PICU 小児集中治療室

2022年10月期
総合評価: 4.00 / 5.0 (回答者数19人) 209 位 / 824件中
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脚本・ストーリー 4.0 /5.0(80%) 279/824件中
キャスト 4.4 /5.0(87.4%) 236/824件中
演出 4.1 /5.0(81%) 226/823件中
音楽 3.8 /5.0(75.8%) 301/824件中
感動 4.3 /5.0(85.2%) 42/822件中
笑い 2.7 /5.0(54.8%) 501/820件中
スリル・興奮 4.2 /5.0(83.2%) 82/819件中
19コメント
19 | | 2022-12-04 08:14:21

嘘をついたらいけないと子供を育てるけど志子田先生を見ていたら分からなくなった。何が何でも正直に言うのがいいとは限らない、全てを飲み込んで優しい嘘がつけるのが大人なんだね。圭吾くんに顔色ひとつ変えずに向き合えた志子田先生は大きく成長したなと思った。お母さんとの向き合い方も素敵。いつか親は先に死んでしまうと思っていてもなかなか受け入れられないもんだよね。自分が医者なら尚更もがきたくなる。でも医療は万能じゃない、看取りも医療のうちなのだと奥深さを感じた。

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18 | | 2022-11-29 12:09:50

病気に対する覚悟、見送る・見送られる覚悟をする時間が取れるという意味で、病気は事故よりもある意味幸せだと言われることもある。それはお互いが納得できるかどうかということなのだろう。病気にかかったことを納得できるとかではなくて、何をしたか何を考えたか。圭吾くんはまだ小学生なのに、本当にたくさんのことを考えていて凄いと思う。嘘の苦手な志子田先生が彼の生命力を潰さないために懸命についた嘘。本当にたくましくなったと思う。南さんへの言葉も成長が感じられて。ハッピーエンドばかりじゃないところがリアルで考えさせられる。

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17 | | 2022-11-29 11:23:44

大人は時として嘘をつかなければいけないこともある。でもそれは優しい嘘でないとね。志子田の嘘はそんな優しい嘘でした。けれど医者として考えなければならないのは、圭吾くんと変わらない年齢で不治を知らされている子どもたちはたくさんいて、その子たちは自分の残り少ない生や死と向き合っている事実です。子どもにだって残された命を何に使うか決める権利はある。そのことも忘れないで欲しいです。仕事として嘘をつけるようになった志子田も母親には嘘がつけなくて、諦めきれない気持ちを訴えたけど、結局、死とは残される側の問題でもあると痛感させられました。

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16 | | 2022-11-27 13:56:22

「悠太の命は悠太のもの」と言った南さん、自分の命は自分のものって言いたかったのでしょうね。それはそうなんだけど、武四郎の家族としての気持ちも痛いほど分かります。カルテ一つで病状は全て分かり、どのような予後が待っているのかもすぐに想像できてしまう。辛いだろうなと思います。ただ南さんにもそれなりの経験があって自分の身の振り方を考えている。その膠着状態の間をすり抜けてくる植野先生の言葉が沁みる。こんな寄り添ってくれる医師がいるなら頼ってみたいなと思った。

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15 | | 2022-11-26 19:23:54

せっかく心臓移植に前向きになったのに今度は腎臓が悪くてというのは辛い展開だな。移植を待ちながら亡くなる子どももいるし、そういうのを思うとこの展開はリアルなんだろうなと思う。だからこそ見ていて辛くなる。南さんの病気のこともとうとう志子田の知るところとなった。紙を見ただけで状況が全部把握できてしまってというのは医者ならではだと思うし、それが酷ければ子どもとしては気持ちが先走ってしまって冷静ではいられない。植野先生の家庭訪問は良かったし、言葉もとても優しい。今はいろんな治療があるので、痛みが少しでも和らぎますように。

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14 | | 2022-11-22 10:53:31

南さんの気持ちもわからなくはありません。かつてのガン治療はペインクリニックなんて存在せず、多くの末期患者は日々激痛に苛まれて、いっそ殺してくれと言ってきたり、死に際も安らかとは程遠い苦悶の表情で逝ってしまうようなことがありました。そんな姿を見てしまった人は、自分なら無理矢理生かされるよりも苦痛を受ける時間は短くていいと思う人も少なくはありません。でも今は植野の言う通り、緩和ケアやターミナルケアといった分野も整備されてきているし、もう少し歩み寄って欲しいですね。問題は圭吾くんですが、やはり北海道だけに和田心臓移植事件がちらつきます。そちらに向わなければいいのですけど。

