やすらぎの郷

なんで歌わせるの？と疑問に思うほど酷い歌と声。

なぜあの歌声でシャンソン歌手の役なのでしょうか…このドラマは当て書きだという話ですが…。

有馬稲子が演じている元女優の老女は、すこし痴呆がある設定で登場したものの、愛人とともに自分の番組を全国放送で復活できるかもしれないという詐欺にあうのですが、詐欺にあったことも正確に理解できるというストーリー展開で、最初の痴呆が進んでいる老人という設定から離れてしまったためにリアリティがなくなってしまって残念です。詐欺にあってもそれとは理解できず、番組の復活を心待ちにして地方が進んでいくといったよくあるといえばよくある展開のほうがべたですが、わかりやすくて物悲しい感じがでるような気がしました。

なぜうたわせるか、本人もあのひどいしゃがれ声で全国に向かって歌えるよなあ。石坂さんのタバコと同じくらい、ひどい演出だ。

全盛期は知りませんが、声も歌も演技もどーなのかなと感じてしまいました。

歌が・・・・

ほとんどが、演技の上手い俳優さんの出演の中でも、華やかさがあり、目を引きました。歌も、年齢を感じさせないほどの声量で、素敵でした。今のところ、出演シーンはあまり多くはないですが、赤い衣装は、とてもインパクトがありました。

このドラマを見るまではこの女優さんのことは全く知りませんでした。ドラマの中では、昔は人気番組の司会をする大物歌手、老後は認知症を患う役で印象的な演技をしていらっしゃいました。華やかな時代との落差は我々視聴者も色々感じさせられました。そのように素晴らしい演技をされる女優さんだと印象に残っています。

姫の病室を訪れるシーンやコンサート会場を探しさまようシーンに涙が出てとまりませんでした。華やかな過去との落差を見事に演じてらっしゃったと思います、やはりすばらしい女優さんです！！