※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.2 /5.0(64%) | 739位 /1076件中 |
キャスト 3.7 /5.0(74%) | 696位 /1076件中 |
演出 3.2 /5.0(64%) | 753位 /1075件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 921位 /1075件中 |
感動 2.7 /5.0(54%) | 741位 /1070件中 |
笑い 2.6 /5.0(52%) | 645位 /1070件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54%) | 799位 /1068件中 |
脚本・ストーリー 3.2 /5.0(64%) | 739位 /1076件中 |
キャスト 3.7 /5.0(74%) | 696位 /1076件中 |
演出 3.2 /5.0(64%) | 753位 /1075件中 |
音楽 2.6 /5.0(52%) | 921位 /1075件中 |
感動 2.7 /5.0(54%) | 741位 /1070件中 |
笑い 2.6 /5.0(52%) | 645位 /1070件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(54%) | 799位 /1068件中 |
クマさんと仲良くしたくて和室にサウナを買っちゃう父、12年ぶりに漫画を描くために離婚するだのなんだのって騒ぐ夫、クリスマスに7万もするダウンコートをせがむ息子、あーめんどくさいって思わないところがすごい。ここまでじゃなくても誰だってめんどくさい部分は持っているものだ。だからそれを許容できるかが鍵だろう。なんだかんだ揉めながらもふと見るとまりえが満足そうな顔をしているのがいい。まりえが幸せなら誰も何も言う権利はない。家族ってめんどくさくて愛おしい存在なんだと思った。
夫婦喧嘩は犬も食わないって言うけど、他人から見たらどこが良くてこの人と一緒にいるのかねと思うような人もその連れ合いにとってはかけがえのない人なのかね?まさか悠作が離婚を切り出すとは思ってなかった、まりえと離婚したらどうやって暮らしていくつもりなの?どう見ても野垂れ死にそうなのに口が減らなくてめちゃめちゃ嫌な気分。何が良くて一緒にいるのか全くわからない。子供はドライだしよく見ているとお父さんお母さんって呼んでないんだよね。リアルだわーと見入ってしまう。
えーって感じ。自分の不幸を切り売りしなきゃ漫画は描けないっていうならこの11年は幸せだったということか?で少し負荷がかかったら家出したり離婚してくれって言ってくるの?まりえからしたらウェットな話題でも側から見たらそんな夫のどこがいいの?ってなる。でも家族の問題ってだいたいがそうなのかもね。そして家族は一つも同じものがないんだろうなとも思った。まりえが全て背負うからつべこべ言わずについて来い!って腹を括るしかない気がする。
いつか漫画を描くのではと待つこと11年ってまりえの経済力があるからこその余裕だよ。普通ならとっくに捨てられてるわ。しかも長く待ったのに最後の作品も描くことはなくここでフェードアウトって力抜けちゃうよ。そこでお父さんが別れてくれっていうのも分からなくはないけど大問題になると思うけどな。親として言ってやりたい気持ちになると思うけどまりえの幸せはまりえにしか分からないし、がっかりしただろうけど不幸だとは思っていないだろう。ま、ここで奮起しない男なら捨てられても当然だと思うけどね。
これは結構おばあちゃんあるあるなんじゃないかなと思いました。共働きが増えている今祖父母は大事な育児の戦力として見られている。その祖父母の協力をいつでも借りておいていつの間にか置いてけぼりにしていないか?あれだけ頼りにしていたのに孫の成長とともに自分は必要とされなくなりお年玉さえ振り込みでいいなんて言われたら悲しい。そういう気持ちを察せないまりえだからこそ順基も感謝の気持ちを持っていないのではないだろうか。
今度はお父さんに鬼怒川の女が出てきましたね笑。奥さんに逃げられ、詐欺でお金を騙し取られ、心許ない貯金を孫の浪人費用に当てにされ、果ては寝る場所さえ家族に邪魔にされる始末。結構扱い酷いです。そこでしょぼくれた余生を送るのかと思いきや彼女とバイクで家を出るなんてロマンだね。じいさん、カッコいい!って思ったよ。一般にはそんなことは夢のまた夢だろうけど、そんな余生があってもいいよね。それにしても3人の男の自由度がすごい。並の人なら手綱を引いていられないだろうな。
たとえ親子でもそれは言っちゃいけないよって言葉があると思う。大きなきれいなうちに住めて食べても食べなくても朝食が出てきて学校にも通える。それが最低限というのなら順基は一度外に出して苦労させたほうがいい。世の中の潜在的にあるお母さんへの要望が多すぎないか?まりえは充分スーパーマンだよ。働かない夫を急かすことなく自分が稼げばいいと思ってるし家事だって育児だってやってきた。それなのにあんなこと言われたら泣いちゃうよ。なんて悲しいこと言うんだとこちらまで悲しくなった。
結婚したい人としたくない人はいづれうまく行かなくなると思うから年内にけりをつけるやり方は賛成。頑なに結婚したくない人ってどういう考えなんだろう。どういうつもりで一緒に暮らしているのだろうと不思議に思う。つまりいいとこ取りをしたいのかなと思えてならない。大事なお嬢さんと一緒に暮らしてて親に挨拶もできないってやばいよ。俺のタイミングって何?厨二か?悠作なんてずっと厨二だもんね。もう漫画家って名乗るレベルじゃないじゃん。まともな人が出てこないなー。
女が大黒柱であってもいいという考え方は賛成、だけど家事もせずぷらぷらしてる夫を許容する心の余裕はない。でも芸術って急かしちゃダメなんだろうね。自分の中で貯めて貯めて湧き上がるまで待たなきゃいけないんだほうな。それは常人が生きる時間軸ではないんだろうしやっぱり凡人にはわかりません。そして息子。そうなりゃ高卒で働いて夢を追いかければいいとさえ思う口の悪さ。どうして親が頭を下げて大学に行ってもらわなきゃいけないのか。指定校でしかいけないのなら慶應なんて無理です。よくもまあ可愛くない父、夫、息子を持ったもんだと同情します。
4人の会話劇、とめどもなく出るセリフの数々がどこの家庭にもありそうですごい情報量だったけど聞き逃さずに聞いていてクスッとしたりイラッとしたり共感したりできて楽しかった。中でも娘の立場としては家も解約した父を放り出すわけにはいかないと思ったけれど、悠作さんの身になれば自分の親を蔑ろにした過去がありそうはさせるかという思いも分かる。家族って歴史がある分蓄積された悪い記憶っていうのもあるんだよね。でも頭金には勝てないよなー、お父さん一本ありだね。