大豆田とわ子と三人の元夫

2021年4月期
総合評価: 4.19 / 5.0 (回答者数70人) 148 位 / 1000件中
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脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82.8%) 211/1001件中
キャスト 4.5 /5.0(90.2%) 167/1001件中
演出 4.2 /5.0(84.2%) 161/1000件中
音楽 4.3 /5.0(85.2%) 99/1001件中
感動 3.7 /5.0(74%) 188/996件中
笑い 3.9 /5.0(77.4%) 136/996件中
スリル・興奮 3.3 /5.0(66.6%) 410/993件中
70コメント
51 | | ジャンケン | 2021-06-06 15:28:01

相手のことは言えるけど、自分のことになると臆病になって取り繕って、本音を隠して過ごししてきた、とわ子や周りの人達との葛藤がリアルで共感します。

とわ子の周りにはいつも誰か優しい手を差し伸べて、家族や3人の元夫達の存在が毎話クスッと笑わせてくれるユーモア溢れるところ大好きで、ドラマに引き込まれてしまいます。

例え話のところはコミカルでリズム感があって、次の話しの展開が気になるきっかけでもあるし、「寂しい人」という似た者同士が惹かれ合ったり、集まるのもごくごく自然のことだなと感じました。

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52 | | 2021-06-07 21:37:02

奇妙な数学好きの男ととわ子のエピソードが中心になり、元夫3人の出番はちょっと控えめで少し寂しいところですが、彼の人物像が掘り下げられててよかった。
キャラクター性が元夫達と違ってかなり極端なので、少し違和感がないこともなかったかな。
とはいえある環境下で大きく欠けた状態にある人物が、そのタイミングで手を差しのべられたことから恩義を感じて結果縛られる人間というのは確かに存在するので嘘臭くはないけど。
それに対するとわ子のカレーをおごりますという行動が、たったそれだけのことだと示す行動となることで彼があっさりと前進するわけですが。ここがやや急展開に思える一方、彼自身も疑問は持っていたのだろうなとも思わされる場面でした。

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53 | | 2021-06-08 17:08:01

すごく恐い。公私を切り替えるというより仕事とプライベートを同じ世界線に置いてないかのような大史とよくプライベートで仲良くできるなと。とわ子も変だから合うのかもしれないけど、プライベートでちょといいなと想っている男性に仕事では"社長を辞めろ"と脅しのように言われ続けるなんて、何の冗談だよと感じる。プライベートの関係性がしっかり進んでいるのが摩訶不思議で仕方ない。
鹿太郎と慎森の掛け合いがなかったら耐えられなかったかも。慎森は情報も持ってきてくれたし、ちょっと現実逃避してるとわ子がふわふわ飛んでいかないように頑張ってほしいなと思いました。

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54 | | 2021-06-08 23:14:01

小鳥遊さんの社長令嬢とのデートを想定して、とわ子が練習に付き合っている姿がいじらしくて。朝の体操に出掛けるだけなのに、どんどんきれいになっていって、とわ子の中で小鳥遊さんの存在が大きくなっているのがわかるし、あるあると自分を重ね合えてちょっとキュンとした。元夫たちがとわ子が新しい恋をしているのではないかと疑って押しかけてくるあたりも、とてもおかしくて。この夫たちは、とわ子が恋をするたびにドギマギしてヤキモチを焼いて、そして結婚となった時にはどうしたのだろうと、過去を想像してそれも面白かった。

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55 | | 2021-06-10 00:22:56

小鳥遊とのおうちデートが素敵で美しくて、それでいて現実ではないように見えて。こんなのを建ててみたかったというとわ子に対して小鳥遊が「叶っちゃいますね」と言ったところで少しの間。あれは気づきの間であり、別れを決意した間だったのだろう。別れを意識したからこそおうちデートがとても居心地よく素敵で、別れ際まで本当に美しかった。夢は人に用意してもらうのではなくて自分でつかみ取るもの、自分の好きな自分でいたい、などさみしさで揺れ動きそうになるけれど、それでも譲れない感情がとても良くわかる。

