『虎に翼』での平岩紙 (大庭梅子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
平岩紙 (大庭梅子役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
皆にお弁当を作ってきたり、あんみつをご馳走したり、微妙な空気を明るく切り替えたり、最年長らしい気遣いと優しさが素敵です。「年上だから皆をまとめなきゃ」みたいな変な力みや気張りがなく、自然体なところも良いですね。柔らかな声とおっとりとした話し方も大らかな梅子に合っていて良いと思います。
花岡がハイキングでの非礼を詫びる時、どこまでも優しく花岡の体調を気遣う場面がとても良かった。息子が3人いる梅子さんには花岡は子供のように見えただろうし、花岡には梅子さんが亡き母のように写っただろう。少し心配そうな面持ちが母親のそれで、だから花岡は涙が出たのだろう。
甘味処で裁判の様子を聞きながら、その奥さんの酷い仕打ちを聞いている時にすごく顔がこわばっていた。自分だけが既婚者だから分かるという意味なのか、自分も近い仕打ちを受けたことがあるのか、一瞬だけでしたが梅子さんの闇が見えた気がします。
息子の前でのスンとした表情、その息子と同じ年ごろの花岡が謝った時の慈愛に満ちた表情。ちゃんと謝りに来ただけで息子より立派と言った時の表情がとても印象的でした。
みんなで海に行った場面で泣き出しそうな崔さんの顔を覗き込んで子供をあやすように笑顔を見えるのは3人の子供をもっている梅子さんらしい仕草だなと思いました。お弁当を拵えるという表現も温かみがあり懐かしく思いました。
クラスの年長者として、軽挙妄動しない落ち着いた梅子がいたことは、他の学生にとって良い影響を与えたと思います。あんなクソみたいな旦那でなければね。自分からではなく、旦那から離縁を求められたのは、悔いになってしまうのでしょうか。さて演じた平岩さんですが、相変わらず安定感のある演技です。さすが名バイプレーヤーだなと思います。特に能面のように無表情になった時、無表情なのになぜか濃淡のような表情があります。見事な存在感でした。
旦那さんの前で見せたスン顔が長年の年季を感じさせて辛かった。家ではずっとこんな顔をしてきたのだろうなと思うと悲しかった。そしていなくなった後のキャピッとした梅子さんもそれが素なのかと思うともっと辛かった。
皆にお弁当を作ってきたり、あんみつをご馳走したり、微妙な空気を明るく切り替えたり、最年長らしい気遣いと優しさが素敵です。「年上だから皆をまとめなきゃ」みたいな変な力みや気張りがなく、自然体なところも良いですね。柔らかな声とおっとりとした話し方も大らかな梅子に合っていて良いと思います。
花岡がハイキングでの非礼を詫びる時、どこまでも優しく花岡の体調を気遣う場面がとても良かった。息子が3人いる梅子さんには花岡は子供のように見えただろうし、花岡には梅子さんが亡き母のように写っただろう。少し心配そうな面持ちが母親のそれで、だから花岡は涙が出たのだろう。
甘味処で裁判の様子を聞きながら、その奥さんの酷い仕打ちを聞いている時にすごく顔がこわばっていた。自分だけが既婚者だから分かるという意味なのか、自分も近い仕打ちを受けたことがあるのか、一瞬だけでしたが梅子さんの闇が見えた気がします。
息子の前でのスンとした表情、その息子と同じ年ごろの花岡が謝った時の慈愛に満ちた表情。ちゃんと謝りに来ただけで息子より立派と言った時の表情がとても印象的でした。
みんなで海に行った場面で泣き出しそうな崔さんの顔を覗き込んで子供をあやすように笑顔を見えるのは3人の子供をもっている梅子さんらしい仕草だなと思いました。お弁当を拵えるという表現も温かみがあり懐かしく思いました。
クラスの年長者として、軽挙妄動しない落ち着いた梅子がいたことは、他の学生にとって良い影響を与えたと思います。あんなクソみたいな旦那でなければね。自分からではなく、旦那から離縁を求められたのは、悔いになってしまうのでしょうか。さて演じた平岩さんですが、相変わらず安定感のある演技です。さすが名バイプレーヤーだなと思います。特に能面のように無表情になった時、無表情なのになぜか濃淡のような表情があります。見事な存在感でした。
旦那さんの前で見せたスン顔が長年の年季を感じさせて辛かった。家ではずっとこんな顔をしてきたのだろうなと思うと悲しかった。そしていなくなった後のキャピッとした梅子さんもそれが素なのかと思うともっと辛かった。