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13 | | 2022-11-19 09:18:58

どうしても小児の患者だと親の思いが優先されてしまうところがあるけれど、患者自身の生きる気持ちがないダメなんですよね。何度も自分も死の淵に立っているからこそ心臓移植のその心臓の持ち主のことを考えてしまう。違う臓器なら自分があげる立場になるかもしれないと思うのかしら。子供だって経験値が違えば違う価値観を持つものです。生きてほしいと推してもダメ。自分で生きたいと思えるように修学旅行を企画した、しこちゃん先生はすごいと思う。

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12 | | 2022-11-16 21:32:52

重い心臓病の子ども。何を思い何に絶望し何を願っているのか。ちゃんと子どもの目線に立てる志子田はある意味すごいのかもしれない。発作を起こして、そこから目覚めた時が一番怖いとは思いもしなかった。それを子どもの口から聞き出せる力。目を覚ましてホッとするのは周りだけなのだ。そして子どもでもドナーへの思いがちゃんとあって、命をいただく意味をわかっている。だから自分を諦めると言うのはあまりに悲しい。どうしても生きられなかった子どもの命をいただいて、その子の分まで生きたいと思わせる。それが志子田の修学旅行計画だろう。楽しかった日々を思い出す素敵な趣向だった。それにしても、子どもが頑張って戦っている姿を見ていると演技だとはいえ泣けてくる。

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11 | | 2022-11-15 10:33:47

子どもの心臓移植問題というよりも、子どものQOLをどう考えるかというテーマでした。大人とは違い、子どもの意思をどう判断するべきかは難しい。なので意思というよりも子どもの生きる質を問うたこのやり方は、ちゃんとした患者管理がなされている中では良い方法だったかもしれません。圭吾くんの次の問題はドナーですね。実際の話として渡米しての移植だと円高もあって費用は5億円にもなるそうだし、ドラマでは国内での移植になるのでしょう。北海道で心臓移植といえば、悪名高き和田心臓移植事件を思い出します。もしかしてシナリオを書いている人はそれも意識しているのでしょうか?

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10 | | 2022-11-13 10:57:07

病気の子供を持つ母が捨てる命があるのならこの子にその命を分けてほしいと思う心も痛いほど分かるし、心神喪失となり自分の命を自分で終わらせようとしてしまう悠太の気持ちも分かった。命を扱うものとして自殺はいけないことと倫理的に諭すのではなくその背景にまで目を配り寄り添う姿勢がとても素晴らしいと思った。悠太の命は悠太のものと言ったお母さんの真意はどこにあるのか、自分も大きな病気を隠していそうなのでとても気になった。

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9 | | 2022-11-11 16:02:51

北海道に限らず、地方の医療は拠点となる設備が整った病院までの距離が、絶望的に遠かったりする。ドクタージェットは確かに理想的だけど、理想論だけではどうにもならない。コロナでもそうだったが、救える可能性があっても、事実上、見捨てられる命がある。それが現実。最前線にいる医者がそれで悠太みたいに心を痛めない筈がない。結局、医療は人と向き合うことだから。そして南に起こった異変はすい臓がんの可能性が示唆されました。すい臓がんは生存率の低い難しい病気です。武四郎は医療人として、今度は肉親と向き合わなければならなくなるかもしれません。でも南の言う通り、他者の命は他の誰のものでもなく、本人のものです。本当の患者ファーストは何なのか考えさせられるものになりそうです。

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8 | | 2022-11-09 11:34:30

悠太はやはり自殺だったのか。消えそうな命をつなぐことが仕事で、日々ギリギリのところで戦っている子どもたちを見ている志子田の怒りもわかる。悠太はSOSを出していた。それをちゃんと聞き出せなかった自分への怒りも志子田は持っただろう。そういう当初の怒りを越えて、目を覚ました悠太との会話は素敵だと思った。

北海道の広さを考えた時、網走や函館の子どもが丘珠で入院するということの大変さは想像を絶する。搬送も、介助も。それぞれお金の問題も絡んでくる。そういうところもちゃんと描かれていて、どうなっていくのかとても興味深い。

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7 | | 2022-11-05 12:00:13

志子田先生は押しが強いし視野が狭いしちょっとなーと思って見ていたけれど、みんなが視野を広くお母さんの立場で見ていたからかもしれないと気がついた。志子田先生はたった一人裸ん方で病気と闘っている赤ちゃんの味方だったんだね。お母さんに会いに来てほしい、触ってほしいと声に出せない声を代わりに訴えていたんだね。あんまり物分かりのいい大人になってしまうのもいけないんだなと納得。ただ産後のお母さんに全てを背負わすのは酷。逃げた男が恨めしかった。