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56 | | 2021-06-10 11:07:01

とわ子の四度目の結婚なるか……?といったところでしたが、しんしんが思いの外活躍してくれましたね。
行動や発言は割と子供っぽいんですが、それだけに純粋にとわ子を心配しているのが伝わります。
新しい住まいの写真を見たとき、とわ子が建築家としての胸の高鳴りに気づくことで、その心配が杞憂ではなかったことが明らかになった時の寂しい気持ちは何ともいえないものがありました。
社長退任如何の部分についても見どころでしたね。とわ子の家で話す場面でショウリンさんが思わず涙を流す場面は思わず泣きそうになりました。
八作ととわ子が改めて向き合うエピソードは、下手に上手く元サヤになるのではないことがとてもよかったと思います。

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57 | | 匿名おじさん | 2021-06-10 17:03:01

とわ子が小鳥遊と結ばれるか、とわ子は会社を守れるのかが注目でしたが、予想どおりの展開でホッとしました。流れで、1番目の元夫である八作と復縁かとも期待させてくれましたが、とわ子にとってはかごめの存在が大きかったのですね。それにしても今回は慎森が良い感じで、優しくて、でもすごくカッコ悪い男を演じきっていました。結局、とわ子はずっと1人でいることを続けるのでしょうか。もう一度、誰かと幸せな生活を送って欲しいと願うのですが、やはり周りの男たちから愛され続ける存在であっても欲しく、複雑な気分です。

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58 | | 2021-06-10 22:06:01

とわ子と小鳥遊の結婚を阻止しようとする慎森の言動が怖すぎた。もうこれはストーカー。なのに、とわ子はちゃんと受け入れて相手をしてあげるのは、すごい。
ここにきて、小鳥遊がめちゃくちゃ胡散臭い人に見えてきた。事情聴取とか、危なっかしくて結婚は無理。
とわ子が言った「独りが寂しい、限界」ってのは、とてもよく分かる。けどそれを理由に結婚するとまた絶対別れるでしょ。
結局、八作が男女間を超えたとわ子の人生のパートナーとしてふさわしいと思う。お互いに素直になって、かごめの話をしたり、もしもの結婚生活のシーンに号泣。

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59 | | 2021-06-13 00:35:01

あんな大きな家に住み、娘もいて仕事も社長に抜擢されてイケメン3人と結婚離婚を繰り返して現在またまたイケメンに求婚される。すごい人生だよね。それを波瀾万丈風でもなく男を惑わす美魔女風でもなく、さらっと歩いてきたらこんな風になっちゃったといわんばかりのとわ子さんが好きだ。特別色気があるわけでも男がほっとけない容姿をもっているわけではないのに惹かれるのは知性だろう。会社を回す能力、人を思いやれる能力、数学や建築が大好きで専門的な知識も豊富。だからモテて、だから離婚するのか(笑)とわ子の魅力に私も目が離せない。

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60 | | 2021-06-13 06:21:01

公私を分けるというより公しかないのではと感じた大史がカレー一杯でとわ子と生きる道を選択したことに、展開の早さとやっぱり仕事面でしかとわ子を見ていないのかなという異常さが垣間見えて怖かった。そこへ恩のある社長に問題が出てきて、心配するどころか辞めやすくなったと喜びだしたのでゾッとしてしまった。そんな大史の言動にとわ子も不安を感じてくれたので少しホッとしました。
そして自分の想いを抑えてとわ子の本当の気持ちに気付かせた慎森に感動。
大史の切り替えの早さと、好きだけど元サヤには戻らない選択をしたとわ子の対比が良かったです。

