おちょやん

えー、千代と一平の話はもうおしまいなの？結婚したらもうおしまいなの？朝が来ただって朝が忙しそうに毎日仕事しててもちゃんと旦那さんとの時間があってほっこりしてたのに今回はまるでなし。結婚するまではドラマチックだったのにがっかりよ。支え合う夫婦っていうのがいいんじゃんねー。劇団について話し合うとかそういう場面もあってほしいな。これじゃ離婚してもまぁそうだよねってなりかねない。千さんの話の1週間、来週からは夫婦時間多めでお願いします（笑）

あんな風に座員の前でダメ出しされて、独り善がりなのは本当でも千之助さん受け入れられへんかったんやろな。プライドずたぼろや。とどめに生卵。ずっと万太郎さんの場面に卵が出てくるのはこのせいなのか。それとももっとまだエピソードがあるのか。相変わらず千代ちゃんが血気盛んで万太郎さんにタンカ切ってしまったけれど。最後のシーンで台本破り捨てた千之助さんが、大きな荷物しょって部屋を出ていく姿が追い詰められていてとても小さく見えた。

万太郎と千之助の過去が露になりましたが、あまりにもひどい屈辱を千之助のが受けていたんだな、と衝撃でした。
一座のみんなの前で生卵なんて、そりゃ辞めるしずっと恨んでも仕方がないですね。
千代が言ったように、ただ笑わせればいいという万太郎の考えには負けて欲しくないです。
もしかしたら万太郎が千之助に嫉妬していた事もあると思いますよね。なので、頑張って家庭劇でみんなで笑いを取って欲しいです。
ラストで荷物をまとめていた千之助が気になりました。

千さんと万太郎さんのこれまでの経緯を知らないんですね。長く一緒にやっていたメンバーもいるのに。今までに千さんが万太郎に切られる場面あったけど、あれだけなのかな？千さんがあれだけ熱くなるのを見るとまだ他にも理由がありそう。熱くなりすぎてめちゃくちゃになってるし。ほっしゃんは熱くなるとどんどん感情が内にいく演技がうまいですね。こんなにいい役者さんだと思いませんでした。さらっと当時の女の立場の弱さや危うさも書かれていて、生きていくのしんどかったやろなー。

どうしても万太郎に勝ちたい千之助の焦りや怒り、執念がものすごくて熱くなりすぎているところがあるなと思いました。一方で万太郎はいつものように冷静で含み笑い。絶対に、2人には何かがあるはずなのでそこがすごく気になりました。家庭劇の劇団員の気持ちをかえりみず、また色々な人を傷つけながら我が道を行く千之助はいかにも昔の役者という感じがして不器用だなぁと思いました。劇団員それぞれが熱い想いを持っているのに噛み合わなくてバラバラなのでこのままでは完敗だなと思いました。

せっかくずっと前からつかず離れずにいた一平くんと結婚したのにその甘ーい生活は見せてくれないのね。千代ちゃんの人生を半年で見せるにはそこは重要じゃないのかもしれないけど、そこはじっくり見たかったなー。人生って幸せな時はいっときで辛い時の方が時間は長く感じるしドラマチックだから物語にもなるけど、幸せな時の方が長くありたいって思うじゃん。あんな風にくっついた一平と千代がどんな風に心を通わせているのか全然見えなくて残念。

初代天海天海の家族愛、夕の裏切りの中に大人になって再開した一平の顔を見た時の安堵感と罪悪感の複雑な気持ちを表現した板谷由夏さんの演技に心を打たれました。芝居ばかりの天海天海、自分への愛を優先して欲しかった夕。夫婦のどうしようもないすれ違いが切なく、一平の気持ちを考えると胸が痛みました。
また、私的に成田凌さんが好きなので千代との結婚するまでの過程をもっと詳しく見てみたかったです。急に結婚してしまったので物足りなく感じてしまいました。

