どうする家康

2023年10月期 2023年7月期 2023年4月期
総合評価: 1.63 / 5.0 (回答者数149人) 1004 位 / 1008件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 1.6 /5.0(31%) 1005/1009件中
キャスト 2.1 /5.0(41.8%) 997/1009件中
演出 1.6 /5.0(32.4%) 1000/1008件中
音楽 1.9 /5.0(37%) 988/1009件中
感動 1.6 /5.0(32.6%) 974/1004件中
笑い 1.3 /5.0(26%) 976/1004件中
スリル・興奮 1.8 /5.0(35.4%) 971/1001件中
170コメント
132 | | 2023-10-04 21:48:10

今回が最終回か?と思うほどの大団円。本当はみんなおじさんなのに、みんな大好きだーって叫ぶ青春のよう。ここまで生き残ったことが奇跡だもの、そのくらいやったー!って叫んでもバチは当たらないだろう。今から思えば秀吉が遠くに遠くに遠ざけたくて江戸に行け!と言ってくれたから今の東京があるんだな。そう思うと感慨深い。今回初めて秀吉ありがとう!と思った笑。秀吉はといえばみんなが知ってる朝鮮出兵。欲の塊は世界をも飲み込む。欲とは本当に恐ろしいものだ。

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153 | | 2023-11-20 10:25:14

関ケ原以降が早回しのように進んでしまいましたが、本当は徳川幕府はこの時期が重要なわけで、家康が太閤蔵入地を勝手に諸将に分配し、銀山も直轄にし、関白も秀頼ではなく九条兼孝に就かせたわけです。そして自身は征夷大将軍となり、着実に豊臣家の力を削った。明確に豊臣にケンカを売ってる。そこがナレーションベースでもいいから説明されないと、関ケ原は続いているという言葉に説得力がありません。本多忠勝と榊原康政の最後を劇的にしたかったにせよ、忠勝は肖像画の、康政は秀忠とのエピソードをもう少し拡げて終わらせても良かった気がします。また関ケ原はまだ終わってはいないと言う以上、家康はすでに豊臣を潰すつもりだったわけで、その相手となる秀頼に嫁がせると分かっている千姫にかける言葉はあれでいいのでしょか。淀殿の棘のある言葉にそつなく相槌を打つ千姫の姿につながらないのだけど。そしてとにかく甘やかされた豊臣秀頼と、厳しくされた徳川秀忠という対比を見せるなら、秀忠の性格はあれで良かったのかも気になります。

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144 | 2023-10-29 19:13:42

大河を見るのは習慣なので毎回その時間になると番組を開く。
でも5分と観ていられなくてオンデマンドで鎌倉殿の13人を開いてしまう。
なんか登場人物がね、前衛的ですね。
格闘技のアナウンスが流れたら似合いそう。

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145 | | 2023-10-30 11:57:14

そもそも家康と三成が最初に意気投合したのは、互いに戦のない世を模索していたからではなかったか。そこに至る方法論に違いはあれ、目的地は同じだったはずで、「違う星を見ていた」というのは、淀殿らが吹き込んだ結果によるもの。つまり三成は反家康派にそそのかされた形だが、であったとしても彼の想いの根幹であった戦なき世の逆を行くことをするだろうか。諸将を巻き込むために、大坂にいた諸将の妻などを人質にしてまでことを起こせば、大乱になることは目に見えているのに、戦なき世の信念に基づくなら、そんな馬鹿げた戦をしかけるわけがない。これだと三成は新しい政治をやりたいわけではなく、豊臣保守派に見える。三成の立ち位置がぶれぶれ。三成が物思うシーンで背景にカエルが鳴いていたのは「井の中の蛙」を連想させようという演出なのだろうけど、そういう細かいところよりも、根本をしっかりさせないと。そもそも「平和」なんてこの時代に存在しない概念を芯に据えようなんて考えがダメ。無いものは芯にならない。匂わせる程度に留めないと。

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146 | | 2023-10-30 12:27:01

タヌキとキツネと何とやらの三つ巴の化かし合いの様相。きっとキツネは自分の手のひらで男どもを転がしているという感覚なのだろうと、淀殿の顔を見ていて感じる。そして三成は真っすぐすぎるが故に淀殿の裏を見れないし、大局も見れていない。家康を滅ぼしたとしても、次の家康が、それも一人じゃなく大量に出てくる可能性すらある。毛利だって宇喜田だって家康の地位を狙っているに過ぎない。ただ、家康という頭の上の重しを取り除くことにおいてのみ一致しているだけだ。本当に豊臣の世を続けられると思っていたのだろうか。伏見城での鳥居元忠との別れのシーンが丁寧に描かれていたのは良かった。