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61 | | 2021-06-14 17:28:01

マレーシアでの転職を決めた小鳥遊。社長令嬢との結婚話を断った上、退職まで切り出したらすごい揉めそうだなと思ったのですが、マディソンパートナーズの不正取引が露見して社長が警察の調査を受ける事になったので、結果的には良かったと思いました。
小鳥遊のように転職が決まっていない他の社員の方々には災難ですが、とわ子に仕事とはいえ人格否定とも思える言葉を投げつけていた人達には同情出来ませんでした。むしろざまあみろです。
中村のスマホ。
電話帳登録が、鹿太郎は英字新聞マン、八作は無意識過剰マンでヒドイ。ちゃんと名前で入れてあげて。
今回鹿太郎は広島に出張中でほとんど出番がなく可哀想でした。メールと電話のみ。
小鳥遊との結婚を職場で祝われる夢を見るほど浮かれていたとわ子が、結局プロポーズを断ってしまったのは少し残念だけれど、あまり意外な感じはしませんでした。
自立した人なので全て自動的に手に入ってしまうのは面白くない、という考え方はとわ子らしいと思いました。
最後、多分左手薬指でしょうか?
最初の夢ではそこにダイヤモンドが輝いていたのに、現実ではキレイな小さいブルーの黄金虫?がとまっていて、可笑しかったです。
最初あまりにも虫がジッと静止しているので、なんで虫の指輪をはめているのかと思ってしまいました。
助けを求めても皆虫がダメみたいで逃げるばかり。キレイな虫なのに。

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62 | | 2021-06-17 20:14:01

唄の彼氏に暴言をはくとわ子が大人げなさすぎて笑った。謝罪するも、最後はやっぱりキレちゃうとわ子が彼女らしい。
とわ子のお母さんの好きだった人が、かごめを思い出させる女性だったところに、ほろっとしてしまった。お母さんととわ子、そっくりなんだなって思ったし、結局とわ子も唄の彼氏に振り回されたところは、やっぱとわ子と唄、似た者親子だとて思った。
とわ子と父親のシーン、すごくよかった。結局、網戸をはめていたのが父親で、それがとてもよいシーンだった。
元夫3人と遊ぶとわ子、人間ボーリングとかキャンプ計画とか楽しそうで、ある意味すごく理想的だと思った。こうやって、平和に4人で歳をとっていってほしい。

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63 | | さち | 2021-06-17 20:18:01

結局とわ子は誰かと結婚するの?と結末を探りつつ観ていましたが、テーマはもっと大きくてジンとくるドラマでした。人生の中で何か大切かを、語りかけられているように感じます。それぞれが決めた道に進んでいくしかない。八作の言葉「みんなでキャンプ行こうよ」が、しんみりと温かい。松さんはじめ、俳優さんたちがそれぞれしっとり深く演じられていて目が離せないドラマでした。とわ子の強さ、シンシンのおちゃめさ、八作のシャイさ、唄の真っ直ぐ成長しているさま、何故か泣ける。3年後を見てみたい。

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64 | | 2021-06-20 16:28:02

唄が彼氏と別れて良かった。
とわ子の「落ちてしまえ」が爽快!
謝罪に行った時の「落ちろ」はもっと爽快!落ちろ落ちろ~。女の子を夜にパシらせる男なんか受験落ちろ~。唄は勉強出来る環境で経済的にも進学可能なのだから、人に自分の夢を託すより自分で叶えてほしい。
彼氏は唄が打算で自分と付き合っていると知っていたからパシらせたり自分の宿題をやらせていたのかな、とも思いました。けれど、とわ子が謝罪に行った時のインターフォンでの対応を考えると単に我が儘で思い遣りのない人である線が強いような。
とわ子はこの先も誰かと恋をするかもしれないけれど、結婚はどうかなぁ。恋愛とか関係なく元夫3人と一緒に暮らしたらいいのに。そのうち元夫3人が同じマンションに越してきたりしてワチャワチャするのも楽しそうですね。

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65 | | 2021-06-22 17:06:01

最終回を見て、改めてすごいドラマだなと思った。最終回だからという特別感は特になく、いつも通りとわ子がタイトルコールをし、ナレーションで1週間の説明をし、そしてとわ子のコールで終わる。「また来週」が「ありがとう」に変わったのと、終わりのコールがエンディングの音楽の後に変わっただけだ。最後まで三人の元夫は仲が良く、とわ子のことが好きだ。現実世界で離婚して、それも三回も!で元夫と良い関係を築き、その元夫たちが仲いいなんてあるのかな?とは思う。でも、全く違和感は感じなかった。お母さんの好きだった人が女性で、とうとうジェンダーまで軽く超えてしまった。とわ子の生きる世界はとても優しい。お父さんが、転んでも一人で生きていける強い子にしてしまったと悔やんでいたけれど、とわ子はいろんな人に起こしてもらってきたという。父とも確執はあっても、でも起こしてもらったと言えるとわ子は心が優しくて美しい。だからそばに元夫たちがいるのだろうか。もう少し優しい世界を見ていたかったと思う。

