凪のお暇

最終回どうなるのかドキドキです。
嘘からの家族顔合わせは酷い結果になったけど、本当に2人で結婚となった時は、乗り越えないとならない壁。
慎二も凪ももう一度やり直せないかなと思ってた部分も、きっとあったのに。
凪の前で、慎二が素直になってきたのが魅力。
ゴンがやる気出してるのも魅力。
慎二兄が、意外と、まっすぐで良い人に思えてきます。慎二もああなれたら。
慎二、仕事辞めちゃえ。と思いました。
凪と、坂本さんと3人でコインランドリーしてくれないかなと思います。

初めはゴン派でしたが、回を追うごとに慎二派になりつつあったけど、今回でまたゴン派に。
凪に対しての思いを自覚し、自分の身の回りを整理してから行動に移し、人目をはばからず告白。
自分の身の回りを整理してから告白したのがすごく好感度が高かったです。自分の命投げ打ってでも凪に思いを伝えようとした場面はグッときました。
決意表明としてエリィに伝え、過去にゴンの事が好きだったエリィも応援してくれ、エリィの潔さもかっこよかった。
ゴン派になったけど、でもやっぱりみんなに幸せになってほしい、、

虐待されていたとまでは言えないけれど、親の思う方向に自ら行くように狭い通路を通るような人生を歩んでいる人って結構いるのかもしれないとドラマを見て思いました。凪もシンジも親を幸せにするために一生懸命生きてきた人なんだろうな。自分の思いを言っただけなのに相手を傷つけてしまったと泣くってすごく悲しかったです。親ってどんな親でもなかなか縁は切れないから大変なのよねー。2人がそれぞれ背中向けて泣いたシーン、最高でした。

正反対のように思っていた凪と慎二が、似たもの同士だったということに気づく「この人は私だ」という場面のそれぞれの心中を思うと、いたたまれなかったです。その後泣き崩れるタイミングを合わせていたりする演出は、「あ、ドラマだったんだ」と少し冷めてしまいましたが、2人が似たもの同士だったということを表しているという点では表現としては良かったのかなと思います。
季節をまたぐ原作と比べて、ひと夏の出来事としてまとめられているので、一話の中にエピソードが詰め込まれ過ぎていて、最後のゴンの告白では少しお腹いっぱいな感じがしました。

凪がいろんなことから逃げ出して、ゼロから少しずつ進んでいましたが、元凶であったお母さんに、「嫌い」という事を、はっきり言えて、少しほっとしました。
その言葉を吐き出すに至るまで、逃げ出してから出会った人たちのお陰もあるけど、やっぱり慎二がいたから、慎二の事が分かったから、勇気が貰えたと思うのです。
ゴンさんといても、癒やされることはあっても、戦えない。向き合えない。根本的な解決にならない。
慎二といたら、傷つけられるけど、戦う勇気ももらえるのかな。
慎二との関係が少しずつ変わって来たので、傷ついて戦って向き合って、癒やされて。ゴンさんも変わってきたので、癒やされて、向き合えるようになるのかな？なんて思いました。

慎二とゴン、二人とも振るっていう落としどころだけはやめて欲しいと思ったけど、やっぱりそうなったか～～～。
綺麗におさめたつもりかもしれないけど、一番つまらない終わり方だったと思う。
どっちか選んだ方が絶対面白かったのに。
最終回だけが唯一つまらなかったなぁ。
めちゃめちゃ楽しみにしてただけに残念。
原作の漫画は完結してないそうなので、こうするしかなかったのでしょうか。
でも、最終回以外は物凄く楽しめたし、最終回も、あれはあれでよかったのかも？と思えなくもないし、やっぱり、この作品は本当にかなり好きでした。
もっと見たかったなぁ。

凪のお暇から始まった物語が、あのアパートに暮らす人たちそれぞれがいろんな事情を抱えていて、実は皆、お暇中だったんだなぁと気づいた最終話。
どこか凪ちゃんを勇気付ける親衛隊のように思ってました。アパート取り壊しによって、それぞれがまた新たな出発になったわけだけど、視聴者の私としては寂しい限り、うららちゃんの気持ちに同意。

そしてもう１つ、凪ちゃんを巡る三角関係。
これもいろいろドラマを見てきた者として気持ちは溢れても、凪ちゃんの気持ちのバッサリ感が潔い。後戻りしてはダメなのですね。前を向いて進もうとする凪ちゃんに成長を感じました。

これほどのめり込んで面白いと思ったドラマは、久しぶり！中年ですが、沢山の事を考えさせられた。中年だからかな？今まで特に意識していなかったけれど、周りの空気を読んだり、周りに認められたいと自分の気持ちに蓋をしてきたことが多かったんじゃないかなと。
あのアパートのいろいろな年代の人がいたのも良かった。私は、慎二派だったので、くっついて欲しかったけれど、あの終わり方はあれはあれで良かったような気もする。
思い切ってお暇したとしても、その時その時でいい事もあれば、大変な事もあると思うけれど、みんなそうやって生きていくのかなとも思った。例え後悔する事になったとしても、自分の気持ちで行動した事は、きっと成長につながっていくのだろう。
このドラマに出会えて良かったです。