千代たち夫婦の家にほぼ毎日劇団員が飲みに入り浸っているのって、自分だったら嫌だなぁ～と(笑)
さすがの千代もストレスも溜まるでしょうね。
「岡安」のシズさんが千代の「ガス抜き」になっていて、もうすっかり千代の実家の様でした。
（お家さんがナレ死してたのはショック！）
チャップリンの来日に沸く劇団員に反して、千之助の顔が物凄い形相だったのが印象に残りましたね。
万太郎は千之助にとっては兄弟子というよりも勝ちたい相手なのかな、と思います。

何回見ても涙が止まりませんでした。一平の母親がいなくなった事実が悲しくもあり、一平に対する父親の本当の思いが分かったり、その話をしている時に千之助がうるっときていたこと、襲名を決意できた一平の姿勢、極めつけは千代ちゃんとの結婚に進めたことそれぞれ含めて幸せな気持ちになれました。最後、初代天海が後ろで越えられるものなら越えてみぃと背中を押してくれたことも涙腺が緩みまくりました。泣き笑いのエピソードという主題歌のタイトルと内容がぴったりです。

今週は一平君の幼少期の悲しい出来事と父の深い思いが感動的な週でした。お母ちゃんが大好きで、お父ちゃんもお母ちゃんのことが本当は大好きで、お母ちゃんのこと追い出したんじゃなくて全く逆だった。千さんは最初かなり難しい人でいけずな人だと思ってみてましたが、お父ちゃんやお母ちゃんの代わりを一生懸命して、不器用でも厳しく見守っていただけだったのだと今週で感じ方が変わりました。口上での千さんの表情が母親のようでとても良くて、これから関係がどんどん良くなっていくのだろうと楽しみになってきました。

親って自分が子供を育てていると思いがちですが、子供からパワーや教わる事って結構あるんですよね。
先代の天海天海も一平のお陰で元気になって、また一座を続けられる事になって・・笑いって大事だと思いました。
一平の襲名興行、とても立派だな、と感じました。
千之助もとても嬉しそうだったのが印象的で良かったです。
でも、突然の結婚宣言のはびっくり！千代も平然と横にいきましたが、いつの間に結婚しようとおもったんでしょう？
まぁ、これから新しいステージだな、と思います。

奥さんに逃げられて失意の天海さんを笑かして元気づけて、また喜劇をやろうという原動力は幼い頃の一平君だったのですね。お母ちゃんの顔を忘れへんように、というのが何とも切ないですが、襲名口上にもあったように笑いと涙は紙一重なのかもしれません。笑いすぎるとなぜだか涙が出てきますから。襲名口上での晴れやかな一平君の顔に、今後の明るい未来が見えた気がしました。横で千さんが密かに喜んだり驚いたりしていました。最後まさかのまさかの舞台上での結婚報告！今日は盛りだくさんで感情が大忙しでした。

一平！！かっこいいぞ！！なんて粋なプロポーズなんだ！公開プロポーズなんて断られたらカッコ悪いけどこれだけ繋がっていれば大丈夫だね。幼少期から親の敷いたレールに乗っかったまま半ば不貞腐れたまま二代目を継げるほど甘いもんじゃない。だからこその母とのしこりと父とのしこりにケリがついてよかった。あの母もいろんな事情があってなんて想像したけど、あのまんま男と逃げただけだったんだね。母親だからってみんながみんな聖母みたいにはいかない。現実は甘くない。2人が夫婦になれて良かった！来週も楽しみだな。

一平が『天海天海』の名を継ぐと決めた時、母親に会ってあんな事を言われたので、てっきり父親の事を許したのかと思っていました。
「襲名する」と笑顔で挨拶周りをしていたので、まさか襲名後に辞める決意をしていたとは驚きでした。
（お家さんは何でも知っていて、しかも先まで読んでいるので凄いですね）
一平にとっては生まれた時から『芝居』に人生を全て左右されている感じなんだな、と思います。
千代や千之助の思いが一平に伝わると良いんですが。

