※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.0 /5.0(40%) | 1074位 /1116件中 |
キャスト 3.0 /5.0(60%) | 948位 /1116件中 |
演出 2.1 /5.0(41.6%) | 1065位 /1115件中 |
音楽 2.3 /5.0(45%) | 1023位 /1116件中 |
感動 2.1 /5.0(41.6%) | 983位 /1111件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | 1008位 /1111件中 |
スリル・興奮 2.2 /5.0(43.4%) | 994位 /1108件中 |
脚本・ストーリー 2.0 /5.0(40%) | 1074位 /1116件中 |
キャスト 3.0 /5.0(60%) | 948位 /1116件中 |
演出 2.1 /5.0(41.6%) | 1065位 /1115件中 |
音楽 2.3 /5.0(45%) | 1023位 /1116件中 |
感動 2.1 /5.0(41.6%) | 983位 /1111件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | 1008位 /1111件中 |
スリル・興奮 2.2 /5.0(43.4%) | 994位 /1108件中 |
まずボクシングシーンは大したものです。体も仕上がっていたし、パンチやダッキングなども良かったけど、なによりすごいのは奈緒さんの動きは常にインファイトで、役者さんの安全策を考えたヒットアンドアウェー作戦ではありませんでした。これだけインファイトするのだから安全のために、相当な練習をしているはずです。奈緒さんには拍手です。
でもドラマ自体はもうひとつかな。海里が逃げてほこ美が追う、これまでの繰り返し。海里が本気になる決定的な何かが欲しかった。
また本当に大地の死と向き合うべきは悟の方だから、ここにも何か強烈な何か一発が欲しかった。
最後にみんな自分もクズだとか言い合っていたけど、本当にクズなのは大した理由もなく嫉妬していた新田。それがあれで許されるのは釈然としない。
全体的にラブコメ感が弱くて、もうひとつ萌えなかった。
きっと何度ダウン(挫折)しても、起き上がり、立ち向かうことをコンセプトにしてるんだろうけど、これだと海里はリングにも上がらないで、逃げ続けている。だったら「ダウンしたことがない」という話は、自分で否定しないでそのままの方がいい。「ダウンしたことがない」男だから、起き上がり方を知らない、それをほこ美が身をもって教えるというのが、物語の流れとしてはきれいだと思う。
まあ何にしても海里が逃げすぎ。そのために事故による死が、本当に殺人みたいな重さになっている。状況からして過失ですらないのに、悟が復讐する理由に少しだけ正当性あるように見えてしまう。それはボクシングはもちろん事故の危険性があるスポーツ全般への冒涜になりかねない。だからこそ悟のキャラは兄貴大好きではなく、兄貴のことを何も知らない奴にすべきだったかな。
海里がどこかで大地の代わりになっていたような回想シーンがあったけど、それは必要のない蛇足だと思う。新田の後悔するようなシーンもそう。タイトルのクズは葛谷にかけただけでなく、本物のクスも打ちのめされる展開にもかけるべきで、そのクズは悟と新田というのが王道のラブコメ展開だと思う。これだと序盤はラブコメ、終盤はシリアスすぎるラブロマンスになってしまい、まとまりがつかないように思う。
明美の熱弁は恋愛の本質をついていると思う。惚れてしまえばクズでもいい。その熱量がないなら恋愛ではなく、ある種の依存のための条件選抜なのだろう。別にそれが悪いわけではない。単に恋愛か否かというだけの話。何にしても海里は考えすぎだし愚図だね。
それにしても新田と悟がクズ過ぎて、うんざりする。やっていることは犯罪級の嫌がらせ。特に悟は兄のことがあるにせよ、それは事故。でもほこ美のケースは意図的であって、意味が違う。スポーツの名を借りた暴力だ。でも犯罪として立件するのは難しいだろうから、これからものうのうと生きていくのだろう。兄が愛したスポーツを汚しても何とも思わないほどの阿呆の心情なんて知ったところで、納得できないし。
ドラマというフィクションの中で、こういうキャラを見せられた視聴者は、どういう感想を持てばいいのだろう?もし今後ドラマの中でしっぺ返しがあったとしても、そこから得るものも学ぶものもない。まあドラマだからそんなの無くてもいいんだけど、それなら娯楽としてもっとスカッとするものが欲しい。脚本家や演出家の狙いがさっぱり見えてこない。俳優陣の熱演がもったいない。
本当のクズは新田に決定。こいつは最高にクズだ。心が腐ってる。こういう奴が一番嫌いだ。故意にPCを隠す行為って、訴えたら犯罪になり得るから。
もちろん悟もクズ。大地とどういう関係があるのかわからないけど、こいつの行為は海里を狙ったものだとしても、結局は大地の経歴ややってきたことを汚すのと同じ。そもそも死者の代弁なんて誰にもできないのだから、傲慢だとも言える。
まあクズなど無視して、ほこ美も海里もそれぞれの夢に向って歩き出したわけで、それは正解だと思う。夢に近づいてから、また新しい自分として出会い直せばいい。
ようやくほこ美も海里も本気で前を向くようになった感じです。
大地が死んだのは、犯罪ではなく、過失だし、海里を責め続けるのは逆に暴力だからね。ボクシングのように殴り合ってなくて、ただ一方的に殴りつけている。しかし新田は最悪だ。どんな理由があれ、自らはリングに上がらないで、ただ外から物を投げつけるみたいな奴って、一番の悪党だと思う。悟も何を考えてるかわからない。この二人がここからの障害になりそうだ。
それにしても奈緒さんのボクシングシーン、なかなかのものですね。ちゃんと鍛えてるのがわかる。さすがです。
これって恋愛ドラマだったの?知らなかった私が悪いのか…
恋愛要素が出てきて出てきて、ホント、ツマんなくなりました。
嫉妬役が絡んで…とかって、ただのよくある演出で、もう見るの止めました。
スポーツにはどうあれ命の危険を伴うリスクが絶対にある。だからルールがあるし、ボクシングの場合にはライセンスもある。どちらもフェアに試合をして、相手が亡くなってしまったからといって、大地は危険を承知の上で試合をしているのだし、その父親のあの態度は無い。肉親だからどうとかではなく、大人としてみっともない。
それは海里の父親もだ。アンフェアなことをしたのならともかく、あくまでも事故だ。殴られている方は覚えているって言うが、ルールのあるスポーツであって、ボクシングをバカにしている。
また相澤も新田も性格がちょっと歪んでる。
なんでこんな奴ばかりなんだろう?
