私の家政夫ナギサさん

メイがナギサさんに抱いている感情は愛なのでしょうか？私はただこんなに快適な生活を失いなくないが故の悪あがきのように感じました。ナギサさんもただビジネスライクに接しているだけなのかもしれません。来週はいよいよ最終回、メイとナギサさんのお試し結婚生活も気になりますが、ナギサさんの本当の心が知りたいです。そして、このドラマの主題歌、あいみょんの「裸の心」とてもナイスなタイミングで流れてきますよね！ドラマにマッチした歌詞が胸を打ちます。

メイのプロポーズは家事をしてくれて仕事の相談にも乗ってくれるナギサさんを失いたくない一心で出ただけって感じがしたなあ。側にいて欲しい＝結婚っていう安易な発想。仕事にだけ打ち込んでいられる今の生活を失いたくないんだろうな。唯にメイをお勧めされたナギサさんがまんざらでもない雰囲気だったのは意外でした。MR時代の部下とメイを重ねて心配して放っておけないのかと思ってたけど、いつ恋愛感情が芽生えたんだろう。話数が減ったせいか、展開が急に早くなってそれぞれのキャラクターの心情の変化がイマイチ掴みきれず、誰にも感情移入出来ないまま最終回を迎えそうです。

多部さん瀬戸さんの演技も安定していてストレスなく見れそうと思ってましたが、ナギサさんがおばさんくさくてカッコ良くもないのに主題歌バッグにメイと今後の恋愛関係になりそうな予感がしてから可愛いメイと合わなさ過ぎて有り得なさを感じてました。
加えて、メイの性格の悪さが気になるようになりイライラします。ナギサさんへのワガママや傲慢さ、田所さんにはライバルだからと負けた悔しさで挨拶もろくに出来ない。ナギサさんの素性が気になるからとストーカー混じりの探偵ごっこ。更には全く面識のないナギサさんの過去の後輩にまで探偵気取りで接触する無神経さ。勇気出して告白した田所さんを放って帰る。悪役出てこないですけど、主人公のメイが一番性格悪い。
前回の流れを引き継がず、田所さんでキュン展開が起きたと思ったら次の話ではほぼ出てない。母と妹がが親子ほど年の離れたナギサさんを結婚相手として進めることがおかしい。
今は家事をしてくれても結婚して20年経ちメイが定年を迎えたらナギサさんは介護が必要になる年齢です。家事の出来ないする気のないメイが介護に家事にどうするんでしょうね。そんな現実を言う人が1人くらいいてもいいのでは？
そしてプロの家政夫だとナギサさんにセリフ言わせたなら脚本はそれを貫いていただきたかった。実は恋心抱いていた22歳年下の娘さんの下着洗ってる家政夫って気持ち悪いですよ。
主題歌流すのはナギサさんに関する部分なだけな演出も今後が見え透いていて「誰を選ぶの？」というドキドキもなく、田所さん自体にキュンとするもののメイが蔑ろにするので見てて盛り上がらず勿体無いと思うばかりです。

見終わった後に何とも言えない多幸感に包まれるドラマで、暗いニュースが多い中で毎週の癒しになってくれる作品。普通に暮らしていると中々接点がない年齢が離れた製薬会社に勤める若いキャリアOLと家政婦のおじさんという設定だけではこれだけのヒットにならなかったと思いますが、やはり多部さんと大森南朋さんの調和とキャラクターが素晴らしい。メイは仕事では完璧主義で優秀だがプライベートではズボらというのが親近感を誘い、視聴者や特に同姓の支持を得ています。忙しくて部屋の掃除や家事まで気を使っている余裕がないという人は私の周りにも実際多く、そこにナギサさんが家事を通して寄り添ってくれるストーリーというのは、心の掃除をしてくれるようで非常に心地よいですね。

家政夫としてだけではなく仕事面でもアドバイスをくれる優しさの塊みたいなナギサさんがいて、姉思いの妹や問題だった母親もナギサさんと出逢って変わったし、嘘ついても責めない親友や嘘をつかれようとどんなに酷い扱いをされようと文句を言わずに真っ直ぐに気持ちを伝えてくれる男性がいて、慕ってくれる後輩に仕事関係者から好意まで持たれてて、メイの周りの人たちの人間性や環境が良すぎてただただ羨ましい。
メイ以外の人たちの態度は一貫していて応援したくなるけどメイだけ真逆に見える。
ストレートに告白してきた相手を無視したり、目をそらして他の男性に助けを求めたりするのは酷いし、気持ちがないなら断ればいいのに真剣に悩む様子はなく答えを出す前に自分のしたいことをしちゃうのもよく許されるなあと呆れてしまう。ナギサさんが異動の話をした時も自分が不便になることばかりアピールして、恋愛的な感情を伝えることも匂わせることもなく突然プロポーズしたので話についていけなかったです。
突拍子もない思いつきをさも名案だと言わんばかりに飛びついたメイを、とりあえず1回冷静なナギサさんに叱ってほしいなと思いました。

