夫婦円満レシピ～交換しない？一晩だけ～

窪塚夫婦にどの夫婦も救われたようになっていたけど、その夫婦にも悩みがありそれを解決する2人がとても良かった。少しずつすれ違った結果がたった半日子供と遊んだだけで解決するとは到底思えないけどそれでもよし。学生時代には夜通し悩みを聞いたり相談したりしたけれど、大人になってからの関係は気薄で何で悩んでいるかなんて聞いたこともない。夫婦交換とかすごく刺激的な内容も多かったけど、中身はいろんな夫婦の悩み相談だった。誰も何かを否定することもなく聞いてあげられる関係はいいな。結果みんなが幸せになってよかった。

今回もアグレッシブな佳恵さん。エッチなこともバンバン言えちゃうサバサバ系、なのに4年も夫婦はレス。子宮筋腫もあって全摘しなければいけないからその前に最高のセックスを！ってなかなかすごい。夫婦は仲が悪いわけではなく一緒にいるとなんだかんだ楽しそうなのに、どうして肝心なことは何にも話し合わないのかとても不思議。レスの原因もそうだし、子宮筋腫の手術のことなんて旦那が知らないことあるのかね？知られたら女としてますます見られないとか思うのか？結婚して10年じゃまだそんなもの？夫婦ってもっと深いところで繋がってると思うけどな。

今度は佳恵さんのうちが大変なことに！旦那も奥さんも目力強すぎてなんかすごい。美容院のオーナーなんて出会いも多そうだしモテるだろうね。それなのにパパ活もやっちゃうアグレッシブさに驚き。そのパパ活の相手の子の彼氏を奥さんが狙っちゃうんだからそっちもすごいわ。浮気癖はすごいけど、なんだかんだ奥さんの元へ帰るんだから甘えてるだけなのかも。それで許せるようになるにはまだまだ時間が必要だと思うけど結構いい夫婦に見えたな。

ちはるさんの夫婦も一件落着になりましたが、かなり危ない橋を渡りましたね。旦那さんが見つけたのが自分の浮気の証拠だったから良かったものの、ちはるさんと智也くんの関係を疑わせる何かだったら家庭が崩壊していたかも知れません。300万も智也くんに払ったと知ったら離婚するかもですよね。ちはるさんは智也くんと過ごすうちに自分の旦那さんとのことも思い出し元鞘に戻りました。一番欲しい時に一番欲しい言葉を言ってくれる旦那さんなんていいですよね。それに気づけただけでもよかったのかもしれません。

医者問題　親子問題

智也くんは難儀な人生を送ってますね。男女共にターゲットにされるなんて何か特殊なフェロモンを放っているとしか思えない素質。ナイトアクアリウムに来るべくして来た人物ですね。窪塚夫妻がちゃんと面倒を見てくれているようで身の安全は守られそうでよかった。その智也くんと出会ってしまったのが運の尽きというかなんというか、狂ってしまうちはるさんが哀れ。今までの夫婦は共にお互いを見ていたから崩れることはなかったけれど、ちはるさん夫婦はバラバラ。そこが心配だな。

仁科家の問題から始まって森尾家、今度は安藤家と話が変わっていくのが飽きなくて面白いとこですね。お互いを縛らないと決めている安藤家、このまま旦那の浮気を黙認して奥さんは若い男に走ってしまうのだろうか？それにしても18歳でありながら多くの女性を落としてしまう危険な男の子って行く末が怖すぎるけど？？その子の将来の方が心配になってしまう。その子の登場でまたナイトアクアリウムと繋がりができた。仁科家とも森尾家とも違う展開がとても気になる。

森尾夫婦がどんどん壊れて怪しくなっていくからドロ沼を想像していたけどそうならずに円満解決できましたね。真司さんが言った自分に似た男の子を愛せる気がしないって一見薄情な気もするけど、案外分かる気がしました。ただお姑さんがあれだけ裕子さんに子供を授かるように言っていたのを知っていたのにパイプカットをしていることを裕子さんに言わなかったのはダメでしょ。っていうかしないのにパイプカットしてた意味ってなんなんだろう（笑）

鍵交換なんて面白そうな名前がついた大人の遊び、ちゃんと子供達は誰かに預けてお楽しみ！と思ったのにまさかのお姑さん乱入に笑ってしまいました。バレなかったからよかったもののバレたらなんと言い訳をするつもりだったのでしょう。このことからわかるように案外裕子さんって図太いんだと思います。その森尾夫婦がモンスター化しそうな展開にドキドキ。裕子さんの避妊薬を飲まなかったのも怖かったなー。女はそういうことができてしまうから怖い。子供ができていたらどうするのだろうと不安になった。

ひょんなことから友達に夫婦交換のことを知られ、自分たちもと頼まれた。信頼できるのが友達夫婦としてもこんなお願い普通ならできない。受けた方の仁科夫婦もプロの窪塚夫婦みたいに綺麗にアシストできるのかそこにドキドキしてしまったけれど無事に終わってなにより。仁科家ではすごく効果的であったことも森尾家ではうまくいかなかったのが物語として面白かった。仁科家の二人は純粋で素直なのかな？森尾家はまだまだ奥に進みそう。この先に何があるのかワクワクする。

夫婦って元々の信頼関係がちゃんとあって何よりお互いを愛していれば、何があっても揺るがず乗り越えていけるもんなんだよね。夫婦交換なんて過激なものでも浩介と志保は相手に本気にならずお互いを求めたっていうのはそういうことなんだと思う。これがなにかしらのヒビがあった夫婦ならそれが元で壊れてしまうこともあるだろう。でも体と心ってそんなにきれいに別物になるのだろうか。ちょっと物語がきれいに進みすぎて違和感があった。

まあねー夫婦のマンネリ化っていうのはあるからね。それをどうにかしようっていうのは別に悪いことじゃないけど、この案はなかなかの劇薬だと思うよ？それこそ窪塚が言うように志保だってガラッと変わってしまうかもしれない。その時旦那はちゃんと受け止められるのだろうか？それとも一足先に旦那がドツボにハマってしまったのだろうか。最悪窪塚夫婦に何もかも支配されるというホラーにもなりかねないと思うけどね。そんなリスクまで考えて踏み入れた方がいいと思う。

なんか普通に暮らしていると思っていたけど、まだまだ知らないことってたくさんあるんだなと思いました。確かにこの世にあっても不思議ではないけれど自分のいる世界ではないようなパラレルワールドを見る思いでした。みんな変に理性的だしいやらしくみる方がおかしな雰囲気になっていましたが、唯一「もう一度行ってみようかな」と妻が言った後の旦那の「やった！」って言葉に嫌悪感が広がりました。夫婦関係の悩みを解消というよりも旦那のやってみたいって気持ちが出ちゃって気持ち悪かったです。