お父さんのことをずっとずっと憎んでいた一平君が、実はお母さんがお父さんを捨てて男の人と駆け落ちしたと知った時の衝撃と悲しみと混乱とを思うと本当につらい。その混乱の中で狂ったように笑っている一平君をみて、喜劇というのはこういうものなのかと思った。日常の中に滑稽さはある。信じたくないものを心の中で封印し美化した結果、お父さんを恨むことにつながった。きっとそれは一平君が生きていく上で必要なことだったに違いない。お家さんからの話がどういうものだったのかとても気になる。きっとこの悲しみと混乱が次の舞台に活かされるのだろう。

一平の記憶違いで、母親がとんでもない女だったことがショックでした。人は嫌なことはすっかり忘れてしまうんやと悲しくなりましたが、そうでないと人は生きていけないんだなぁと思いました。だからここまで一平は役者として頑張って来れて、一人前の大人になれたんだと思いました。母親の本性がわかって笑い転げても、最後は母親に幸せに暮らしてほしいと伝えた一平は優しいなぁと思い泣けました。母親も本当は辛かったはずです。それを悟っているかのようでした。

そうかー。そんなもんかー。感動の母との再会なんてするもんじゃないのかねー。まぁ千代ちゃんが残念な家族なだけに一平だけいいお母ちゃんだと釣り合いが取れないってことなのか？でもここまで悲惨にしなくてもいいような気がするな。自分で置いていった息子に最後まできつい顔をして、出ていった後に泣く。ほんとにしょーもない女。後からどんないい理由をつけられても捨てたことは変わらないしなんなら2度目も傷つけた。そんな母さんがあんな大きな旅館の女将だなんてなんて皮肉なんだろうね。

母をたずねて三千里かー。母と別れて何年よ？母はいつまでも母だしよっぽどの悪い女じゃない限り我が子はかわいいと思う。だけど急に来られたって取り繕えないくらいの時間が流れてしまっているじゃん。そのあからさまな姿を一平は受け入れられるのか？はたまた母は？あんまりいい再会にはならない気がするんだよなー。過去にけりをつける為なんだろうけど、知らなくていいことって世の中にはあると思うんだ。親は死んだくらいに思ってやっていったらいいと思う。

一平も悲しい過去があったんですね。
最近では「女遊びは芸の肥やし」などと言うと非難されるようになりましたが、少し前までは有名人は女性関係が派手でナンボだったので、奥さんは苦労したと思います。
一平にとっては最悪なお父さんでも、千之助には偉大なる師匠。見方によっての違いも面白いですね。
千代がわざわざ京都まで一平のお母さん探しをするのは、くび突っ込み過ぎだろって感じもありましたが、カフェのみんなが再登場してくれたのは嬉しかったです！
店長もみんなも相変わらずワチャワチャ感が良いですねぇ。

朝から一平のプロポーズにドキドキしましたねぇ～
千代が一平の事を気にしてないかと思ったら、舞台で急に意識し始めて・・見ていてウズウズしました。
（千代の脳内で、一平が「千代千代千代・・」と繰り返していたのがラップの様で笑っちゃいます）
しかも一平が岡安を出るなんて、千代に一緒に暮らして欲しいって事ですよね。キャ～♡
千代だってなんだかんだ言いながらも、一平の家に大人数で客が来てもお鍋を振舞えるくらい素晴らしい家事能力！まさにお似合いだと思います。
『天海天海』の名前、千代が一平の背中を押す気がします。

千代がずっと会いたかったヨシヲと再会。でも別れてからの時間が長すぎた。千代が奉公に出てからヨシヲがここまでどうやって生きてきたかを考えたら、あんな風に軽い笑顔で「うちの芝居を見ていきな」なんて言えるかなと思った。ヨシヲの姉への気持ちは痛いほどわかったけど、それに対する千代の何もわかってない感じにイライラした。それは岡安で愛されて育ったからなのか、テルヲに何度も騙されてきたせいなのか。もうヨシヲは千代に会いに来ることはないだろうな。

そっかー。ヨシヲ出ていくのかー。密かにこの後のポジションわ考えていたんだけどなー（笑）でも自分の落とし前は自分でつけて戻ってくると信じている！！そこでテルヲとの違いを見せつけてくれ、それでまたねーやんのそばに帰ってきてほしい。なんなら男前だから役者になってもいいぞ！なんて親戚のおばちゃん気分でヨシヲのこの先を案じている。それにしても一平はまたいいところに千代の前に現れるよねー。今まで何度も。これで好きにならなきゃ嘘だよね。タイミング良すぎ。