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6 | | 2022-11-04 11:40:30

子どもを産んだからと言ってみんながみんな母親になれるわけではない。シコちゃん先生は、まだ人生経験が少ないし、少し思い込みも強くて暴走しがち。ただ悪意がある訳ではないから、余計に強いと言うか人を追い込むこともある。あのお母さんからどうしてこんなに真っすぐすぎる子どもが育ったかは謎だけれど、いい意味でも悪い意味でも真っすぐ。許してくれた綿貫先生は優しい。自分なら根に持ちそうだ。自分の子どもがいつまで生きていて、最後の瞬間は誰がいたのかを知りたいと言う綿貫先生の気持ちが悲しい。医者である前に一人の人間だし、一人の母親だ。知る方法が裁判しかなくて、値段をつけるというのが余計につらそうだ。

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5 | | 2022-11-01 10:22:47

志子田の綿貫に対する言動は、いくら子どもの目線に立っているとはいっても軽率なことを言い過ぎ。大人がなぜ大人かといえば年齢の問題ではなく、人生経験の差であり、そこには安易に踏みこんではいけない領域を持つ人もいる。知らなかったからで済ませてくれた綿貫だが、彼女の心を不用意にえぐった志子田が、被告側を怒るなんてあまりに衝動的で自分勝手。母親の気持ちはわからないと言いきってしまうのもどうか。それを言ったら他人の気持ちなんてわからないという不可知論になる。子どもだったことはあるから子どもの気持ちはわかるというけど、それは志子田個人の気持ちであって、すべての子どもに通じるわけではない。医療や福祉の世界では同じ症状や同じ問題を抱えていても、同じ患者としてくくるのではなく、その人たちそれぞれの事情を見なければいけない。だから志子田の理屈には首を傾げる。

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4 | | 2022-10-29 14:03:48

網走で事故に遭った子供が瀕死の状態で悠太のところにやってきた。そこに偶然武四郎がいてPICUまで辿り着くことができた。だけどそこの人手不足でケアが十分にできないからと安全策の肺全摘を選ばれたが、人手不足を解消したことで男の子は全摘にならず元気に回復。運といえばそれまでなんだけど、いろいろ考えさせられます。命さえ助かればと思ったのに今度は元通りを願ってしまうのはみんな共通ですね。助からずに運がなかったと諦めきれる命なんてない。やっぱり最後には運しかないのかなー。

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3 | | 2022-10-28 18:31:08

医師の選択の難しさを痛切に感じました。そして術後管理も大変なのですね。地方は医者に限らず、医療従事者が不足がちです。地域医療は限界に近い。ある程度、マンパワーと設備があれば、もっと子どもたちだけでなく、たくさんの人が救えるんですけどね。それは同時にその家族をも助けることになる。植野の「コロコロ意見を変える」というのは同感です。医師のような大変な仕事でなくとも、人はこだわり過ぎると、本質を見失うことがある。意地を張り過ぎず、良いものには素直に従うというのは、人として優しい選択だと思います。

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2 | | 2022-10-22 00:30:43

その子供の保護者であるお母さんと主治医の先生が子供に病状を言わないと決めた時からこれは志子田先生が言っちゃうやつだなと勘付きましたが、あの場で子供と一対一で向き合った時の逃げ道ってないよね。りこちゃんに病状を軽く話した時嘘を上手に隠せる綿貫さん、必死に笑顔を作っているけど笑えていない羽生さん、目を合わせられない志子田さんとみなさん三者三様で性格が出ていて綿密に作られたキャラ設定がとてもいいですね。結果自分のちっぽけな正義でみんなを混乱させた志子田さんは怒られたけど、大人になって真剣に怒られるって大事です。凹んだり泣いたりしながら成長する志子田さんを楽しみにしています。

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1 | | 2022-10-15 13:04:10

すごく良質の映画を観たような1時間でした。他の地域に住む人が知り得ない北海道の現状とそれじゃいけない!変えたい!と思う人々の祈りのような熱意に胸を打たれました。子役の子が体調を崩して車で運ばれる時に半笑いにも見えたスタッフが最後は運転しながら号泣、不謹慎にも見えたけどそれほど子供の小さい体と命は急変しやすく儚い存在だということがよく分かりました。失敗を教訓にといってもその子の死は一つしかないわけで、辛く苦しい失敗です。それでも逃げずに最後の砦になろうと頑張ってくれている医師に頭が下がります。

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