなった。藤堂さんの前で丈とのことを思い出して泣くシーンは、幼いなと思ったけど可愛かった。賢治が怖くなってビビる。いや、本質はモラハラ夫だったのか。葉子がそうさせてしまったのか、こんな夫と離婚出来てもストーカーされそう。てか二世帯はどうするんだろう。丈の記憶障害は本当に嘘なのかな。

主役の杏ちゃんの偽装不倫よりお姉さんの不倫の方がすっごく気になっていたけど、最終回で旦那さんがボクサーにボクシング勝負を挑んだのは笑えた。
葉子は旦那は自分を愛してないって言ってたけど、愛のない人がそんな無謀な事するかって。
自分は若い男の子と恋をしているから、罪悪感を打ち消すために、そういうことにしときたいだけだろう。
旦那さんがひたすら可哀想だった。私はこんな旦那欲しいよ。
条件があったから結婚したって言うけど、全然タイプじゃなかったらそもそも結婚なんて言いださないよ。
あんたらは良いよねハッピーエンドで終わって。私は納得いかないわー。

シリアスあり、お笑いもありという絶妙なバランスが魅力のドラマですね。1話は鐘子のバックグラウンドや人となりが分かって好感が持てました。杏さんが可愛かったですね。一人でいっぱいいっぱいになってる姿には笑っちゃいました。そうかと思えば、丈とのキスシーンでドキドキキュンキュンさせてくれるし、見どころたっぷりでした。気になるのは葉子と賢治ですね。葉子にはピンクの髪の彼氏がいるのかな？ 誰にも見せないとびきりの笑顔にはなんだか胸が痛くなります。賢治は何者なんでしょうか。絶対裏があるような気がするんだな?。

原作の主人公と杏ちゃんは激似ですごく合っていると思うけど、どうしてもプライベートがちらついて婚活疲れ女子のイメージがないなと思ってしまいます。
伴野君も何か裏がありそう。スタイルは良いしなんだか色気もあるけど演技が少し微妙、日本語が喋りにくそう?かなと思いました。
2人の行方も気になるけど、それよりも葉子の不倫の方が今後どうなるのか気になりますね。

エリート賢治は、自分の人生のレールに予想外な事が加わったのが許せないんだろう。自分のプライドを守るために、知らないフリを続けていたなんて怖すぎ。葉子のこれからが辛すぎる。
鐘子に別れを告げた丈はずるい。本当に鐘子の事を思うなら、丈の死について考えさすのも愛じゃないのか。優しくカッコいい自分に酔ってるダサ男は、姉に対しても優しいとは言えないよね。色素の薄い外人風の見た目で、夢の世界のように錯覚させられるから余計に罪深い。

いくら辛そうな顔しても反省してる態度を見せても、葉子には最後まで全く共感も理解もできませんでした。結局、ケンジさんはちゃんとした大人の男性でしたね。二世帯住宅なんて建ててしまうと、離婚ってことになったときに何かと大変そう。
まさ子みたいに本当の事情もよく知らないのに、友人に対する正義感だけ余計なおせっかいに突っ走ってしまう子っていうのも時々いるけれど、ああいう人がコトをややこしくするんですよね。まあだからって、記憶喪失のフリする丈は短絡的だけど。自分では鐘子を幸せにできないなんて勝手に決めつけて逃げの姿勢だった丈に比べて、鐘子は芯の強い素敵な女性でした。彼女が自分の幸せを見つけて、しっかりと掴み取れて良かったです。

今期ドラマ一押しです。面白いです。

婚活がうまくいかず、結婚していると見栄をはって、偽装不倫してしまう鐘子と、結婚、仕事、自分の親との二世帯住宅居住・・と、女性が手に入れたいものを、すべて手に入れているにもかかわらず、年下の男子と不倫をする、姉葉子。
この二人の女性の、対比が、深いと思います。
それぞれが、抱えている心の葛藤が、これからも、ドラマを通して映し出されていくのでしょう。

杏さんと、仲間由紀恵さんが、はまり役だと思います。
杏さんの、正直に丈に、自分は結婚していないことを告白しようとするが、できない・・・心の葛藤の演技や、所々で入る心の声が、面白いです。
仲間由紀恵さんの、悪女ぶりもサイコーです。
宮沢氷魚さんは、かっこいい。外国帰りの雰囲気もバッチリです。
ただ、風太役の、瀬戸利樹君･･･もう少し、演技力ほしいです。