子供の頃、千代が奉公に出てからのヨシヲの苦労が分かって切なかったですね。
でもまさかヨシヲが、自分の事をおいて出て行った千代の事を恨んでいたなんてショックでした。
仲間から裏切られたのにも関わらず、そのことを信じないヨシヲに、一体どんな辛い人生を送っていたのかな、と思いをはせてしまいました。
このまま千代たちと一緒にいれば良いのに、ヨシヲは行く宛てもなくどこに行くんでしょうか。
「また一人になってしもた」と言った千代を、力強く抱きしめた一平。これから千代を支えていく存在になりそうですね。

ずっとずっと心待ちにしてきた、心の支えにしていたヨシヲとの再会。こんなに悲しいことがあってもいいのだろうか。ヨシヲは悪い人に助けられ、その庇護のもとで生きてきてやくざ者になっていた。とっさの時に出る荒くれた言葉。あれは普段はあのような言葉を使っているからでしょう。でも、千代ちゃんと実際に出会って話をして、そして一平君から千代ちゃんの生い立ち、どれだけヨシヲを思っていたかを言われて少し迷いがあるように見えました。えびす座の前まで行きましたが、ぜひ自分の力で、自分の心で踏みとどまって欲しい。千代ちゃんと一緒に生きる選択をしてほしいと思いました。

「驚天動地」誰がこのストーリーを予想できたでしょうか？感動的な再会も覚めやらぬなか、ふたを開けてみれば千代の弟が反社会的な立場の人間になっていたとは。まさに空いた口が塞がらないとはこのことです。蛙の子は蛙とは、何とも切なく感じますが、あの野放図な家庭環境とテルヲの遺伝子をもって生まれたからには致し方無いことなのでしょうか？朝ドラファンの総力をもって何とかヨシヲを立ち直らせる「大どんでん返し」を来週は期待したいと思います。

子供一人溺れそうになってるところを助けてくれた人がいたら藁をも掴む勢いですがるだろう。千代ちゃんにとってそれは岡安で、よしおにとってのそれは任侠の道だったということだ。なんて不幸なことなんだろうね。前作のエールで出てきた生き別れた弟が床屋に拾われ床屋になったって話もあったよね。よしおには運がなかったと諦めるのか？それともよしおもろとも千代ちゃんも鶴亀を追われるのか？どっちに転んでもいい展開は望めないんだけど‥どうなるのか。明日が楽しみ。

ヨシヲ～！うそでしょ～目を覚ましておくれよぉ！あんた、利用されてるんだよ！
昔、あんなに「姉やん」と言っていたヨシヲが、今でいう反社の人達とつるんでいる事に驚きましたねぇ。
離れてからも、あんなにヨシヲの事をずっと思っていた千代。
今回、もし一平がいなかったら、千代もヨシヲの事を信じて騙されていたかもしれないです。
えびす座に火を点けようとしたヨシヲに、千之助が婆さんの格好でフーフーしながら火を消そうとしたのがナイス！
ヨシヲはテルヲほどクズじゃないと信じたいです。お母さんの血も入ってるんですからね。
千代と、今までとこれからの事をお互い本音で話し合って欲しいです。

やっとヨシオに会えた！出会いはちょっと良くない感じだけれど、おちょやんの嬉しそうな顔が本当にまぶしいくらいで。岡安の方々に紹介する時もすごく嬉しそうだった。でも、ヨシオのふと見せる表情がなんだか怖い。一平君が殴られた時、一平君からはヨシオの胸に刺青あるの見えてたんだ！一平君もおちょやんには言えないんだろうな。お父さんがおちょやん売る算段しているの聞いた時も、おちょやんには言わず自分でなんとかしようとしていたし。ヨシオが悪い人でありませんように。せっかく待ち望んだ再会なんだから。