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63 | | 2023-05-22 12:29:18

人は危険や窮地に追い込まれるほど、生存本能が高まって、繁殖行動をとりやすくなると言われているけど、信玄に破れた家康もそういうことだったと解釈してあげることにしましょう。お万の子は後の結城秀康となるわけですが、家康の子としてはなかなか認められなかったけれど、築山殿と信康の死後も優れた将として父親家康の助けになったことを思うと、なかなか複雑ですね。それにしてもお万のあざとさはなかなかのものでした。ウブな男などあっさり落ちますね。

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37 | | 2023-03-20 17:48:51

何かと伝説の多い椿姫こと田鶴の方ですが、従兄である今川氏真への思慕の念と、今川で幸せだった頃への回帰が勝ったように描かれていました。でもそれなら結局は旦那である飯尾連龍を告発して死に追いやり、その家臣たちを無駄な死に戦に巻き込んだわけで、平和のためとかいう口上は余計でした。であれば田鶴の母は今川氏親の娘だし、兄は家康に討たれた鵜殿長照なので、どうせ大きくフィクション化するつもりなら、もっと今川の最期を飾る烈女として描くべきだったと思います。何にしても武田信玄にびびったくせに強がったり、田鶴の方との中途半端な戦い方など、この家康はアムロ・レイかと茶化すしかないほどひどい。回が進むごとに多少はましになるのかと思いきや、むしろひどくなっている。

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134 | | 2023-10-08 15:56:12

北条征伐まで瀬名絡めてきて、さすがにもういいのでは?関東で自分たちの領土の中で平和に…なんてことではなかったはずだし、長く籠城した理由としては違和感しかない。自分たちの覇権の下での平和なら望んでいたかもしれないけれど、領土拡大の欲求は当然あっただろうし。三成が言った言葉にも違和感。秀吉が間違ったことしたら止めるとか、そんな力あったとは思えないし。家康を関東に移封したのは家康の力をそぐためなのはそうだろう。三河家臣団がそれぞれ城持ち大名になることで連携が薄くなるとはあまり思えないけれど、それでも綿密さはなくなるのかな。当時、江戸はひどい湿地帯だったと聞くし、まだまだ先は長そうだけど最後までたどり着けるのだろうか。

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64 | | 2023-05-22 20:26:50

お万は最初から家康狙っている風でしたね。お子ちゃまな家康など瀬名がいうようにひとたまりもない。瀬名が怒っていると察するや、自分を縛り上げてもらって一芝居。すごいとしか言いようがない。ただ普通に命のやり取りがあった時代。女もきっと強かだっただろうなとは思うけれど、さすがに正妻のあずかり知らぬところだとまずかっただろう。周りの反応がコメディ風ではあったけれどそのまずさを物語っている。お万が女が政をというようなことを言っていたが、伏線だとしてもさすがにあれは取ってつけた感じがする。

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56 | 2023-05-13 13:17:20

三方原の戦いをもっと細かく描いてほしかった、全体を通していろいろ違和感を感じる。
これは脚本が悪い。

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9 | | 2023-01-29 12:51:03

あの時代の妻子の扱いは描かれているものとは少し違う気がする。庶民は別かもしれないけれど、政略結婚も多く、離縁も再婚も状況が変わるたびに起こり得た。だから、今川方の駿府に置いてきた妻子にこだわり判断を拒む元康には少々疑問が残る。瀬名と共に残る女性たちも誰かの妻であったりするのだから、そこまで元康が妻子にこだわるのが普通ならば、当然他の女性の夫である人物もある程度今川方に残ることを選択するだろうと思うから。なのにそうではないのは元康がメジャーな考えではなかったと表現したいのかな。駿府の女性陣に危機感がないのも不思議だ。義元を討った織田方との最前線に残された元康たちを心配するでもなく、もうすぐ帰ってくると楽観している。そんなに情勢に疎くて生き残れるだろうか。於大の方が出てきて、元康と涙の対面の延長線上で織田方へ寝返ることをささやく。いかにも戦乱を生き抜く女性だ。ああでないとやっぱり生き残れないだろうなとつくづく思った。