なんか薄いキャラの鐘子と丈の関係より熟年にさしかかり子供は遅すぎじゃない?って感じる賢治と葉子夫婦の方にスポットを当ててしまう。ざっくり言ってしまえば鐘子と丈の恋愛がどうなるかなんてどうでもいい気がしてしまい、賢治と葉子の行く末の方が重みがあってかつ現実味が濃いせいなのかもしれない。若い風太の葉子への一途な思いも切なさＭＡＸなのに、葉子の潔さとずるさが面白いコントラストを描いてるし。賢治がどういう「攻め」をしてどういう壊れ方をするか、そちらの方に興味が湧く。

なんでか既婚者と嘘をついた鐘子がズルズルと言えないってのもおかしいなと思いながら観ていますが、次に会ったときは独身であることをちゃんと言うと決心していたので、言うチャンスが来たシーンで「ついにいうか？」って思ってたら、また言わないという、、、「言わんのかい！！」って心の中で叫んでしまいました。そこでぜったい言うでしょ！って。やっぱドラマだよなって思いました。
しかし、姉の葉子の結婚記念日のディナーを抜け出す口実に使われるときも、「嫌だ、だめだ」と言いながらも1万円あげると言われ、「やるけども～」って言ってしまうコミカルな演技は面白かったです。

今回は丈にちょっとイライラしちゃいました。
あと、やっぱりどうしても葉子に共感出来ない・・。
ドラマ観ておいてなんですが、浮気とか不倫とかそういった事をする人が大嫌いなので、
賢治も賢治で愛が違う方向に向かっていて怖いけど、不倫しないと保てないような夫婦関係だったら続けている意味がないと思うし、
早く別れればいいじゃない・・と毎回思います。
私は賢治の気持ちが少し分かります。
やりすぎな部分もあるけど、裏で別の人と関係を持っているのに、賢治の前では平然と生活をしている葉子の方が怖いです。

鐘子も葉子も大きく動きが変わっていて、見守るような目で見てしまいました。
葉子は、風太と一緒に居るときも、別れてからも自分を偽って嘘をつき続ける、というのは、やは離婚をすることでしか、解決できないのだと思いました。
しかし、あの賢治がそう簡単に折れてくれるわけないので、厳しい戦いになりそうです。
鐘子も鐘子で、丈がせっかく戻ってきたのに、またうまくいかず。
鐘子に思いを寄せていた御曹司は、自分の前で、他の男のことで涙されて、なんだか気の毒になってきました。

鐘子も葉子もいい具合に、最終的には丸く収まっていましたが、ちょっと急展開すぎやしないか、と思ってしまいました。
特に葉子の夫は、結構ねちっこいような印象があったのに、ボクシングで風太との直接対決をし、破れたら潔く退場、というのは人が良すぎです。
そうすると、単純に葉子が悪者になる気がしました。
しかし、鐘子は、どんなに丈に、冷たくされても、知らないと言われても根気強く、コミュニケーションを取ろうとしたのは、感心しました。
なかなかできることではないので、粘り勝ちしたのは、すごく良かったです。

話の設定自体は面白いなと最初は思ったが、毎回同じ話で進まないなという印象。嘘をついてしまったけど、あの人に会いたい、今度こそ正直に話そう！の繰り返しで飽きてきてしまう。今回も自分の夫だと嘘をついていた義兄と一緒にいるところを見た丈がその場を去り旅行がなくなったことにウダウダ悩み続けた挙句、一緒に行くはずだった花巻に一人で丈が行ってると知り、やっぱりあの人が好き！今度こそ話そう！として、結局丈が倒れてまた言えないというだけで終わったので来週は丈が病気だと知ってまた言いづらくなるというだけの展開になるのかなと考えるとつまらない。毎回回想シーンも多く単調で、話せないなりにもう少し面白みのある話になってほしい。

せっかく丈に本当のことを告げる気になったのに、タイミングを逸したというのか勇気がないというのか、鐘子の意気地なしな性格にイライラ悶々してきました。長い付き合いとは言えなくても、丈の人となりを考えたら本当のことを告げたところで拒絶されることはないと思うけど。バカげたつまらない、可愛らしいウソなんだから早く丈に告白して、次の展開に進んでほしいですね。

一方で、姉の葉子の腐った根性にはゲンナリ。このドラマの素敵な雰囲気を汚す、唯一悪辣な存在で、ものすごく嫌い。

今のところっていう前提でいえば、あまり評価できない出来かなあ。根本が勘違いなので常に無理がつきまとって面白くない。
仲間由紀恵の存在感と良い意味での透明感が杏の無味無臭を圧倒しちゃってる感じ。
ＭＥＧＵＭＩの演技も悪くはないけどまだチカラが抜けてないしね。