ロミオとジュリエットのような福助くんとみつえちゃんが結婚して、うまく行って欲しいなあ。福富での菊さんのちょっとしたいけずな物言いをみつえちゃんが上手くかわしていて、そして男３人の「結婚とは忍耐である」がめちゃくちゃ実感がこもっていて笑ってしまった。恐妻家連盟誕生ですね。おちょやんの周りに映り込む怪しい影。ボヤ騒ぎもあったみたいでとても不気味です。新しい芝居も検閲の中で始まったし、あの時代、舞台上で接吻って！大丈夫なんかなあ。

親の愛かー。家庭はそれぞれでみんな違うから比較はできないけど、今週は一平くんと千代ちゃんがちょっとだけかわいそうでなんだか時々子供の頃の顔をしてるように見えた。私も片親で育ったからその胸の痛みが分かる。特に不自由はないし不幸とも思ってないけど、やっぱり私には知らない感じたこともない幸せがあったんだろうなって、なんか欠損してるような気持ちになることがある。千代ちゃんも一平くんもそんなこと一言も嘆いてなかったけど、あーそこも分かるなーと思った。

母親の無償の愛が今週のテーマでしたが、ほっしゃんがあんなに芝居が上手いとは！笑うつもりでいたのに、うっかり感動してしまいました。千さんの思いに気づいた時の一平君の表情も良かったです。おちょやんは親の愛情を感じられる育ち方していないと思うのだけれど、それでもみつえちゃんに愛を語れるのはお母ちゃんとの思い出が愛にあふれているからなのかな。菊さんの優しいのにいけずな感じ、怒っているのに隠し切れない思いやりがなんとも良かった。

いやー朝からびっくりした（笑）検閲で抱き合うこともダメって言われている舞台でキスとは！！びっくりだよねー。しかも初日でしょ？これから毎日キスするの？それ目当てのお客さんもきちゃうかもよ？っていうか千代ちゃんのファーストキスをどうしてくれるんだ！でもいつまでもお子ちゃまな千代ちゃんにはいい気付け薬になったかもね。これで急に色っぽくなっちゃったらちょっと気持ち悪いかもだけど、一平くんを意識しないわけにはいかなくなったね。ドキドキするー。

福助とみつえちゃんが恋に落ちたのはお母さんたちがいくら商売敵としていがみ合っていたとしても、正々堂々商売で競い合っていただけであの子と仲良くしちゃダメよって悪いこと吹き込んだりしなかった結果だろう。3世代続いてしまったわだかまりが孫たちによって歩み寄ることができてよかったなー。おばあちゃんと福富のごりょんさんとのお酒のやりとりがすごく歴史を感じてよかったなー。家族の愛をしらない千代ちゃんと一平くんの切なさも感じた。ちょっとだけ悲しかったな。

みつえ・福助、本当に良かったですねぇ。
今までドラマを見ていて、あの千之助から「無償の母の愛」が学べるとは思わなかったです(笑)
千代の説得も良かったですが、何といってもシズさんが菊さんに頭を下げる場面が感動でしたね。
2人の祝言の時に、菊さんがお母さん代わりにお家さんとお酒を注ぎあうシーンも「岡安」と「福富」の仲直りの証で良かったです。
これからは2軒とも親戚としてうまくやっていくんでしょうね・・ってまるで最終回みたいに感じてしまいました(笑)

せっかく菊がお客様に「岡安」を紹介したのに、シズがわざわざ文句を言いに行くとは思いませんでしたねぇ。
そんなにまで「福富」と「岡安」は仲が悪いの？と驚きでした。
今回「岡安」が暖簾分けしてもらっていた事を知ったので、もしかしたらシズは「福富」は芝居小屋のままでいて欲しかったのかな、と思いました。
あと、千代たちの芝居が「母に捧ぐる記」から、よりによって「マットン婆さん」って(笑)
マットンって何？千之助が意地悪ばあさん役をやりそうなのが目に見えるようです(笑)

