推しが上司になりまして

めっちゃ面白かった。中条さんのオタっぷりが見事。一般生活の中では見せない目の輝きが印象的。オタ活をしたことない身としては今まで知らなかった世界を見せてもらえて面白いです。これほどハマるのであればその人が引退したらショックだろうなと思ったし、その人が目の前に現れても恐れ多くて近づけない崇拝しちゃう気持ちも分かるなーと思いました。密かに役に立ちたくて困っているところをさりげなく助けたりドキドキする要素もあって楽しめました。

うわーバレたね。推しだってことがバレたね。っていうことは？って高城さんの中でいろんなことが思い出されるはずで。自分の好みを知っていたからの偶然の一致をすごく嬉しく思うのか、はたまた気持ち悪いと思うのか。二者択一になると思うが、ここはラブコメなので嬉しい！に変換されるのでしょうね。さてそうすると高城さんの中でどちらの顔で接したらいいか分からなくなるはず。ここからが面白いのに！というところで終わり。次週が待ち切れない。

え？中条さんが斗真のファンだって斗真はとっくに気づいていたってこと？最前列でいつも応援してると覚えちゃうのか。それなら今までの行為は故意にドキドキさせるためにやってたってこと？そうなるとあざといのは斗真の方だったんだね。ってことは斗真は自分に好意があることを知ってて近づいたんだから両思いってことだよね。推しは遠くに輝く星のようなものだった中条さんだから距離感バグるよね。推しと恋愛かー、夢があるけどどうなるんだろう。

ようやく付き合い出した2人、距離感が掴めずにいる様子は初々しくてかわいらしい。しかも絶賛社内恋愛中。モーションをかけてくる同僚に軽く交わしてようやく2人きりになれた時はなんだかこちらまでドキドキしてしまう。なんでもオープンがいいってわけでもないんだね。2人だけの秘密が絆を深くする。ある程度過ぎたら誕生日なんて後日祝われたってなんとも思わないけど、どうにか誕生日当日にプレゼントを渡したい！とかいう気持ちが可愛くていいなと思った。

推しはあくまで手の届かない存在でみんなで崇めるからファン同士の連帯感や友情が生まれるわけで、その誰か1人が付き合ったりしようものなら血を見る勢いだろうね。一般人になったからって推しは推し。むしろ自分にもチャンスがあるんじゃないかと競争率上がるもんね。推しとの恋愛プラス社内恋愛。かなりの苦行かもしれないけど友達にも分かってもらえたみたいだし、自分の幸せを最優先に頑張ってほしい。でも斗真にはまだ芸能界に未練がありそう。電撃復帰とかあったら面白いな。

自分が愛してやまない推しにお姫様だっこされるなんて一生の思い出になるだろうに酔っていて覚えていないなんて一緒後悔しそう。送ってもらって部屋まであと一歩のところで部屋に入れなかったのは推し部屋を見られたくないためだったけど、それがちゃんとしてる人と見られたのなら結果オーライ。これで高城さんの気持ちが向いたとしたら面白い。本当に恋愛ってなにで動き出すか分からない。でも高城さんエレベーターではやりすぎです。好きな人じゃなかったらセクハラですよ。

映画館で手を握るシーンで、これまでの私ならぎゃーと騒いじゃうところ今の私は安心するっていい表現だなと思いました。それが推しから恋人へ変わった瞬間なのかなと思いました。それにしても一度顔と名前が有名になった人が芸名を捨ててキッパリ引退をしても一般社会で働くって大変なんだなと思いました。今じゃ誰と恋愛しても自由なはずなのにそれすら邪魔されかねない。ここで斗真が瞳を守りきれれば本物のナイトになれる。そこが見ものだな。

舞台の上で輝いているのが推しだったのなら、その人が現実社会で上司になるのだから距離感バグって当たり前だよね。こんなに日常生活が大変なら思い切って推しだって伝えてしまえば楽になるのに！と思わなくもないけど、そうしたら一気に距離を空けられてしまう気もするし悩ましいなと思いました。まぁ推しが現実社会に現れた途端夢が破れるほどカッコ悪い人じゃないだけマシか。でもこれ以上近づいたら心臓がもたない。ちゃんとキュンとする仕草を入れてくるところが憎らしい笑。

高木修一から斗真に戻るのが本筋かと思っていたらこのままサラリーマン続けていくんだね。これは芸能界を辞めた人のセカンドライフを応援してるドラマなのかなと思った。SNSがあるからいつも見張られていて辞めてもなかなか一般人として働くことも恋愛することも難しいのだろう。推してくれる人がいないと成り立たないがそのバランスが難しい。華々しい世界から一線を引いて次の人生を送る斗真を潔いと思ったし応援したくなった。

別に高校生でもあるまいし、付き合うか付き合わないかでなにをグダグダやっているのだろう。ストーリーもいつまでも薄っぺらくてぎゅっとまとめたら3話ぐらいになってしまうのではないかという薄さ。推しと付き合う難しさを出すのであればキラキラのアイドルと付き合うって設定の方が面白かったと思うし、上司が推しなら日常生活で隠しているオタクの部分が出そうで焦るとか恋愛をするならもっと格差を感じるとかさ。もっとドキドキするような展開が欲しかったな。

これは憧れていた推し、手が届くと思っていなかった雲の上の存在だった人とお付き合いできてめでたしめでたしって展開じゃないんだな？と薄々思ってきた。これはきっと斗真がまたステージに立つのがゴールかと想像している。その時中条さんは恋人という存在からは下りてしまうのかな。その方が潔いしファンとして鏡だと思うけどなんか綺麗すぎるな。そこまでくると人としてはそこまで好きじゃなかったんじゃないかとさえ思ってしまう。どういう結末か答え合わせが楽しみだ。

あーめんどくさい。自分に好意を持っていて恋人になってくれって言っている人に自分が知らない女性が出現したら素直にその人は誰ですか？って聞いたらいいじゃない？その答えで付き合うか付き合わないか決めたらいいんだし。中条さんって部長のことを最推しって言うけど恋愛したい好きっていうのは二番手なんだよね。相手を知れば深手を追わないうちに撤退することもできるんだし、推しのままでいればそこまで傷つくこともないでしょう？なんかばかばかしくなってきた。