私的には鐘子が丈に独身の事実を話してどうなるか？も気になるけど、葉子と賢治の修羅場の方がどうなるのか楽しみになっちゃってるところがなんだか皮肉だなと思う。

夢の中にでもいるような気持にさせてくれなければ、このテのキュンキュンドラマはちょっとキツいと思う。

マンガが面白すぎる分、ドラマだと物足りなさもあるかも。
主人公の鏡子よりも、姉の葉子と夫賢治の2人の行く末の方がスリル満点に描かれていて、マンガとは違う楽しみ方ができる。
葉子の不倫、結局バレてるよね？と思いつつも、賢治の表情が愛情なのか恨みのこもったものなのか分からなくてヒヤヒヤする。
鏡子は嘘がバレたって大丈夫じゃないの？という風に思えてくるけど、葉子はさすがにヤバイでしょ！と思うからこそ、姉夫婦のこれからが気になる。
むしろ葉子メインでの話が見たいときもあるくらい。

東京駅でお兄さんとのツーショットを見られたとき、ついに丈との恋が終わっちゃうのかな、と残念に思う反面、だから正直に話せば良かったんじゃん！とやっぱりね感があり鐘子のこと可哀想だとはあまり思わなかった。何よりいちばん可哀想なのはお兄さん。でも、出張先の葉子との電話のシーンで疑惑に思ったんだね。このままバレず何事も穏便に終わるより、やっぱりお兄さんには本当の真実を知って欲しいと思う。毎回毎回、暗い家の電気をつける可哀想なお兄さんを見たくない。

葉子の「突っ込まれたらよろしく」がざっくり感ハンパないなと思ってしまいました。
葉子自身も話かかると噛み合わない、行き当たりばったりのような会話に鐘子よりも下手だなと思ってしまいます。
賢治登場にバッグ落としてまでオドオドしてしまう鐘子にどれだけビビってるの、と思ってしまいました。
それとは真逆に恋の力ってそんなに凄いのかと思ってしまうバリバリの働きぶりが鐘子の気持ちがMAXであることを表してました。
今回はまさ子のいきなりのスイッチにドタバタするだろうなと一瞬で期待してしまったところでした。
丈の姉、灯里に対して攻め過ぎでしょ？と感じる話し方にそわそわしたし、指輪をしていないことにしっかり気が付いてしまうアルバイトの恵梨香が鋭いなと思いました。
丈を好きだからこその力なのかなとも思います。
実は病気が分かった前提での丈の恋への思いも切ないような安易なような感じでした。
恋をしたいだけで気持ちは？と疑問に思う場面でした。
花巻に一緒に行って欲しかったです。丈の優しさだと思いますがこれは「切ない」の気持ちしかありませんでした。
「自分がいなくなっても悲しまない」の思いを前提にすると会わないつもりでいるのかなと思いました。
賢治もただただ純粋でバッグを肩にかけてあげるくらい鐘子にもとことん優しいお義兄さんで嘘をつかれている事実が見ていて辛いです。
でも何かしら隠しているのかな？と大阪出張も葉子同様嘘なのかな？と思ってました。
葉子と風太のメールでのやり取りは母と息子みたいな会話で、風太自身「ラーメン食べたい」と葉子を困らせる文面に楽しさを感じてるなと見え見えな気持ちが可愛かったです。
風太が葉子の名前を呼んだのが聞こえた瞬間も怖かったです。確信に変わったような賢治の表情が良かったです。
自分と丈の事情をまさか葉子に話すとは思ってなかったのでびっくりしたところです。
しっとりとお酒を呑んでる姉妹の姿がいいなぁと思いました。

ドラマの中で日本の主婦は誰でも恋がしたいとか不倫願望があるんでしょう？とか‥ほんとなのかな？？そんなリスクのあることを誰もが望んでいるとかあんまり言わないでほしいな。尻が軽そうで頭悪そうだし。現実の主婦は家事して仕事して子育てして、家族の健康を考えたり将来のお金の算段をしたりとても現実的な人が多いんじゃないかな。だからいっときのリフレッシュならテレビの中の恋愛を見てるだけで十分。なのでみんな不倫がしたいんでしょ？なんて聞いたら一気に冷めた。

毎度の事なんだけど、鐘子は結婚してないんだから別に本当のことをサラっと言ってしまえば良いだけなのに、何をそんなに悩む必要があるのか、さっぱり理解できない。
お姉ちゃんの葉子も子供欲しくて結婚して、愛はないとか言ってるけど、その年で結婚したなら、そういう考えになるのも当然だと思うし、せめて、何故その話を結婚前にしておかなかったのか疑問。それに旦那さんは子供欲しいと思ってるのがわかっているなら、不倫なんかしてないで、離婚してお互いやり直したほうが良いと思う。
このドラマは結局何をしたいのかわからない。

よかった