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150 | | 2023-11-11 23:57:43

戦乱の世で一歩間違えれば死という状況の中で生きていればずっと死に方というものを考えていたでしょう。いづれ死ぬのであれば主の役に立て、愛する人と息絶えるのであれば最高かと思います。おまえ様が生きるのであれば一緒に生きる、死に場所を得て嬉しいなど、千代の愛情がとてもよく伝わりました。2人が後の泰平の世にいないのがとても残念です。そんな中真田の生き方も丁寧に描かれました。ただあの時代に祖父をじいじと呼ぶ習慣があったのか、あの一言で現代に戻ってしまったようで残念でした。

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27 | | 2023-02-27 11:55:59

まるで三河の国主であるような言い分ですが、この時点での家康は三河の一小領主に過ぎず、三河は彼の国ではない。今川による三河への影響力が弱まり、誰が三河を手にするのか小領主たちのせめぎ合いが始まり、それぞれの家は存続や繁栄を視野に、誰と組み、誰と敵対するのか考えていた。だから家康が一向宗と敵対するのを決めた結果、信仰の問題だけでなく一大勢力としての一向宗に味方する者は当然出てくる。なので裏切ったというより、そもそも完全に掌握しきれていない将兵たちが、各々の状況に応じて離合集散しただけのこと。家康もこれほど離反されるとは思っていなかったでしょうが、少なからず背を向けられることはわかったいた筈です。ただそれが予想以上だった。したがってこのドラマのただ狼狽して、甲高い声で叫び、唯一の理解者として奥さんだけを守ろうとするだけの家康は、本物のうつけだし、たわけですね。誰もこんな奴についていきませんよ。

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135 | | 2023-10-10 19:18:37

どうやら淀殿悪女説を取ったようです。その前にまず秀吉の朝鮮出兵ですが、野望うんぬんよりも単純に戦争がなくなり、奪える土地が無くなったということは、誰かに褒美を与えるための土地も無くなったということであり、それが理由として大きかったのだろうと思います。まだ褒美イコール領地の時代ですしね。そして淀殿ですが、彼女の目的が復讐なのかどうかはわかりませんが、個人的にはまるで水商売のようなあざとさよりも、戦国の世で培われたしたたかさが欲しかった。

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50 | | 2023-04-25 15:12:47

今までが軽く流れてきてしまったから、重臣たちのいう「元のグッチャグチャの状態」というのが本当に生き抜くことが難しく戻りたくないものだと実感がわかない。それにたくさんの家臣を抱える身でありながら「好き」というだけで浅井へ寝返ろうとするのもどうかと。お市の方との関係から攻めたくなかったくらいの話ならわかるのだけれど。金ヶ崎から命からがら逃げてきて、浅井につく選択肢なんて本当にあっただろうか。それにしても前回の阿月の感動回の内容を無視したもったいないくらいの残念な回だと思う。

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58 | | 2023-05-15 10:59:43

本多と夏目、それぞれの戦いは見ごたえがあったと思います。ただ誰かの死だけがドラマチックなるというのは、いいとは思えませんが。個人的に気になったのは、三方ヶ原の戦いといえば、家康が大の方を漏らしたという逸話や、不本意な自分の姿を絵に描かせたとか、エピソードが残されています。こういうヘタレキャラの家康だからこそ、そういう情けない話をもっと有効に織り込んだ方がよかった気がします。生かされたという感想は良いのですが、同時に武将として感じるものがあった戦いだっただろうと思います。信玄撤退の前に、そこをもう少し深堀して欲しかった。

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136 | | 2023-10-11 10:48:39

秀吉の孤独が表現されていましたが、今のようにみんなが平等に同じ倫理観や知識をもった教科書があったわけではない時代では親ガチャが全てだったでしょう。世襲制で家来のみんなが子供の頃から盛り立てて守ってくれる。三人寄れば文殊の知恵ではないけれど家康などは家臣に救われた場面も多い。それを考えると自分の才覚だけでそこまで上り詰めた秀吉はすごいのでは?と思えてくる。それにしても茶々の悪女っぷりはすごい。母に似た美貌を最大限に利用して上り詰める。それも野望だから誰も悪くないと思うけどね。