良き

そうきたか‥ゴンさんもシンジも選ばない‥今の凪ちゃんならどっちと付き合ってもしっかり新しい関係を築いていけると思うけどね。その新しい関係も見てみたかったなー。考えてみれば世の中男はその2人だけではないもんね。でもあの2人の間で揺れるってなかなか贅沢な体験よ？もう二度とないかもよ？もったいないなーと思ってしまう（笑）マンション解体は残念だけど、弾かれたように出て行く住人たちの今後がとても楽しみになる展開がワクワクする！続編ありますよね？また会いたいです。

今期のドラマの中で一番面白かった。
原作マンガが好きだったので、最初キャスティングを見た時、黒木華が凪ちゃんかー…と少し違和感を感じてしまいましたが、ドラマが始まってみたらいい味の凪ちゃん！イメージぴったりですぐに「凪ちゃん＝黒木華」になりました。慎二に至っては、待ってました高橋一生のハマり役??状態。きっと慎二ともゴンさんともくっつかないで終わるんだろうなぁとなんとなく予想していましたが、本当は慎二と復縁でハッピーエンドになってほしかったなぁ。

毎週楽しみにしていた凪のお暇でしたが、凪が最終的に選ぶのは、慎二なのか？ゴンちゃんなのか？
結果的に二人とも振られましたが、個人的には初めて人を好きになることを知ったゴンちゃんと、友達からでもいいから一緒に生きて欲しかったです。

差し出した新しいアパートの合鍵と、泣くのをこらえながら凪に必死に想いを伝えるゴンちゃんの姿が意地らしく、そして可愛い過ぎて号泣でした。
慎二と出掛けた最後のデートでは、二人ともが自然の笑顔で、言いたいことを言い合って、「本当の意味でこの瞬間に恋が始まり、そして終わったのだ」と、これまた号泣してしまいました。
そして最後、まさかの坂本さんの裏切りに笑えました。

周りの人と関わりながら成長する凪の物語、お暇を終えて向かう先にはなにが待っているのでしょうか？
スペシャルドラマでも構わないので、それぞれのその後を放送して欲しいと願うほど、素晴らしいドラマでした。

凪のお暇期間がどのように終わるのか、恋はどうなるのか、ワクワクしながら見ました。ゴンさんの、「凪ちゃんがいなくなったら、俺、なんにもなくなっちゃうよ」という捨て犬みたいな顔に、思わずもらい泣き。慎二との、最後のデートは本当にふたりの笑顔が楽しそうで、もしかしたら？と期待したけど、やっぱりお別れを選んだ凪。そうだよな、とも思いつつ、どこか残念な気持ちもしましたが、慎二と対等にやり合う凪になれたこと、ひとりでも大丈夫になれたことに、清々しい気持ちになりました。
最後の坂本さんには笑ったけど、ちょっと心配。
またスピンオフとかスペシャルドラマとかを期待してます！

最終回でしたが、とても良かったですね。凪ちゃんは本当に強くなって前向きで好感の持てる終わり方でした。ゴンさんは魅力の塊みたいな人で「勿体ない～」とも思いましたが、彼と暮らしても前向きな感じはしないかな…。慎二は最初の頃とは随分印象が変わりましたね。どうして高橋一生はこんなクズ役引き受けたんだろ？？って思ってましたが、回を重ねる毎に深みが出てきて魅力的な役になりました。しかもめっちゃ面白かったし（笑）。もう少し彼等のその後を見たいな～という感じです。

私のなかでの2019年夏ドラマ、ぶっちぎりのナンバーワンでした！キャストがとにかく良かったです！主演の黒木華だけでなく、高橋一生も中村倫也も演技が本当にうまいので、引き込まれました。原作がまだ連載中なので、エンディングが最後まで読めず、どちらと結ばれるのか思いをめぐらせながら見ていました。私は慎二と結ばれるエンディングを期待していたので少し残念でしたが、ドラマのテーマからするとどちらも選ばないというのが正解なような気もします。金曜日が待ち遠しかったので、すっかり凪ロスです。私もあんなアパートならお暇したい‥。

今季1番だったこのドラマ、まだロス中です。私が好きなのは絶対変われないと宣言されてしまった凪ちゃんがもがきながらも3ヶ月で見事に生まれ変わったところです。それは新しいアパートで知り合った人達に影響されてってところが大きいのかも知れないけど、私は日々の小さな出来事の中でまいっかと済ませてしまえるところもこれじゃダメだと気づけるいい心を持っているところです。正しいことを知らないとこれじゃダメだと思うこともないですもんね。そんな繊細で柔軟な凪ちゃんだから自分を変えることができたのだと思います。そんな素直な凪ちゃんがみんな大好きだったんだと思います。