ナギサさん、やっぱりいいですね！！「ナギサさんは、わたしの家政夫です」と、家族以外で田所さんや薫に紹介。その度に「おじさん」と言われて見せるナギサさんの変な表情に萌え＆笑いです。ナギサさん、私もそばに欲しいな。「ドラえもん」みたいな存在…。どんどん愛しくなります。ナギサさんの、ザ・おじさん服で、「お母さん」っぽい仕草が丁寧なのが好きですね！ナギサさんの心境はいかがのか…。ナギサさんはメイをどう思っているのかがいよいよ気になる展開。かたや、田所さんもメイに対して気持ちを伝えてます。田所さん、いい男だしかっこいいからくっついて欲しい気持ちもあるんですが。メイのそばに必要なのは誰だろう？って考えつつ、いよいよ最終回かぁと寂しくなってます。

ニュースで見るほど私はハマらなかったなー。メイちゃんが前に言っていた理想の結婚は自分の生活を1ミリも変えなくていい人と、ってとこがハマっただけであれじゃ住み込みの家政婦さんを囲っただけではないか？あんなおじさんだかおばさんだか分からないような人とベッドを共にできるのか？？なら田所さんと結婚して家事を外部に委託した方が憧れたかもなー。最後までメイちゃんの我の強さが際立った。最終回でMIU404のメロンパン号登場！！すごく嬉しかった。

まさか本当にメイとナギサさんが結婚するとは！ナギサさんは思いやりがあって細やかな気遣いも出来て素敵な人だけど、「お母さんになりたかった」という台詞が何度も出てきたように、恋愛ではなく最終的には家族愛的な展開に持っていくのかと思っていました。「お母さんになりたい」からいつの間にメイを恋愛対象として見始めたのかよく分からないし、強引なメイに押し切られてその気になっちゃっただけに見えました。評判の良いドラマだったし、メイとナギサさんの関係がどうなるか気になって最後まで見たけど、個人的にメイの自分本位で無神経な性格が苦手で、世間で言われるほど夢中にはなれませんでした。MIU404のファンなのでコラボが嬉しかったです。

いやぁ～ハッピーエンドで良かったですぅ。
一時はどうなる事かと思いましたが、最終的にはメイとナギサさんがくっつきましたね。
（トライアル3日目に急にいなくなったのは「病院で検査してた」って事でしたが、手紙に書いておけばいいのに、とは思いましたが）
後は田所と薫さんが一緒になっても良いかな、なんて思います。
これで最終回・・と思ったら、来週に結婚後の2人の続きがあるとは予想外でしたね。
最近はこのパターン（番外編など）のドラマが多いな、と思います。

最終回の9話は今までの中で最高に笑いと幸せに満ちた回でした。トライアルの結婚生活と言っても変わらず勝気な態度でナギサさんを振り回すメイ。亭主関白をネットで調べるナギサさんという演出が面白い。亭主関白ぶってメイを出迎えたナギサさんを完全にスルーしてしまうメイちゃんに笑えました。かっこいいナギサさんもよかったのでもう少しこのシーンは引っ張ってほしかったです。ハラハラしつつ最後を見ていましたが、メイの家族全員から祝福され、心から幸せそうな笑みを浮かべるメイちゃんが最高に可愛くて思わず涙してしまいました。

年齢はオジサンかもしれないけど、ナギサさんはとにかく人柄がピュアで可愛らしい。一方で、相手の幸せを思いやれる優しさや想像力、そしてタップリした包容力は、年齢相応以上に大人の男性という感じ。人生を共に歩む相手として、これ以上ないほど理想的。
メイとナギサさんの結婚を、年齢差があるとかツマラナイことをごちゃごちゃ言わず、当然のようにすんなりと受け入れたメイの両親も素敵。トシとか立場とか様々な条件に囚われないで、人の本質を見ることって大事だな～と思った。メイもユイも素直でチャーミングな性格なのは、こういう両親のもとで育ったからでしょうね。
ナギサさんは自分の気持ちはあからさまに語らない人だけど、ペアのコーヒーカップを買ってプレゼントにしようとしていたエピソードに、ナギサさんのメイへの気持ちが全部詰まってる気がして感動した。

素敵な終わり方でした。でも私は田所さん派だったので、内心がっかりしたところがありました。彼の方が絶対有望だと思うのですが。。今回はナギサさんが大森さんでなければこんなにキュンとしなかっただろうなと思います。さすがにリアルおじさんだったら恋愛対象にならないだろうし。。ナギサさんがいつからメイちゃんのことを好きになってたのかもわからなかったので、本当にそれでいいのー？というところがないわけではありませんが、楽しく見れたドラマでした。