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38 | | 2023-03-24 23:28:00

烈女と言われる田鶴さんの一生は終わってしまいました。攻め込まれたわけでもないのに戦を起こし徳川を滅ぼそうとする田鶴さんは領民を守るためというより私念で動いている気がしてしまった。田鶴さんには民を動かしてもやらなきゃ収まらないことだったのかもしれないけど、そこに巻き込まれて死んだものは浮かばれない。そして今度は武田信玄の登場となりました。逃げてばかりの家康も後には引けない状況がおかしかったです。それにしてもいつになったら魅力的な殿様になるのだろう。脱落してしまいそうだ。

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86 | | 2023-07-07 12:49:27

こんなだったらいいなって想いを全部瀬名に反映させて美化に美化を重ねたように見えて白けてしまう。どんな動きをするかって連日見張られていてもおかしくないのに、どんどん動き回る家康が意味不明。どうしても死に追いやらなきゃいけないとして、家康の目の前で死ぬのと会いに行けない環境でそれぞれを思いながら死ぬのとでは全然違う。なんでも明らかになる方が見やすいとは思ってほしくない。唯一良かったのは女大鼠くらいかな。余白って大事だと思う。

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167 | | 独眼竜 | 2023-12-18 23:22:32

豊臣秀頼と淀殿が自刃した場所は天守ではない。山里丸跡に、この付近豊臣秀頼・淀殿自刃の地という石碑が立っている。
秀頼のメイクは病人にみえる。
淀殿の「これから日ノ本はつまらない国に・・」云々、現代社会の不満に思っていることを脚本にとり入れても、時代が違うんだから違和感が強いし、どうせなら台詞なしの方がよかったのでは・・。

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39 | | 2023-03-27 17:38:16

そんなに今川のことを思うのならば、裏切らなければ良かったわけで、裏切っておいて平伏なんて見苦しいし、むしろ相手をバカにしているようにさえ見える。しかも裏切った理由が、やむを得ないものならともかく、いろいろ外堀を埋められたとはいえ決定打は信長が怖いからというのでは、お粗末すぎる。この設定でやるなら、もっと切実な理由で家康が選択を迫られないと、後悔を抱えながらも成長していく姿というより、その場しのぎばかりで大して成長していないようにしか見えない。だから今川義元が息子より、家康の将器を理解していたという設定に説得力がない。

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137 | | 2023-10-12 18:12:09

朝鮮出兵もあっさり終わっちゃった。見どころは茶々が家康口説く場面なのかな。武将の一生をやっているはずなのに、話の重心がずれているというか。あれだけ家康を恨みながら秀吉に投降したのに、涙流しながら父と慕っても…というのは空恐ろしい。実際にあんなこと言われても警戒されるだけじゃないのかと思うのだけれど、そこはとびきりの美人だと違うのか。人たらしと言われた秀吉を手玉に取る上級の人たらしが茶々だったということか。悲惨だったという朝鮮出兵をもう少し取り上げて欲しかったかな~

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41 | | 2023-03-31 16:40:21

回想する形で義元と氏真、家康との関係が描かれて、関係性がよくわかる作りになっていて良かったと思う。家康には天賦の才があるということなのだけれど、残念ながらまだ感じられない。ここまでは小心者というよりわがままの方が際立っているし、特に人として魅力的とも感じないから、ついていく家臣たちを理解できないと思っていた。それにしても、あの状態で氏真が生きるすべがあったとは驚いた。氏真が長命だったことは知っていたから、一騎打ちっぽくなった時には史実が変わるのかと思ったくらいだ。やっと家康が腹をくくったのか堂々とした立ち振る舞いになってきたので、もう少し見ようかな。

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18 | 2023-02-12 18:29:00

CG多様により大河ドラマならではの迫力が欠けてしまっている。若者うけを狙ったのだろうが若者は大河を見ない。歴史を知らない人は家康やこの時代を誤解してしまう。もっと忠実にそして迫力ある大河が見たかった。前回の鎌倉殿が良かっただけに残念。

