エール

あんまり彼女のことは知らなかったですが、ドラマでみる彼女の演技に存在感を感じました。とっても弾きつけられたと言うか、ドラマのそのシーンが楽しみになっちゃいました！「エール」と言うドラマでしたが、今桜の塔も注目しています！いろんな面を見せてくれるそんな女優の一人ではないでしょうか。こらから楽しみな女優が一人増えました。

裕一や音の住居のそばの喫茶店の店員、という設定なのに、あまりの個性の強さに毎回笑わせてもらいました。遠い目をしながら「思い出すわ・・・」と昔語りが始まると、ついワクワクと聞き入ってしまったし、それを聞いた店主が「初めて聞いた・・・」とボソッとつぶやくのもクスッと笑わせてくれて、「エール」には欠かせない登場人物だっと思います。

恵が、「思い出すわ?旅芸人の一座をしていた時、、」と話しだし、びっくりエピソードと過去の経歴が明らかになっていくところが面白くて、いつも笑ってしまいます。すごくコミカルな芝居も上手い女優さんなんだなとこのドラマを見てファンになりました。特に椿姫をバンブーでミュージカル調に再現する回は最高に面白かったです！大人数が画面に写ってる時も、恵さんを思わず探してしまうような、華やかさがあって素敵だと思います。

喫茶店バンブー店主の奥さんながら、それ以前は一体どこで何をやっていたのか、謎多き女性を好演！突飛なことを言い出して、過去を演じ始める恵さんは、スーパー才女なのか、すべて妄想なのか。まぁどちらでもいいか、と思わせてしまうのは仲里依紗さんならでは。

喫茶店バンブーのママさんとしての出すぎない存在感が良いですね。謎の過去が次々出てきても、ストーリーを邪魔しない存在になっているのはは、仲さん独特のお茶目なキャラクターだからこそなのではないかと感じています。

ファッションも可愛らしくてとてもチャーミングだけど、自分の経験を時々語るその内容が突拍子もなさすぎて、どこまで本当のことなのか、真実はどこにあるのかわからない人ですね。そこが魅力と言えなくもないけど、単なる大ぼら吹きという感じもしてきた。

現在のメグミさんもチャーミングだけど、若いころはもっとあか抜けてて素敵ですね。着ている洋服もエレガントで、メグミさんによく似合ってる。本や作家にも詳しくて、博識なのは昔からなんですね。あの当時に外国人からもプロポーズされるって、どんな人生を送っていたのか、興味をそそられる存在。

裕一をとりまく普通の喫茶店のお姉さんという感じだと思い特に注目して観ていなかったのですが、回を追うごとに仲里依紗さん演じる恵さんのキャラが立っていくのが面白くて大好きになりました。大勢いる応援部の男性陣の前で自分の身の上話を堂々とし始めたところなんかはカッコ良くて見事でした。

仲里依紗さんは役によって全然違う人になるので本当に凄い！と思います。
全く別の人に見えるので、まさに「カメレオン女優」ですね。
メイクも、話し方も変えて、今回は謎が多い女性・恵になり切っていて、とても面白いです。

独特の雰囲気と世界観を持つ人のようで、絡みづらそう。実際にこういう人が身近にいても、何か相談事をしたいとは思わないかな。どこまで本気で返事してるのかも読めないし。
夫の保も、彼女の過去や性格をあまり把握してないようだけど、その分ミステリアスでもあって、チャーミングで興味は惹かれる存在。

謎の人物だ。いったい何者なのか。過去を語る時が実に芝居がかってる。そいえば旅芸人の一座にも居たって言ってたな。しかし、ほんとに寸劇をやるとは恐れ入った。しかもわざわざ衣装まで着て。今でこうだったらこの先どんなネタがでてくるのだろうか。