最後までメイがナギサさんを男性として見ていない気がしたのと、妄想もトライアルもその後もメイの思い通りという感じに唖然としました。結婚はゴールじゃないから結婚してしばらくしたら揉めそうだなと思ったり…。
ナギサさんに愛想をつかされたと思って落ち込んでやっとメイが問題と向き合ったと喜んだのも束の間、2人の問題を解決するきっかけをつくったのは"優しさの塊"田所で、いい人も大概にしとけよと思ってしまいました。いい人しか出てこないドラマって見ているときは気分はいいけどリアリティーはないなあと、自分や周りの現実を比べてしまって泣きたくなります。
でもラストで駒木坂と深雪が夫婦だったという唐突な発表や、別ドラマでお馴染みのメロンパン号の登場でドラマ同士の繋がりが見えたこと、田所の家政夫さんが心平さんだったことなど、細かい演出はとても良かったです。

う～ん、これは一体どうなんでしょうね。
「新婚1か月後のドラマと、今までのダイジェスト版」との事でしたが。
新ドラマの部分が１/4しか無かったですね（怒）しかもメイとナギサさんのくだらない喧嘩。
それに、個人的に応援していた薫が、堀江とランチしてて、急に堀江が好きになるのに無理がありすぎです。
ずっと見てきましたが、新ストーリーの部分と今までのドラマと混じっていて「あれ？」と思うところが多数ありました。
これなら、今回はダイジェスト版だけにして、しばらくしてから「スペシャルドラマ」で新ストーリーのみにすればよかったと思います。

メイとなぎささんのトライアル結婚生活がスタートし、お互い恥ずかしながらも試行錯誤しながら2人の甘い新婚生活を満喫するところがキュンとしました。初めはぎこちない2人がお弁当箱を早く出して欲しいやいびきがうるさいなど不満をぶつけていく所に心を許しあっている所が仲良しおしどり夫婦のようでほっこりしました。なぎささんがメイとの年齢差を改めて考え直し、これからの生活に不安を感じ思わず逃げ出してしまう心の葛藤に思わず自分も同じ立場だったらなぎささんと同じようにしてしまうだろうと考えさせられました。最後はハッピーエンドで締めくくられ、メイとなぎささんが夫婦になることができ、2人が結ばれてくれて良かったと感動しました。主題歌のあいみょんの裸の心が流れ、なぎささんもメイも行く先の分からない恋を手探りで進めながら最後はしっかりと自分の想いを伝え合い、裸の心で向き合っていく決意をしていて2人の淡い恋心が胸に響く素晴らしい作品でした。

なんだよー2時間スペシャルとかいいつつ総集編じゃん！！期待させんなよ。なんかあの2人がくっつくのに違和感があって新婚編を見たら納得できるのかなと期待していたんだけど消化不良になったわ。冒頭のメイちゃんとなぎささんのシーンとか反抗期の娘と世話を焼きたいお父さんっていうかお母さんじゃん！同僚たちの恋模様が見えたのは良かったけどいつまでも凸凹が取れなくて祝福できなかったな。大森さんのなぎささん、もうおじさんって言うか初老だよ‥。

新しい展開はまとめると15分くらいで、２時間SPのほとんどが総集編だったのが残念でした。新婚ほやほやの端から見ればのろけのようなケンカだけで終わらず、もう少し男女的な関係性の変化がほしかったです。
ナギサさんは女性としてメイを見てたけど最終回でもメイはナギサさんのことを家政夫から夫へと見方は変えても男性としては見ていない感じがあって違和感を抱いていました。なのでSPではもう少し夫婦らしいいちゃつきというか、ナギサさんからキスやハグなどがあって自然にそれに応えるメイの姿が見れたらSPの意味があったのに…と思ってしまいました。
というか正直勢いで結婚した感が強かったのですごく小さいことで揉めることは想定していました。けどナギサさんがメイの怒りに乗って言い返す演出が今までのいい人感と矛盾してたのと、想像以上にナギサさんがメイに対して文句があって引きました。

メイとなぎささんの結婚に周り全員が歓迎して応援してるのに、本人たちがうじうじはっきりしない展開で、しかも全く恋愛関係ではない二人がいきなり結婚なんて現実的には絶対あり得ないと思ったけど、恋愛コメディとしては十分楽しめた。終始、明るくドロドロすることなくカラッとしてるから、小学生の甥っ子と姪っ子も録画を楽しんで見てた。
せっかく田所も家事オンチと判明したんだから、個人的には、できればメイは田所と結婚して、家事ができない二人の家政夫としてナギサさんがまた二人の家に通う結末がよかったな。

多様化された現代では「女性とは?」「男性とは?」という言葉がナンセンスな時代になっています。このドラマでは家事が苦手で仕事に一生懸命なメイとお母さんになりたかったナギサさん、と昭和の時代ではありえない設定ですが、同じ時代に生きる女性としてメイの生き方をとてもかっこよく感じました。老後の心配して結婚を諦めようとしていたナギサさんにメイが、自分がもっと稼いでプロの力を借りる、と言い切った時に、メイの逞しさを改めて感じましたし、これからの女性はこうでなくてはならないと強く感じました。

気持ちがほっこりするようなドラマで、日々の汚れた心に一点の清さがうまれるような感覚を与えてくれました。観ていて楽しかったです。