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55 | | 2023-05-08 11:55:26

三方ヶ原の戦いは家康の生涯において、もっとも危機的な状況でした。だからこそ築山殿とのシーンでは、武将としての生き方を選択する家康と、穏やかな生活を求める築山殿とに微妙な距離感が生まれ、後の悲劇を暗示させる演出や演技がもっとはっきりとあっても良かったと思います。また気になるのは素通りした信玄を追撃するか、見送るか、「どうする?」というこのドラマのテーマとなる問いが強調されましたが、状況からして追撃の一手しかありません。そうしなければ家康は統治者として失墜し、遠江どころか三河も失います。勝機があるかないかではなく戦わなければ、何もせずにすべてが失われる。だから「どうする?」と考える選択肢はなかった筈です。現代人的な思考すぎるかな。

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13 | | 2023-02-04 21:28:48

早くも信長、秀吉、家康が揃いました。秀吉の卑屈さは想像の上を行きましたが、あの頃生まれたところが全ての世の中ではあのくらいでなければ登ってはいけなかったのかなと思いました。一方今川方にいる瀬名の運命はなかなかしんどいですね。殺されてしまうかもしれないと思えば寝屋にお守りを持って行くのも分からなくはないけれど、わざわざ家康にもらったものを持っていかなくてもいいのにとドキドキしてしまった。氏真、そりゃ怒るよね。

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91 | | 2023-07-12 12:53:19

腹の底が見えなくなったと言われた家康、嬉々としてえびすくいを踊る姿は今までのオドオドした感じは全くなくこれぞアイドル嵐の登場に見えてしまった。そうなるとそれを見るのは先輩のV6、なんだか複雑だ。すぐにそういう見方ができてしまうからジャニーズの多様は厄介だ。さてさて家康の変貌ですが、大きな悲しみがありそれに関わっている人たちとこれからもうまくやっていかなきゃいけないとなると仮面の一つや二つ被らないと正気ではいられないでしょう。そこはすんなり理解できました。

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119 | | 2023-08-27 01:16:21

ようやく家康がしっかりしてきましたね。秀吉が言っていたように信長がこき使ってあちこち戦いに行かせていたのが良かったのでしょう。家臣たちもどんどん育ってきて頼もしい限りです。正信と直政が言っていた通り家臣を見捨てずにいてくれているのはそういうことが好きじゃないということもありますが、信頼するという大きな心を見せることで家臣も信頼して役に立とうという気持ちが芽生えるからなんでしょうかね。それにしても直政の顔が綺麗とのくだりはまたBL臭がしてきます。それはもう飽きました。

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20 | | 2023-02-13 22:40:44

戦場は命のやり取りの場であるのにまるでゲームか何かのようで。忍者たちが城をおとすからといって、どうしてあのような軽々しい音をつけたりできるのだろうか。狼の遠吠えもどきですっかり興が冷めてしまった。巴が氏真の気性を諭し、瀬名に女の生き方を説いたところや、元康が少しずつ成長している様子や細かく仕込まれたクセなど一人一人はそれなりなだけに全体がこれなのは残念だ。

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31 | | 2023-03-06 11:47:53

これでは信長が怖いから言いなりになって、一向宗との和議を反故にすることになり、属国の原理です。それでよくもまあ領主などと偉そうに名乗れるものだと思います。また自分が間違えたと言いながら、正信の献策を受け入れ、したたかに一向宗を潰すあたりは、どう綺麗に描こうとしても悪辣です。でもそれが史実である以上、家康とは喰えない人物だったということです。厭離穢土欣求浄土の解釈も仏教では、そもそも現世は汚れた穢土であって、別に戦乱の世だから穢土だというわけではありません。千代が武田の歩き巫女だったというのは面白いですが、それよりも根幹となる家康像に首を傾げます。

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65 | | 2023-05-29 11:00:13

武田勝頼は信玄の後継ということや、武田滅亡の将ということもあり、一般的にマイナスな評価が強いですけど、実はそれなりに優れた将だったという評価もあり、そこは専門家の間でも両論があります。このドラマでは信玄に劣らない武将と設定したようです。また大岡のクーデターですが、どうやら「三河物語」を底本としながら、築山殿は武田に内通してはいなかったという流れにしたのだと思います。まあ実際に不和だった徳姫が、武田の歩き巫女との接触をどう捉えるか、というところなのでしょう。いずれにせよ、この接触が築山殿と信康の死に影響するのかな。

