捨ててよ、安達さん。

2020年4月期
総合評価: 3.68 / 5.0 (回答者数59人) 450 位 / 1006件中
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脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78.6%) 343/1007件中
キャスト 4.1 /5.0(81.4%) 452/1007件中
演出 4.0 /5.0(80.6%) 246/1006件中
音楽 3.3 /5.0(66.8%) 600/1007件中
感動 3.4 /5.0(68.2%) 316/1002件中
笑い 3.2 /5.0(64.4%) 331/1002件中
スリル・興奮 3.0 /5.0(59.4%) 628/999件中
59コメント
51 | | 2020-06-27 18:49:44

今回はいつものちょっとコミカルでシュールな雰囲気とは違う、シリアスな空気と安達さんの狂気的な演技が印象的で見ごたえがありました。パジャマだけでなく家族、子供への執着も感じられていつも穏やかで朗らかな安達さんの闇を感じて胸がギュッと締め付けられるような苦しさがあり、本当にこれまでと同じドラマかなと思うくらい観終わった後に重たさが残りました。冒頭のほのぼのシーンも相変わらず楽しくて、梶原さんとハグをしたり食事に行く約束をするほど仲良くなっているのが嬉しかったです。

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52 | | 匿名 | 2020-06-29 18:01:01

着慣れているパジャマって捨てられないですよね~
新しいのをもらっても、すぐに着なくってやっぱり今着ている古いパジャマに腕を通しそうです。
なので、安達さんがなかなか捨てられない気持ちが分かりしたね。
しかも、お腹が大きい時にもずっと、なんて(でも、本来はマタニティ用のパジャマじゃないとお腹が苦しいですが)。
目が覚めて1度ゴミ袋に入れていたのに、また目が覚めてパジャマがあったので、2段オチの夢だったのかな?ラストが分かりにくかったです。

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53 | | 2020-06-30 23:26:02

使い込まれたパジャマの役をYOUさんが面白く演じていて良かったです。ハイヒールが似合ってますね。パジャマがなんでハイヒールなのかはわかりませんでしたが。。パジャマって確かにお気に入りがあると手放せなくなるよなと思いました。少女が「子どもは安達さんの持ち物?」というところがなかなか深いなと思いました。子どもをつい自分のもののように扱ってしまうけど、本当は違いますよね。。安達さんはお母さんからそういう扱いを受けていたと思われていたということでしょうか。安達さんにとってはそこがやはりいちばんの肝な気がしますが。本当は捨てたいのはそれ?なんでしょうか。

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54 | | 2020-07-03 13:04:02

大事なパジャマの話から前回の着ぐるみの話に繋がって、安達さん自身が見たくなくて隠している過去を知ってしまった流れに戸惑いました。でも謎の少女が現れなかった旦那さんに別れを切り出された夢は、心の奥底に残っている母親にさえ必要とされていない不安感を思い出したことで見たということなのかなと展開の奥深さに気づかされました。
それに夢って大抵辻褄が合わなくてもどんどん進んでいくもののはずなのに、謎の少女がいることで統制されていると思っていた、思わされていたんだなと感じました。謎の少女と安達さんのお母さんの問題をどう納得できる形に納めるのか楽しみだけど、少し怖いです。

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55 | | 2020-07-04 18:07:21

安達さんに捨てて欲しいものが擬人化して夢に登場するという基本の流れは変わらないけど決してマンネリせず、12話通して同じような展開になる話がひとつもなかったのが凄かったです。何でもかんでも手放すのではなく、子供に対する執着とか皆に好かれたがる性格とか、捨てずに折り合いをつけて生きていくと清々しい笑顔で語るラストの安達さんがとても綺麗だったし、台詞が胸に刺さりました。シュールでコミカルさもあって、出演者が少ない分、演者の集中力が熱量が画面からビシビシ伝わってきて、舞台を観ているような感覚になれる良いドラマだったなと思います。

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56 | | パピルス | 2020-07-06 16:08:01

最終話に向けて何とも言えない息苦しさを感じたのが自分だけでしょうか。時間をさかのぼり“捨てる”というキーワードに妙な反応のあった原因が解き明かされたことや、終わりの見えない密室劇からの解放感が夢の中の広々としたランニングコースで表現されていたことなど、気持ちよく終わるための要素がいくつも用意されていて、作り手の愛情や誠意すた感じたね!初回放送からの回想で自己と向き合う場面から家族との対話に移行する様子はスムーズかつ必然性のある流れだった。本人役を演じた安達さんの本音も実は盛り込まれていたんじゃないかな?と思わせるセリフ回しや表情もかなり引き込まれたよ。とにかく解放感しかないエンディング!

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57 | | 匿名 | 2020-07-06 17:03:01

この時期に最終回まで無事に放送してくれたことに感謝です!
今回は今までの伏線を回収するようなストーリーだな、と思いました。
捨てたくっても捨てられないモノ。それは夢の中でずっと出てきていた少女だった展開に「素晴らしい」と!
安達さんがどうして紅しょうがが好きなのか。
「私はお母さんのものじゃない!」と言いながらも、娘の美羽ちゃんの事を「私のもの」という矛盾。
夢の中で解決した感がありました。
なんだかんだ言いながら、これからも絆を大切にしながら『モノに囲まれて暮らす』んでしょうね。

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58 | | 2020-07-07 14:01:01

素敵な最終回でした。紅しょうがを食べて安達さんがいってきます、という生まれる描写が面白かったですね。紅しょうがが好きなのはおかあさんがお腹の中にいたときに食べまくっていたから、というのをきいて、結局嫌でも親子って繋がっているんだと感じました。あの夢の中の少女は結局へその緒だった、というところがすごい。私のへその緒あるんだろうか、と思ってしまいました。息子のへその緒も大切にしなければ、と思いました。捨てないです。

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59 | | 2020-07-13 00:01:01

安達さんが幼くて娘の立場だった頃は自分を否定する母親を酷いと否定していたけど、心が大人になって当時の自分の目が死んでいたことを否定できなくなり、自分も母親になって娘を自分のものだと思っていることに気づいてしまったのかなと思いました。それでも自分を否定して傷つけることを今でも平気で行う母親とは違う存在だと思いたくて、母親との繋がりの原点であるへその緒を捨てようとした、でも捨てられなかったという心の葛藤が凄く伝わってきて辛かったです。
夢の中で謎の少女がずっといたのは安達さんが捨てたいけど捨てたくなかった存在だったからだと思うとすごくすごく深くて、重くて、言葉が出ませんでした。
捨てることで気が晴れることもあるけれど、後悔しか残らないこともあるので、捨てるという決断はすごく勇気がいることだけど、捨てないという選択もまたとても勇気がいることなんだと感じました。

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