拳じゃなく言葉や態度で殴ってんだろう?あんたらも、って言いたくなる。
悠貴って実は嫌な奴っぽいな。本当は海里の件、新田にはあえてボクシングの部分を伝えなかったんだろう。それが海里に対する悪意なのか、ほこ美に対する関心なのかわからないけど、おそらくは前者に思える。こういうせこくて小さい奴が一番嫌いだ。
ゆいも最悪。海里に対する思いは自分の問題であって、いちいちほこ美に当るのはただの嫉妬。こっちもまたせこくて小さい。
そういうのが人間の感情だという人もいるかもしれないけど、本来人を好きになるのは醜いことでも悪いことでもないのに、こういうのを見せられすぎるとうんざりする。別にお花畑の優しい物語を見たいわけじゃないけど、悪意のぶつけ合いばかり見たいわけでもない。こういうのが恋のスパイスって奴なんですかね?
あと趣味の問題かもしれないけど、「花だん」以来、俺様系って人気だけど、どこがいいんだろう?まったくわからない。
ただ評価したいのは、奈緒さんも岡崎さんも、ちゃんとボクシングの訓練をしているのがわかることかな。
ダメだ、なんかほこ美が惨めすぎてついていけない。戦線離脱します。ほこ美を演じる奈緒さんの演技がうますぎるんだと思う。だから余計に痛々しいし苦しくなる。あんなに憎らしくて殴りたいという相手に出会ったことないけど、悔しさが伝わってきて辛い。筋肉痛の場面も案外しんどい。海里の人殺しも多分試合上のことでしょう。それで自暴自棄になろうがお金送ろうが勝手ですが、他の誰かを傷つけるのは全く別の話です。傷ついてる俺オーラがむかつきます。
ラブコメだからね。多少の過剰演出は良しとします。海里だけど人を殺したといっても、ボクシングの試合でということでしょうか?そこは次回はっきりするでしょう。いずれにせよボクシングにトラウマを抱えているのは間違い。だとすれば羽根木親子の思いは重いかな。
そしてゆいはボクシングジムというより、海里が好きで、その感情がごっちゃになっているように見えます。だからほこ美に強く当る。でもほこ美からすれば理不尽だし、ただの八つ当たり。よくほこ美は怒らないよね。私なら海里に対する怒りより、ゆいに対しての方が怒りを感じるけど。
奈緒さんかわいくて素敵なのにブサイクに転ばせたり変な服と髪型でここまで下げることないのになと思いました。惨めで見てられなかった。結婚式で新郎に逃げられるのも結構ある設定だけど、多くは綺麗にドレスアップしてからなのにほこ美はまだ誰にも見せられない化粧もドレスも着る前の段階で追いかけさせるのは不憫だったし惨めさ倍増。人生に一度訪れるか否かの大不幸のパワーを転嫁させるにはいい原動力になるけれど救いようのない話は見る気にならない。
確かにまとめてこの男どもを殴りたくなるよね。気持ちはわかる。
でもほこ美もちょっと世間知らず過ぎかな。簡単に相手のペースに乗っちゃダメだよ。あの実家で、あの母親だから、普通を求めたのかもしれないけど、普通って何って話。そもそも恋愛っていうのは無数の相手候補の中から、たったひとりを選ぶという無謀な行為であり、蛮勇なんだよね。だからそもそも普通なんてどこにもない。どれもこれも特別。
何にしても本当に殴るかどうかは別にして、人はいざとなれば自分の拳で殴れるくらいの強いものを秘めていないとね。そういう蛮勇の心が、恋愛でも、生きていく上でも、時に必要になる。
ここからのほこ美の変化が楽しみです。