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60 | | 2023-05-20 12:27:06

夏目の件を見て、人は名前を覚えられることや呼ばれることに喜びを感じるものだなと思った。思ったよりすごく大事なことなんだなと。家康は幼かったのもあるけれど、その時の出来事がショックだったこともあり忘れてしまっていたのかもしれない。その事件で夏目も死罪でもおかしくなかったところを生かされ、今度の戦で殿のために命を賭けることができた。最後の最後で自分を思い出してもらえて、自分の命をかけて殿を救えて言い方は変だけどいい死に方をしたのだと思う。

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52 | | 2023-04-30 20:51:53

家康は家臣に恵まれたね。軍議が最高でした。まぁ死ぬ気で戦って奪った領地を戦いもせずおいそれともらってもらい媚びへつらって家臣の家臣になるのも武士としたら死んだも同然になるから戦うしか道はないのだろう。だけど民の気持ちはどうなのだろう。誰と誰が戦って、誰が領主になってもそれほど劇的に幸せにはならないだろう。それなのに軽々しく命だけは取られていく。戦うぞ!と声をあげる影でそんな意識もないのに死んでいく民を思うとため息が出る。

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15 | | 2023-02-06 11:41:41

ここであえて服部半蔵を登場させたのは、後の伊賀越えへの布石なのでしょうね。これまでと同じく通説と俗説を適当につまんだストーリーは、変わることなく極めてマンガ的です。とにかくマンガ路線のシナリオで突っ走るつもりなのでしょう。しかしドラマとしては、これまでの回よりは落ち着いていました。それは皮肉なもので、家康の出番が少なく、甲高い声で大騒ぎする場面が少なかったせいだと思います。またなぜこの場面で家康は皆の止める本多正信を使ったのか、単に窮鼠猫を噛む気持ちにすぎなかったのか、そこが描かれていないので説得力に欠けました。

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159 | | 2023-12-02 00:32:11

秀頼はなんとも喰えない男に成長したね。秀吉が存命ならもしかしたら豊臣が栄えちゃったかもしれないと思わせる頭のキレがある。対して秀忠は凡庸で頼りない。だからこの秀頼を脅威と感じて大阪の陣へと流れるのはアリだと思った。鐘の件は豊臣がわざとやった感じなんだね。でもそれでは飛んで火に入る夏の虫。茶々は徳川に本気で勝てると思っていたのかね。そこら辺の爪の甘さは女だからなのか?美しく成長した千姫が悲劇の姫になる日が近くて不憫だ。

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16 | | 2023-02-06 19:34:41

嫌われ者の正信が描かれている間はコミカルで楽しい描写でしたが、半蔵とその一派は命がとても軽かったことを再確認させられる胸詰まる内容でした。半端に軽く描いている場面が多いだけに、忌み嫌っている忍者に命を守られ、生き延び苦悩する半蔵が重々しく異質に感じられました。今川に最後まで執着していた巴様が田鶴に話してしまったのですね。対象者が多ければ密は綻びを生じやすくなります。そもそもここで成功しないことはわかっていましたが、半蔵と忍者の関係や正信と周りの関係などを恐ろしいエピソード作って上手く説明したなと感じました。

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5 | | 2023-01-20 12:40:07

あの1市民であった渋沢栄一だって子供の頃から父や母に人間としての生き方を教わり人のために何をするか考えてきたのに、今の家康ときたら自分のことばっかりで呆れてしまう。こんな情けない人物だったのかとがっかり。ただ子供への言葉がけって大事だなってところだけは学んだ。卯年に生まれたとしてもそれを隠して、虎年の虎の日虎の刻に生まれた強い子と言われて育ったからこそ出た力。それを卯年に一年かけてやるなんて粋だね。お寺で知った言葉を大事にこの世を極楽浄土にするまで頑張ってほしいもんだ。

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139 | | 2023-10-19 00:45:17

最後の最後秀頼の父親が判明か?!!と思ったら私の子って‥。直前でひよったのか?と思ってしまった。そして血を吐きながら苦しむ太閤を氷のような表情で見ながら、死んだら死んだで抱きついて泣いちゃうところ。茶々として今までどんな思いでどんなふうに生きてきたのだろうと思わずにはいられなかった。また酒井忠次の最期も見事。最後まで殿の役に立つことが使命で、また喜びだと思っていたのだろう。それに寄り添う妻も素敵だった。そして家康‥なにしてた??

