『相棒 season22』での水谷豊 (杉下右京役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
水谷豊 (杉下右京役) は 「2023年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
「インビジブル」で山田希望(中川翼さん)に「希望はあります」と何度も言いながらそばに寄ると、そっと銃を奪い、最後は「希望は、あるんですよ」と山田を優しく抱きしめたシーン、感動しましたよ。兄のように慕っていた金森をパワハラで自殺に追い込んだ牧野文雄(山形匠さん)と隠蔽した署長・山田正義への復讐劇。副署長・那須野(永倉大輔さん)は不憫でしたが…。 正義の父親で市長の山田征志郎(升毅さん)にも騙された。升さんが演じている時点で「実は悪い奴なんだろうなぁ…」と思ったが、全然そんなことはなく「なんでこんな素晴らしい父親から、あんなんが生まれてきたんだ…」と思ってしまいました。奥様も特段変な人ではなかったですし、お手伝いさんを心配するような女性でした。どうやって歪んでしまったのでしょう。そこはある意味興味深かったです。正義役の金井浩人さんが巧みに二面性のある人物を演じてくれたので、ちゃんと腹を立てられた。よかったですよ、あの演技。 余談ですが、同エピソードは「ショカツの女5」を思い出しました。あっちは榊英雄さん演じる施設で育った警官が妹同然に可愛がっていた女の子2人が強姦されて一人が婚約破棄になり自殺してその復讐にもう一人の被害者と共謀してレイプ犯たちを殺害していった話だったんだが、集団暴行に加担していた奴の中にはなんと、新しく赴任してきた新宿西署の署長・戸倉義之(演じるのは河相我聞さん)がいたんです。戸倉は父親で警視庁警備部長の戸倉文男が事件の情報をもみ消していたのですが、榊さん演じる岡野守が勤める新宿西警察署に戸倉が署長として赴任してきて、復讐が開始されたのもまた、運命というものを感じさせました。戸倉は最終的には過去の悪事が明らかになり懲戒免職となり、父親の文雄も引責辞任しました。
前回のシリーズでは再婚した夫婦みたいな感じというか、まだどこか照れのような雰囲気があって、寺脇さんとの名コンビぶりが、ちょっと弱かった気がしましたが、 今シリーズではすっかりそれが消えたようです。テンポといい、間といい、さりげない大人なボケとツッコみも良い感じでした。個々で見ても水谷さんは変わらずといった感じてはありましたが、最後の方で公安の刑事に厳しく言い放つシーンでは、ちょっとセリフがもつれ、こもってしまうところがありました。さすがに年齢を感じてしまいましたが、娘さんに負けず、まだ頑張って欲しいです。
「インビジブル」で山田希望(中川翼さん)に「希望はあります」と何度も言いながらそばに寄ると、そっと銃を奪い、最後は「希望は、あるんですよ」と山田を優しく抱きしめたシーン、感動しましたよ。兄のように慕っていた金森をパワハラで自殺に追い込んだ牧野文雄(山形匠さん)と隠蔽した署長・山田正義への復讐劇。副署長・那須野(永倉大輔さん)は不憫でしたが…。
正義の父親で市長の山田征志郎(升毅さん)にも騙された。升さんが演じている時点で「実は悪い奴なんだろうなぁ…」と思ったが、全然そんなことはなく「なんでこんな素晴らしい父親から、あんなんが生まれてきたんだ…」と思ってしまいました。奥様も特段変な人ではなかったですし、お手伝いさんを心配するような女性でした。どうやって歪んでしまったのでしょう。そこはある意味興味深かったです。正義役の金井浩人さんが巧みに二面性のある人物を演じてくれたので、ちゃんと腹を立てられた。よかったですよ、あの演技。
余談ですが、同エピソードは「ショカツの女5」を思い出しました。あっちは榊英雄さん演じる施設で育った警官が妹同然に可愛がっていた女の子2人が強姦されて一人が婚約破棄になり自殺してその復讐にもう一人の被害者と共謀してレイプ犯たちを殺害していった話だったんだが、集団暴行に加担していた奴の中にはなんと、新しく赴任してきた新宿西署の署長・戸倉義之(演じるのは河相我聞さん)がいたんです。戸倉は父親で警視庁警備部長の戸倉文男が事件の情報をもみ消していたのですが、榊さん演じる岡野守が勤める新宿西警察署に戸倉が署長として赴任してきて、復讐が開始されたのもまた、運命というものを感じさせました。戸倉は最終的には過去の悪事が明らかになり懲戒免職となり、父親の文雄も引責辞任しました。
前回のシリーズでは再婚した夫婦みたいな感じというか、まだどこか照れのような雰囲気があって、寺脇さんとの名コンビぶりが、ちょっと弱かった気がしましたが、 今シリーズではすっかりそれが消えたようです。テンポといい、間といい、さりげない大人なボケとツッコみも良い感じでした。個々で見ても水谷さんは変わらずといった感じてはありましたが、最後の方で公安の刑事に厳しく言い放つシーンでは、ちょっとセリフがもつれ、こもってしまうところがありました。さすがに年齢を感じてしまいましたが、娘さんに負けず、まだ頑張って欲しいです。