99.9―刑事専門弁護士― SEASON Ⅱ

初めは全然印象に残ってなかったのですが､異様にテンションの高い斑目法律事務所のメンバーのなかで､いつもニコニコ､いいパパさんぶりを発揮しているマギーさんの存在にホッとさせてもらってました。そういう意味では､馬場園梓さんもよかったです。この2人いてこその､いいバランスでした！

前回同様に脇役でしたけど、家庭と子供を大切にしている感じが見た目とピッタリ合っていて良いと思います。今回は子供も大事だけど仕事を優先しつつある所がまた理想の男性像でより良く感じます。もう少しセリフなどが増えてもおかしくない俳優さんだと思います。

シーズン1からドラマを見ていますが、マギーさんの役柄的に直接事件捜査や裁判に絡むことはないけど影できちんと主役を支えていい演技をする俳優さんだと思います。シーズン2でもしっかり双子のパパとしてもパラリーガルとしても、そして明石さんのお世話役としてもいい仕事してくれています。もっとマギーさん含めたパラリーガルの方に焦点をあてても面白いなと思います。

彼は色々なドラマに出演していて色々な役をやるのですが演技の幅が広いなと思いました。シュールな演技をやったり、またあるときはギャグのように天然キャラをやったり、主役を生かすための演技をしっかりしていて、かつ本人も印象に残るような演技をしていてとても面白いと思いました。

シーズン1から引き続き和むキャラを演じていたと思います。
そこまで出番が多いわけではないですが、画面にうつっただけで
ホッとするような安心感がありました。
相変わらず子供思いの良いパパで、あのチームの中での
癒しキャラになっていたと思います。

片桐仁が演じる明石と同じくドラマ内でのコメディパートを担っていますが、ドラマのストーリーとは別の軸で小ネタを入れつつ、ストーリーの邪魔をしていないところが上手いですし、誰かが話す後ろで何か小ネタを入れてくるのではとついつい見てしまいます。

子供思いのパパの顔となるシーンに微笑ましくなり、他の演者さんとの掛け合いがユニークで面白いのですが、どうしても個性的なキャラである明石役の片桐仁さんが目立ってしまって、影が薄くなってしまっているのが少し私は残念に思っています。

マギーさんは、ドラマの中では、たまに台詞があってちょこちょこ見切れる程度の出番しかありません。
それなのに、居たら居たで物語の中に(良い意味で)空気のように入り込み、場が明るく和むようなお芝居ができる方だなと思っています。出番は多くありませんが、メーンキャストに絶対必要です。

子供のためとはいえ仕事場で踊りの練習をするのはいかがなものかと思います。忙しいはずなのに随分自由だなと不思議です。前のシーズンではパリッとした印象があっただけに腑抜けたパパって感じになっていていいところが少なかったように感じます。