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165 | | 2023-12-16 15:35:50

これはドラマだしいいんだろうけど秀頼のメイクが濃すぎて歌舞伎かなにかを見ている気分。六文銭持った真田なんてもはやアニメのキャラみたいだったもんね。薄暗い中ではあれくらいしないと役者さんの表情が見えないのかもしれないけどなんかすごいよね。そんな中でも茶々の揺れ動く気持ちだけはすごく伝わった。秀頼の戦への決意を聞き裏の大人たちが涙する、この瞬間に運命を共にすることを決意したかのようでとても切ない。ただこの子をモンスターにしたのは茶々。2人が一緒に死ぬ運命が自然に描かれていたのがよかった。

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49 | | 2023-04-24 11:07:23

合戦での裏切りということでは、後々に関ケ原の合戦で小早川秀秋が裏切る場面に生かすためのフリなのかもしれませんが、家康がここで信長を裏切れば、自分に危機を伝えてくれたお市の方や、そのために亡くなった阿月に対して申し訳が立たず、それこそ義を欠く。またそれならば浅井長政の裏切りをあそこまで信長に進言する必要もなかった。黙っていれば長政が信長を討ち、自分は適当に戦って和睦すればいい。とにかくこの家康は一貫性がなく、いくら家臣に支えられているとはいえ、無能すぎる。この時代、無能な主君は討たれるから「下剋上」なのに。首を傾げることばかり。

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140 | | 2023-10-21 16:01:11

秀吉が豊臣の世が一代限りだと思っていたというのは少し意外というか、いろんな意味で面白い解釈だと思う。秀吉亡き後はねねさんの影が薄いイメージなのも秀吉の思いを知っていたからと言えそうだし。先週の予告で秀頼の出自に関する茶々の発言が出てたからアレ?って思っていたけれど、やっぱり父親はわかってないし創作とはいえ無理だよね。三成がこういう政治をしたい云々言っていたけれど、どれだけ秀吉の信頼厚くても政治をする側には思えないのだけれど。いろいろ引っかかって話が入ってきにくいな。

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161 | | 2023-12-04 19:47:06

秀忠には弱いままで居て欲しい、戦の仕方など知らなくても良いというのは家康の大きな親心なのだろう。それに、この戦が終われば平和の中の政治というものが必要となる。それは今までの世の中の仕組みとはまるっきり違うはずで。だからこそ弱いことを認められるままの秀忠で居て欲しいのだろう。それに、どちらに転んでも恨まれる戦になるのは確かで。それは太閤びいきの世間的からも千姫からもである。だからこそ、秀忠を矢面に立たせるわけにはいかなかったという判断はなるほどと思わせる。茶々が千姫を守るというのは驚いた。たしかに憎い家康の孫ではあるけれど、自分の姪でもある。こんな描写があってもいいかもなとは思った。ただ、結構主要人物が出てきていない気がするのだけれど、今後の交渉の場面とかナレだけで済ますつもりだろうか。

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149 | | 2023-11-11 15:07:53

伏見城の鳥居元忠の最後はさすがに良く描かれていたな。千代が生き残るかと思っていたけれど、死に場所を求めていたと武将のような心構え。ある意味この二人は似ていたのかなと思ったりした。伏見城が落ちてからの家康の行動は、今までとは描かれ方が違っていたけれど、実際に調略合戦でもあっただろうから、文を書き続けなければいけなかっただろう。沼田城のやり取りは必要だったかな?好きな人が多そうなエピソードだとは思うけれど、ちょっと取ってつけたような感じを受けた。関ヶ原の大戦を前に遅れること確定した秀忠軍の中で、正信が「仕方ない」と平然としているのが今回の正信らしくて少し面白い。

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21 | | 2023-02-18 12:53:26

まぁ歴史に詳しいわけでもないのでサラッと見てはいるが、今のところこれと言って面白いところもない。家康がしたことといえばみんなに鼻つまみものにされていた本多正信を信じ忍びのものたちに大きな役割を持たせたくらいかと。臆病者で正々堂々では勝てないと思ったからだろうか。この青年がゆくゆく天下を取るなんて想像できないところが面白いのだろうか?ただこの青年、志というか自分の軸となるような核の部分を持っていないように思える。ただ右往左往してラッキーで勝ち進めるのは見たくない。

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26 | | 2023-02-27 10:59:07

「一向宗についた軍師の正体にネット騒然」という記事が出ていた。大河を見る層にとっては常識的な史実だから騒ぐはずがない。記事が本当なら、従来の視聴者層が離れて、歴史を知らない層しか見ていないということだよね。先が長くない高齢者より若い世代を取り込みたいのは理解できるが、実際は年代を問わず教養ある層が離れて、今年しか大河を見ないジャニファンが残ってるだけでは?