おばあちゃん、応援するって‥だけど原因を作ったのはおばあちゃん。なんとも複雑（笑）でもあんな近所でしかも暖簾分けの過去があれば競い合うのは当たり前。そこで恋が生まれちゃうんだもん、ロミオとジュリエットだね。でもお父さん同士が穏やかな人でなんやら通じてもいるようだから結婚できるのでは？あとは二人の女将さんがどうおとしまえをつけるのかだね。張り合っているように見えて情は深そうだから悪くはならないでしょう。みつえちゃんの花嫁姿楽しみだな。

千代と一平の考えは良かったとは思いますが、いくらみつえが福助の事がすきだからって、あれはダメでしょう(笑)
お茶子さんはみんな演技が下手だし、とくにカメの場合はますますシズに怪しまれてしまう始末で。
とにかく、みつえと福助が上手くいくにはシズと菊を説得しないとダメそうですね。
そして、そしてみつえのお父さんと福助のお父さんは電話で何を話していたんでしょうね？気になりました。
ほんとに商売のことかなぁ？もしかして2人の事を知ってそうな気がしますね。

今週のおちょやんはすごく面白かった。ドラマとしても面白かったし、朝から新鮮な舞台を見せてもらっているようでもありすごく面白かったよね。喜劇の舞台を見に行ったことはないけど、こんなに毎回同じ設定で違う物語を見せてくれるなら毎日でも通いたいわ。千之助さんの手取り足取り教える喜劇じゃなくてみんなを覚醒させていくような喜劇は見ているお客さんもたまらないだろうな。みんなが役と向き合って一つになっていくところが丁寧に描かれていてよかった。

千代ちゃんは生まれは最悪だけれど、性格が良いのか出会う人に恵まれていますね。本来戻るべき家がないのは足が地につかなくて生きづらいだろうなと想像します。お父ちゃんは最悪だし。でも道頓堀の岡安のみんなはもうしっかり家族みたいだし、今度の家庭劇、千さんにも認められて、他のみんなともいい仲間になれそう。でも、これで上手くいったらお話が終わってしまうから、また何か問題が起こるのかな？モデルになった浪花さんの人生が壮絶だったから、せめて物語では千代ちゃんに幸せになって欲しいと祈るような思いで見ています。お願いやし父ちゃんはもう出て来んといて欲しい。

みつえちゃんが小さい頃一平くんが好きだったことも、大きくなって再会した時福助くんが好きだったのも千代ちゃん以外見てる人も知ってたと思うけどねぇ。いつまでも恋が苦手な千代ちゃんって設定なのかね？小さい頃から大人の世界にいた割には幼くてちょっと変かなー。だって今の千代ちゃんの歳ならあの時代結婚してても子供がいても全然不思議じゃないよね？もう少し色っぽい経験したらあのすっとんきょんな声も出なくなるかしら？あの声聞くの嫌だから早く大人になあれ。

万太郎が見に来ていたので、千之助がどんなアドリブをするのかと心配していたら、案の定でした。
毎回見に来る人は面白いでしょうけれども、一緒に舞台に出ている千代たちはたまらないですね。
でも今回は、千代を始めみんなが無理に笑いを取ろうとせずに各々の良い所をうまく出してたと思いました。
「笑い」×「人情劇」になっていて良かったですね。
これからは千之助ももっと協力的になってくれれば、万太郎一座に勝てそうな気がしてきました。

千鳥さんが久々の登場で嬉しかったです！さすがは演劇の師匠、よく見ていますねぇ。
千代たちみんなは「千之助に勝ちたい」って気持ちが強くって、自分の役やお客様の事は二の次になっているように見えました。
なので千鳥さんのアドバイス「役を愛しなさい」って凄く良いなと思いますね。
それにしても千之助って千代たちの裏をかいてばかりで、いざ本当に座長になったとしたら、みんなついていくんでしょうか？
『喜劇』なのに、勝手すぎても誰もついて来なかったら笑えないですね。

おちょやんの時のことや京都の時のころはとんとんとんっと厄介ごとが解決したりおちょやんがバリバリ仕事できるようになったりしてたけど、最近は重要なところなのか1週間で一個問題解決が常になっているよね。それがいいのか悪いのかわかないけど、モヤモヤする日が多くなると土曜日に総集編を見ればいいかなって気になってしまう。１５分の中でも何か見所があるといいんだけど７５分ドラマを割って見てるようでなんか面白くないな。