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66 | | 2021-06-22 17:26:01

最終回、楽しみだったはずなのになんだか物語がとっ散らかっちゃってよく分からなくなっちゃった。でもお父さんの話、ジーンときたなー。だからあなたは自転車に乗れないって。まさか大人になってから教えるわけにもいかないし、ずっと後悔してきたんだろうね。お母さんの昔の恋人に会いに行った時、とわこさんが自分が愛されていたか心配だったのかと聞かれて涙目になったよね。そこから想像するに穏やかで愛情たっぷりとはいかなかった家庭で育ったんだろう。だから変に自立しちゃったのか?ってお父さんは心配してたけど、それもこれも含めて今のとわこさんがいる。転んでも起き上がり、問題が起きても柔軟に対応できるすべを知っている。最終的に自分を育てるのは自分しかいないのだ。どんな境遇でも力強く生きていこうと思った。

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67 | | 2021-06-22 18:01:02

高校生くらいなら相手に何でもしてあげたくなる、してほしくなるという欲求は理解できるけど、宿題までしてあげちゃうのは違うと思った。それにとわ子がしゃしゃり出たのはよくなかったけど、じゃあ別れようって好きもへったくれもなかったのかと彼氏の言動に唖然とした。とわ子の娘だけど唄は年相応の普通の子なんだなあと思いながらも、元夫たちのとわ子への想いを間近で見ているのに彼氏から好かれているかもわからないのかと少し驚きました。
最終的にとわ子には紙で繋がった夫はできなかったけど、それを越えた人たちがいる幸せを噛み締めてほしいなと思えてならなかったです。

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68 | | 2021-06-22 20:23:01

とわ子の母についてのエピソードが非常に印象的でした。母が出さなかったラブレターという、深掘りしてもろくなことのないアイテムの発見から母の大切だけれど選ばなかった人と出会うという、陳腐な展開にやや不安を覚えました。
しかしそこで描かれたのは、人生というものとどう向き合うかを優しく示してくれるようなもので、迷いながら生きるとわ子やうたにとって大切な出会いとなるものでした。個人的にこういった展開は好みではないのですが、演出や描きかたの丁寧さや、それをもって伝えようとするメッセージ性の強さに思わず涙してしまいました。

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69 | | 2021-07-03 23:21:01

しろくまハウジングの買収とか、とわ子の社長業どうなるんだろうとか小鳥遊のこととか全部ひと区切りついてたので、あと何やるんだっけ後日談くらいかなとぼんやり見る気持ちでいたら、そこを描くのかのオンパレードって感じだった。娘の唄ちゃんの突然の進路変更は確かにずっともやもやしていたとこだけど、なんとなくあの年頃だとそういう心変わりとかあるよねーくらいに思って流してたところがあったんだけど、そう簡単にどうでもいい話にしないっていう制作の意地みたいなのを感じた。そこからマーさんの話に繋がっていくのも、かごめの存在感を絶やさず感じさせてるのもよかった。

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70 | | 2021-07-06 01:07:01

色んなところで刺さるセリフがあって何度も見返してしまうドラマは久しぶりだ。
人生って人の数だけあるよね。もちろんその一つ一つに幸せなことも不幸なこともある。
安易な刑事ドラマだと生い立ちが不幸だからってすぐ犯罪者になっちゃう。
でも、じゃ3人もお父さんが変わった唄ちゃんが生い立ちを恨んで犯罪を起こすかって言ったらそんなことはない。だから唄ちゃんは将来有望な彼氏に尽くすことを選んで、これじゃダメだと思ったら今度は自分が医者になると言った。
自分の中の十何年をヤングケアラーとして過ごし、その期間を「人生が無い期間があった」と言った小鳥遊さんが世の中を恨んでいるかって言ったら、そんなことはなかった。
そうなんだ。みんな何かしら幸せで何かしら不幸せなんだ。そしてそれを活かすも殺すも自分次第。悩みながらも前を向いて最善を尽くして歩いていこうと思えた最終回だった。

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