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10 | | 2023-01-29 21:36:06

ずいぶんと柔らかくは描かれているけれど、いよいよ血生臭い感じになってきた。実際、大国の間に挟まれた三河はたくさんの犠牲を払っていたし、どちらの大国についても反対側への最前線になり、命を削られる。それが嫌だとどちらにもつかなければ挟まれて消える運命。いよいよ覚悟を決めて織田方として今川と戦うことにした。その覚悟を決めさせたのは氏真の文であり、血文字であり、首の落とされたうさぎだ。氏真としては脅して今川方に戻すことを狙ったのだろうけれど、そこは道化を演じていた元康の芯の部分と、信長のオーラともいうべきカリスマ性を見誤ったということだろう。

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12 | | もゆ | 2023-01-31 07:19:06

誰がターゲットなのか。歴史的に誤りばかりで子供や知識のない人には誤解を与えるから見せたくないし、登場人物を絞っている割に構成が悪いので知識がないとわかりにくい。歴史好きからしたらゲームや漫画、娯楽映画ならファンタジーと思って楽しむが、今さら三英傑など目新しくないし大河枠に期待することではない。大河なら渋沢栄一や鎌倉時代のように他で扱われない題材を取りあげるか、三英傑なら最新の研究成果を反映し、今までの娯楽作品の誤ったイメージを払拭してほしい。間違いだらけの作品は教育に良くないだけでなく、エンタメとしても楽しめず面白くないことを理解してほしい。

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6 | | 2023-01-22 14:32:54

前回の終わりのせいで信長がどう描かれるのか少し不安もあったのだけれど、今までと大筋では変わらず家康に生き抜く力を与えた感じになっている。ちょっとキャッチーなセリフが多いけれど、アニメ的というか平面的な表現が多いのでその延長線上にあるのかなと感じた。こういう演出方法もあるのだろうけれど、せっかく豪華な役者陣やセットが用意できる大河なのだから、長年の大河ドラマファンとしてはもう少し生々しい感じが良かったな。ただ、まだ家臣たちがバラバラな感じはある意味リアルな表現なのかもとは思った。

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22 | | 2023-02-20 11:23:10

古くから大きな寺社はアジール、つまり自由領域として認められていて、その領域のものは保護されてきたし、僧兵だけでなく、兵農が分離されていない時代なので信者たちや逃げ込んだ犯罪者なども兵力として動員できました。なので寺社は領主や時の権力者の多くが不入を認めたのです。寺社はそれを利用して金貸しをしたり、造り酒屋を作ったり、さまざまな利権に手を拡げました。織田信長は楽市楽座発展の邪魔になるので寺社勢力を弾圧したという面があるわけです。つまりこの家康の一向宗弾圧も信仰問題ではなく、経済問題が背景にあります。和睦と調略で一向宗を追い出す家康ですが、土地を含め、経済利権を獲得したからこそ、一揆の際に離反した武将の多くが帰参したのです。その経済戦争の面をもっと強く打ち出せば、もっと面白かったのになと思います。ただ寺の中の雰囲気や空誓の佇まいはよかったと思います。

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168 | | 2023-12-19 12:01:11

先に亡くなった愛すべき人たちが、最後の時に迎えに来るのはありがちな設定だけれど、ずっとあそこから見守っていたということを言いたかったのかもしれないが、せまい扉の中から出てくるとかもちょっと興ざめだった。回想チックな鯉のくだりも家臣団との関係を描いているのだろうけれど今更くどいし蛇足だと思う。あんなに長々とやらなくても良いと思う。家康にとって、信康の婚姻の時が一番幸せだったと言いたいのかもしれないが、その場には一番最後の南無阿弥陀仏と書き続けなければいけないほど苦しかった時間を支えた人たちが誰もいない。最後の最後、覚悟を持って命を下した秀忠や、誰も寄り付かなくなった家康の世話をしていた阿茶局などの立つ瀬がない気がする。後半に向けて良くなっていただけにガッカリしてしまった。

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