ルリ子さんの過去が露になって、他の劇団員も同じような境遇なんだと分かりました。
これっていつの時代も一緒で、若い人や新しい事を知っている人が古株の人を疎むのと同じだなと感じました。
それにしても千代ちゃん、ルリ子さんを説得する時にすごく大人になっていてほんとにビックリ！
テルヲに苦労したせいなのか？今までの経験からか？感心しました。
千之助に啖呵を切った時にも格好良かった！絶対にみんなで千之助よりも笑いを取ってもらいたいです！

最後の最後、一平くんにやられた。いやーかっこいい。自分で広げてしまった風呂敷をあわあわ見ているだけの男よりその上をいってくれる男の方が数倍かっこいいよね。元はと言えばお父さんが亡くなった後、千之助さんと同じ熱量で一平くんが笑いと向き合ってくれたらここまでこじれなかったのかなとも思うんだけど（笑）こじれたのはその二人からなら今こそその二人で解決できたらもっとパワーアップするんだろうね。千代ちゃんの目が心なしかハートマークだった。そりゃ惚れてまうやろ！

座長は一平なのに、千之助（と、その御供）がうるさくって、正直邪魔くさいなと思ってしまいました。
先週、天海天海の事を思って泣いていた千之助を見た時は、一座に加わってくれて良かったと思っていたんですが・・
他のメンバーもみんな個性が強すぎて大変そう。小山田さん！歌舞伎じゃないんだからみえを切らないで～(笑)
ルリ子の演技はさすがですが、やる気のない演技の千之助をみてイライラしました。
あれはわざとなのか、一平を育てようとしているのか、と良い風に考えたいです。

個性強めの俳優さんたちがぶつかり稽古をしているような状態だね。個性があることはいいことだけどまだまだ調和ができてない。そりゃ前の劇団からの移動だって詳しくは言われてないだろうから自分の必要価値を見出せずに意固地になってしまうのも分かるし、自分の武器を認めてもらいたくてあんな芝居になるのも分かる。さあこれをどうやってまとめる？？一平くんは何を考える？この強すぎる個性をまとめ上げた時すっごく面白いものができそうだね。

今週ずっとニワトリのものまねを見せられるのは辛いなと思ってたけど、雨降って地固まるで昔のメンバーが集まってくれて良かった。千之助さんって喜劇の中で見てる時はすごく面白いのに普段はすごく怖いのね。そのギャップが好き。芸人さんをよく知らないとできない演出だなと思っている。笑かしてみーって軽く言うけど、よく考えたら人を一瞬で笑わすなんてほんと大変なことなんだよね。普通は千代ちゃんみたいにいたい感じになっちゃう。人の感情を揺さぶる職業って生半可な気持ちではできないんだなと教えてもらった。

万太郎が千代たちの目の前で、お付きの人達を使っての一瞬の早着替えをした時に「やっぱすごい」と感心しました。
一平や千之助たちとは余裕やオーラが違いますよね。千代の「なんや分からんけど凄い」の言葉に全てが現れてました。
やっと徳利さんが戻ってきたのに、なんで一平は漆原が要らないと言ったのか？イマイチよくわからなかったですね。
女形なんで喜劇には要らないかもしれないですが、他の役でも面白そうなんですが・・一平は何を考えてるのかな？

う～ん、みんな千之助にこだわっていますが、そんなに面白い人なんでしょうか？
万太郎に嫉妬していて歪んでいる人にしか見えないんですが。
それよりも千代たちが一平の脚本を相談しあって、さらに天海一座のみんなを呼び戻した方が早い気がしますね。
とりあえず天晴さんが戻ってきたんで良かったです。
個人的にはカメラ目線のルリ子さんが良い仕事をしてくれそうですね(笑)
あと、気になったのは「岡安」はもしかしたら後数年で店じまいを考えているのでは？と思いました。